豊海 波情報
※1日前の情報をサンプル表示
まずは全域で風の弱い朝のうちのサーフィンがオススメ
UPDATE 12/10 17:20
〈現状〉
前半の千葉北エリアは、弱い北寄り~西寄りの風で、オフショア寄りとなる場所が多く、比較的面の整ったスタート。サイズは概ねモモ~ハラ前後だが、片貝方面や一宮周辺では多くの場所でアクション可能な波があった。また、一宮やサンライズでは小振りなサイズが中心ながら△35の波で遊べるコンディションとなっていた。
日中以降は北寄り~北西風が多少強まったが、面に大きな乱れはなく、全域でアクションの入る波が探せていた。また、一宮周辺は一宮やサンライズ、東浪見で△35の波があり、片貝方面も作田で△35の波で遊べていた。
夕方は北寄り~北東風の吹く場所が多くなったものの、次第に弱まってきたことで、一宮周辺では一宮の△40をはじめ、サンライズや東浪見ででも△35のコンディションをキープ!また、北部エリアや片貝方面はモモ~ハラ前後の小振りなサイズが中心だが、いくつかの場所で1アクション程度は可能となっている。
〈気圧配置〉
明日の日本付近は、朝鮮半島付近の高気圧が本州の南海上や日本の東に中心を移し、東シナ海から日本海にかけては気圧の谷となる見込み。また、前線を伴う低気圧が発達しながら日本海から北海道付近へ進み、そこからのびる寒冷前線が北日本を通過する模様。

〈風〉
前半は比較的弱い西寄り~北西で、後半は南西が次第に強まる予報。
〈ウネリ〉
気圧の谷や北日本を通過する低気圧の影響で次第に南東ウネリが強まり、後半にかけてはハラ~カタ前後までサイズアップしてくる場所が多くなる予想。
〈今後と狙い目〉
前半は風が弱く、全域でコンディション良く滑れる波がありそう。ただし、後半は北部エリアや片貝方面は風の影響を受けてしまそうなので、まずは早めの1ラウンドが良いだろう。
(sho)
☆観測スタッフのコメント
・今日の4名のお話しです。
★サンライズポイントの左側で早朝と日没前(潮が上げに向かう時間帯)に2ラウンドサーフ→NSA2級合格を目指す東京サーファー
「朝も全然出来たけど、日没前の方が良かった!ライト・レフトあるよ!やっぱ上げ込みが良いのかも⁉でも、水温は冷たいね!」
★一宮ポイントの中央堤防右で昼前(潮が引きに向かう時間帯)にサーフ→BCMスタッフ(S50)
「チ◯堤右、水温13.1℃。カレント影響して、ヨレボヨがネックな時もありますが、引き続きライトいい感じのはあります!」
★一宮ポイントの左側〜坂の前で昼過ぎ(潮が引きに向かう時間帯)にサーフ→BCMスタッフ(sho)
「水温13.4℃。昨日入ったマルキより7℃も低いと流石にかなり寒く感じました。波はたまのsetムネサイズはライト・レフトどちらも遊べます!」
★日没前(潮が上げに向かう時間帯)に東浪見に本気の波チェックに来たBCMプロサーファー週間地形レポートでお馴染みの海の男ガチャピン(関田プロ)
「ココ(東浪見の左側〜中央寄り)は、いい感じの地形が続いてくれてるね。今も上げてきて手前にセクション出てきたっしょ。さっきサンライズも見てきたけど、左側もいいね。あそこはウネリの向きは北東がいいと思うけど、今日の東ウネリも悪くないね。南ウネリはダメっしょ。次サイズアップしたら、地形もっと良くなるかもね。」
・まだ水温は魔の12℃台には突入していませんが、本日より千葉北エリアのウエット表記を「セミドライ〜グローブ」に変更させて頂きました。
★明日も水温高めを求める方は南エリアがオススメですが、九十九里エリア内に入水される寒がりの方は、出来る限りの防寒対策をオススメします。
★寒くてお布団から出るにはかなりの気合いが必要ですが…
明朝は面クリーンのポイントが多そうです!是非、お好みのポイントへエントリーを!!
(Unity)
ビギナーアドバイス
北部エリアや片貝方面は前半を中心に落ち着いて練習出来る波がありそうです。
タイド
太東
今後の風と波(気象)
・一宮
更新予定時刻
07:00 / 11:00 / 18:45
プロサーファー週間地形レポートへ
週間波予想
12/10(水) 10:35
(sho)
13(土)、14(日)の前半は比較的風も弱く遊びやすい場所が多くなりそうだが、14(日)の後半~16(火)は通過する低気圧の影響で次第にサイズアップする見込み
ウネリの期待度(千葉北)

