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    豊海 波情報

    ※1日前の情報をサンプル表示

    明日は全域で次第にサイズアップする見込み

    UPDATE 11/05 17:25

    〈現状〉
    前半の千葉北エリアは、弱い北西風の吹く場所が多く、概ね面の良いコンディション。サイズはコシ~ムネ前後が中心で、片貝方面や一宮周辺はいくつかの場所で1アクション出来る波があり、一宮やサンライズでは△35の波で遊べるスタートとなっていた。
    日中以降は徐々に北寄り~北西風が強まってきていたが、引き続き片貝方面や一宮周辺ではアクション可能な場所が場所が豊富にあり、一宮では△の波で遊べるコンディション。なお、北部エリアは小振りなサイズが中心で、やや物足りない場所が多くなっていた。
    夕方は北寄り~北西風の吹く場所が多く、片貝・新堤や一宮では△35の波で遊べる波がある!また、一宮周辺はウネリの反応が上向いてカタ前後までサイズアップし、北部エリアでも匝瑳・吉崎や椎名内で1アクション可能となっている!

    〈気圧配置〉
    明日の日本付近は、日本の東にある高気圧は日本のはるか東へ移動し、大陸の高気圧が日本海に張り出す見込み。また、日本の南にある前線上の低気圧は発達しながら東北東へ進み、別の低気圧がサハリン付近へ進む見通し。なお、東シナ海を進む気圧の谷は深まりながら南西諸島、西~東日本を通過する模様。




    〈風〉
    終日北寄りが強めに吹く予報。

    〈ウネリ〉
    日本の南岸を東に進む低気圧や気圧の谷の影響で、東ウネリが次第に強まり、後半にかけてカタ〜頭オーバー前後までサイズアップする場所もありそうだ。

    〈今後と狙い目〉
    北部エリアは終日面良く滑れる波がありそうだが、やや煽られ気味になってしまうことも考えられる。また、片貝方面や一宮周辺は次第にウネリが強まりハードになってくることが予想されるため、比較的ウネリの落ち着いている前半に片貝・新堤または一宮やサンライズの堤防南側で1ラウンド入っておきたい。
    (sho)

    ☆観測スタッフのコメント
    ・今朝の潮が引きに向かう時間帯に作田ポイントの堤防寄りで水温を計りながらサーフィンしたスタッフ(kiyot)から、
    「水温は18.5℃。ヨレも気にならずコンディションは良いですが、結構押しが弱いので浮力があると良さそうです。」と報告を受けました!
    ※あるあるですが、潮が引きに向かうとウネリが痩せて押しも弱くなる様子です。
    ・今日のお昼頃の潮が上げ込む時間帯に一宮ポイントの◯ァ◯◯前で水温を計りながらサーフィンしたスタッフ(S50)から、
    「水温は20.4℃。かなり割れづらいしワイドでしたが、しっかり張った波です。それなりに待ちますが、1〜2発は入ります!ライトの方が良かったです。」と報告を受けました!
    ※明日も、いつも通りローカルまたは近隣サーフチームへのリスペクトを宜しくお願い致します。
    ・今日のお昼過ぎの潮が上げ込む時間帯に東浪見ポイントに本気の波チェックに来た週間地形レポートでお馴染みの関田プロ(ガチャピン)が、
    「お!地形だいぶ回復だね〜。ほらアソコ(北側階段正面〜少し中央寄り)!手前も出来てくるじゃん!サンライズの左もさっき見て来たけど、無難な地形は安定してたよ!」と、熱く語っていました!
    ※海の男ガチャピンの次回のプロサーファー週間地形レポートをお楽しみに!
    ・私(Unity)は、今朝の潮が引きに向かう時間帯に御宿漁港ポイントで水温を計りながらサーファーしました(一昨日と昨日の上げ込みもサーフ)。
    一時の「カレント&ダンパー」地獄地形は、だいぶ回復傾向となりました(一昨日はムネ近いサイズの△ライトもあり)。潮がある程度上げた方(特に上げ込み)が波質は比較的良いですが、コンパクトサイズだと上げ過ぎてもダメです。
    今朝の水温は19.2℃でしたが、外が寒かったので極度の寒がりの私5mmのセミドライでも海の中、少し寒かったです。
    ※御宿ポイントにおいて、訪れるサーファーのマナーが問題になっています。今一度サーフィンのルールとマナーをご認識頂き、厳守して頂けますよう宜しくお願い致します。
    ※御宿ポイント各駐車場は、民家と隣接しています。早朝は、ワックスのガリガリ音にも十分な配慮を宜しくお願い致します。
    (Unity)

