匝瑳・吉崎 波情報
※1日前の情報をサンプル表示
早朝は全域で風が弱く、広い範囲でコンディション良く滑れる波があるだろう
UPDATE 11/15 17:20
〈現状〉
前半の千葉北エリアは、北部エリアではしっかりとした北東~北寄りが吹いており、片貝方面や一宮周辺は弱い北西~北寄りの風が吹く場所が多くなっていた。サイズはモモ~ハラ前後が中心で、飯岡方面はウネリが弱くスネ~ヒザサイズで厳しいコンディションとなっていた。なお、一宮周辺は一宮や東浪見、志田下で1アクション可能だが、北部エリアや片貝方面は▽20程度までと、今一つな場所が多くなっていた。
日中以降は北東風が強まり、一宮周辺は風の影響を受けつつも多少サイズアップして、一宮やサンライズ、志田下で1アクション可能となっていた。また、北部エリアや片貝方面は小振りなサイズが目立ち、引き続き今一つな場所も多いが、匝瑳・吉崎では1アクション入る波があった。
夕方も全域で強めの北東風が吹いており、北部エリアや片貝方面は小振りなサイズが中心だが、椎名内や片貝・新堤では風の影響小さく1アクション出来る波がある。また、一宮周辺は風の影響を受けつつも一宮やサンライズ、志田下で1アクション出来ている!
〈気圧配置〉
明日の日本付近は、東日本付近から日本の東へ移動する高気圧に覆われる見込み。また、大陸で発生する見通しの低気圧が急速に発達しながらオホーツク海へ進む模様。

〈風〉
前半は北寄り~北東、後半は東寄り~南東が吹く予報。
〈ウネリ〉
高気圧からの吹き出しなどによる東ウネリが落ち着きつつも続く見込みで、モモ~ハラ前後の場所が多くなる予想。
〈今後と狙い目〉
早朝や後半は全域で比較的風が弱く、大きく面を乱されることはなさそう。また、全域で小振りなサイズが中心となり大きなサイズ変化はなさそうだが、潮回りを考慮すれば全域で滑れる波はありそうだ。なお、日中のハイタイド付近は北東風の影響もあり今一つなコンディションとなってしまうことも考えらるので、まずは前半の潮が上げに向かう時間帯に1ラウンド入っておくのが良いだろう。
(sho)
☆観測スタッフのコメント
今日の3名の方のお話しです。
★一宮ポイントの左側で13時(潮位134cm)頃までサーフ→ラスト1本はライトにしっかりと4マニューバーを入れて上がってきたプロサーファーの方
「難しいけど出来ますよ。最初の厚い所を頑張ってシゴいて手前の張った所で縦に行くって感じ。このくらい潮が上げてても大丈夫ですね。」
★一宮ポイントの左側で15時(潮位117cm)頃までサーフ→一宮ポイントがホームブレイクのベテランサーファー(60歳台→パフォーマンスボードを使用)の方
「ここ3日の中で1番出来るよ。パワーも丁度いい感じ。ほら、あの手前の張った所とか。潮的にはどうだろう?ウネリが痩せちゃうかもだけど、少しくらい引いた方がいいのかもね。水温は俺は昨日よりも冷たく感じたよ(今日の水温17.0℃)。」
★13時過ぎにサンライズポイントに自転車で向かおうとしていた近隣にお住まいのベテランサーファーの方
「サンライズどうですか?そっか〜やっぱり左だけか〜。昨日あっち良かったから、じゃあまた今日もあっち行って来ます。あっちは潮が上げた方がいい感じと思いますよ。」
(Unity)
ビギナーアドバイス
日中は北東風がやや強まりそうですが、朝のうちや後半は風が弱く、広い範囲で練習出来るコンディションとなりそうです。
タイド
太東
今後の風と波(気象)
・一宮
更新予定時刻
07:00 / 11:00 / 18:45
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週間波予想
11/15(土) 11:05
(sho)
17(月)は南東~南寄りのウネリ、18(火)は北東ウネリで多少サイズアップする見込みだが、ハードになるほどではなさそう
ウネリの期待度(千葉北)

17(月)

18(火)

19(水)

20(木)

