匝瑳・吉崎 波情報
※1日前の情報をサンプル表示
オフショアとなる場所は多いので、潮回りを考慮して行動しましょう。
UPDATE 11/18 17:20
〈現況〉
夕方も最大ハラ程度。一宮周辺ではオンショアが吹いていますが、潮の動きで波質アップしだポイントもあり、片貝新堤の△35を筆頭に、1アクション程度出来る場所が増えていました。
〈気圧配置〉
はじめ冬型の気圧配置となり、次第に高気圧に覆われる見込み。

〈風〉
沿岸部では、北西〜北の風が吹く。
〈ウネリ〉
日本のはるか東にある高気圧からの東〜南東ウネリがメインとなり、スモールサイズが中心となるが、一宮周辺はハラサイズもある。
〈今後と狙い目〉
終日、オフショアとなる場所は多いでしょう。一宮周辺は一部オンショアとなるポイントもあり、日中はやや強まる風で影響が大きくなる時間帯もありそうですが、今日よりはまとまりのあるスタートになりそうです。
大潮なので、潮の上げ込みで波質アップする場所も多いですが、逆に多くなり過ぎると波質ダウンしたり、まともに割れなくなってしまう場所もあります。潮回りを考慮して行動しましょう。
★11月19日(水)〜22日(土)は太東で『TAITO LONGBOARD CLASSIC』が開催予定です。
(S50)
☆観測スタッフのコメント
・今日、一宮ポイントでサーフィンした4名の感想です。
★左側で11時(潮位107cm)頃までサーフ→スタッフ(Lore)
「最近ハマってる5’4のミニボード(トライフィン)で入ってきました!思ってたよりクローズセクションがなかったですが、良いライトは2ターン出来ました!先に入ってた女性サーファーの方は、8時(潮位82cm)頃が良かったと教えてくれました!水温は16.5℃。ブーツを履いて入ったので足は寒くなかったですが、風が当たって上半身が寒かったです!」
★左側で13時(潮位140cm)頃までサーフ→スタッフ(S50)
「ファントム(左側)16.6℃。最初微妙だな〜って思ってましたが、ライト1〜2発出来るのまぁまぁ来ます!バリニーズの方は、3発め決まりかけてました!レフトも無くはないです。リップ1発、2発目は軽め。」
★中央堤防右で15時(潮位142cm)頃までサーフ→一宮ポイントの波を知り尽くした(いつもその日のNo.1ピークにエントリーする)ベテランサーファー
「ちょっと上げ過ぎだけど、出来るよ。昨日まではアッチ(左側)でやってたけど、今日はコッチ(中央堤防右)の方がいいと思う。今、上げパンでしょ?入った時の方が張ってたから、これからどうだろうね。車ん中で少し暖まってから、もう1回入ろうかな。」
・左側〜坂の前周辺で16時(潮位127cm)頃までサーフ→スタッフ(sho)
「潮多いけど出来ます。上げいっぱい前(14:00〜14:30頃)は、たまにsetムネもありました。水温は16.8℃。私(暑がり)はまだジャーフルで大丈夫ですが、海上がりの着替えタイムはお湯が欲しい季節になってきました。」
(Unity)
ビギナーアドバイス
ホレた波や堤防付近などのカレントには注意して練習しましょう。
タイド
太東
今後の風と波(気象)
・一宮
更新予定時刻
07:00 / 11:00 / 18:45
プロサーファー週間地形レポートへ
週間波予想
11/18(火) 10:40
(S50)
落ち着いたサイズが続きそうです。
ウネリの期待度(千葉北)

20(木)

21(金)

22(土)

23(日)