    ビギナーアドバイス
    前半は飯岡方面や片貝・漁港で練習出来そうですが、次第にウネリが強まりサイズアップしてくる見込みなので、コンディションの変化には十分注意してください。


    タイド
    太東

    今後の風と波(気象)

    一宮


    更新予定時刻
    07:00 / 11:00 / 18:45


    プロサーファー週間地形レポートへ

    週間波予想


    11/05(水) 10:45

    (sho)

    7(金)、10(月)は低気圧などの影響によって全域でハードになる場所も多くなりそう


    ウネリの期待度(千葉北)


    07(金)

    08(土)

    09(日)

    10(月)

    11(火)

    SAMPLE

    ウネリの期待度について »



    11/07(金)

    <

    予想天気図
    (AM09時)

    気象庁Waveシミュレーター
    (AM09時)

    Noaa Waveシミュレーター
    (AM09時)

    >

    高気圧が大陸を東に移動し、日本付近に張り出す模様。

    風は終日北寄りが強めに吹く予報。
    発達しながら遠ざかる低気圧の影響で、東寄りのウネリがしっかりと続き、カタ~頭オーバー前後の場所が多くなる予想。
    徐々に落ち着きつつも、終日しっかりとしたウネリが続く見込みで、前半のうちはハードやクローズアウトとなる場所も多くなりそうだ。サイズとコンディションに対応出来る方は北部エリアや片貝・新堤または漁港などをチェックしたい。なお、終日風はさほど強く吹かず、後半は次第にウネリが落ち着き、ややハードながらも楽しめる場所が増えてくるだろう。



    11/08(土)

    <

    予想天気図(AM09時)

    波浪予想(AM09時)

    >

    高気圧が日本の東に移動し、大陸から黄海付近に前線がのびる模様。

    風は終日北東が強めに吹く予報。
    発達しながら遠ざかった低気圧からの東ウネリは徐々に落ち着きつつもしっかりと続き、高気圧からの吹き出しによる東寄り~南東ウネリも反応する見込みで、ムネ〜頭前後のサイズは残る予想。
    前日よりもウネリは落ち着くが、前半を中心にハードさが残る場所もありそう。なお、北部エリアは概ね整ったコンディションが続きそうだが、片貝方面や一宮周辺は風の影響を受ける場所も多くなるだろう。片貝・新堤または漁港、一宮周辺であれば一宮やサンライズの堤防南側などをチェックしたい。



    11/09(日)

    <

    予想天気図(AM09時)

    波浪予想(AM09時)

    >

    日本海北部に低気圧が進み、前線が西~東日本付近にのびる模様。

    風は終日概ね南寄りで、後半は次第に強まる予報。
    日本海北部を進む低気圧の影響で東寄り~南東ウネリが続き、ハラ~カタ前後の場所が多くなる予想。
    前半の早い時間帯は風も弱く、広い範囲で遊べる波がありそうだが、後半は北部エリアや片貝方面は南寄りの風の影響を受けてしまうだろう。なお、後半の遅い時間帯は南ウネリの反応が上向き、頭前後となる場所もありそうなので、コンディションの変化には注意したい。



    11/10(月)

