匝瑳・吉崎 波情報
※1日前の情報をサンプル表示
北部や片貝の堤防付近で、まずは早めに!
UPDATE 11/07 17:20
〈現況〉
夕方も、低気圧からのしっかりとしたウネリで最大頭半。作田〜一宮周辺の大半はクローズアウトでしたが、ほぼ全域でオフショアが吹き続け、ウネリを軽減する北部・片貝漁港と新堤・太東・大原海水浴場では遊べる状況を維持し、新堤と太東は△評価のGood Waveで楽しめていました!
〈気圧配置〉
発達した低気圧はカムチャツカの東へ進み、高気圧は夜までに日本の東へ移動し、西高東低の気圧配置が解消する。一方、台風26号はフィリピンの東を西北西へ進む見込みです。

〈風〉
前半は北〜北東の風が強め・後半は東の風がやや強め。
〈ウネリ〉
低気圧の残した東ウネリは残るも、ワンサイズ程度ダウンする場所が多い。
カタ〜頭オーバーの場所が中心となるが、一宮周辺は頭半サイズがある。北部・片貝漁港・太東・大原海水浴場は最大カタ程度。飯岡は更に落ち着いている。
〈今後と狙い目〉
終日オンショアとなりそうな、作田や一宮周辺はジャンク気味でハード。一部ではクローズアウトが続く恐れはあります。
オフショアとなる飯岡〜椎名内・サイドショアをかわす吉崎周辺や片貝の堤防付近は遊びやすいコンディションとなりそうですが、無理はせずに十分対応出来るサイズ・コンディションの場所へ向かって下さい。
ただし、後半は広い範囲でオンショアとなりそうなので、まずは早めに入っておくのが良いいでしょう。
★古所海岸では、11月8日(土)〜9日(日)・予備日:10日(月)『MELLOW CUP 世界デフサーフィンチャンピオンシップ』開催の為、エリア規制が入る予定です。
(S50)
☆観測スタッフのコメント
・今日の午後に一宮ポイントのインサイドに水温計を投げ入れの計測19.5℃でした。
※明朝も、寒がりの方はセミドライがオススメです。
・昨日の後半は御宿漁港ポイント、今朝は岩和田ポイントで水温を計りながらサーフィンしました。
★御宿漁港ポイント
地形は悪くないですが、昨日はsetの肩サイズはダンパー気味が大半でしたので、ミドル〜コンパクトサイズの日が調子良い感じと思います。ミドルサイズ以上なら上げるほど(でもボヨつきがちょっとネック)、コンパクトサイズ以下なら上げ気味の(上げ過ぎない)時間帯が波質はベターです。なお、ホテル前〜メイン寄りにかけてもバンクはいくつもあります。
★岩和田ポイント
ウラナカも含め一時よりはマシにはなりましたがグリグリのダンパー地形は健在、切れてアクションを決めれる波を探すのに今朝は苦戦しました。とにかく速い...そして壁のようにホレる...チューブ巻いてるのは肩サイズのドダンパーのsetだけで抜けれない...
良くない地形の中でも、潮が上げるほどインサイドにセクションは出てくる(マシ)と思います。
※今朝の御宿の水温は19.6℃(昨日は20.7℃)でしたが、極度の寒がりの私オール5mmのセミドライで海の中は丁度でした。
※御宿ポイントにおいて、訪れるサーファーのマナーが問題になっています。今一度サーフィンのルールとマナーをご認識頂き、厳守して頂けますよう宜しくお願い致します。
※御宿ポイント各駐車場は、民家と隣接しています。早朝は、ワックスのガリガリ音にも十分な配慮を宜しくお願い致します。
(Unity)
ビギナーアドバイス
飯岡での練習がオススメです。ホレてこない、緩やかな波質の場所を探してみましょう。
タイド
太東
今後の風と波(気象)
・一宮
更新予定時刻
07:00 / 11:00 / 18:45
プロサーファー週間地形レポートへ
週間波予想
11/07(金) 11:10
(S50)
台風26号からのウネリの反応がなければ、次第にハラ程度のサイズにダウン傾向に。
ウネリの期待度(千葉北)

09(日)

10(月)

11(火)

12(水)

