飯岡・信号下 波情報
※1日前の情報をサンプル表示
前半は北部エリアや片貝方面で面の整ったコンディションとなりそう
UPDATE 11/17 17:20
〈現状〉
前半の千葉北エリアは、弱い西寄り~北西風の吹く場所が多く、概ね整ったコンディション。サイズは少しウネリの反応が良くなり、コシ~ハラ・最大ムネ前後が中心。エリア内に△評価の場所はないが、片貝方面や一宮周辺ではややまとまりに欠けつつも1アクション可能な場所が豊富にあった。
日中以降は、全域で南西風が徐々に強まり、北部エリアや片貝方面は多少サイズアップしているもののまとまりに欠けたコンディションが目立ってきていたが、一宮周辺では多くの場所でアクション可能となっており、一宮~志田下では△35の波で遊べるコンディション。
夕方も全域で強い南西風が吹いており、北部エリアや片貝方面は風の影響が大きく、作田でなんとか▽25出来る程度で物足りないコンディションが目立つ。一宮周辺は堤防北側のピークを中心にアクション入る波があり、志田下では△35のコンディションをキープして遊べている!
〈気圧配置〉
明日の日本付近は、前線を伴った低気圧が発達しながらオホーツク海を北東へ進み、大陸の高気圧が張り出して冬型の気圧配置が続く模様。

〈風〉
前半は北寄り~北西、後半は東寄りにシフトし次第に弱まる予報。
〈ウネリ〉
発達しながらオホーツク海を進む低気圧の影響や高気圧からの吹き出しによって南東~東寄りのウネリが続き、コシ~ムネ前後の場所が多くなる予想。
〈今後と狙い目〉
前半を中心に北部エリアや片貝方面は風も合い遊びやすいコンディションとなりそう。また、一宮周辺であれば一宮やサンライズの堤防南側のピークを中心にチェックするのが良いだろう。なお、後半は東寄りの風が吹く予報だが、次第に弱まる見込みなので、大きく面を乱されることなく滑れる波が続くだろう。
(sho)
☆観測スタッフのコメント
・南東ウネリの反応が良くなりましたが、日中は潮の多さを感じました。
東浪見右側や志田下が風をかわして良さそうでしたが、面のザワつきやヨレを割り切って一宮の左側や中央堤防右もアクションが出来ていました!
・明日の朝はサイズが下がりそうですが、コンパクトサイズの練習は出来そうですので、風をかわすピークからチェックするのがオススメです。個人的には片貝エリアが気になっています。
(Lore)
ビギナーアドバイス
北部エリアを中心に練習しやすいコンディションとなりそうです。
タイド
太東
今後の風と波(気象)
・一宮
更新予定時刻
07:00 / 11:00 / 18:45
プロサーファー週間地形レポートへ
週間波予想
11/17(月) 11:00
(sho)
期間中は比較的落ち着いたコンディションとなりそう。21(金)は南東ウネリが強まり、風も弱い予報なので、広い範囲で遊べる波がありそうだ
ウネリの期待度(千葉北)

19(水)

20(木)

21(金)

22(土)

