匝瑳・吉崎 波情報
※1日前の情報をサンプル表示
北部エリアや片貝方面は終日整ったコンディションとなりそう
UPDATE 11/22 17:20
〈現状〉
前半の千葉北エリアは、弱い北寄り~北西風の吹く場所が多く、モモ~最大ハラまでと、小振りなサイズの場所が多くなっていた。全域で比較的風は弱く、北部エリアでは椎名内、片貝方面は作田や片貝・新堤、一宮周辺は一宮~志田下で1アクション可能なコンディション。
日中以降は徐々に北東う風の強まる場所が増えていたが、引き続き片貝方面や一宮周辺はアクション可能な場所がいくつかあり、一宮では△35のコンディションで遊べていた。なお、北部エリアはヒザ~最大コシでやや物足りないコンディション。
夕方は東寄りの風の影響を受けてやや面を乱す場所もあったが、片貝方面や一宮周辺は引き続きいくつかの場所でアクション可能なコンディションをキープしており、一宮や東浪見、志田下では△35の波で遊べている。一方、北部エリアはこの時間帯も小振りなサイズが続き▽20までのやや物足りないコンディション。
〈気圧配置〉
明日の日本付近は、日本の東の高気圧が東へ移動し、東シナ海の高気圧は西日本付近へ移動する見込み。また、2つの高気圧の間の気圧の谷部分(伊豆諸島付近)に低気圧が発生して発達しながら北東へ進む模様。

〈風〉
終日北寄り~北西が吹く予報。
〈ウネリ〉
高気圧からの吹き出しによる東~南東ウネリが続き、モモ~ハラ前後の場所が多くなる予想。なお、後半遅くは関東の南海上を北東へ進む低気圧の影響で南東ウネリの反応が多少上向き、もう少しサイズアップすることも考えられる。
〈今後と狙い目〉
終日全域で風が強まることはなさそう。一宮周辺はやや風の影響もありそうだが、サーフィン可能なコンディションはキープするだろう。また、北部エリアや片貝方面は小振りなサイズが中心となりそうだが、終日落ち着いて整ったコンディションとなりそう。なお、基本的には大きくサイズアップすることはなさそうなので、潮回りを考慮して、小波用ボードなどで楽しむのが良いだろう。
(sho)
☆観測スタッフのコメント
・今日、一宮エリアでサーフィンした4名の感想です。
★16時(潮位144cm)前まで東浪見近隣ポイントでサーフ→ベテランプロサーファーの方
「ライトもあるけど、堤防に向かうレフトの方が俺はまったり楽しめました!でも、こっち(東浪見の左側〜北側階段正面周辺)の方が普通にいいですよ(笑)。」
★16時(潮位144cm)過ぎまで一宮ポイントの中央堤防右でサーフ→一宮ポイントがホームブレイクのベテランサーファーの方
「潮が上げ過ぎて張りづらいけど、昨日よりもいいよ!パワーも普通くらいにある!微妙だけど、やっぱココは上げ込みが1番いいんじゃない!?」
★17時(潮位139cm)前まで一宮ポイントの左側〜坂の前でサーフ→一宮エリアがホームブレイクのベテランサーファーの方
「潮が上げ過ぎだけど、出来ました!基本ライトだけど、息子は1本レフトに3発決めてました!」
★17時(潮位139cm)前まで一宮ポイントの左側〜坂の前でサーフ→白子ローカルサーファーの方
「バリから帰って来たばかりだから、3mmのセミドライ(裸足)だと寒い!クラマス良かったです!ヨコマスも!バリに行く前は片貝新堤が多くて久しぶりにココ来たけど、地形だいぶ戻りましたね!俺はワックスがバリ(夏用)のままで今日はツルツルで滑って調子悪かったけど、周りの人は乗れてましたよ!」
・今日の水温です。
★片貝新堤ポイント→15.4℃
(計測者:kiyot)
★サンライズポイント→16.3℃
(計測者:水温情報提供者)
九十九里エリア各ポイントの水温スタッフ計測欄の数値は、低い方で掲載させて頂きました。明朝も、寒がりの方はブーツ着用をオススメします。
(Unity)
ビギナーアドバイス
明日も北部エリアや片貝方面は面の良いコンディションで練習しやすい波が続きそうです。
タイド
太東
今後の風と波(気象)
・一宮
更新予定時刻
07:00 / 11:00 / 18:45
プロサーファー週間地形レポートへ
週間波予想
11/22(土) 11:05
(sho)
期間を通してハラ~カタ前後の遊びやすいサイズの場所が多くなりそう
ウネリの期待度(千葉北)

24(月)

25(火)

26(水)

27(木)

