匝瑳・吉崎 波情報
※1日前の情報をサンプル表示
明日は次第に南東ウネリが強まりハードになってきそう
UPDATE 12/13 17:15
〈現状〉
前半の千葉北エリアは、北西風の吹く場所が多く、北部エリアや片貝方面はモモ~ハラ前後、一宮周辺はコシ~ムネ前後となってた。また、昨日よりも風が落ち着いたことで全域でアクション入る波は探せており、サンライズの△35をはじめ、広い範囲で遊べるスタート。
日中以降は北寄り~北西風で、引き続き全域でアクション可能な波があり、片貝方面や一宮周辺はいくつかの場所で△評価で遊べるコンディションとなっていた。また、一宮周辺はウネリの反応が上向き、カタ前後までサイズアップしている場所もあった。
夕方は北東風が強まり、片貝方面や一宮周辺は面に影響を受ける場所が多くなっている。前半~日中よりも多くの場所で評価を落としており、エリア内に△の波はなくなったが、片貝方面では本須賀や作田、片貝・新堤、一宮周辺では一宮やサンライズで1アクション可能な波がある。
〈気圧配置〉
明日の日本付近は、対馬海峡付近の低気圧が急速に発達しながら北日本へ進み、沖縄の南東海上の低気圧は前線を伴って急速に発達しながら東海道沖を進む模様。

〈風〉
終日北西~西寄りで、早朝や日中はやや強めに吹く予報。
〈ウネリ〉
発達しながら日本海や太平洋沿岸を進む低気圧の影響で南東ウネリが強まり、カタ~頭オーバー前後の場所が多くなる予想。なお、後半は頭半前後までサイズアップする場所もありそう。
〈今後と狙い目〉
強まる南東ウネリによって次第にサイズアップし、ハードになる場所も増えそうだが、終日オフ寄りの風が吹く場所が多くなりそうなので、サイズに対応出来る方であれば十分なサイズで楽しめるコンディションが期待出来る。ただし、ウネリの強まり方次第では後半はクローズ気味となってしまうことも考えられるので、まずは朝のうちに入っておくのが良いだろう。
(sho)
☆観測スタッフのコメント
・今日サーフィンした2名の感想です。
★6:30〜8:00(潮位108cm)まで一宮ポイントの左側でサーフ→BCMスタッフ(Unity)
「個人的に中央堤防右のクセ強めの波質が苦手(嫌)なので、今朝は左側を選びました。基本ワイドな上に少し潮が乗ってきたらボヨつきも出てきました(&いつも通り引っ掛かりづらい)が、やはりクセはほぼほぼ無くターンしやすかったです。No.1ライドでも2アクションながら、しっかりとカービング〜ロールインを決めれました!そして坂の前周辺のライトも皆さん乗れてました!でも…水温がかなり冷たく、入った時は11.8℃〜上がる前でも12.0℃でした。極寒水温1歩手前ですので、フル装備をオススメします。」
※波質(波の内容)をお伝えしたい為、ライディング内容(アクションの種類)をお伝えしています。
★11:00(潮位128cm)〜11:30までサンライズポイントの左寄りでサーフ→BCMスタッフ(Lore)
「程良くホレてくれる波質で、縦に2発入りました(自分はライトオンリーでした)!自分が業務でチェックした9:00(潮位120cm)頃と変わりなく△の印象で、中央寄りにかけてもピークはいくつかありました。水温は11.8℃です!自分はフル装備で入りさほど寒さを感じてなかったので、少し驚きました。」
※少し寒がりのBCMスタッフ(Lore)でも、フル装備なら大丈夫だったようです!これから冬本番とはなりますが、防寒対策をしっかりなされて是非お好みのピークへエントリーを!!今後も皆様のサーフィンライフのお役に立てるよう、可能な限り水温を計測して行きます!!
(Unity)
ビギナーアドバイス
全域でサイズアップする見込みなので、練習するのは控えたほうが良さそうです。
タイド
太東
今後の風と波(気象)
・一宮
更新予定時刻
07:00 / 11:00 / 18:45
プロサーファー週間地形レポートへ
週間波予想
12/13(土) 10:55
(sho)
15(月)の前半はハードさの残る場所がありそうだが、16(火)、17(水)は比較的落ち着いたコンディションになりそう。なお、18(木)は気圧の谷や低気圧の影響で再びサイズアップする見込み
ウネリの期待度(千葉北)

15(月)

16(火)

17(水)

18(木)

