南房総エリア
2017-04-12 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

日本には「三寒四温」「寒の戻り」「花冷え」等、冬から春を迎えるに辺り、陽気が激しく変化する様を表す言葉が有りますが、今シーズン程それを強く意識させられた年は有りませんね・・・。
昨日(4/11)は、南岸低気圧の接近に伴い、激しい雨と風に見舞われ真冬に戻ったかの様な寒さでしたが、今朝(4/12)は、朝から晴れ渡り「いよいよ春到来!?」、いずれにしても、確実に春に向かっている「南房総エリア」ですが、大雨やビッグスエルで地形に変化が有ったのか?
早速今週も「地形レポート(4/11火曜日チェック)」お届けしたいと思います。
いつも通り『千倉』から。
まずは監視所側、春先特有の「良い地形」はキープされています。
しかも先週(4/3週)は、ほぼ一週間に渡り南西のオフショアが続いた事で、

・4月11日(火)、ハイタイド約2時間後の監視所側。

そして教習所側。
こちらは、今迄インサイドからミドル手前が深目でしたが、徐々に砂が付き出して来た様です。
こちらの地形が上向いてくれると、監視所側と分散して混雑の緩和になるので、期待したいところです。
・4月11日(火)、ハイタイド約2時間後の教習所側。

次はお隣『千歳』。
こちらは引き続きインサイド~ミドル手前が、深目の地形のままですねえ・・・。
なので、潮が多くサイズが腹以下ですと、ブレークしづらくダラダラ気味のコンディションとなってしまいます。
残念ながら、3ピーク共その傾向が強いですねえ・・・。
・4月11日(火)、ハイタイド約2時間10分後の正面。



写真は以前(3/14)のものですが、

そして和田方面『花籠』。
インサイド寄りは砂が付き、浅目の地形になっていますが、この写真を観ると分かる様に、そこからこのブレークポイント迄の間がかなり深そうで、ウネリに戻ってしまいます。
それでも、ある程度サイズが有れば、ファーストブレークで1アクションは入れられそうな地形を、ギリギリながらもキープしている様です・・・。
・4月11日(火)、ハイタイド約2時間20分後の正面。

右寄りは、正面程深くは無さそうですので、潮の少ない時間帯を中心に楽しめる様です。
・4月11日(火)、ハイタイド約2時間20分後の右寄り。

続いて『大原駐車場前』。
こちらは、花籠正面とほぼ同じ様な状況で、インサイドは浅いのですが、その先がかなり深目の様でした。
それでもアウト寄りにバンクが有る様で、1アクションは入れられそうでした。
・4月11日(火)、ハイタイド約2時間30分後の大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
ここ数日何度か雨が降り土砂が流れ出したせいか、以前よりは、手前寄りに砂が付いた様に見えました。
・4月11日(火)、ハイタイド約2時間40分後の河口寄り。

そしてS&S寄り。
こちらも河口寄り同様、若干インサイド寄りに、砂が付いた様に感じられましたが、残念ながらミドル近辺は深目のままでした。
・4月11日(火)、ハイタイド約2時間40分後のS&S寄り。

以上が、今週(4/11チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
下がってはいない様ですが、外気が暖かい日等は入りたてに冷たく感じます。
しかし、時間が経てば慣れてしまうので、ほとんどの方がノーブーツですが、「セミドライ」に加えて、一応念の為「ブーツ」をお持ちになる事をお勧めします。
今回は以上となります。
それでは、また来週(水or木)にお届け致します。
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