28(金)
SAMPLE
11/24(月)
予想天気図
(AM09時)
気象庁Waveシミュレーター
(AM09時)
Noaa Waveシミュレーター
(AM09時)
大陸の低気圧が朝鮮半島付近へ進む模様。
風は前半は西寄り~北西、後半は東寄りが吹く予報。
高気圧からの吹き出しや日本の東を進む低気圧の影響で南東ウネリが強まり、ハラ~カタ前後の場所が多くなる予想。
終日風は弱く、全域で大きく面を乱されることなく遊べる波が続くだろう。なお、ウネリは後半にかけて徐々に弱まる見込みなので、サイズを求める方は早朝~前半のうちにサーフィンしておくのが良さそうだ。
11/25(火)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
朝鮮半島付近の低気圧が日本海へ進む模様。
風は前半は弱い西寄り、後半は南寄りが次第に強まる予報。
日本海へ進む低気圧や日本の東を進む別の低気圧の影響で南東ウネリが続き、コシ~ムネ・最大カタ前後の場所が多くなる予想。
前半は風が弱く、全域で大きく面を乱されることなく遊べる波がありそうだ。後半は北部エリアや片貝方面は次第に風の影響が大きくなってしまいそうなので、一宮周辺をチェックするのが良いだろう。
11/26(水)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
低気圧が発達しながら日本の東を北東へ進み、大陸の高気圧が西日本へ張り出す模様。
風は前半は西寄り、後半は北西が吹く予報。
発達しながら日本の東へ進む低気圧の影響で南東~南寄りのウネリが落ち着きつつも続き、後半は北寄りの風波が反応して早朝はハラ~カタ、日中以降はコシ~ムネ前後場所が多くなる予想。
終日風はやや強めに吹く予報だが、一宮周辺では風の合う場所も多く、コンディション良く滑れる波が続きそうだ。ただし後半はしっかりとした北西風でウネリが抑えられてサイズダウンすることも考えられるため、まずはしっかりとしたサイズの残りそうな前半のサーフィンがオススメ。
11/27(木)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
高気圧が日本付近を通過し、低気圧が日本海へ進む模様。
風は前半は南東、後半は南西が吹く予報。
前日までの南東ウネリは一旦弱まるが、高気圧からの吹き出しによる東寄りのウネリが続き、コシ~ムネ前後の場所が多くなる予想。
北部エリアや片貝方面は終日南東~南西風の影響を受けてややまとまりに欠けたコンディションが続きそう。なるべく風の影響が小さい作田や、一宮周辺の「堤防北側のピークをチェックするのが良さそうだ。
11/28(金)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
大陸の低気圧がサハリン付近へ進み、大陸の高気圧が西日本に張り出す模様。
風は終日北西~西寄りが吹く予報。
南東~南寄りのウネリはさらに弱まるが、アリューシャン方面へ遠ざかった低気圧の影響で次第に北東~東ウネリが強まり、ハラ~カタ前後の場所が多くなる予想。
概ね風は弱く、早朝は前日から未明にかけて吹く南西風の影響が残る場所もありそうだが、終日サーフィン出来るコンディションはキープするだろう。なお、日中以降は広い範囲でコンディション良く遊べる波も期待出来る。
★気象庁発表の予報に基づいて予想しておりますが、その予報が変わると週間波予想も変わってくるため、毎日更新される最新の気象情報や週間波予想のチェックをお勧めします。
更新予定時刻
12:00
8日目以降の天気図/波浪予想
11/29(土) AM09時
11/30(日) AM09時
12/01(月) AM09時
12/02(火) AM09時
12日以降の波浪予想
12/03 (AM09時)
12/04 (AM09時)
12/05 (AM09時)
12/06 (AM09時)
UPDATE 11/13
皆さん、お疲れ様です!波情報BCM「プロサーファー週間地形レポート」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。
時期的に西高東低の気圧配置が際立ち、週を重ねる度にサイズアップしたウネリも落ち着きが早くなっていたので、11/8土曜日の朝イチの無風状態に胸〜肩ブレイクを取り戻していて、朝2以降の北東コンディションに関してもウネリがリセットが進んでいました。11/9日曜日の北西コンディションと11/10月曜日の風の弱まりは一宮〜サンライズ区間の面ツルが復活し、太東方面にとってもヨレが少ない反応と胸前後のサイズをキープしていたので、波質的に風波の力の弱さや不規則なピークがハッキリしない形を増やしていながら、この頃に残されていた潮の動きにしっかりした乗り心地や形の変化を探れていました。ここ数日は朝の方が潮の変化を狙えていますが、日中の控えめな変動を踏まえると上げに向かう時間帯しか対応できず、各ポイントでボヨつきを回避した波を選べていたものの、アウトには浮力の強いボードが有利に思えるブレイクが目立っていました。
それでは、地形レポートです!
一宮
11/12水曜日の8時半頃。潮は上げに向かう満タンに近い時間帯です。11/7金曜日の北西から南西に変わるコンディションは予想以上に素直な反応を狙えつつ、前回の更新頃に通過した低気圧がこの時の狙い目に余計なウネリを残してしていたので、堤防よりもアウトからブレイクが増えてしまい、今回のオフショアも形を見つけたところでお手軽な対応ではなかった雰囲気です。