23(日)
SAMPLE
11/19(水)
予想天気図
(AM09時)
気象庁Waveシミュレーター
(AM09時)
Noaa Waveシミュレーター
(AM09時)
西高東低の気圧配置は緩み、高気圧が本州付近へ移動する模様。
風は終日北寄りで後半は次第に弱まる予報。
遠ざかった低気圧からのウネリは弱まるが、高気圧の吹き出しによる東寄りのウネリが続き、コシ~ムネ前後の場所が多くなる予想。
次第にウネリは弱まりそうなので、まずは前半のうちに1ラウンド入っておくのが良いだろう。なお、終日風はさほど強まらない予報なので、上手く潮回りを利用すれば遊べる波が探せそうだ。
11/20(木)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
高気圧が日本のはるか東へ移動し、低気圧がサハリン付近へ進み、前線が日本海へのびる模様。
風は前半は北西~北寄り、後半は東寄り~南東が吹く予報。
高気圧からの吹き出しによる東寄りのウネリが続き、モモ~ハラ・最大ムネ前後の場所が多くなる予想。
終日風は弱く、全域で大きく面を乱されることなく滑れる波は続くだろう。ただしウネリも強まることはなさそうなので、前日同様に潮回りを考慮して行動するのが良さそうだ。
11/21(金)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
低気圧がオホーツク海へ進み、前線が北日本を通過する見込み。また、大陸の高気圧が西日本付近へ張り出す模様。
風は前半は北西、後半は南西~西寄りが吹く予報。
オホーツク海を進む低気圧の影響による南東ウネリの反応が上向きコシ~ムネ・最大カタ前後の場所が多くなる予想。
終日弱い北西~南西風で、コンディションの整う場所が多くなりそう。ウネリは前半をピークに次第に弱まりそうだが、終日広い範囲で遊べるコンディションとなりそうだ。
11/22(土)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
高気圧が本州付近に移動する模様。
風は前半は北寄り~北西、後半は北東が吹く予報。
前日までの南東ウネリは弱まるが、遠ざかった低気圧からの北寄り~北東の風波の反応が反応し、コシ~ムネ前後の場所が多くなる予想。
北部エリアや片貝方面は次第にサイズダウンが進む見込みだが、面の整ったコンディションとなりそう。なお、一宮周辺はややまとまりに欠けたコンディションとなってしまいそうなので、風の影響を割り切って一宮やサンライズの堤防南側のピークをチェックしたい。
11/23(日)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
高気圧が日本の東へ移動し、気圧の谷が日本海へ進む模様。
風は終日南寄りが吹く予報。
基本的には高気圧からの吹き出しによる東ウネリが弱く反応する程度で、モモ~ハラ前後の場所が多くなる予想。後半は気圧の谷の影響で南東ウネリが多少半懊悩することも考えらる。
朝のうちは全域で風が弱く、小振りなサイズが中心となりそうだが、大きく面を乱されることなく滑れる波はありそうだ。ただし、日中以降は南寄りの風の影響を受ける場所も多くなってしまいそうなので、早朝の潮が動く時間帯に行動するのが良いだろう。
★気象庁発表の予報に基づいて予想しておりますが、その予報が変わると週間波予想も変わってくるため、毎日更新される最新の気象情報や週間波予想のチェックをお勧めします。
更新予定時刻
12:00
8日目以降の天気図/波浪予想
11/24(月) AM09時
11/25(火) AM09時
11/26(水) AM09時
11/27(木) AM09時
12日以降の波浪予想
11/28 (AM09時)
11/29 (AM09時)
11/30 (AM09時)
12/01 (AM09時)
UPDATE 11/06
皆さん、お疲れ様です!波情報BCM「プロサーファー週間地形レポート」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。
先週末もオフショアとウネリが重なり、連休初日のハードなサイズに対応できるポイントは限られていたものの、沖を通過していた前回までの低気圧と比べて控えめな反応は落ち着きが早く、昼頃の太東〜志田のセッションに見応えもありました。
午後からは東浪見やサンライズの右側に関しても密かに対応できる波を探せていて、日曜日(11/2)の頭前後は各ポイントで形やピークのまとまりを取り戻していたので、週に一度の整ったウネリを楽しめる狙い目をキープしていました。
それでは、地形レポートです!
一宮
11/5水曜日の8時半頃。干潮に近い時間帯です。前回の更新からも以前と比べて北東コンディションの悪影響が少なくなり、他のポイントより北〜北西の風を防げたことで今週に入ってからもここは無難な対応を維持できている様子です。サイズとしても更新頃に通過した低気圧がウネリを残していたので、土曜日(11/1)のオフショアの初日にややハードなウネリが届いていましたが、辿ったコースを含めて以前より控えめな反応は早めに落ち着きを取り戻し、夕方の時点で頭前後のブレイクを狙えていた状況です。


今のところ満タン前後にまとまるショアブレイクにも安定した乗りしろを探せていないので、お手軽なサイズ感に癖の悪いブレイクやサイズ不足な反応が増えそうな様子です。
サンライズ
11/5水曜日の10時頃。干潮の潮止まりです。前回の更新頃やここ数日の様子からは北風に影響されたコンディションがヨレやバラつきの多いブレイクを増やしていた印象ですが、朝の風の弱まりや北西コンディションのサイドオフを狙えるタイミングもあり、以前よりも整った波を探せていたと思います。


復活した最近のサイズにも力の弱い波質が気になり、左右の堤防周辺ではインサイドにかけて乗りつなげるエリアや形のきっかけが残っていましたが、正面エリアは手前を横断するカレントに距離を阻まれたり、縦断するカレントに横移動を制限され、アウトに片寄った仕上がりが癖を強めていました。
大潮の干潮に対応を助けられているものの、変化がなくなるほどボヨつきやサイズ不足な反応が増えてしまい、狙える波が少なくなりそうです。
東浪見
11/5水曜日の11時半頃。上げ始めの時間帯です。一宮やサンライズのように風を防げる堤防はないものの、ここにとっても北西や北風のようなサイドオフショアが弱まるタイミングでヨレの少ないブレイクがあり、更新頃やここ数日のように狙いから外れたコンディションにも、これまでより練習できる波を探せていた状況です。


