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今年のバリ島・クラマスを制したのは?

2017-04-15 更新
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今年もJPSA開幕戦はバリ島のクラマスで開催。
一足先に終了したロングボードは18歳の塚本将也、産休、育児休暇から久々に復帰した植村未来が優勝。
ショートボードはハイスコアが量産された激しい戦いの末、佐藤魁(写真最上部・下)がJPSA初優勝!
女子は昨年のグランドチャンピオン、川合美乃里が安定したライディングで勝利をおさめていました。

現地時間4月14日に終了した『ガルーダ・インドネシア 旅工房ムラサキプロ supported by 東京横丁六本木』
グランドチャンピオンの加藤嵐はSFで敗退。

ファイナリストは新旧混ざり、佐藤魁の他、バリ島在住の和井田理央、2010年のグランドチャンピオン、大澤伸幸。
2011年のグランドチャンピオン、田中英義の4名。
和井田理央、大澤伸幸は昨年もファイナリスト、田中英義もクラマスではファイナルの常連。

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序盤は大澤伸幸がバレルライド、マニューバーでスコアを伸ばして主導権を握っていましたが、中盤にファイナリストでは唯一のグーフィーフッター、佐藤魁がバックサイドのグラブレールでバレルをメイク。抜けてからのリップも角度があり、このライディングに10ポイントがコール。
更にもう一本、バレルライドを決めてトータル19.25。
田中英義もバレルで10ポイントをマークして追い上げますが、大澤伸幸に対してインターフェアを犯してしまい、万事休す...。
佐藤魁が念願の初優勝を決めました。

人気ドラマ『テラスハウス』のメンバーに抜擢され、現在はロケ地であるハワイをベースに活動している佐藤魁。
大原洋人、村上舜、稲葉玲央などの同世代の選手がコンペティションの世界で活躍する中、結果を残せなかっただけに本当に嬉しい優勝だったようです。

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女子は川合美乃里(写真上)を含め、ファイナリストは全て10代の選手。
昨年、タイトルレースに絡んで2位に入った西元萌エミリを始め、脇田貴之の娘、脇田紗良。
昨年の田原で13歳にして10ポイントをマークして注目を浴びていた松田詩野。
脇田紗良、松田詩野はまだ14歳。

他の選手が苦戦する中、川合美乃里はフロントサイドでマニューバー、フィニッシュまでメイク。序盤に8.00、9.00とハイスコアを揃え、トータル17.00で圧勝。
コーチである田中樹からのアドバイスも大きな助けになったようです。

昨年、15歳でグランドチャンピオンを獲得した川合美乃里はまだ16歳。
幸先良いシーズンスタートとなり、今年もタイトル候補の筆頭と言えるでしょう。

JPSAショートボードシリーズ、次の第2戦は6月23日〜25日に伊豆で開催される『伊豆下田CHAMPION PRO
Presented by LesPros entertainment』

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JPSAショートボード第1戦
『ガルーダ・インドネシア 旅工房ムラサキプロ』結果
1位 佐藤魁
2位 和井田理央
3位 大澤伸幸
4位 田中英義

女子
1位 川合美乃里
2位 西元萌エミリ
3位 脇田紗良
4位 松田詩野

JPSA公式サイト

photo: 日本プロサーフィン連盟(JPSA)

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