    <

    予想天気図(AM09時)

    波浪予想(AM09時)

    >

    低気圧が発達しながら千島近海を進み、日本付近には西高東低の気圧配置となる模様。

    風は朝のうちは南西〜西寄り、後半は北寄りが吹く予報。
    発達しながら千島近海へ進む低気圧の影響で南東~南寄りのウネリが強まりムネ〜頭前後の場所が多くなる予想。
    前半はハードな場所もありそうだが、比較的風の合う一宮周辺であれば中~上級者を中心に楽しめるコンディションも期待出来る。また、風が北寄りにシフトする後半は、北部エリアや片貝方面もコンディションが回復して遊びやすくなりそうだ。



    11/11(火)

    <

    予想天気図(AM09時)

    波浪予想(AM09時)

    >

    大陸から高気圧が日本付近に移動する模様。

    風は前半は北寄り〜北東、後半は東寄りが吹く予報。
    遠ざかった低気圧の影響で南寄りのウネリが落ち着きつつも続きハラ~カタ前後の場所が多くなる予想。
    ウネリは徐々に弱まる見込みだが、日中以降風が弱まり、広い範囲で遊べるコンディションとなりそう。なお、午後はあまり潮が動かないため、早朝~前半にかけての潮が上げる時間帯に1ラウンド入っておくのが良さそうだ。


    ★気象庁発表の予報に基づいて予想しておりますが、その予報が変わると週間波予想も変わってくるため、毎日更新される最新の気象情報や週間波予想のチェックをお勧めします。


    更新予定時刻

    12:00




    8日目以降の天気図/波浪予想

    11/12(水) AM09時

    <
    >

    11/13(木) AM09時

    <
    >

    11/14(金) AM09時

    <
    >

    11/15(土) AM09時

    <
    >

    12日以降の波浪予想

    <

    11/16 (AM09時)

    11/17 (AM09時)

    11/18 (AM09時)

    11/19 (AM09時)

    >

    プロサーファー週間地形レポート

    UPDATE 10/30

    皆さん、お疲れ様です!
    波情報BCM「プロサーファー週間地形レポート」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。


    ここ数日の控えめな潮の変化は満タン時のボヨつきは回避できていたものの、バラけたオンショアの反応がまとまるタイミングもなく、力の弱い乗り心地や地形以上に複雑なブレイクが厄介な対応を延長している状態です。

    それでは、地形レポートです!

    一宮

    10/29(水曜日)の10時頃。潮の動きは小さいですが満タンの潮止まりです。
    一宮1
    前回(10/22水曜日)以降は北西コンディションに合わせて他のポイントよりもヨレや重なりが少ないを探せていて、左側やファミマ側を基準にすると朝の風の弱まり具合いで面ツルのようなフェイスを狙える日もありましたが、北東コンディションでキープしたサイズは形の複雑さやまとまりの悪さが目立ってしまい、ポイントを広く使えるブレイクを残していたものの、地形に絡むカレントの影響を含めて距離を滑れるエリアやスムーズなセクションを探し難くされていた印象です。
    一宮2
    10/27(月曜日)のオフショアに関しても低気圧が残したウネリが素直に届いていながら、東からの波向とオーバーヘッドのサイズ感がアウトからワイドなフェイスを増やしていたので、クローズは防げていながら今回の狙い目もお手軽なコンディションではなかった雰囲気です。10/28(火曜日)以降はウネリの落ち着きから北東コンディションの風波に戻ってしまい、重なるフェイスや途切れるブレイクが多く、この日(10/29水曜日)の胸〜肩ブレイクに癖の悪さが際立っていました。
    サンライズ1
    地形としても左側やファミマ側ではミドル〜アウトに乗りしろのあるエリアを確保し、堤防周辺にはピークのきっかけを探せていましたが、全体的に手前に残るカレントセクションがブレイクを区切っているので、アウトの広がりを狙えているものの対応できる地形の範囲が限ら、思うように距離を滑れていない状態です。正面右側にとっては必要以上のカレントが働きが堤防周辺のレギュラーの形を分断し、行き場のカレントがチビ堤防までの区間を離れ小島な仕上がりにしていたので、今のところインサイドにショアブレイクも期待できず、荒れ果てた印象が強まっています。

