椎名内 波情報
※1日前の情報をサンプル表示
明日はオフショアとなる場所が多く、広い範囲でコンディション良く遊べそうだ
UPDATE 11/09 17:20
〈現状〉
前半の千葉北エリアは、弱い北西風で、サイズはムネ~頭前後が中心。全域で比較的整ったコンディションとなっており、片貝方面や一宮周辺では作田の△40やサンライズの△35をはじめ、多くの場所でアクション入るコンディション。なお、北部エリアは小振りなサイズが中心ではあるが面良く滑れる波があった。
日中以降は西寄り~北西風の吹く場所が多く、エリア内の多くでアクション入る波があり、片貝方面では作田や片貝・新堤、一宮周辺では一宮や東浪見で△の波で遊べるコンディションとなっていた。
夕方は全域で風は弱く吹く程度となっており、引き続きエリア内の多くの場所でアクション可能な波がある!また、片貝方面は片貝・新堤、一宮周辺は一宮~志田下で△評価となっており、しっかりとしたサイズの波で遊べるコンディション!なお、北部エリアも△の場所はないが落ち着いたサイズで1アクション入る波がある!
〈気圧配置〉
明日の日本付近は、前線を伴った低気圧が発達しながら日本の東へ進み、別の低気圧がオホーツク海に進む見込み。また、寒冷前線が北~東日本を通過して、本州付近は西高東低の気圧配置となる模様。

〈風〉
終日北西~北寄りで、後半は次第に強まる予報。
〈ウネリ〉
発達しながら日本の東やオホーツク海へ進む低気圧の影響で南東~南寄りのウネリ続き、前半はムネ~頭、後半はハラ~カタ前後の場所が多くなる予想。
〈今後と狙い目〉
前半はややハードな場所も残りそうだが、全域で大きく面を乱されることなくサイズに対応出来る中~上級者であれば楽しめるコンディションが期待出来る。なお、後半は次第に北西風が強まりウネリは抑えられてしまいそうなので、サイズを求める方は前半のうちにサーフィンしておくのが良さそうだ。
(sho)
☆観測スタッフのコメント
・今日の潮が上げに向かう14時過ぎまで一宮ポイントの左側〜坂の前で水温を計りながらサーフィンしたスタッフ(sho)から、
「水温18.7℃。雨上がって風も弱いので、さほど寒くなかったです。重なり気味な波もありますが、コンスタントにアクション入ります。setは頭サイズもあります。」と報告を受けました!
★明日も期待したいところです!
★明朝の予想気温は12℃台ですので、寒がりの方はセミドライがオススメです。
・私スタッフ(Unity)は今朝、ホームの御宿漁港ポイントで水温を計りながらサーフィンしました。
サイズは腰〜腹〜たまのオバケsetで胸くらい。パワー不足で(ウネリが柔らかく)思いっきり行けない場面があったものの切れた波は多く、満潮頃が1番良かった印象でした。
★今朝のNo.1ライド
※ライト→ラウンドハウス〜軽いカーブ〜コースター(3ターン)
※レフト→カービング〜コースター(2ターン)
基本アウト〜ミドルにかけては張りづらいですが、上手くインサイドにたどり着ければ縦に行けるクローズセクションはありました。
★水温は19.5℃でしたが、外が寒かったので極度の寒がりの私オール5mmのセミドライで海の中は丁度でした。
★御宿ポイントにおいて、訪れるサーファーのマナーが問題になっています。今一度サーフィンのルールとマナーをご認識頂き、厳守して頂けますよう宜しくお願い致します。
★今度の日曜(11/16)は、NSA東京1区カップが開催予定です。
※NSA東京支部長の佐々木正人より
「中央(御宿メインポイント)に本部テントを建て、少し右(ホテル前)寄りのバンクもエリア規制させて頂くかもしれません。ご迷惑をお掛けして大変申し訳ありません。」
(Unity)
ビギナーアドバイス
今夜から明日の未明にかけて全域で南東ウネリが強まる見込みです。早朝の情報を確認してから行動するのがオススメです。
タイド
太東
今後の風と波(気象)
・一宮
更新予定時刻
07:00 / 11:00 / 18:45
プロサーファー週間地形レポートへ
週間波予想
11/09(日) 11:00
(sho)
期間を通して落ち着いたコンディションの場所が多くなりそうだが、台風(26号)からのウネリが届いた場合は、サイズアップしてくることも考えられる
ウネリの期待度(千葉北)

