部原・オバチャン下 波情報

UPDATE 04/10

皆さん、こんにちは！
波情報BCM「プロサーファー週間地形レポート」南房総エリア担当の鈴木国雄です。


当レポートの冒頭の話題として、どうしても天気に関する事が多くなりがちですが、それにしても春先とはいえ中々天気が安定しません。今回の取材時も南岸低気圧の接近に伴い、激しい雨に見舞われましたが、その雨により河口周辺のポイントに良い影響が有ったのかどうか気になるところです・・・。

という事で、「地形レポート(4/9火曜日チェック)」を、お届けしたいと思います。

千倉

それではいつも通り千倉から。
まずは監視所側。
地形が回復してからおよそ2ヶ月が経ちましたが、今のところまだその地形はキープされている様です。以前も述べましたが、コロコロ変わり易いのが千倉の特徴でも有るので、少しでも長く続いて欲しいものです・・・。・4月9日(火)、ハイタイド約3時間後の(＋70cm前後)の監視所側。
最近は更に浅目になった様で、お勧めの潮回りはサイズにもよりますが、+100cm前後となる様です。
そして教習所側。
こちらは監視所側に比べてインサイド〜ミドル迄が若干深目ですので、潮の少な目な時間帯がお勧めとなります。・4月9日(火)、ハイタイド約3時間後の教習所側。

千歳

次はお隣千歳。
今回のチェツク時は、まだ潮も多目でサイズもそこ迄有りませんでしたが、ミドルでの反応が有りました。ただし、ファーストブレークの後ウネリに戻りがちでしたので、この辺りはまだまだ深目の様でした。・４月9日(火) 、ハイタイド約3時間10分後の正面。
こちらは右寄りですが、写真⬇の様なレフトがブレークしていました！・4月9日(火)、ハイタイド約3時間10分後の右寄り。
このまま地形が上向いて欲しいところです。
お勧めの潮回りはロータイド前後となる様です。

花籠

そして和田方面花籠。・4月9日(火)、河口は本来の位置に注ぎ、周辺の砂は流れ出ていました。
地形が悪化してからミドルでの反応は、ほとんど有りませんでしたが、今回のチェツク時は、ミドルでのブレークは厚目ながら乗れそうでした。ただし、その後が深目の様でウネリに戻ってしまう波ばかりでした・・・。・4月9日(火)、ハイタイド約3時間20分後の花籠正面。
お勧めの潮回りは、ロータイド前後となる様です。

大原駐車場前

続いて大原駐車場前。
久し振りにミドルでのブレークを観た気がします。ファーストブレークで、十分アクションを入れながら乗れそうな波でした！ただし、こちらもその後が深目の様でウネリに戻り、スープもインサイド迄は続きませんでした。ミドルに砂が付いただけでも、最悪の状態は脱した様です・・・。・4月9日(火)、ハイタイド約3時間30分後の大原駐車場正面。
⬆インサイドが、かなり浅目なのが伺えます。

白渚

そして最後に白渚。
まずは河口寄り。
こちらもインサイドはかなり浅目ですが、その後がミドルにかけて深目のままの様でした。今回のチェツク時も雨の中でしたが、河口から土砂が流れて砂が付く事を期待したいところです。・4月9日(火)、ハイタイド約3時間40分後の河口寄り。
そしてS&S寄り。
こちらはミドルでのブレークは有りましたが、厚目でその後ウネリに戻ってしまう波がほとんどでした。引き続き、インサイドは浅くその後深目で、又浅目になる「凸凹」な地形となっている様です。・4月9日(火)、ハイタイド約3時間40分後のS&S寄り。
両ピーク共、お勧めの潮回りはロータイド前後となる様です。

白渚へ訪れる方へのお願い

1,国道128号へ停車しての波チェックはご遠慮下さい。(交通量も多く渋滞・事故等の誘発に繋がります)

2,線路脇の裏通りへの路上駐車は絶対にお止め下さい。
　近隣の住民からの苦情が殺到してパトカーも出動している状況です。
　尚、白渚だけに限らず何処のポイントにも共通してますが、陸でも海でも「ルール＆マナー」を遵守してお楽しみ下さい。

以上が、今週(4/9チェック)の当エリアの地形レポートとなります。

それでは水温です。
水温は15～16℃ですので、まだ「セミドライ」ですね。寒いのが苦手な方は「ブーツ」もお持ちになる事をお勧めします。