    サンライズ

    10/29(水曜日)の11時頃。潮は引き始めです。
    サンライズ1
    ここも北西コンディションに合わせて比較的悪影響の少ない波を探せていたので、以前から働いている余計なカレントに地形を分断されつつ、右の堤防周辺に残る形で距離を遊べたり、左側〜正面エリアのミドル〜アウトのまとまりはスムーズなセクションがあり、北東コンディションが絡んだ反応は不規則なブレイクが目立っていたものの、一宮のように滑れるフェイスが残されていた印象です。10/27(月曜日)のオフショアもハードなサイズ感にワイドなブレイクを増やされていましたが、整い具合いと素直な反応が形のまとまりを取り戻していたので、沖に出れるサーファーは正面寄りのスムーズな乗り心地と距離を楽しめていたと思います。
    サンライズ2
    前日(10/28火曜日)からのウネリの落ち着きと北東コンディションが風波の癖の悪さを際立たせてしまい、ポイントを広く使えるサイズをバラけたブレイクにしている状況です。普段の時と比べてインサイドの広がりが確保されて悪影響は少ない様子ながら、全体的にミドル〜アウトはカレントに分断された仕上がりが解消できず、右側のレギュラーに重なりを増やしたり、形を当ててもフィニッシュが決まらない波が多そうでした。
    サンライズ3
    胸〜肩のお手頃サイズを狙えてもウネリの波質がないと距離を楽しめず、潮位によってはカレントの影響を受けたり、これまでよりもボヨつき気になる日が増えるかもしれません。

    東浪見

    10/29(水曜日)の12時頃。引きに向かう最中ながら小潮回りでほとんど変化がない状態です。
    東浪見1
    10/27(月曜日)のオフショアと風の弱まりにウネリの雰囲気を取り戻し、オーバーヘッドのサイズ感がハードな印象ではあったものの、お手頃なブレイクが区切られていた地形にとっては対応するアウトの反応に広がりとスムーズさが復活していたので、決め手が少なかったここにとっては久しぶりに地形を活かせる条件を狙えていたと思います。
    東浪見2
    残念ながら前半の北西コンディションに対しては一宮〜サンライズほど風を防げておらず、朝の風の弱まりに悪影響の少ない波を探せていても、北東コンディションの風波が影響した反応に素直さや対応のいいセクションはなく、ピークのきっかけをキープしつつアクションできるフェイスが少なかった印象です。
    東浪見3
    クローズが目立っていた以前の北東コンディションと比べるとカレントの落ち着きを感じましたが、これまでの地形の分断は解消されずに深いセクションのボヨつきや重なりが目立ってしまい、手前のまとまりをキープした左側からアウト重視な右側にかけてポジションを選べているものの、形と距離を両立して対応できるエリアを見失っている様子です。やはり北東コンディションで集まったカレントが右側のレギュラーに影響しているので、形の雰囲気を維持できても距離や乗り心地を楽しめるセクションを探せていないようでした。