21(金)
SAMPLE
11/17(月)
予想天気図
(AM09時)
気象庁Waveシミュレーター
(AM09時)
Noaa Waveシミュレーター
(AM09時)
低気圧が発達しながらオホーツク海を北東へ進み、大陸の高気圧が日本付近に張り出して西高東低の気圧配置となる模様。
風は終日南西が強めに吹く予報。
オホーツク海へ進む低気圧の影響で南東ウネリが次第に強まりハラ~カタ前後の場所が多くなる予想。
北部エリアや片貝方面は南西風の影響が大きくなってしまいそうなので、作田の堤防寄りなどをチェックしたい。一宮周辺であれば、やや煽られ気味になってしまうタイミングもありそうだが、終日遊べる波が探せそうだ。
11/18(火)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
引き続き、低気圧が発達しながらオホーツク海を北東へ進み、大陸の高気圧が日本付近に張り出して西高東低の気圧配置が続く模様。
風は前半は北寄り、後半は北東~東寄りが吹く予報。
発達しながらオホーツク海を進む低気圧からの北東~東寄りのウネリによってハラ~カタ前後となる場所が多くなる予想。
ウネリは徐々に落ち着く見込みだが、北部エリアや片貝・新堤などは風も合い遊べるコンディションとなることが期待出来る。また、一宮周辺であれば一宮やサンライズの堤防南側のピークを中心にチェックするのが良いだろう。なお、後半はややサイズダウンしそうだが、風が弱まり全域で遊びやすくなりそうだ。
11/19(水)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
高気圧が東日本付近に移動する模様。
風は前半は北寄り、後半は北東にシフトし次第に弱まる予報。
遠ざかった低気圧からのウネリは弱まるが、高気圧の吹き出しによる東ウネリが続き、前半はコシ~ムネ、後半はモモ~ハラ前後の場所が多くなる予想。
次第にウネリが弱まり、小振りなサイズが中心となりそうなので、まずは前半のうちに1ラウンド入っておくのが良いだろう。なお、大潮2日目となるため、上手く潮回りを利用すれば遊べる波が探せそうだ。
11/20(木)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
高気圧が日本のはるか東へ移動し、気圧の谷が日本海に進む模様。
風は前半は北寄り、後半は北東~東寄りにシフトし次第に弱まる予報。
気圧の谷の影響で南東~南寄りのウネリが多少強まり、コシ~ムネ前後の場所が多くなる予想。
北寄りの風が吹く前半は、北部エリアや片貝・新堤などで遊べるコンディションとなりそう。なお、後半は全域で風が弱まるため、広い範囲で落ち着いたコンディションとなりそう。なお、前日同様潮回りを考慮すれば遊べる波は探せそうだ。
11/21(金)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
気圧の谷が日本の東へ移動し、大陸の高気圧が日本付近に張り出す模様。
風は前半は南西~南寄り、後半は西寄りが吹く予報。
気圧の谷の影響によ南東~南寄りのウネリは次第に弱まるが、高気圧からの吹き出しによる東ウネリも反応し、コシ~ムネ前後の場所が多くなる予想。
全域で小振りなサイズが中心となりそうだが、午後は西寄りの風で、比較的面の整ったコンディションで遊べる場所も多くなるだろう。ただし、早朝や夕方のハイタイド付近はインサイド寄りの物足りないブレイクが多くなってしまうことも考えられるため、なるべく潮の動く日中に行動するのが良いだろう。
★気象庁発表の予報に基づいて予想しておりますが、その予報が変わると週間波予想も変わってくるため、毎日更新される最新の気象情報や週間波予想のチェックをお勧めします。
更新予定時刻
12:00
8日目以降の天気図/波浪予想
11/22(土) AM09時
11/23(日) AM09時
11/24(月) AM09時
11/25(火) AM09時
12日以降の波浪予想
11/26 (AM09時)
11/27 (AM09時)
11/28 (AM09時)
11/29 (AM09時)
UPDATE 11/06
皆さん、お疲れ様です!波情報BCM「プロサーファー週間地形レポート」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。
先週末もオフショアとウネリが重なり、連休初日のハードなサイズに対応できるポイントは限られていたものの、沖を通過していた前回までの低気圧と比べて控えめな反応は落ち着きが早く、昼頃の太東〜志田のセッションに見応えもありました。
午後からは東浪見やサンライズの右側に関しても密かに対応できる波を探せていて、日曜日(11/2)の頭前後は各ポイントで形やピークのまとまりを取り戻していたので、週に一度の整ったウネリを楽しめる狙い目をキープしていました。
それでは、地形レポートです!
一宮
11/5水曜日の8時半頃。干潮に近い時間帯です。前回の更新からも以前と比べて北東コンディションの悪影響が少なくなり、他のポイントより北〜北西の風を防げたことで今週に入ってからもここは無難な対応を維持できている様子です。サイズとしても更新頃に通過した低気圧がウネリを残していたので、土曜日(11/1)のオフショアの初日にややハードなウネリが届いていましたが、辿ったコースを含めて以前より控えめな反応は早めに落ち着きを取り戻し、夕方の時点で頭前後のブレイクを狙えていた状況です。


今のところ満タン前後にまとまるショアブレイクにも安定した乗りしろを探せていないので、お手軽なサイズ感に癖の悪いブレイクやサイズ不足な反応が増えそうな様子です。
サンライズ
11/5水曜日の10時頃。干潮の潮止まりです。前回の更新頃やここ数日の様子からは北風に影響されたコンディションがヨレやバラつきの多いブレイクを増やしていた印象ですが、朝の風の弱まりや北西コンディションのサイドオフを狙えるタイミングもあり、以前よりも整った波を探せていたと思います。