サンライズ
11/12水曜日の10時頃。潮は満タン寸前です。11/7金曜日のオフショアに余計なウネリが届いてしまったり、お手軽なサイズでオンショアになっていたり、前回以降もコンディションと波の反応が噛み合わずに狙い目を少なくされ、ウネリの波質を残しつつ11/8土曜日以降の風波の影響が複雑な形や力の弱い乗り心地を増やしてしまい、基本的に距離を遊べるブレイクが定まっていなかった様子です。



東浪見
11/12水曜日の11時頃。満タンの潮止まりです。11/11火曜日を除くとサイズ不足は防げていたので、バラけた地形のまとまりにもミドル〜アウトの対応をキープしたものの、前回以降もオンショアの余韻が残る反応にハッキリしない形や乗り心地を増やされてしまい、11/7金曜日のオフショアに届いた余計なサイズが今回も素直な反応をハードな状態にしていました。



志田
11/12水曜日の14時頃。日中の動きはほとんどありませんが、潮は引きに向かうハーフタイドの時間帯です。オンショアの余韻が残る状態が残念な雰囲気ではありましたが、南西に変化した11/7金曜日のコンディションはここにとって限られたオフショアのチャンスとなり、更新頃の低気圧が残したウネリによってハードなオーバーヘッドのブレイクが復活していたものの、風のヨレが解消されたこの日の反応は上級者にとって腕試し的な波でもあったので、前回以降も週一のオフショアセッションに見応えがあったと思います。



太東
11/12水曜日の15時頃。変化はないものの潮は干潮に近い時間帯です。遅れて届いた必要以上のウネリに対してここの遠浅な地形と控えめな反応は避難所として混雑が激しくなっていましたが、南西コンディションに変化した11/7金曜日は唯一のオフショアを狙えていたので、整い具合いと反応の素直さは他にはない形のまとまりと距離を復活させ、前回以降も週一の出番でパーフェクトに近いコンディションを狙えたと思います。



夷隅
11/12水曜日の16時頃。潮は干潮の潮止まりです。北西コンディションに面ツルや整った反応を狙えていたので、前回以降も半分以上はオフショアのチャンスが残り、広がったインサイドの地形とお手軽なサイズでコンパクトなショアブレイクに期待できる雰囲気ではありましたが、ウネリよりも風波のサイズ感が力不足な印象を強めていて、セットに関しては乗りしろを探せていたものの、日中の潮の動きが足りず、波数の少なさやエリアの狭さにボヨきを強調され、No.1の地形の広がりに対してもハッキリしない対応が続いていました。



今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。
前回(11/6)の更新頃に通過した低気圧からのウネリが届き、形を保てていないアウトからのブレイクが増えてしまい、11/7金曜日のクローズ気味たサイズはとても楽しめる雰囲気ではありませんでした。
ただ、午前中は無風のような状態を確保しながら午後の南西コンディションにかけて反応を整えてくれたので、オンショアの余韻でヨレが残る状態から始まったものの、志田周辺のポイントにとって限られたオフショアを狙えるチャンスとなり、この時も週1の南西コンディションとウネリの反応が上級者のヤル気を焚き付けるチューブを形成し、太東の控えめなサイズと形のまとまりはビジター向けな対応で賑わっていたと思います。
さて、この先の波についてですが、高気圧からの東ウネリの雰囲気と南西コンディションで久しぶりにお手軽サイズのオフショアを楽しめていて、 荒れた地形にとっても胸〜肩の反応があればミドル〜アウトでスムーズに滑れるセクションをキープし、カレントの弱まりも以前と比べると控えめなサイズの反応をまとめているように思えます。
地形を分断したセクションのボヨつきは解消されず、形を区切られたり腹〜胸以下のハッキリしないブレイクが気になり、ショアブレイクを遊べるインサイドの仕上がりも安定していない状況です。
大陸からの高気圧が沖に抜けると日〜月曜日(11/16~17)に再びオフショアを期待できる予報ではありますが、接近中の北東コンディションに十分なウネリを期待できない状況でもあり、風波の勢力が強まるとお手軽ブレイクからサイズ不足に急変するかもしれません。
その後の北西コンディションには一宮方面で整った波を探せる様子ながら、今回の西高東低にウネリのきっかけを期待できないので、今のところ次回にかけてサイズの落ち着きが乏しい反応を増やす予想です。
ここ数日の満タン時にもアウト寄りに狙えるブレイクを残しているので、午前中の潮の動きに狙い目を維持できているものの、来週(11/17週)からの満タンは前回よりもボヨつきを強める潮位でもあり、ウネリが落ち着いてしまうと午後の対応がショアブレイクに限定されそうな雰囲気です。
最後に、水温ですが、南からの澄んだ潮が温かさを残していますが北西コンディションで届く潮に関しては低下傾向なので、17〜18℃がメインの水温と外気の冷え込みにジャーフルの対応が厳しくなってきました。