12(金)

13(土)

14(日)

15(月)

16(火)
SAMPLE
12/12(金)
予想天気図
(AM09時)
気象庁Waveシミュレーター
(AM09時)
Noaa Waveシミュレーター
(AM09時)
低気圧が千島近海に進み、高気圧が朝鮮半島付近に移動する模様。
風は終日強い北寄り~北西が吹く予報。
通過した気圧の谷や千島近海へ進む低気圧などの影響で前半は南東ウネリが続き、後半は北寄りの風波が反応して、ハラ~カタ前後の場所が多くなる予想。
北部エリアや片貝方面は終日面を乱されることはなさそうだが、強いオフショアで煽られ気味となりそう。また、一宮周辺は前半を中心に北寄りの影響を受けてしまいそうだが、まとまりに欠けつつもサイズアップしてくる見込みなので、対応出来る方は片貝・新堤や一宮周辺の堤防南側のピークを中心にチェックしたい。
12/13(土)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
高気圧が日本の東へ移動し、低気圧が日本海西部と西日本南岸付近にそれぞれ進へ進む模様。
風は前半は北寄り~北東で、後半は東寄りにシフトし次第に弱まる予報。
北寄りの風波は次第に落ち着くが、高気圧からの吹き出しなどによる東ウネリが続き、コシ~ムネ前後の場所が多くなる予想。
風は次第に弱まる予報なので、広い範囲で遊びやすいコンディションとなってきそうだ。ただしウネリも徐々に弱まりそうなので、サイズを求める方は早めの時間帯に一宮周辺の堤防南側のでサーフィンするのが良いだろう。なお、北部エリアは落ち着いたコンデイションとなりそう。
12/14(日)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
低気圧が日本海と太平洋沿岸を発達しながら進む模様。
風は早朝は南寄り、日中以降は西寄り~北西が吹く予報。
発達しながら太平洋沿岸を進む低気圧の影響で東寄りのウネリが強まり、ハラ~カタ前後の場所が多くなる予想。
早朝はやや強めの南寄りの風の影響を受けて、北部エリアや片貝方面は面を乱す場所も多くなってしまいそうだが、次第にコンディションは回復してくるだろう。なお、一宮周辺は後半以降やや北寄りの風を受けてしまいそうなので、前半のうちに1ラウンド入っておくのが良さそうだ。
12/15(月)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
日本海と太平洋沿岸を進む低気圧が一体化して千島近海へ進み、大陸の高気圧が張り出して日本付近は冬型の気圧配置となる模様。
風は終日北寄り~北西が強めに吹く予報。
発達しながら千島近海へ進む低気圧の影響で南東~南寄りのウネリが強まり、ムネ~頭前後の場所が多くなる予想。なお、ウネリは徐々に落ち着く見込み。
終日オフショアとなる場所が多く、概ね面は良さそうだが、強めに吹く北西風によってウネリは次第に抑えられてしまいそうなので、まずは全域で早めに1ラウンド入っておくのが良いだろう。
12/16(火)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
大陸の高気圧が日本の南に張り出し、北日本中心に冬型の気圧配置が続く模様。
風は終日北寄り~北西が吹く予報。
発達しながら遠ざかった低気圧からの南東ウネリが落ち着きつつも続き、ハラ~カタ前後の場所が多くなる予想。
終日ウネリはしっかりと続き、北部エリアや片貝方面、または一宮周辺の堤防南側のピークを中心に遊べる波が探せそうだ。また、風も前日よりは落ち着く見込みなので、広い範囲で遊びやすくなりそう。
★気象庁発表の予報に基づいて予想しておりますが、その予報が変わると週間波予想も変わってくるため、毎日更新される最新の気象情報や週間波予想のチェックをお勧めします。
更新予定時刻
12:00
8日目以降の天気図/波浪予想
12/17(水) AM09時
12/18(木) AM09時
12/19(金) AM09時
12/20(土) AM09時
12日以降の波浪予想
12/21 (AM09時)
12/22 (AM09時)
12/23 (AM09時)
12/24 (AM09時)
UPDATE 11/20
皆さん、お疲れ様です!波情報BCM「プロサーファー週間地形レポート」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。
前回(11/13)の更新以降も以前のような厄介なサイズアップはなく、週一の南西コンディションが確保され、北西コンディションや朝凪の風の弱まりに合わせてヨレや重なりの少ない反応を探せていました。ただ、アウト重視に広がった地形に反応がなくなってしまい、穏やかなコンディションはカレントとの重なりが形のきっかけになっていた地形のブレイクを手伝ってくれないので、ピークも激減し、ワイドなショアブレイクしか狙えないポイントも増えていました。潮の動きにも地形を活かせる変化はほとんどなく、干潮時のバラつきや上げ際のフェイスのボヨつきに負けたブレイクは物足りなさが際立っていました。
それでは、地形レポートです!
一宮
11/19の8時頃。潮は引きに向かう干潮に近い時間帯です。


