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    匝瑳・吉崎 波情報

    ※1日前の情報をサンプル表示

    明日の前半はクローズアウトとなる場所が多くなりそうだ

    UPDATE 10/13 17:25

    〈現状〉
    前半の千葉北エリアは、弱い北寄り~北西風でサイズはムネ~頭前後が中心。まだ台風の影響による風・ウネリともに強まっておらず、大きく面を乱されることなく全域でアクション入る波が探せていた。また、片貝方面や一宮周辺では作田や片貝・新堤、一宮で△35の遊べるコンディション。
    日中以降は徐々に北寄り~北東風が強まり、片貝方面や一宮周辺では風の影響を受ける場所も多くなっていたが、引き続き全域でアクション可能な波はあり、風の合う北部エリアは面の良いコンディションで遊べていた。
    夕方は全域で強いまたは強烈な北寄り~北東風が吹いており、最大で頭半前後までサイズアップしている。北部エリアでは風が合いウネリを軽減する飯岡方面で1アクション可能だが、片貝方面や一宮周辺は風の影響とウネリが強まったことで、ハードやクローズアウトとなる場所が多くなっている。

    〈気圧配置〉
    明日の日本付近は、気圧の谷が北海道付近を通過し、前線が西日本~東海道沖にのびる見込み。また、台風(23号)は日本の東を東へ進む模様。




    〈風〉
    終日北寄り~北東が強めに吹く予報。

    〈ウネリ〉
    日本の東へ進む台風(23号)からの東ウネリによって、前半は最大ダブル、後半は頭~頭半前後の場所が多くなる予想。

    〈今後と狙い目〉
    前半は多くの場所でハードやクローズアウトとなりそうだが、後半は徐々にウネリが落ち着き、北部エリアの飯岡方面など、ウネリを軽減する場所などではサーフィン可能となってくる見込み。サイズとコンディションに対応出来る方は、風が合いウネリを軽減する北部エリアや片貝・漁港などへ向かうのが良さそうだ。
    (sho)

    ☆観測スタッフのコメント
    ・8時頃から北寄りの風が入り、サイズが上がって来るかと思いきや、一旦ウネリが落ち着いたタイミングもありました。夕方は風クローズとなってしまいましたが、意外と切れ目はあった印象です。水温は22.7℃と昨日よりも下がり、風も強いのでジャーフルが必要となっています。
    ・一宮左側は比較的風やウネリをかわしてくれる可能性もありますが、朝イチの情報確認をしてからの行動をよろしくお願いいたします。
    (Lore)

    ビギナーアドバイス
    台風からの強いウネリが続くため、明日は終日練習を控えたほうが良さそうです。


    タイド
    太東

    今後の風と波(気象)

    一宮


    更新予定時刻
    07:00 / 11:00 / 18:45


    プロサーファー週間地形レポートへ

    週間波予想


    10/13(月) 11:05

    (sho)

    15(水)~18(土)にかけては、台風や低気圧の影響で十分なサイズがありそうだが、ハードやクローズアウトとなる場所も多くなる見込み。風とウネリを軽減する場所へ向かいたい


    ウネリの期待度(千葉北)


    15(水)

    16(木)

    17(金)

    18(土)

    19(日)

    SAMPLE

    ウネリの期待度について »



    10/15(水)

    <

    予想天気図
    (AM09時)

    気象庁Waveシミュレーター
    (AM09時)

    Noaa Waveシミュレーター
    (AM09時)

    >

    高気圧が日本の東に移動し、北海道付近が気圧の谷となる見込み。また、前線が朝鮮半島付近から東日本付近にのびて、台風(23号)は日本のはるか東を東へ進む模様。

    台風(23号)からの東ウネリによって頭~頭半前後の場所が多くなる予想。
    風は終日北東が吹く予報。
    台風からのウネリはしっかりと続く見込みなので、北部エリアは十分なサイズでコンディション良く遊べる波が期待出来る。なお、片貝方面や一宮周辺は引き続きハードやクローズアウトとなる場所が多く、風の影響も受けてしまいそうなので、サイズに対応出来る上級者は北部エリア片貝・漁港や新堤などの風とウネリを軽減する場所に向かいたい。



    10/16(木)

    <

    予想天気図(AM09時)

    波浪予想(AM09時)