13(木)
SAMPLE
11/09(日)
予想天気図
(AM09時)
気象庁Waveシミュレーター
(AM09時)
Noaa Waveシミュレーター
(AM09時)
⽇本海北部に低気圧が進み、前線が⻄⽇本から東⽇本付近にのびる。一方、台風26号はフィリピンの東を西北西へ進む見込み。
高気圧の吹き出しによる東ウネリがメインとなります。作田〜一宮周辺は最大カタ・北部はハラ以下のスタートとなるが、後半は南〜南西風の波が反応してオンショアとなる場所では波数が増えます。
まずは風の穏やかそうな早めがオススメです。次第に北部〜片貝方面はチョッピーでハード気味になる可能性はありますが、オフショアとなる作田や一宮周辺が楽しめるコンディションが期待できます。
11/10(月)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
低気圧が発達しながらオホーツク海へ進み、⾼気圧が⻩海付近へ移動して、北⽇本中⼼に⻄⾼東低の気圧配置となる。一方、台風26号は南シナ海を西北西へ進む見込み。
未明をピークに強まる南〜南西風による波で、ハラ〜カタ程度。北部〜片貝方面は波数が多い場所が多いスタートとなり、片貝漁港・太東・大原海水浴場は最大ハラ程度となりそうです。
夜明け頃からは、やや強い北西〜北風となるため、次第に北部〜片貝方面のコンディションは整って遊びやすくなりますが、サイズダウンも進むでしょう。
一宮周辺は風をかわす堤防付近でのサーフィンが無難そうです。
なお、台風26号からの南〜南西ウネリが反応すれば、この日以降、カタ〜頭オーバーサイズはありそうです。
11/11(火)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
⾼気圧が⽇本海へ移動する。一方、台風26号は南シナ海を北西へ進む見込み。
台風26号からの南〜南西ウネリが反応しなければ、弱い南ウネリや日本のはるか東にある高気圧の吹き出しによる東ウネリでムネ以下のサイズとなりそうです。
沿岸部では北よりの風となりますが、概ね弱く、広い範囲で遊びすいコンディションとなるでしょう。
11/12(水)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
⾼気圧が⽇本の東へ移動し、低気圧が沿海州付近へ進む。一方、台風26号は南シナ海を北へ進む見込み。
台風26号からの南〜南西ウネリが反応しなければ、弱い南ウネリや、日本のはるか東にある高気圧の吹き出しによる東〜南東ウネリがなんとか続く程度でハラ以下のスモールサイズとなりそうです。北東風がやや強く吹き続けますが、特にサイズ変化はなく、オンショアとなる一宮周辺で多少波数が増える程度でしょう。
オフショアとなる北部はウネリが弱く物足りない可能性があるので、比較的出来そうな片貝新堤や一宮周辺の風をかわす堤防付近が良さそうです。
11/13(木)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
低気圧がオホーツク海へ進み、⼤陸の⾼気圧が⽇本海へ張り出す。また、低気圧が⽇本の南から⽇本の東へ進む見込み。
台風26号からの南〜南西ウネリが反応しなければ、弱い南ウネリや、日本のはるか東にある後期高気圧の吹き出しによる東〜南東ウネリがなんとか続く程度でハラ以下のスモールサイズとなりそうです。
この日は南よりの風が吹くため、作田や一宮周辺でのサーフィンが無難でしょう。
★気象庁発表の予報に基づいて予想しておりますが、その予報が変わると週間波予想も変わってくるため、毎日更新される最新の気象情報や週間波予想のチェックをお勧めします。
更新予定時刻
12:00
8日目以降の天気図/波浪予想
11/14(金) AM09時
11/15(土) AM09時
11/16(日) AM09時
11/17(月) AM09時
12日以降の波浪予想
11/18 (AM09時)
11/19 (AM09時)
11/20 (AM09時)
11/21 (AM09時)
UPDATE 10/30
皆さん、お疲れ様です!波情報BCM「プロサーファー週間地形レポート」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。
ここ数日の控えめな潮の変化は満タン時のボヨつきは回避できていたものの、バラけたオンショアの反応がまとまるタイミングもなく、力の弱い乗り心地や地形以上に複雑なブレイクが厄介な対応を延長している状態です。
それでは、地形レポートです!
一宮
10/29(水曜日)の10時頃。潮の動きは小さいですが満タンの潮止まりです。