サンライズ
11/19の9時頃。潮は干潮寸前です。


東浪見
11/19の10時頃。干潮の潮止まりです。
気圧配置にきっかけがなくては北東コンディションで届くウネリも期待できず、この日の反応も浮力の強いボードなら滑れるかもしれませんが、横移動や距離を狙えない乏しいブレイクばかりです。


志田
11/19の13時頃。潮は上げに向かうハーフタイドをすぎた時間帯です。


太東
11/19の14時頃。潮は満タンに近い時間帯です。


夷隅
11/19の15時頃。満タンの潮止まりです。


今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。
上記の通り、腰〜腹サイズのキープは浮力のあるボードで気軽に楽しみ易い雰囲気やビギナーにとってもお手頃なブレイクを狙えていましたが、更新頃にリセットされたウネリはその後も復活を期待できず、オンショアの波質が見た目以上に力不足な反応だったので、分断やまとまりの悪さが気になる地形に対してはフェイスの狭い波が増えてしまい、ハッキリしない形と力の弱い乗り心地が対応できる地形を限定していた印象です。
さて、この先の波についてですが、気圧配置の入れかわりが頻繁な予報ながら、この先もコンディションの変化の中にオフショアや風が弱まるタイミングを狙えそうです。低気圧や高気圧の通過もあって、若干のサイズやウネリの雰囲気を取り戻せる可能性はありますが、勢力とコースからはハッキリしたきっかけはなく、北西や南西の風を受けて落ち着きが早まると地形に対して物足りないブレイクが目立つかもしれません。
志田周辺や一宮の一部では潮位の高さに対応できるエリアも残されていますが、風波の力の弱さがブレイクを鈍くしているので、潮の動きが小さくなる期間に特別な変化を期待できず、ウネリが復活しても起伏の激しい地形が癖の悪いボヨつきやカレントセクションの重なりを誘発しそうです。アウトの地形に反応するサイズになればスムーズに滑れるフェイスや距離を遊べるブレイクを探せるものの、インサイド〜ミドルエリアの仕上がりはスモールコンディションの対応が不安定で、今のところショアブレイクのまとまりも定まっていません。
最後に、水温ですが今月に入ってからは水温の低下が進み、前回(17~18℃)よりもまた1℃下がっている16℃前後といった状況ですが、最近の一桁台の最低気温や日中の冷え込みには外気を重視した対応が無難な様子で、起毛のフルスーツやブーツの装備を意識させられています。