    >

    低気圧が日本付近へ進み、大陸の高気圧が北日本付近へ移動する見込み。また、台風(23号)は温帯低気圧に変わりアリューシャンの南を東北東へ進む模様。

    台風(23号)から変わった温帯低気圧による東ウネリは徐々に落ち着きつつも続き、ムネ~頭前後の場所が多くなる予想。
    風は前半は南東~南寄り、後半は南寄り~南西が次第に強まる予報。
    朝のうちは全域で風が弱い予報なので、大きく面を乱されることなくしっかりとしたサイズの遊べる場所が豊富にありそう。ただし、日中以降は南寄り~南西風が次第に強まる予報なので、北部エリアを中心に面への影響が大きくなってしまうだろう。風の影響が小さい作田の堤防寄りや、一宮周辺へ向かうのが良さそうだ。



    10/17(金)

    <

    予想天気図(AM09時)

    波浪予想(AM09時)

    >

    低気圧が日本のはるか東へ進み、高気圧が東日本付近へ移動する模様。

    遠ざかった温帯低気圧からのウネリ落ち着くものの、発達しながら遠ざかる低気圧や気圧の谷の影響で北東~東寄りのウネリが強まり、頭~頭半前後の場所が多くなる予想。
    風は終日北寄り~北東で、前半は強く吹く予報。
    北部エリアはウネリを軽減し風も合うため比較的整ったコンディションで遊べそう。片貝方面や一宮周辺はサイズアップし、風の影響も受け、ハードやクローズアウトとなる場所も多くなってしまいそうだ。



    10/18(土)

    <

    予想天気図(AM09時)

    波浪予想(AM09時)

    >

    日本海の低気圧がオホーツク海へ進む模様。

    遠ざかる低気圧からの東ウネリは徐々に落ち着きつつも続き、ムネ~頭前後の場所が多くなる予想。
    風は終日南西~南寄りで日中以降は次第に強まる予報。
    早朝は全域で風が弱く、広い範囲でしっかりとしたサイズので遊べるコンディションが期待出来るが、日中以降は強まる南寄りの風の影響で北部エリアを中心にコンディションを落としてしまうだろう。まずは早めに1ラウンド入っておくのが良さそう。南風が強まってからは作田の堤防寄りや、一宮周辺の各堤防北側のピークをチェックしたい。



    10/19(日)

    <

    予想天気図(AM09時)

    波浪予想(AM09時)

    >

    低気圧が発達しながらオホーツク海からカムチャツカ付近に進み、大陸の高気圧が日本海に張り出す模様。

    前日までのウネリは一旦は落ち着く見込みだが、カムチャッカ方面へ遠ざかった低気圧からの北東~東寄りのウネリが徐々に反応し、ハラ~カタ前後の場所が多くなる予想。なお、早ければ後半遅くはもう少しサイズアップしてきそうだ。
    風は早朝は北西、日中以降は北東がやや強めに吹く予報。
    北部エリアは終日面を乱されることなく遊べそうだが、片貝方面や一宮周辺は次第に風の影響が大きくなってしまいそうだ。なるべく風の影響が小さい片貝・漁港や新堤、または一宮周辺の各堤防南側のピークをチェックしたい。


    ★気象庁発表の予報に基づいて予想しておりますが、その予報が変わると週間波予想も変わってくるため、毎日更新される最新の気象情報や週間波予想のチェックをお勧めします。


    更新予定時刻

    12:00




    8日目以降の天気図/波浪予想

    10/20(月) AM09時

    <
    >

    10/21(火) AM09時

    <
    >

    10/22(水) AM09時

    <
    >

    10/23(木) AM09時

    <
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    12日以降の波浪予想

    <

    10/24 (AM09時)

    10/25 (AM09時)

    10/26 (AM09時)

    10/27 (AM09時)

    >

    プロサーファー週間地形レポート

    UPDATE 10/03

    皆さん、お疲れ様です!
    波情報BCM「プロサーファー週間地形レポート」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。


    前線が絡んだ事でウネリのリセットもあって、急変したオンショアの風波コンディションは火曜日を台無しにしていましたが、新しく沖に発生した低気圧の反応が早く、水曜日の夕方の北西コンディションにかけてヨレの少ない肩前後のブレイクを取り戻していました。
    前回以降は風向きや波質の変化が激しく、お手軽なサイズ感にとってまとまりの悪い波が目立っていた様子です。