24(月)
SAMPLE
11/20(木)
予想天気図
(AM09時)
気象庁Waveシミュレーター
(AM09時)
Noaa Waveシミュレーター
(AM09時)
高気圧が日本のはるか東へ移動し、低気圧がサハリン付近へ進み、前線が日本海へのびる見込み。
高気圧からの吹き出しによる東〜南東ウネリで一宮周辺は最大ハラ、他はスモールサイズとなりそうです。
沿岸部では、北西〜北の風が吹く予報なので、一宮周辺は一部オンショアとなるポイントもありますが、面が多少ザワつく程度でしょう。潮回りを考慮して行動しましょう。
11/21(金)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
低気圧がオホーツク海へ進み、前線が北⽇本を通過する。⼤陸の⾼気圧が⻄⽇本付近へ張り出す見込み。
オホーツク海を進む低気圧や気圧の谷の影響により、多少強まる南東ウネリで前日よりもワンサイズ程度アップしたスタートになりそうです。
前半は北西風が吹き、後半は南東の風に変わりますが、終日弱い予報なので、オンショアとなる場所でも影響はさほど気にせずに出来そうです。潮回りを考慮して行動しましょう。
11/22(土)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
⾼気圧が本州付近へ移動する見込み。
前日の南東ウネリは弱まり、最大ハラ程度のスタートになりますが、移動してくる高気圧からの北〜北東の風波を拾いやすい一宮周辺は波数が増えると共にワンサイズ程度アップしそうです。
前半は北よりの風が吹き、後半は北東の風がやや強まる予報なので、まずは全域にかけて風の穏やかそうな早めに入っておくのが良いでしょう。後半はオフショアが続く北部や風をかわす堤防付近などが無難です。
11/23(日)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
⾼気圧が⽇本の東へ移動し、気圧の⾕が⽇本海へ進む見込み。
高気圧からの東〜南東ウネリで一宮周辺は最大ハラ、他はスモールサイズとなりそうです。前半は北西風、後半は南風に変わりますが、終日弱い予報なので、オンショアとなる場所でも影響はさほど気にせずに出来そうです。潮回りを考慮して行動しましょう。
11/24(月)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
低気圧が⽇本海北部に発⽣し、前線が⻄⽇本の⽇本海沿岸にのびる見込み。
高気圧からの東〜南東ウネリで前日同様のサイズが続きそうです。
次第に西〜南西風がやや強まる予報なので、まずは全域にかけて風の穏やかそうな早めに入っておくのが良いでしょう。後半はオフショアとなる作田や一宮周辺が無難です。
★気象庁発表の予報に基づいて予想しておりますが、その予報が変わると週間波予想も変わってくるため、毎日更新される最新の気象情報や週間波予想のチェックをお勧めします。
更新予定時刻
12:00
8日目以降の天気図/波浪予想
11/25(火) AM09時
11/26(水) AM09時
11/27(木) AM09時
11/28(金) AM09時
12日以降の波浪予想
11/29 (AM09時)
11/30 (AM09時)
12/01 (AM09時)
12/02 (AM09時)
UPDATE 11/06
皆さん、お疲れ様です!波情報BCM「プロサーファー週間地形レポート」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。
先週末もオフショアとウネリが重なり、連休初日のハードなサイズに対応できるポイントは限られていたものの、沖を通過していた前回までの低気圧と比べて控えめな反応は落ち着きが早く、昼頃の太東〜志田のセッションに見応えもありました。
午後からは東浪見やサンライズの右側に関しても密かに対応できる波を探せていて、日曜日(11/2)の頭前後は各ポイントで形やピークのまとまりを取り戻していたので、週に一度の整ったウネリを楽しめる狙い目をキープしていました。
それでは、地形レポートです!
一宮
11/5水曜日の8時半頃。干潮に近い時間帯です。前回の更新からも以前と比べて北東コンディションの悪影響が少なくなり、他のポイントより北〜北西の風を防げたことで今週に入ってからもここは無難な対応を維持できている様子です。サイズとしても更新頃に通過した低気圧がウネリを残していたので、土曜日(11/1)のオフショアの初日にややハードなウネリが届いていましたが、辿ったコースを含めて以前より控えめな反応は早めに落ち着きを取り戻し、夕方の時点で頭前後のブレイクを狙えていた状況です。


今のところ満タン前後にまとまるショアブレイクにも安定した乗りしろを探せていないので、お手軽なサイズ感に癖の悪いブレイクやサイズ不足な反応が増えそうな様子です。
サンライズ
11/5水曜日の10時頃。干潮の潮止まりです。前回の更新頃やここ数日の様子からは北風に影響されたコンディションがヨレやバラつきの多いブレイクを増やしていた印象ですが、朝の風の弱まりや北西コンディションのサイドオフを狙えるタイミングもあり、以前よりも整った波を探せていたと思います。


復活した最近のサイズにも力の弱い波質が気になり、左右の堤防周辺ではインサイドにかけて乗りつなげるエリアや形のきっかけが残っていましたが、正面エリアは手前を横断するカレントに距離を阻まれたり、縦断するカレントに横移動を制限され、アウトに片寄った仕上がりが癖を強めていました。
大潮の干潮に対応を助けられているものの、変化がなくなるほどボヨつきやサイズ不足な反応が増えてしまい、狙える波が少なくなりそうです。
東浪見
11/5水曜日の11時半頃。上げ始めの時間帯です。一宮やサンライズのように風を防げる堤防はないものの、ここにとっても北西や北風のようなサイドオフショアが弱まるタイミングでヨレの少ないブレイクがあり、更新頃やここ数日のように狙いから外れたコンディションにも、これまでより練習できる波を探せていた状況です。