11(火)

12(水)

13(木)

14(金)

15(土)
SAMPLE
11/11(火)
予想天気図
(AM09時)
気象庁Waveシミュレーター
(AM09時)
Noaa Waveシミュレーター
(AM09時)
発達した低気圧がカムチャッカ半島付近へ進み、高気圧が朝鮮半島付近へ移動する模様。
風は終日北西~北寄りが吹く予報で、日中以降は次第に弱まる見込み。
遠ざかった低気圧の影響によるウネリが落ち着きつつも続き、ハラ~カタ前後の場所が多くなる予想。
ウネリは徐々に弱まる見込みだが、日中以降風が弱まり、広い範囲で遊べるコンディションとなりそう。なお、午後はあまり潮が動かないため、まずは早朝~前半にかけての潮が上げる時間帯に1ラウンド入っておくのが良さそうだ。
11/12(水)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
高気圧が日本の東へ移動し、前線が東シナ海から奄美地方付近にのびる模様。
風は前半は北寄り~北東で、後半遅くは東寄りにシフトし次第に弱まる予報。
高気圧からの吹き出しによる南東~東ウネリや前線に向かって吹き込む北寄り~北東の風波によってコシ~ムネ・最大カタ前後の場所が多くなる予想。
前半は北部エリアや片貝・新堤などはコンディション良く遊べる波がありそう。一宮周辺であれば、一宮やサンライズの堤防南側のピークをチェックしたい。
11/13(木)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
気圧の谷が日本付近を通過し、前線は引き続き奄美地方付近に停滞する模様。
風は前半は南西~西寄り、南寄り~南東が吹く予報。
高気圧からの吹き出しによる南東~南寄りのウネリちゃ前線に向かって吹き込む風波が続き、コシ~ムネ前後の場所が多くなる予想。
概ね風は弱い予報なので、潮回りを考慮すれば終日広い範囲でコンディション良く遊べる波がありそうだ。
11/14(金)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
高気圧が日本付近に移動し、日本の南にある前線は南下し沖縄付近に停滞する模様。
風は終日北寄り~北東が強めに吹く予報。
高気圧から前線に向かって吹き込む北東の風波によって、ハラ~カタ前後の場所が多くなる予想。
一宮周辺は終日風の影響を受けてしまいそうなので、一宮やサンライズの堤防南側のピークをチェックしたい。なお、北部エリアや片貝・新堤などは比較的整ったコンディションとなりそう。
11/15(土)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
高気圧が日本の東へ移動し、日本の南にある前線は引き続き沖縄付近に停滞する模様。
風は終日北東が吹く模様。
高気圧から前線に向かって吹き込む北東~東寄りの風波が続き、ハラ~カタ前後の場所が多くなる予想。
北部エリアはやや小ぶりなサイズが中心となりそうだが、面を乱されることなく滑れる波が続く見込み。片貝方面や一宮周辺は風の影響を受ける場所もありそうだが、片貝・新堤や一宮、またはサンライズの堤防南側のピークを中心に遊べる波が続く見込み。
★気象庁発表の予報に基づいて予想しておりますが、その予報が変わると週間波予想も変わってくるため、毎日更新される最新の気象情報や週間波予想のチェックをお勧めします。
更新予定時刻
12:00
8日目以降の天気図/波浪予想
11/16(日) AM09時
11/17(月) AM09時
11/18(火) AM09時
11/19(水) AM09時
12日以降の波浪予想
11/20 (AM09時)
11/21 (AM09時)
11/22 (AM09時)
11/23 (AM09時)
UPDATE 10/30
皆さん、お疲れ様です!波情報BCM「プロサーファー週間地形レポート」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。
ここ数日の控えめな潮の変化は満タン時のボヨつきは回避できていたものの、バラけたオンショアの反応がまとまるタイミングもなく、力の弱い乗り心地や地形以上に複雑なブレイクが厄介な対応を延長している状態です。
それでは、地形レポートです!
一宮
10/29(水曜日)の10時頃。潮の動きは小さいですが満タンの潮止まりです。