    一宮

    10/1水曜日の7時半頃。潮は上げ始めです。前回から停滞していた沖の台風によって必要以上のサイズが残ってしまい、高気圧のポジションと重なった北東コンディションの強まりは土曜日(9/27)までの期間をハードな状態にしていましたが、その後の気圧配置の入れ替わりにサイズの落ち着きを取り戻したので、久しぶりに胸〜肩ブレイクと風の弱まりを狙えるタイミングがあったと思います。
    一宮1
    前線にリセットされた波質の変化やコンディションの急変は不安定な反応となり、日〜月曜日(9/28~29)の狙い目に関しても風の影響を防ぎきれずにお手軽な期間が限定されていましたが、地形としては前回からのエリアの拡大がポイント全体に乗りしろを増やしてくれていたので、滑走できるセクションは少ないものの、浮力の強いボードで以前よりも距離を繋げるブレイクを遊べていた印象です。
    一宮2
    前日からのオンショア強まりは風波のリセット含めて癖の悪い反応を増やしていて、サイズ以上に目立っているカレントは引き続き地形に働きかけている様子ですが、インサイドの広がりやミドル〜アウトのまとまりに対してエリアを区切っている雰囲気もあるので、形のきっかけを残しつつ深いセクションによってブレイクが途切れる波も多く、スムーズに滑れる地形は少ない状況です。
    一宮3
    しかし、正面右側では以前からの堤防周辺の仕上がりを基準にインサイドまで繋げそうな地形が復活し、東浪見やサンライズと似たレギュラー重視なまとまりがあるので、東〜南寄りのウネリとオフショアが重なるコンディションに距離と形を期待できそうな状態です。日中の潮位の高さにボヨつきが気になる時期ではありますが、貴重な干潮前後の変化に対応のいい潮時を探せると思います。

    サンライズ

    10/1水曜日の9時頃。潮は上げに向かうハーフタイドの時間帯です。余計なサイズとオンショアを長引かせた台風の停滞が土曜日(9/27)まででようやく解除され、コンディションの変化に期待が高まる雰囲気ではありましたが、風の弱まりを狙えつつ残ったオンショアのヨレは日曜日(9/28)の時点で解消されず、月曜日(9/29)のオフショアに関しても前線が絡んだ気圧配置が急激なサイズダウンや波質をリセットしてしまい、お手軽なサイズを狙えるタイミングはあったもののコンディションに嫌われた状態が続いていたと思います。
    サンライズ1
    しかし、地形としては前回の時点で広がりを取り戻していた仕上がりに助けられ、胸前後のサイズに対してもミドルエリアの乗りしろやアウト寄りのピークを探せていたので、オンショア気味なブレイクにボヨりが気になっても距離を遊べたり、オフショアのサイズの落ち着きに対してもスムーズに滑れるセクションを探せていた印象です。
    サンライズ2
    ここにとってもオンショアからのカレントの働きが残っているので、前回なかった正面エリアのまとまりの悪さや各セクションの分断が目立っていて、形のきっかけはあるもののワイドなピークや深さに負けたフェイスが増えてしまい、どちらかと言うと浮力の強いボードで距離を重視した方が無難に遊べる様子でした。
    サンライズ3
    潮が上げる時間帯にまとまる手前の反応に比較的しっかりした乗り心地の波も見つかりそうですが、今のところ形やブレイクは定まっていません。堤防周辺ではピークがまとまるポジションがハッキリしていたので、サイズやコンディション次第では潮位によって左右の使い分けができるポイントになり、日曜日(9/28)の朝のようにオフショアとウネリのキープでレギュラーの距離感やコンパクトなセクションを楽しみたいですね。