しかし、この先の荒れ具合からはまだまだ安定は望めず、小さくなる潮の動きがお手軽なコンディションにサイズ不足な波を増やしそうです。
志田
11/5水曜日の14時頃。満タンに近い時間帯です。一宮方面で狙えた北西コンディションの面ツルもここにとってはフェイスのヨレが大きくなってしまい、この時のような極端な風の弱まりで整った雰囲気を取り戻していましたが、ウネリよりも風波のサイズ感が気になる反応は力不足なブレイクが増えてまとまりが悪く、形のバラつきや素直さに欠けた乗り心地が見た目以上に滑りにくいフェイスにしていたので、これまでよりもオンショアの悪質な影響は解消傾向だったものの、前回以降もお手軽なブレイクを狙えつつ面ツルは限られていた状況です。


潮の動きに対してもオンショア気味な反応に引きの変化が悪影響になったり、満タンの潮位がボヨつきを目立たせていて、オフショアに対しても多少ハードなサイズが必要な仕上がりが気になる様子です。
太東
11/5水曜日の15時頃。満タン寸前です。前回以降もありがたいことに南西コンディションのチャンスを狙え、このタイミングに届いた東ウネリが他のポイントでハードな景色を増やしていたものの、ウネリの直撃を防いだここの反応は以前より控えめな胸〜肩範囲のお手軽さをキープしていたので、混雑も避けられない状態ながら、ピーク時のサイズで軽快なセクションを滑れていたり、潮の上げ始めから形のまとまりを重視した波を楽しめていて、土日(11/1~2)の面ツルに素直なブレイクが揃っていたと思います。


夷隅
11/5水曜日の16時頃。満タンの潮止まりです。ここにとっては南西コンディションがウネリのシフトを強めて形を崩してしまい、土日(11/1~2)に関しても午前中の風の弱さに助けられて整った景色を楽しめるタイミングが残されていましたが、土曜日(11/1)の必要以上のサイズにカレントの影響を含めて雑な形や乗り心地を増やされ、引きに向かう潮の変化に合わせて日曜日(11/2)の落ち着きに可能性を狙えていたものの、普段と比べて形のまとまり方に都合の悪い反応が気になっていた雰囲気です。


今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。
上記の通り、前回以降もオンショア期間中の北西や北風のコンディションが一宮〜東浪見区間のサイドオフショアになっていたので、風が弱まる朝イチのタイミングに合わせて面ツルのような景色を狙えていながら、この時の波質はウネリよりもオンショアが残した風波のような雰囲気が強まっていました。
サイズ的に胸前後のお手軽なブレイクを狙えて余計なカレントも解消傾向でしたが、力不足な反応ではこれまでの北東コンディションで崩れた地形の複雑さを受けてフェイスを狭くされ、乗り心地の弱さも加わって思い通りに滑れない波が多かった印象です。
さて、この先の波は前日の北西で整ったコンディションも、すでにオンショアの強まりが台無しにしてしまい、木曜日(11/6)の時点では風波のサイズ感が続いていますが、波にとっては沖を通過中の低気圧から再びウネリが届くかもしれません。
今回は整ったウネリと南西の絡みを狙えない状況ですが、通過後の西高東低にほどよい北西コンディションがあるので、一宮〜サンライズ方面は朝の風の弱まりに悪影響が少ないブレイクを探せそうです。これまでのようなハードな反応があったり、北西コンディションの急激な落ち着きにサイズを不安定にされ、風向きとサイズの条件が噛み合わなくなるかもしれませんが、その後も沖に移動してからの高気圧のポジションに可能性があり、易しい東ウネリの波質や南西コンディションに向けた変化にチャンスが残っている雰囲気です。
しかし、気圧配置の入れ替わりが頻繁なのでコンディションの変化も激しく、ウネリのまとまりの悪さが際立つとお手軽なサイズが力不足な反応になってしまい、現状の地形に対して狭いフェイスや途切れるセクションが目立ちそうです。狙い目になるコンディションは残されつつ、この先の控えめな潮の動きが胸〜肩以下のサイズにとってボヨつくセクションを広げそうです。
最後に、水温ですが、水温は少しずつ下がり傾向な時期になりましたが、連休の東ウネリと一緒に届いた南房のような透き通った潮がその後の温かさをキープしたいたので、ここ数日の北東コンディションが元の状態に戻している様子ながら、外気に対して今のところジャーフルで問題ない状況です。