サンライズ
10/29(水曜日)の11時頃。潮は引き始めです。


東浪見
10/29(水曜日)の12時頃。引きに向かう最中ながら小潮回りでほとんど変化がない状態です。


志田
10/29(水曜日)の14時頃。引きの動きに変化がなく、潮止まりのような状態です。北西コンディションや朝の風の弱まりに合わせてこれまでよりも悪影響の少ない波を探せていましたが、波質としては北東コンディションの影響を受けた反応は変わらず、十分なサイズをキープしていてもハッキリしないセクションや不規則な形が目立っていたので、微妙な整い具合いがヨレや重なりをボヨつきに変えてしまい、一宮方面よりもスムーズさに欠けた波が多かった印象です。


太東
10/29(水曜日)の15時頃。干潮ではあるものの満タン時の潮位からほとんど変動はありません。


夷隅
10/29(水曜日)の16時頃。上げ始めているタイミングですがほとんど潮止まりな潮位です。


今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。
上記の通り、前回の更新(10/22水曜日)からも各ポイントで広がったミドル〜アウトの地形を狙えるブレイクをキープできていましたが、北東コンディションに助けられ、サイズ感はオンショアの余韻が残る反応が目立っていました。
一宮方面では前半の北西コンディションに整ったフェイスを探せていたものの、ウネリのヨレやフェイスの重なりが気になる形が多く、スムーズに滑れるセクションが区切られていたり、距離を楽しめる波を当てるのが難しかったと思います。
低気圧の通過が残したウネリが10/27(月曜日)のオフショアコンディションのタイミングに届いたので、北東の雰囲気が解消された素直な反応はこのエリアにとって外せない狙い目でもありましたが、クローズを防げていながらも頻繁に来るオーバーヘッドサイズは形を保てる波が少なく、地形に残るカレントセクションが復活して滑り抜けるのが難しいブレイクも気になっていました。ウネリが残っていた10/27(月曜日)までは夷隅が反応する波や地形の複雑さをサイズでごまかせるフェイスを探せていながら、10/28(火曜日)以降の風波には不安定な反応が目立ってしまい、形のまとまりや滑りのいいセクションが見つからなくなっています。
さて、この先の波も、気圧配置の入れ替わりが激しくなり、今回も荒れたコンディションから始まりそうな雰囲気ですが、原因となる2つの低気圧がこのエリアの北側を通過する予報なので、11/3(月曜日)にかけてオフショアや風が弱まるタイミングを狙い易く、2つ目の低気圧のコースにはウネリを期待できないものの、1つ目の低気圧が接待するタイミングの南東コンディションはオンショアの余韻をリセットしながらウネリを取り戻せる可能性があると思います。
南西コンディションのサイズダウンが早まると地形に対して乏しい反応も想定されますが、必要以上のサイズが届いても今回は調整できる期間が残されていて、オフショアの落ち着きがカレントを解消してくれれば地形に対して素直なブレイクを期待できるので、10/27(月曜日)のように軽快に滑れるセクションを探せるかもしれません。
潮汐としても控えめながら日中の変化が復活するので、午前中の干潮前後と午後の満タン前後を狙い分けて地形や都合の悪いサイズに対するデメリットを回避できるのでは?残念な事に、これまでのオンショアのカレントが各ポイントの右側にまとまるレギュラーの形を複雑にしていたり、比較的安定傾向な左側や正面エリアに関しても地形の分裂が目立っているので、お手軽な胸前後のサイズにハッキリしないセクションが絡んだり、対応できる地形が途切れてアウトからのブレイクに距離を狙えない波が目立ち、ショアブレイクのまとまりに可能性がありつつ、頭前後のサイズがないと狙える地形やピークが限られてしまい、潮の影響を受けた波数の減少が不安な雰囲気です。
北東コンディションに変化する過程にも風が弱まる期間が残されますが、ウネリを失ってからのオンショアほど癖の悪い反応はないので、南西コンディションの期間の対応は外せないと思います。
最後に、水温ですが、外気に合わせるとフルスーツが無難な状況ですが、水温は変わらず20℃くらいをキープしていて、東風コンディションで届いた10/27(月曜日)の夕方の透き通った潮は異様な温かさでもありました。


