豊海 波情報
※1日前の情報をサンプル表示
北部エリアや北寄りの風を軽減するピークへ向かいたい
UPDATE 09/18 17:20
”気象庁発表によると、台風17号(ミートク)が南シナ海で発生しました”
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〈現状〉
前半の千葉北エリアは、全域で南西~南寄りの風が吹いており、サイズはモモ~ハラ前後。北部エリは風が強まっており、小ぶりなオンショアコンディション。片貝方面~一宮周辺は、まださほど風が強まっておらず、作田や一宮~志田下で1アクション出来ていた。
日中以降は、全域で南西風が強まり、北部エリアや片貝方面は風の影響を受けてまとまりの無いコンディション場所が目立つが、一宮周辺では引き続き一宮~志田下で1アクション出来るコンディションをキープしていた。
夕方は、風が北寄りにシフトし強まったことで、北部エリアは面が回復して飯岡方面で1アクション入るようになっている。また、片貝方面では作田、一宮周辺では一宮~志田下でそれぞれ1アクション可能となっている。
〈気圧配置〉
明日の日本付近は、前線が日本の南に南下し、朝鮮半島付近にある気圧の谷が本州付近を通過する見込み。また、日本の南にある高気圧はほとんど停滞し、日本の南東海上にある熱帯低気圧が台風に発達して西北西に進む模様。
〈風〉
前半は北寄り、後半は北東が強めに吹く予報。
〈ウネリ〉
気圧の谷の影響によって北東~東寄りのウネリが強まり、ハラ~カタ・最大頭前後の場所が多くなる予想。
〈今後と狙い目〉
北部エリアは終日面を乱されることはなさそうだ。また、片貝方面〜一宮周辺であれば、中~上級者を中心に片貝・新堤や一宮周辺の堤防南側のピークでしっかりとしたサイズの波で遊べるコンデイションも期待出来る。ただし、場所によってハードになることも考えられるので、十分注意して欲しい。
(sho)
☆観測スタッフのコメント
・一宮エリアは、17:00前から強い北東風が吹き始めて、コンディションを落としています。
・竜巻注意報も出ていますので、今日は無理しないのか良さそうです。
(kiyot)
ビギナーアドバイス
北部エリアであれば風も合い、比較的落ち着いたコンディションで練習出来そうです。
タイド
太東
今後の風と波(気象)
・一宮
更新予定時刻
07:00 / 11:00 / 18:45
プロサーファー週間地形レポートへ
週間波予想
09/18(木) 11:20
(sho)
ウネリの期待度(千葉北)

20(土)

21(日)

22(月)

23(火)

24(水)
SAMPLE
09/20(土)
予想天気図
(AM09時)

気象庁Waveシミュレーター
(AM09時)

Noaa Waveシミュレーター
(AM09時)

高気圧が日本の東に移動し、低気圧が日本海で発生する模様。
気圧の谷の影響による北東~東寄りのウネリが続き、ハラ~カタ頭前後の場所が多くなる予想。
風は朝のうちは北東、日中以降は東寄り~南東が吹く予報。
北部エリアは前半を中心に面良く遊べる波がありそう。片貝方面や一宮周辺は風の影響を受ける場所も多そうだが、片貝・新堤や一宮周辺の堤防南側のピークであれば遊べる波も探せるだろう。
なお、風が南東にシフトする後半は少しでも影響が少ない一宮周辺をチェックしたい
09/21(日)
予想天気図(AM09時)

波浪予想(AM09時)

低気圧が北日本付近へ進む見込み。また、台風が南鳥島近海を西北西へ進む模様。
気圧の谷の影響によるウネリは一旦落ち着く見込みだが、北日本付近へ進む低気圧からの東寄りのウネリによって、最大カタ前後までサイズアップする場所もありそうだ。
風は前半は南西~西寄り、後半は南寄りが吹く予報。
終日風は弱い予報なので、全域で大きく面を乱されることなく遊べる波がありそうだ。
なお、サイズを求める方はまずは早朝のサーフィンがオススメ。
09/22(月)
予想天気図(AM09時)

波浪予想(AM09時)

低気圧が千島近海へ進み、高気圧が大陸から日本海へ移動する見込み。また、台風が南鳥島近海を西北西へ進む模様。
千島近海へ進む低気圧からの北東~東寄りのウネリがしっかりと反応し、ハラ~カタ前後の場所が多くなる予想。
風は終日北東が強めに吹く予報。
風の合う北部エリアは終日面を乱されることなく遊べる波が続くだろう。
また、片貝方面や一宮周辺であれば、堤防南側のピークをチェックするのが良さそうだ。
09/23(火)
予想天気図(AM09時)

波浪予想(AM09時)

高気圧が日本海西部から北日本付近へ移動する見込み。また、台風が小笠原近海を西北西へ進む模様。
遠ざかる低気圧からの北東~東寄りのウネリや日本の南海上を進む見込みの台風からのウネリも反応して、ムネ~頭前後の場所が多くなる予想。
風は終日北東が強めに吹く予報。
前日と同様に、風の合う北部エリアは終日面を乱されることなく遊べる波が続くだろう。
また、片貝方面や一宮周辺であれば、堤防南側のピークをチェックするのが良さそうだ。
ただし、ウネリの反応次第ではハードになることも考えられるため、十分注意が必要。
09/24(水)
予想天気図(AM09時)

