コラム・特集企画 |
ビギナーズ知恵袋 vol.82 |
★日焼けした肌のアフターケア
今回のビギナーズ知恵袋では、前々回のSPFやPAと紫外線の関係に続いて、日焼けした肌のアフターケアについてお送りしよう。
まず、日焼けは簡単に言えば、太陽の光と熱で出来てしまった火傷とも言える。
日焼けをすると、皮膚の皮がはがれたり、肌がカサついて乾燥状態になる。これは、紫外線のダメージで角質が硬くなったり、保湿をしてくれていた細胞が壊されてしまうからと言われている。
そんな日焼けは炎症の度合いにもよるが、火傷の治療と同様、まずは冷やすのが効果的。シャワーやタオル等を使用して、クールダウンをしよう。
(長時間の過度の冷やし過ぎも良くないので、冷やす場所を変えるなど、注意しながらケアしよう。)
そして、次は日焼けにより炎症を起こした肌のケア。
現在、日焼けした肌をケアする商品が各メーカーから発売されているが、消炎効果のあるアロエやラベンダーが配合されたクリームやジェル等を塗りつつ、しっかりと保湿をする事が大切。
中でも、オススメなのは薬用ローションなど。
成分として含まれている酸化亜鉛は、亜鉛の収斂(しゅうれんさよう)作用により炎症をおさえると考えられており、皮膚の乾燥やほてりをとる目的で配合されていることがある。
また、抗炎症作用が期待出来るグリチルリチン酸やグリチルレリン酸が配合されているものもあるので、チェックしてみよう。
なお、肌の再生に必要な栄養を補給してあげる事も効果的。
ビタミンCは肌が日焼けで黒くなる原因の「メラニン」という物質の生成を抑えてくれるとされており、ビタミンEは肌の再生に働きかけ、紫外線でダメージを受けた肌の新陳代謝(ターンオーバー)を早めてくれると言われているので、覚えておこう。
※なお、炎症が酷く水ぶくれになってしまった、肌にしみる等の場合は、まず医師や専門家に相談しよう。
日焼けをしなければ、アフターケアも必要ないが、サーファーと日焼けは切っても切れない縁と言える。
今回のビギナーズ知恵袋を参考に、まずクールダウン、そして炎症を抑えつつ保湿と栄養を補う、という基本の流れを覚えていただければ幸いである。
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└今さら人に聞けないけど...知っておくべき基礎知識
◆便利情報
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