片貝・漁港 波情報
※1日前の情報をサンプル表示
朝のうちは弱い西寄りの風で、整ったコンディションの場所が多くなりそう
UPDATE 11/16 17:20
〈現状〉
前半の千葉北エリアは、概ね北西~北東風の吹く場所が多く、サイズはモモ~ハラ前後が中心。北部エリアや片貝方面は比較的面の整ったコンディションで、片貝・新堤は1アクション可能だが、それ以外は厳しい~やや物足りない状況となっていた。なお、一宮周辺も小振りなサイズ感ではあるが、一宮~志田下ではなんとか1アクション出来ていた。
日中以降は、比較的弱い北寄り~北東または北西風で、北部エリアや片貝方面は本須賀でなんとか1アクション出来る程度で、物足りないコンディションの場所が多くなっていた。一宮周辺は引き続き多少風の影響があったものの一宮~志田下で1アクション可能なコンディション。
夕方も強めの北東風の吹く場所が多くなっている。北部エリアは面は問題ないが、スネ~最大モモ前後で少し滑れている匝瑳・吉崎でも▽20までと物足りないコンディション。片貝方面や一宮周辺は、風の影響を受けているものの、作田や片貝・新堤、一宮~志田下で1アクション出来る波が続いている。
〈気圧配置〉
明日の日本付近は、低気圧が急速に発達しながら日本海北部からオホーツク海へ進み、そこからのびる寒冷前線が北~西日本を通過する見込み。また、寒冷前線の通過後は次第に西高東低の冬型の気圧配置となる模様。

〈風〉
朝のうちは西寄りで、日中以降は南西が次第に強まる予報。
〈ウネリ〉
急速に発達しながらオホーツク海へ進む低気圧の影響で南東ウネリが次第に強まりコシ~ムネ前後の場所が多くなる予想。
〈今後と狙い目〉
日中以降は北部エリアや片貝方面は南西風の影響が大きくなってしまいそうなので、朝のうちに入っておくか、作田の堤防寄りなどをチェックしたい。また、一宮周辺であれば、ややまとまりに欠け煽られ気味になってしまうタイミングもありそうだが、堤防北側のピークを中心に終日遊べる波が探せそうだ。なお、後半遅くはカタ前後までサイズアップしてくる場所もありそうだ。
(sho)
☆観測スタッフのコメント
・今日、一宮ポイントでサーフィンした3名の感想です。
★中央堤防右で8時(潮位76cm)過ぎまでサーフ→スタッフ(Unity)
「地形に対して潮が少なく今ひとつながら、たまーにライトは▽30(見た目よりは)出来ました。No.1ライドはラウンドハウス〜リッピング2発〜コースターでした。乗って行くほどクセが強まり難易度高めになりますが、潮が乗ってきた方が比較的には波質は良くなると思います。水温は16.3℃。極度の寒がりの私ブーツを履きましたが、裸足の時よりも更に蹴り込め(攻めれ)、足もシビれず快適でした。今朝は、ヘッドキャップを着用されている方もおられました。」
★左側の坂の前で11時(潮位119cm)頃までサーフ→スタッフ(Lore)
「小波用ボードで入ってきました!ライトが良かったですが、レフトも1本ありました!水温は16.8℃。長時間入るならブーツを履いても良さそうです。」
★左側で12時(潮位132cm)頃まで&16時(潮位107cm)過ぎまでの2ラウンドをサーフ(昨日も同じルーティン)→一宮ポイントがホームブレイクのベテランサーファーの(60歳を越えてもそしてコンパクトサイズでもパフォーマンスボードを使い続ける)方
「今日のお昼はもう少しサイズがあった昨日の方が良かったけど、今日の夕方は昨日よりもサイズが無いけど波質は良かったよ。坂の前あたりは重なりがネックっぽかったけど、左は問題ないね。ココは潮が上げても引いても無難に出来る方じゃない?波質は変化するけどね。」
・九十九里は水温が16℃台となりましたので、本日から千葉北のウエット表記を「セミドライ」に変更させて頂きました。
※今朝の勝浦海中公園様の計測→19℃(四捨五入)
(Unity)
ビギナーアドバイス
朝のうちは広い範囲で練習出来る波がありそうですが、日中以降は南西風と南東ウネリが強まる見込みです。サイズの小さい場所でも流れには十分注意してください。
タイド
太東
今後の風と波(気象)
・一宮
更新予定時刻
07:00 / 11:00 / 18:45
プロサーファー週間地形レポートへ
週間波予想
11/16(日) 11:00
(sho)
期間中は比較的小振りなサイズが続きそうだが、22(土)は北東の風波で多少サイズアップする見込み
ウネリの期待度(千葉北)

18(火)

19(水)

20(木)

21(金)