    志田

    10/29(水曜日)の14時頃。引きの動きに変化がなく、潮止まりのような状態です。北西コンディションや朝の風の弱まりに合わせてこれまでよりも悪影響の少ない波を探せていましたが、波質としては北東コンディションの影響を受けた反応は変わらず、十分なサイズをキープしていてもハッキリしないセクションや不規則な形が目立っていたので、微妙な整い具合いがヨレや重なりをボヨつきに変えてしまい、一宮方面よりもスムーズさに欠けた波が多かった印象です。
    志田1
    低気圧が残したウネリが10/27(月曜日)のオフショアによって素直に反応し、ここにとっては面ツルを狙えるチャンスが残されていたものの、今回も頭以上のブレイクがカレントを強めながらワイドなセクションを増やしていたので、ピークのポジションをキープできていても狙い通りの波を掴むのが難しく、ショアブレイクのようなセクションに苦戦させられる人も多かったと思います。
    志田2
    その後のウネリの落ち着きがお手軽なサイズを取り戻していましたが、10/28(火曜日)からのオンショアが風波の反応にしてしまい、形のまとまりは狙えず、軽快さのないフェイスでは距離を走り抜けれる波を探せない状況です。
    志田3
    地形としては他よりも手前のまとまりを確保しながら正面エリアに乗りしろをキープできていましたが、右側のレギュラーのピークが不安定な状態は変わらずなので、ブレイクがハッキリしていても信用できない形が多く、左側のレフトにも似たような地形の崩れを感じました。正面エリアに関してもカレントとの重なりが滑りを良くしたりピークをハッキリさせていた様子ですが、サイズ不足な形では横移動を制限されたままブレイクがボヨつきに負けていて、中央エリアの無難な対応にもカレントが悪影響を強めていた様子です。全体的にバラついたピークが距離を狙えず、形の素直さが崩れている傾向に思えました。

    太東

    10/29(水曜日)の15時頃。干潮ではあるものの満タン時の潮位からほとんど変動はありません。
    太東1
    前回(10/23木曜日)以降は週末前後の北西コンディションによってヨレや重なりの少ない波を探せていましたが、志田と同じく、微妙な整い具合いがオンショアの余韻を残した波を中途半端な乗り心地にしていたので、見た目には気にならない複雑さの中にボヨついたセクションが隠されていたり、素直そうなフェイスが途切れてしまい、堤防周辺のピークや形は安定していてもバラついた反応が対応を難しくしていた様子です。
    太東2
    しかし、10/26(日曜日)に関しては今回も時間差で届いたウネリとオフショアコンディションが重なり、ワイドなピークも増えつつ風波からフェイスの張りやスムーズさを取り戻したので、コンパクトさに欠けていましたが、レギュラーを狙える素直な反応はロングボードで距離を遊べていて、ショートボードで滑れるフェイスも初心者にとって安心できるブレイクになっていました。
    太東3
    残念ながらその後の北東コンディションがカレントを解消してくれず、ピークに癖を残した仕上がりが風波になってからの反応にまとまりをなくしているので、ウネリの波質にならないとレギュラーの地形に対して素直に繋がる波を狙えない様子です。これまでのサイズとカレントが地形を広げていたものの、まとまりの悪さも誘発していて、サイズや干潮の変動によってはこれまでの素直さに信用できない形が目立ちそうです。

    夷隅

    10/29(水曜日)の16時頃。上げ始めているタイミングですがほとんど潮止まりな潮位です。
    夷隅1
    前回(10/23木曜日)以降の北西コンディションがここの出番を増やす雰囲気に変わり、サイズとしても十分な反応が遊べる距離感とミドルエリアをメインに使える波数を確保していたので、ショアブレイクの雰囲気は強まりつつ、しっかりした乗り心地を狙えていた印象です。しかし、ウネリよりも風波の影響を受けたコンディションは悪影響なカレントも残してしまい、シフトするピークのポジションに振り回されて予定していた波を見失ったり、ヨレや重なりがフェイスを想定外な形にしていて、見た目よりも楽しめる波は少なかったように思えます。
    夷隅2
    潮の動きとしても10/26(日曜日)までの引き変化に狙い目があったようですが、干潮の小ささがタイミングを短くしていたので1日を通すとボヨつきが目立っていた状態です。地形的にはインサイド〜ミドルエリアの広がりを確保していながら、春〜夏の干潮の変化が理想なポイントとしては潮の動きが期待に届かず、地形よりもサイズやカレントにまかせた反応は難易度が上がっていた様子です。
    夷隅3
    10/27(月曜日)のウネリの雰囲気はお手軽な肩〜頭ブレイクを取り戻し、オフショアを含めて最低限の条件は揃っていましたが、足りない潮の動きがピークやブレイクをボカして地形を活かしきれない様子でした。10/28(火曜日)のウネリの落ち着きからはオンショアの風波に変わり、サイズと力不足な反応では乗りしろのを探せず、No.1の地形の広がりが対応をキープしているものの一宮やサンライズの方がサイズや距離を狙えていたと思います。