    東浪見

    10/1水曜日の12時頃。潮は上げに向かう満タン寸前です。台風の停滞にウネリのキープを期待しつつ、余計なサイズが反応しながらオンショアの悪影響に支配されてクローズ気味な景色が続き、土曜日までの厄介なコンディションに出番を奪われていましたが、日曜日(9/28)の落ち着きの早さや月曜日(9/29)のオフショアに助けられ、風の弱まりや面ツルを狙えるタイミングが残されていました。
    東浪見1
    しかし、この頃の狙い目も解消しきれなかった北東の余韻にヨレやボヨつきが目立ち、前線によるウネリのリセットが力の弱い波質にしてしまい、カレントの影響を受けてまとまりの悪さが目立っていました。日曜日のオフショアに関しても朝の風の強まりが午後の反応を弱めていて、昼頃からの控えめなサイズ感や力不足なブレイクが中途半端な波を増やしていた印象です。
    東浪見2
    地形にとっても以前の素直な広がりに対して正面から出るカレントが余計な働きになっていたので、左側を除くとインサイドの広がりが分断されてショアブレイクのまとまりが悪く、アウトへの広がりはサンライズより変化が大きくなっていましたが、区切られた地形やカレントに反応するブレイクはバラつきが気になり、右側にかけてスムーズさに欠ける波が増えたように思えます。
    東浪見3
    この時の様子からもオンショアの弱まりや満タン寸前の潮位に対応しながら比較的まとまりを良くしていましたが、コンパクトな形に見えて乗りしろが狭く、全体的に対応できるエリアが斑に仕上がっていて距離を狙い難い状態です。

    志田

    10/1水曜日の15時頃。引きに向かっているものの、長潮なのでほとんど変化のない時間帯です。
    志田下1
    北東コンディションの癖の強さにカレントの複雑な反応が加わってしまい、せっかくの台風のウネリに対して対応の悪い状態が延長されていましたが、ここにとっても日曜日(9/28)からのサイズの落ち着きと風の弱まりはハードだった期間と比べてピークや形を探しやすくなっていたので、オンショアの余韻は残りつつ、ミドル〜アウトに広がった前回からの地形は潮の多い時間帯にまとまりを取り戻し、日曜日のオフショアにかけてお手軽なブレイクをキープしていたと思います。
    志田下2
    しかし、日曜日の面ツルも風の強まりがサイズダウンを早めてしまい、地形はスモールコンディションに対応できていたものの、控えめな午後からの反応に物足りなさを感じる景色になっていた印象です。前線が絡んだ事でウネリがリセットされ、風波のサイズ感が乗りしろのないブレイクを増やしていましたが、この時には沖に発生した低気圧を意識できそうなウネリが復活し、ハッキリブレイクする頭サイズのセットと北西のサイドオフに整ったフェイスを滑れるセクションが見つかりました。
    志田下3
    地形の広がりは前回以降のビーチの浸食を含めて浅さを伴っていたので、頭以上のサイズではショアブレイクセクションの拡大やピークを遠ざけている雰囲気がありましたが、お手軽なブレイクにも中間のセクションでしっかりした乗り心地を楽しめるようになり、左側〜正面のピークを維持しながら右側にとっては安定した波数やレギュラーを取り戻していました。

    太東

    10/1水曜日の16時頃。潮はほとんど変化のない引きの状態です。前回以降も、アウトからの余計なブレイクが目立つサイズ感とオンショアが重なるコンディションに対してはここで難を逃れる日が多くなり、潮の引きで形がバラける時間帯はありつつ、朝夕の潮位は堤防周辺の形のまとまりや乗り心地を良くしていたので、見た目には北東コンディションの悪影響が気になっていたものの、安定したレギュラーの距離感はショートボードにとって楽しめるブレイクを継続していたと思います。
    太東1
    台風が離れ始めた日曜日(9/28)に関しても、サイズの落ち着きは比較すると力の弱いブレイクになっていましたが、風の弱まりとともに複雑さも解消傾向となり、月曜日のオフショアにかけてロングボード用のブレイクを取り戻していました。
    太東2
    前線のリセットを含めてオフショアの強まりがウネリを退けてしまい、風波の雰囲気にサイズのきっかけを失っていたものの、この日の低気圧の通過が既に反応し、潮位に負けないブレイクを探せていました。
    志田と同じく他より高く積もったビーチは浸食に時間がかかりましたが、土曜日(9/27)までの期間に程よく削られてインサイドの広がりを誘導し、浅さをキープしたミドルエリアの仕上がりにかけて乗りしろを伸ばしてくれた印象です。
    太東3
    先月までのように大きな変化は狙えませんが、干潮に向かうタイミングは堤防周辺のブレイクをハッキリさせてくれそうで、上げ始めのまとまりにかけてスモールコンディションの対応に可能性のある地形が仕上がったように思えます。