22(土)
SAMPLE
11/18(火)
予想天気図
(AM09時)
気象庁Waveシミュレーター
(AM09時)
Noaa Waveシミュレーター
(AM09時)
低気圧が発達しながらオホーツク海を北東へ進み、大陸の高気圧が日本付近に張り出して西高東低の気圧配置が続く模様。
風は前半は北寄り、後半は北東~東寄りが吹く予報。
発達しながらオホーツク海を進む低気圧の影響や高気圧からの吹き出しによって南東~東寄りのウネリが続き、コシ~ムネ前後となる場所が多くなる予想。
ウネリは徐々に落ち着く見込みだが、北部エリアや片貝・新堤などは風も合い遊びやすいコンディションとなりそう。また、一宮周辺であれば一宮やサンライズの堤防南側のピークを中心にチェックするのが良いだろう。なお、後半は東寄りの風の影響を受ける場所が多くなりそうなので、前半のうちのサーフィンがオススメ。
11/19(水)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
西高東低の気圧配置は緩み、高気圧が本州付近へ移動する模様。
風は前半は北寄り、後半は北東にシフトし次第に弱まる予報。
遠ざかった低気圧からのウネリは弱まるが、高気圧の吹き出しによる東寄りのウネリが続き、コシ~ムネ前後の場所が多くなる予想。
次第にウネリは弱まりそうなので、まずは前半のうちに1ラウンド入っておくのが良いだろう。なお、大潮2日目となるため、上手く潮回りを利用すれば遊べる波が探せそうだ。
11/20(木)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
高気圧が日本のはるか東へ移動し、気圧の谷が日本海に進む模様。
風は終日北寄り~北東で、後半は次第に弱まる予報。
気圧の谷の影響で南東~南寄りのウネリが多少良くなりそうだが、モモ~ハラ・最大ムネ前後の場所が多くなる予想。
北寄りの風が吹く前半は、北部エリアや片貝・新堤などで遊べるコンディションとなりそう。また、後半は全域で風が弱まるため、広い範囲で落ち着いたコンディションとなりそう。なお、前日同様潮回りを考慮すれば遊べる波は探せそうだ。
11/21(金)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
気圧の谷が北日本を通過し、大陸の高気圧が西日本付近に張り出す模様。
風は終日北西~西寄りが予報。
気圧の谷の影響による南東~南寄りのウネリが続き、モモ~ハラ・最大ムネ前後の場所が多くなる予想。
全域で小振りなサイズが中心となりそうだが、終日風は弱く、オフショアとなる場所も多くなる見込みなので、面の整ったコンディションが期待出来る。ただし、早朝や夕方のハイタイド付近はインサイド寄りの物足りないブレイクが多くなってしまうことも考えられるため、なるべく潮の動く日中に行動するのが良いだろう。
11/22(土)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
高気圧が本州付近に移動する模様。
風は前半は北寄り、後半は北東~東寄りが吹く予報。
通過した気圧の谷の影響で北寄り~北東の風波の反応が上向き、ハラ~カタ前後の場所が多くなる予想。
早朝~前半は北部エリアや片貝方面は小振りだが面の整ったコンディションとなりそう。一宮周辺は多少サイズアップしそうだが、同時にまとまりに欠けたコンディションとなってしまいそう。風の影響を割り切って一宮やサンライズの堤防南側のピークをチェックしたい。
★気象庁発表の予報に基づいて予想しておりますが、その予報が変わると週間波予想も変わってくるため、毎日更新される最新の気象情報や週間波予想のチェックをお勧めします。
更新予定時刻
12:00
8日目以降の天気図/波浪予想
11/23(日) AM09時
11/24(月) AM09時
11/25(火) AM09時
11/26(水) AM09時
12日以降の波浪予想
11/27 (AM09時)
11/28 (AM09時)
11/29 (AM09時)
11/30 (AM09時)
UPDATE 11/06
皆さん、お疲れ様です!波情報BCM「プロサーファー週間地形レポート」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。
先週末もオフショアとウネリが重なり、連休初日のハードなサイズに対応できるポイントは限られていたものの、沖を通過していた前回までの低気圧と比べて控えめな反応は落ち着きが早く、昼頃の太東〜志田のセッションに見応えもありました。
午後からは東浪見やサンライズの右側に関しても密かに対応できる波を探せていて、日曜日(11/2)の頭前後は各ポイントで形やピークのまとまりを取り戻していたので、週に一度の整ったウネリを楽しめる狙い目をキープしていました。
それでは、地形レポートです!
一宮
11/5水曜日の8時半頃。干潮に近い時間帯です。前回の更新からも以前と比べて北東コンディションの悪影響が少なくなり、他のポイントより北〜北西の風を防げたことで今週に入ってからもここは無難な対応を維持できている様子です。サイズとしても更新頃に通過した低気圧がウネリを残していたので、土曜日(11/1)のオフショアの初日にややハードなウネリが届いていましたが、辿ったコースを含めて以前より控えめな反応は早めに落ち着きを取り戻し、夕方の時点で頭前後のブレイクを狙えていた状況です。


今のところ満タン前後にまとまるショアブレイクにも安定した乗りしろを探せていないので、お手軽なサイズ感に癖の悪いブレイクやサイズ不足な反応が増えそうな様子です。
サンライズ
11/5水曜日の10時頃。干潮の潮止まりです。前回の更新頃やここ数日の様子からは北風に影響されたコンディションがヨレやバラつきの多いブレイクを増やしていた印象ですが、朝の風の弱まりや北西コンディションのサイドオフを狙えるタイミングもあり、以前よりも整った波を探せていたと思います。