波浪予想(AM09時)

高気圧が日本の東へ移動し、気圧の谷が朝鮮半島付近へ進む模様。
遠ざかる低気圧からの東寄りのウネリは落ち着くが、日本の南海上を進む見込みの台風からのウネリが続き、ムネ~頭前後の場所が多くなる予想。
風は終日北東が強めに吹く予報。
前日と同様に、風の合う北部エリアは終日面を乱されることなく遊べる波が続くだろう。
また、片貝方面や一宮周辺であれば、堤防南側のピークをチェックするのが良さそうだ。
ただし、引き続き場所によってはハードになることも考えられるため、十分注意が必要。
※台風の進路次第では予想が大きく変わることも考えられるので、最新の情報を確認して行動していただくようお願いします。
★気象庁発表の予報に基づいて予想しておりますが、その予報が変わると週間波予想も変わってくるため、毎日更新される最新の気象情報や週間波予想のチェックをお勧めします。
更新予定時刻
12:00
8日目以降の天気図/波浪予想
09/25(木) AM09時


09/26(金) AM09時


09/27(土) AM09時


09/28(日) AM09時


12日以降の波浪予想
09/29 (AM09時)

09/30 (AM09時)

10/01 (AM09時)

10/02 (AM09時)

UPDATE 09/05
皆さん、お疲れ様です!波情報BCM「プロサーファー週間地形レポート」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。
日曜日(8/31)から強まった南西コンディションは沖のウネリの雰囲気もリセットしてしまい、急激なサイズダウンと乏しい波数が再び絶望的な様子に戻っていましたが、夜中まで吹いた南風や南東の風が絡んだコンディションが風波のようなサイズ感を残していて、ここ数日は志田にかけて反応する東ウネリの雰囲気も感じられました。
力の弱い波質ながら、午前中の風の弱さと朝の引きの変化をメインに無難な狙い目が復活し、上げ始めからのまとまりにもインサイドの広がりが残る地形で対応をキープしていたと思います。
それでは、地形レポートです!
一宮
9/4木曜日の8時頃。潮は干潮寸前です。前回の更新から土曜日(8/30)まで残っていた腹〜胸サイズの雰囲気に狙える可能性があったものの、その頃の潮回りは潮位の高さが目立ってしまい、干潮の動きに関しても大きな変化を狙えなかったので、対応できる地形や乗りしろのあるブレイクを探せない状況が続いていた印象です。


サイズアップの対応にも期待が膨らみますが、安定した形を狙うのであれば控えめな腹〜胸範囲の方が距離を乗りやすいかもしれません。想定以上のサイズにも潮位を調節して形が残りそうですが、インサイドのボヨつきに邪魔されて乗り心地が複雑になりそうです。
サンライズ
9/4木曜日の9時頃。干潮の潮止まりです。


東浪見
9/4木曜日の10時頃。潮は上げ始めです。


志田
9/4木曜日の11時頃。潮は上げ始めです。


太東
9/4木曜日の12時頃。潮は上げに向かうハーフタイドの時間帯です。


夷隅
9/4木曜日の13時頃。潮はハーフタイドをすぎた時間帯です。


今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。
上記の通り、干潮の動きが小さい潮回りにボヨつきが気になる時間帯が目立ち、穏やかなコンディションが続いた事で各ポイントの地形が手前に集められ、一宮や夷隅のように深い仕上がりとショアブレイクセクションがない状態に対しては対応が厳しくなっていたものの、前回の更新頃に反応していた腹〜胸サイズはサンライズ〜志田区間にとって遊べる形や距離感が復活したので、基本的にはインサイドをメインに使う状況でしたが、維持していたショアブレイクセクションは潮の多さにも波数が確保され、風の弱さや東風が絡んだ土曜日にかけて楽しめる波を探せていたと思います。
さて、この先の波は台風の通過にサイズアップを期待できる状況ですが、コースからはオンショアの影響が大きくなり、今のところウネリの蓄えもないので、バックウェルの反応がメインになると思います。
しかし、移動の速さやその後のオフショアの入れ替わりによって落ち着きも早まる雰囲気なので、中〜上級者が期待するサイズは土〜日曜日(9/6~7)の午前中で終わってしまうかもしれません。再び急激なサイズダウンが心配になりますが、南西コンディションの原因になりながらも弱い高気圧が配置するので、台風のウネリはリセットされつつ、サイズのきっかけになる東ウネリを残してくれれば腹〜胸ブレイクを遊べる期間が確保されそうです。
残念ながらサイズアップがあっても大きな地形の変化は期待できず、各ポイントのエリアの拡大が難しい状況ですが、サイズによるビーチの浸食や形を造るカレントの働きがあればショアブレイクの対応にピークを見つけやすくなると思います。特に一宮のインサイドの復活や右側のエリアの拡大に繋がってほしいところです。
大潮と重なっているのでタイミングによって変化が激しくなりそうですが、潮の動きに意外な形のまとまりやミドル〜アウトからの距離を狙える可能性はあると思います。
最後に、水温ですが、オフショアコンディションながら水温に大きな変化はなく、24〜25℃の状態や猛暑と合わせてトランクスやタッパーで問題ありませんでした。火曜日(9/2)からの23℃や最近の外の涼しさでスプリングやシーガルを着る人を見かけます。