    夷隅

    10/1水曜日の17時頃。微妙な引きの時間帯ですが潮の動きはほとんどありません。
    土曜日(9/27)までのサイズはここを狙える条件を満たしていたものの、オンショアに誘導されたカレントの強まりはピークやフェイスを不規則にしてしまい、重なりの激しいショアブレイクはオススメできる波ではなかったと思います。形の雰囲気を見つけても、テトラの沖から来る必要以上のブレイクに対応しているとポジションをキープできず、上級者にもハードなコンディションだった印象です。
    いすみ1
    しかし、志田や太東よりも高く積もったビーチを動かすには前回以降に延長されたサイズとカレントが役に立っていて、蓄えはまだ残っているものの、前回より削られたインサイドやミドルエリアの広がりが以前と比べて浅さを確保していたので、カレントにブレイクのきっかけを頼る反応に地形が加わり、ピークや形の素直さと乗り心地のスムーズさを遊べるようになった印象です。
    いすみ2
    この時の潮位に対応できていた状態からは、ウネリのきっかけがあれば上げ始めからのまとまりも狙い目になる可能性があり、特別なエリアの拡大がなくても引きの変化が胸〜肩サイズの対応を残してくれるかもしれません。
    いすみ3
    No.1もミドルエリアの広がりを取り戻しましたが、テトラ際の地形がなくピークのポジションも中央のままなので、レフトの距離感を狙えず不安定なブレイクは変わりない状況です。

    今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。

    上記の通り、前回のチェック時の落ち着き具合からは対応できる範囲のウネリのキープに期待していたものの、沖に停滞していた台風の微妙な接近と高気圧の気圧配置がオンショアコンディションの強まりとともに再びクローズな景色にしてしまい、アウトからの形のないブレイクやカレントと重なる癖の悪い反応によって土曜日までは太東に避難する期間になっていました。
    長く続いた台風のウネリが日曜日になってようやく落ち着き始め、風の弱まりは夕方にかけて悪影響を解消傾向にしてくれました。しかし、オンショアの余韻が残ったブレイクは広がった地形に対してもボヨつきやヨレが目立っており、期待していたようなスムーズな乗り心地を狙えなかった印象です。
    気圧配置の入れ替わりにコンディションの変化もありつつ、月曜日のオフショアコンディションも朝の強まりが急激なサイズダウンを誘発し、久しぶりにカレントがない素直な反応や整ったフェイスを滑れていながら、昼頃からのサイズ不足な雰囲気が地形に対して途切れるブレイクを増やしてもいて、ギリギリキープしていた胸〜肩近いセットでも距離を狙える波は少なかったように思います。
    さて、この先の波は微力ながら水曜日(10/1)に通過した低気圧が前線でリセットされた状態にウネリの雰囲気を復活させてくれたので、サイズは落ち着き傾向でしたが木曜日の朝の干潮時にも胸〜肩近いセットを維持し、広がった各ポイントの地形で広範囲な反応をキープしていました。
    しかし、ほとんどのポイントは長引いたクローズによってカレントセクションが残ってしまい、ショアブレイクのまとまりを狙うエリアやアウト重視に仕上がった地形を分断している所もあるので、今の胸〜肩サイズで使えている広さも上げに向かう潮の動きでボヨつきやすく、サイズダウンが加わると中途半端なブレイクが増えて手前の対応を基準にされそうです。
    一宮で復活した地形や志田・太東のような素直な広がりは形を楽しめる可能性があるものの、前回以降の悪影響が気になるサンライズ〜東浪見周辺にとっては腹〜胸以下のコンディションで乗りしろやスムーズに滑れるセクションが狭くなってしまうかもしれません。
    この先も日本の北側を通過する高気圧の移動がオンショアを増やす予報ですが、ウネリの雰囲気を残しながら気圧配置が入れ替わるタイミングに風の弱まりもあり、次回のチェック頃のオフショアも今のところ狙い目になると思います。
    大潮の期間ながら動きは昼夜入れ替わっているので、日中の干潮前後の変化が貴重そうです。

    最後に、水温ですが、23〜24℃くらいをキープしているので、晴れていればトランクス・タッパーで問題ない日もありましたが、オンショアや朝夕の涼しさにはロンスプが無難だったと思います。