    今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。

    上記の通り、前回の更新(10/22水曜日)からも各ポイントで広がったミドル〜アウトの地形を狙えるブレイクをキープできていましたが、北東コンディションに助けられ、サイズ感はオンショアの余韻が残る反応が目立っていました。
    一宮方面では前半の北西コンディションに整ったフェイスを探せていたものの、ウネリのヨレやフェイスの重なりが気になる形が多く、スムーズに滑れるセクションが区切られていたり、距離を楽しめる波を当てるのが難しかったと思います。
    低気圧の通過が残したウネリが10/27(月曜日)のオフショアコンディションのタイミングに届いたので、北東の雰囲気が解消された素直な反応はこのエリアにとって外せない狙い目でもありましたが、クローズを防げていながらも頻繁に来るオーバーヘッドサイズは形を保てる波が少なく、地形に残るカレントセクションが復活して滑り抜けるのが難しいブレイクも気になっていました。ウネリが残っていた10/27(月曜日)までは夷隅が反応する波や地形の複雑さをサイズでごまかせるフェイスを探せていながら、10/28(火曜日)以降の風波には不安定な反応が目立ってしまい、形のまとまりや滑りのいいセクションが見つからなくなっています。
    さて、この先の波も、気圧配置の入れ替わりが激しくなり、今回も荒れたコンディションから始まりそうな雰囲気ですが、原因となる2つの低気圧がこのエリアの北側を通過する予報なので、11/3(月曜日)にかけてオフショアや風が弱まるタイミングを狙い易く、2つ目の低気圧のコースにはウネリを期待できないものの、1つ目の低気圧が接待するタイミングの南東コンディションはオンショアの余韻をリセットしながらウネリを取り戻せる可能性があると思います。
    南西コンディションのサイズダウンが早まると地形に対して乏しい反応も想定されますが、必要以上のサイズが届いても今回は調整できる期間が残されていて、オフショアの落ち着きがカレントを解消してくれれば地形に対して素直なブレイクを期待できるので、10/27(月曜日)のように軽快に滑れるセクションを探せるかもしれません。
    潮汐としても控えめながら日中の変化が復活するので、午前中の干潮前後と午後の満タン前後を狙い分けて地形や都合の悪いサイズに対するデメリットを回避できるのでは?残念な事に、これまでのオンショアのカレントが各ポイントの右側にまとまるレギュラーの形を複雑にしていたり、比較的安定傾向な左側や正面エリアに関しても地形の分裂が目立っているので、お手軽な胸前後のサイズにハッキリしないセクションが絡んだり、対応できる地形が途切れてアウトからのブレイクに距離を狙えない波が目立ち、ショアブレイクのまとまりに可能性がありつつ、頭前後のサイズがないと狙える地形やピークが限られてしまい、潮の影響を受けた波数の減少が不安な雰囲気です。
    北東コンディションに変化する過程にも風が弱まる期間が残されますが、ウネリを失ってからのオンショアほど癖の悪い反応はないので、南西コンディションの期間の対応は外せないと思います。

    最後に、水温ですが、外気に合わせるとフルスーツが無難な状況ですが、水温は変わらず20℃くらいをキープしていて、東風コンディションで届いた10/27(月曜日)の夕方の透き通った潮は異様な温かさでもありました。