復活した最近のサイズにも力の弱い波質が気になり、左右の堤防周辺ではインサイドにかけて乗りつなげるエリアや形のきっかけが残っていましたが、正面エリアは手前を横断するカレントに距離を阻まれたり、縦断するカレントに横移動を制限され、アウトに片寄った仕上がりが癖を強めていました。
大潮の干潮に対応を助けられているものの、変化がなくなるほどボヨつきやサイズ不足な反応が増えてしまい、狙える波が少なくなりそうです。
東浪見
11/5水曜日の11時半頃。上げ始めの時間帯です。一宮やサンライズのように風を防げる堤防はないものの、ここにとっても北西や北風のようなサイドオフショアが弱まるタイミングでヨレの少ないブレイクがあり、更新頃やここ数日のように狙いから外れたコンディションにも、これまでより練習できる波を探せていた状況です。


しかし、この先の荒れ具合からはまだまだ安定は望めず、小さくなる潮の動きがお手軽なコンディションにサイズ不足な波を増やしそうです。
志田
11/5水曜日の14時頃。満タンに近い時間帯です。一宮方面で狙えた北西コンディションの面ツルもここにとってはフェイスのヨレが大きくなってしまい、この時のような極端な風の弱まりで整った雰囲気を取り戻していましたが、ウネリよりも風波のサイズ感が気になる反応は力不足なブレイクが増えてまとまりが悪く、形のバラつきや素直さに欠けた乗り心地が見た目以上に滑りにくいフェイスにしていたので、これまでよりもオンショアの悪質な影響は解消傾向だったものの、前回以降もお手軽なブレイクを狙えつつ面ツルは限られていた状況です。


潮の動きに対してもオンショア気味な反応に引きの変化が悪影響になったり、満タンの潮位がボヨつきを目立たせていて、オフショアに対しても多少ハードなサイズが必要な仕上がりが気になる様子です。
太東
11/5水曜日の15時頃。満タン寸前です。前回以降もありがたいことに南西コンディションのチャンスを狙え、このタイミングに届いた東ウネリが他のポイントでハードな景色を増やしていたものの、ウネリの直撃を防いだここの反応は以前より控えめな胸〜肩範囲のお手軽さをキープしていたので、混雑も避けられない状態ながら、ピーク時のサイズで軽快なセクションを滑れていたり、潮の上げ始めから形のまとまりを重視した波を楽しめていて、土日(11/1~2)の面ツルに素直なブレイクが揃っていたと思います。


夷隅
11/5水曜日の16時頃。満タンの潮止まりです。ここにとっては南西コンディションがウネリのシフトを強めて形を崩してしまい、土日(11/1~2)に関しても午前中の風の弱さに助けられて整った景色を楽しめるタイミングが残されていましたが、土曜日(11/1)の必要以上のサイズにカレントの影響を含めて雑な形や乗り心地を増やされ、引きに向かう潮の変化に合わせて日曜日(11/2)の落ち着きに可能性を狙えていたものの、普段と比べて形のまとまり方に都合の悪い反応が気になっていた雰囲気です。


今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。
上記の通り、前回以降もオンショア期間中の北西や北風のコンディションが一宮〜東浪見区間のサイドオフショアになっていたので、風が弱まる朝イチのタイミングに合わせて面ツルのような景色を狙えていながら、この時の波質はウネリよりもオンショアが残した風波のような雰囲気が強まっていました。
サイズ的に胸前後のお手軽なブレイクを狙えて余計なカレントも解消傾向でしたが、力不足な反応ではこれまでの北東コンディションで崩れた地形の複雑さを受けてフェイスを狭くされ、乗り心地の弱さも加わって思い通りに滑れない波が多かった印象です。
さて、この先の波は前日の北西で整ったコンディションも、すでにオンショアの強まりが台無しにしてしまい、木曜日(11/6)の時点では風波のサイズ感が続いていますが、波にとっては沖を通過中の低気圧から再びウネリが届くかもしれません。
今回は整ったウネリと南西の絡みを狙えない状況ですが、通過後の西高東低にほどよい北西コンディションがあるので、一宮〜サンライズ方面は朝の風の弱まりに悪影響が少ないブレイクを探せそうです。これまでのようなハードな反応があったり、北西コンディションの急激な落ち着きにサイズを不安定にされ、風向きとサイズの条件が噛み合わなくなるかもしれませんが、その後も沖に移動してからの高気圧のポジションに可能性があり、易しい東ウネリの波質や南西コンディションに向けた変化にチャンスが残っている雰囲気です。
しかし、気圧配置の入れ替わりが頻繁なのでコンディションの変化も激しく、ウネリのまとまりの悪さが際立つとお手軽なサイズが力不足な反応になってしまい、現状の地形に対して狭いフェイスや途切れるセクションが目立ちそうです。狙い目になるコンディションは残されつつ、この先の控えめな潮の動きが胸〜肩以下のサイズにとってボヨつくセクションを広げそうです。
最後に、水温ですが、水温は少しずつ下がり傾向な時期になりましたが、連休の東ウネリと一緒に届いた南房のような透き通った潮がその後の温かさをキープしたいたので、ここ数日の北東コンディションが元の状態に戻している様子ながら、外気に対して今のところジャーフルで問題ない状況です。