19(金)
SAMPLE
12/15(月)
予想天気図
(AM09時)
気象庁Waveシミュレーター
(AM09時)
Noaa Waveシミュレーター
(AM09時)
発達する低気圧が千島近海へ進み、高気圧が西日本付近へ移動する模様。
風は終日概ね西寄り~北西がやや強めに吹く予報。
発達しながら千島近海を進む低気圧の影響で南東~南寄りのウネリが続き、ムネ~頭前後の場所が多くなる予想。なお、後半にかけてウネリは徐々に落ち着く見込み。
前半を中心にオフショアとなる場所が多く、しっかりとしたサイズで遊べるコンディションが期待出来る。ただし、強めに吹く北西風によってウネリは次第に抑えられてしまいそう。サイズを求める方はまずは全域で早めに1ラウンド入っておくのが良いだろう。
12/16(火)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
気圧の谷が北日本を通過し、高気圧が日本の南を東へ移動する模様。
風は終日弱い北寄り~北西が吹く予報。
前日までの南東ウネリが弱まりつつも続き。気圧の谷の影響や高気圧からの吹き出しによる東ウネリも反応して、コシ~ムネ前後の場所が多くなる予想。
ウネリは次第に弱まるが、遊べるサイズは残る見込みで、風は終日弱く吹く程度となりそうなので、広い範囲で落ち着いたコンディションでサーフィン出来そうだ。
12/17(水)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
気圧の谷が日本付近を通過する模様。
風は前半は弱い北西~西寄り、後半は南西が吹く予報。
高気圧からの吹き出しや気圧の谷の影響によって南~東ウネリが反応し、コシ~ムネ前後の場所が多くなる予想。
前半は全域で風が弱く、ウネリも前日と同程度で続く見込みなので、広い範囲で落ち着いて滑れる波がありそう。なお、後半は南西風がやや強まりそうなので、作田や一宮周辺に向かいたい。
12/18(木)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
高気圧が日本海へ移動する模様。
風は終日北寄り~北東が強めに吹く予報。
日本の東を進む低気圧からの東寄りのウネリや北東の風波が次第に強まり、ハラ~カタ前後の場所が多くなる予想。
北部エリアは概ね整ったコンディションとなりそうだが、小振りなサイズが中心となる見込み。片貝方面や一宮周辺は北東風の影響を受ける場所が多くなりそうなので、片貝・新堤や一宮周辺の堤防南側のピークをチェックしたい。
12/19(金)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
高気圧が日本付近を東へ移動する模様。
風は終日北東が吹く予報。
北東の風波は次第に弱まるが、高気圧からの吹き出しによる東ウネリが反応して前半はハラ~カタ、後半はコシ~ムネ前後の場所が多くなる予想。
片貝方面や一宮周辺は北東風の影響が続く場所もありそうだが、片貝・新堤や一宮周辺の堤防南側のピークであれば遊べる波がありそう。なお、北部エリアは小振りなサイズが中心となりそうだが、終日落ち着いたコンディションで滑れる波が続く見込み。
★気象庁発表の予報に基づいて予想しておりますが、その予報が変わると週間波予想も変わってくるため、毎日更新される最新の気象情報や週間波予想のチェックをお勧めします。
更新予定時刻
12:00
8日目以降の天気図/波浪予想
12/20(土) AM09時
12/21(日) AM09時
12/22(月) AM09時
12/23(火) AM09時
12日以降の波浪予想
12/24 (AM09時)
12/25 (AM09時)
12/26 (AM09時)
12/27 (AM09時)
UPDATE 11/27
皆さん、お疲れ様です!波情報BCM「プロサーファー週間地形レポート」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。
前回(11/20)以降、前半の北東コンディションがこのエリア全域にフェイスのヨレや重なりを強めてしまい、オンショアのサイズアップに期待しながらも気圧配置にウネリのきっけはなく、風にリセットされた波質は力の弱い腰〜腹ブレイクからスタートし、後半の期間は荒れた地形に対してもミドルエリアにかけて対応できるセクションが広がり、カレントの落ち着きも素直なフェイスや距離を繋げる波を維持してくれた印象です。
それでは、地形レポートです!
一宮
11/26の9時頃。満タンの潮止まりです。


サンライズ
11/26の10時頃。潮は引き始めです。


東浪見
11/26の11時頃。潮は引きに向かうハーフタイドです。


志田
11/26の14時頃。干潮の潮止まりです。


太東
11/26の15時頃。潮は上げ始めです。


夷隅
11/26の16時頃。上げに向かうハーフタイドです。


今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。
上記の通り、前半の一宮方面で比較的整った波を探せていたものの地形に対する反応はハッキリせず、バラけたピークやフェイスが不安定な形を増やしながら乗りしろを狭くしていて、風が弱まるタイミングに合わせても土曜日(11/22)にかけての物足りない乗り心地が連休の対応に不安を残していた様子です。
しかし、沖の高気圧や小さな低気圧をきっかけに北東〜東ウネリの雰囲気を取り戻していて、西風に変化した日曜日(11/23)の午後からは胸〜肩近いセットが復活し、お手軽なブレイクとオフショアを楽しめるコンディションが揃っていた印象です。
その後も穏やかな北西コンディションが悪影響を抑えながら一宮〜東浪見区間に面ツルをキープしていたり、日中のオンショアに関しても気になる強まりがなかったです。
さて、この先の波についてですが、次回にかけても気圧配置の入れかわりによってコンディションの変化が頻繁になりそうですが、週明けにも南西を狙えるタイミングがあり、今のところ前回(11/20)のような西風や風が弱まるタイミングの素直な反応を探せると思います。
しかし、ウネリに期待できない状況でもあるので、力の弱い波質が対応できていた地形に対してもハッキリしないブレイクを増やしたりサイズ不足を誘発し、前半の期間は朝の潮汐に変化が残されているものの、基本的には控えめな日中の動きや潮位の高さにもエリアを制限される雰囲気です。
ショアブレイクにとっても力不足な波質ではまとまりに欠けて形を形成できず、地形の状態を含めて浮力の強いボードに頼っても対応に苦労するポイントがほとんどかもしれません。土.日曜日(11/29.30)の沖の東風コンディションにウネリの質が復活する可能性があるものの、微妙な勢力や移動の早さが微妙な反応に留めてしまいそうです。
最後に、水温ですが今月に入って下がり傾向だった水温は今のところ15℃くらいで落ち着いていますが、北西コンディションの強まりに低下を誘導されそうです。木曜日(11/27)の南西コンディションに緩みがありつつ、セミドライやブーツの準備があっていいと思います。
今回は以上となりますが、12/1週の更新はお休みを頂き、次回は12/8週に更新とさせて頂きます。
ご不便をおかけしますが、予めご承知おきください。よろしくお願い致します。