サンライズ
10/29(水曜日)の11時頃。潮は引き始めです。


東浪見
10/29(水曜日)の12時頃。引きに向かう最中ながら小潮回りでほとんど変化がない状態です。


志田
10/29(水曜日)の14時頃。引きの動きに変化がなく、潮止まりのような状態です。北西コンディションや朝の風の弱まりに合わせてこれまでよりも悪影響の少ない波を探せていましたが、波質としては北東コンディションの影響を受けた反応は変わらず、十分なサイズをキープしていてもハッキリしないセクションや不規則な形が目立っていたので、微妙な整い具合いがヨレや重なりをボヨつきに変えてしまい、一宮方面よりもスムーズさに欠けた波が多かった印象です。


太東
10/29(水曜日)の15時頃。干潮ではあるものの満タン時の潮位からほとんど変動はありません。


夷隅
10/29(水曜日)の16時頃。上げ始めているタイミングですがほとんど潮止まりな潮位です。


今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。
上記の通り、前回の更新(10/22水曜日)からも各ポイントで広がったミドル〜アウトの地形を狙えるブレイクをキープできていましたが、北東コンディションに助けられ、サイズ感はオンショアの余韻が残る反応が目立っていました。
一宮方面では前半の北西コンディションに整ったフェイスを探せていたものの、ウネリのヨレやフェイスの重なりが気になる形が多く、スムーズに滑れるセクションが区切られていたり、距離を楽しめる波を当てるのが難しかったと思います。
低気圧の通過が残したウネリが10/27(月曜日)のオフショアコンディションのタイミングに届いたので、北東の雰囲気が解消された素直な反応はこのエリアにとって外せない狙い目でもありましたが、クローズを防げていながらも頻繁に来るオーバーヘッドサイズは形を保てる波が少なく、地形に残るカレントセクションが復活して滑り抜けるのが難しいブレイクも気になっていました。ウネリが残っていた10/27(月曜日)までは夷隅が反応する波や地形の複雑さをサイズでごまかせるフェイスを探せていながら、10/28(火曜日)以降の風波には不安定な反応が目立ってしまい、形のまとまりや滑りのいいセクションが見つからなくなっています。
さて、この先の波も、気圧配置の入れ替わりが激しくなり、今回も荒れたコンディションから始まりそうな雰囲気ですが、原因となる2つの低気圧がこのエリアの北側を通過する予報なので、11/3(月曜日)にかけてオフショアや風が弱まるタイミングを狙い易く、2つ目の低気圧のコースにはウネリを期待できないものの、1つ目の低気圧が接待するタイミングの南東コンディションはオンショアの余韻をリセットしながらウネリを取り戻せる可能性があると思います。
南西コンディションのサイズダウンが早まると地形に対して乏しい反応も想定されますが、必要以上のサイズが届いても今回は調整できる期間が残されていて、オフショアの落ち着きがカレントを解消してくれれば地形に対して素直なブレイクを期待できるので、10/27(月曜日)のように軽快に滑れるセクションを探せるかもしれません。
潮汐としても控えめながら日中の変化が復活するので、午前中の干潮前後と午後の満タン前後を狙い分けて地形や都合の悪いサイズに対するデメリットを回避できるのでは?残念な事に、これまでのオンショアのカレントが各ポイントの右側にまとまるレギュラーの形を複雑にしていたり、比較的安定傾向な左側や正面エリアに関しても地形の分裂が目立っているので、お手軽な胸前後のサイズにハッキリしないセクションが絡んだり、対応できる地形が途切れてアウトからのブレイクに距離を狙えない波が目立ち、ショアブレイクのまとまりに可能性がありつつ、頭前後のサイズがないと狙える地形やピークが限られてしまい、潮の影響を受けた波数の減少が不安な雰囲気です。
北東コンディションに変化する過程にも風が弱まる期間が残されますが、ウネリを失ってからのオンショアほど癖の悪い反応はないので、南西コンディションの期間の対応は外せないと思います。
最後に、水温ですが、外気に合わせるとフルスーツが無難な状況ですが、水温は変わらず20℃くらいをキープしていて、東風コンディションで届いた10/27(月曜日)の夕方の透き通った潮は異様な温かさでもありました。