しかし、この先の荒れ具合からはまだまだ安定は望めず、小さくなる潮の動きがお手軽なコンディションにサイズ不足な波を増やしそうです。
志田
11/5水曜日の14時頃。満タンに近い時間帯です。一宮方面で狙えた北西コンディションの面ツルもここにとってはフェイスのヨレが大きくなってしまい、この時のような極端な風の弱まりで整った雰囲気を取り戻していましたが、ウネリよりも風波のサイズ感が気になる反応は力不足なブレイクが増えてまとまりが悪く、形のバラつきや素直さに欠けた乗り心地が見た目以上に滑りにくいフェイスにしていたので、これまでよりもオンショアの悪質な影響は解消傾向だったものの、前回以降もお手軽なブレイクを狙えつつ面ツルは限られていた状況です。


潮の動きに対してもオンショア気味な反応に引きの変化が悪影響になったり、満タンの潮位がボヨつきを目立たせていて、オフショアに対しても多少ハードなサイズが必要な仕上がりが気になる様子です。
太東
11/5水曜日の15時頃。満タン寸前です。前回以降もありがたいことに南西コンディションのチャンスを狙え、このタイミングに届いた東ウネリが他のポイントでハードな景色を増やしていたものの、ウネリの直撃を防いだここの反応は以前より控えめな胸〜肩範囲のお手軽さをキープしていたので、混雑も避けられない状態ながら、ピーク時のサイズで軽快なセクションを滑れていたり、潮の上げ始めから形のまとまりを重視した波を楽しめていて、土日(11/1~2)の面ツルに素直なブレイクが揃っていたと思います。


夷隅
11/5水曜日の16時頃。満タンの潮止まりです。ここにとっては南西コンディションがウネリのシフトを強めて形を崩してしまい、土日(11/1~2)に関しても午前中の風の弱さに助けられて整った景色を楽しめるタイミングが残されていましたが、土曜日(11/1)の必要以上のサイズにカレントの影響を含めて雑な形や乗り心地を増やされ、引きに向かう潮の変化に合わせて日曜日(11/2)の落ち着きに可能性を狙えていたものの、普段と比べて形のまとまり方に都合の悪い反応が気になっていた雰囲気です。


今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。
上記の通り、前回以降もオンショア期間中の北西や北風のコンディションが一宮〜東浪見区間のサイドオフショアになっていたので、風が弱まる朝イチのタイミングに合わせて面ツルのような景色を狙えていながら、この時の波質はウネリよりもオンショアが残した風波のような雰囲気が強まっていました。
サイズ的に胸前後のお手軽なブレイクを狙えて余計なカレントも解消傾向でしたが、力不足な反応ではこれまでの北東コンディションで崩れた地形の複雑さを受けてフェイスを狭くされ、乗り心地の弱さも加わって思い通りに滑れない波が多かった印象です。
さて、この先の波は前日の北西で整ったコンディションも、すでにオンショアの強まりが台無しにしてしまい、木曜日(11/6)の時点では風波のサイズ感が続いていますが、波にとっては沖を通過中の低気圧から再びウネリが届くかもしれません。
今回は整ったウネリと南西の絡みを狙えない状況ですが、通過後の西高東低にほどよい北西コンディションがあるので、一宮〜サンライズ方面は朝の風の弱まりに悪影響が少ないブレイクを探せそうです。これまでのようなハードな反応があったり、北西コンディションの急激な落ち着きにサイズを不安定にされ、風向きとサイズの条件が噛み合わなくなるかもしれませんが、その後も沖に移動してからの高気圧のポジションに可能性があり、易しい東ウネリの波質や南西コンディションに向けた変化にチャンスが残っている雰囲気です。
しかし、気圧配置の入れ替わりが頻繁なのでコンディションの変化も激しく、ウネリのまとまりの悪さが際立つとお手軽なサイズが力不足な反応になってしまい、現状の地形に対して狭いフェイスや途切れるセクションが目立ちそうです。狙い目になるコンディションは残されつつ、この先の控えめな潮の動きが胸〜肩以下のサイズにとってボヨつくセクションを広げそうです。
最後に、水温ですが、水温は少しずつ下がり傾向な時期になりましたが、連休の東ウネリと一緒に届いた南房のような透き通った潮がその後の温かさをキープしたいたので、ここ数日の北東コンディションが元の状態に戻している様子ながら、外気に対して今のところジャーフルで問題ない状況です。