復活した最近のサイズにも力の弱い波質が気になり、左右の堤防周辺ではインサイドにかけて乗りつなげるエリアや形のきっかけが残っていましたが、正面エリアは手前を横断するカレントに距離を阻まれたり、縦断するカレントに横移動を制限され、アウトに片寄った仕上がりが癖を強めていました。
大潮の干潮に対応を助けられているものの、変化がなくなるほどボヨつきやサイズ不足な反応が増えてしまい、狙える波が少なくなりそうです。
東浪見
11/5水曜日の11時半頃。上げ始めの時間帯です。一宮やサンライズのように風を防げる堤防はないものの、ここにとっても北西や北風のようなサイドオフショアが弱まるタイミングでヨレの少ないブレイクがあり、更新頃やここ数日のように狙いから外れたコンディションにも、これまでより練習できる波を探せていた状況です。


しかし、この先の荒れ具合からはまだまだ安定は望めず、小さくなる潮の動きがお手軽なコンディションにサイズ不足な波を増やしそうです。
志田
11/5水曜日の14時頃。満タンに近い時間帯です。一宮方面で狙えた北西コンディションの面ツルもここにとってはフェイスのヨレが大きくなってしまい、この時のような極端な風の弱まりで整った雰囲気を取り戻していましたが、ウネリよりも風波のサイズ感が気になる反応は力不足なブレイクが増えてまとまりが悪く、形のバラつきや素直さに欠けた乗り心地が見た目以上に滑りにくいフェイスにしていたので、これまでよりもオンショアの悪質な影響は解消傾向だったものの、前回以降もお手軽なブレイクを狙えつつ面ツルは限られていた状況です。


潮の動きに対してもオンショア気味な反応に引きの変化が悪影響になったり、満タンの潮位がボヨつきを目立たせていて、オフショアに対しても多少ハードなサイズが必要な仕上がりが気になる様子です。
太東
11/5水曜日の15時頃。満タン寸前です。前回以降もありがたいことに南西コンディションのチャンスを狙え、このタイミングに届いた東ウネリが他のポイントでハードな景色を増やしていたものの、ウネリの直撃を防いだここの反応は以前より控えめな胸〜肩範囲のお手軽さをキープしていたので、混雑も避けられない状態ながら、ピーク時のサイズで軽快なセクションを滑れていたり、潮の上げ始めから形のまとまりを重視した波を楽しめていて、土日(11/1~2)の面ツルに素直なブレイクが揃っていたと思います。


夷隅
11/5水曜日の16時頃。満タンの潮止まりです。ここにとっては南西コンディションがウネリのシフトを強めて形を崩してしまい、土日(11/1~2)に関しても午前中の風の弱さに助けられて整った景色を楽しめるタイミングが残されていましたが、土曜日(11/1)の必要以上のサイズにカレントの影響を含めて雑な形や乗り心地を増やされ、引きに向かう潮の変化に合わせて日曜日(11/2)の落ち着きに可能性を狙えていたものの、普段と比べて形のまとまり方に都合の悪い反応が気になっていた雰囲気です。


今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。
上記の通り、前回以降もオンショア期間中の北西や北風のコンディションが一宮〜東浪見区間のサイドオフショアになっていたので、風が弱まる朝イチのタイミングに合わせて面ツルのような景色を狙えていながら、この時の波質はウネリよりもオンショアが残した風波のような雰囲気が強まっていました。
サイズ的に胸前後のお手軽なブレイクを狙えて余計なカレントも解消傾向でしたが、力不足な反応ではこれまでの北東コンディションで崩れた地形の複雑さを受けてフェイスを狭くされ、乗り心地の弱さも加わって思い通りに滑れない波が多かった印象です。
さて、この先の波は前日の北西で整ったコンディションも、すでにオンショアの強まりが台無しにしてしまい、木曜日(11/6)の時点では風波のサイズ感が続いていますが、波にとっては沖を通過中の低気圧から再びウネリが届くかもしれません。
今回は整ったウネリと南西の絡みを狙えない状況ですが、通過後の西高東低にほどよい北西コンディションがあるので、一宮〜サンライズ方面は朝の風の弱まりに悪影響が少ないブレイクを探せそうです。これまでのようなハードな反応があったり、北西コンディションの急激な落ち着きにサイズを不安定にされ、風向きとサイズの条件が噛み合わなくなるかもしれませんが、その後も沖に移動してからの高気圧のポジションに可能性があり、易しい東ウネリの波質や南西コンディションに向けた変化にチャンスが残っている雰囲気です。
しかし、気圧配置の入れ替わりが頻繁なのでコンディションの変化も激しく、ウネリのまとまりの悪さが際立つとお手軽なサイズが力不足な反応になってしまい、現状の地形に対して狭いフェイスや途切れるセクションが目立ちそうです。狙い目になるコンディションは残されつつ、この先の控えめな潮の動きが胸〜肩以下のサイズにとってボヨつくセクションを広げそうです。
最後に、水温ですが、水温は少しずつ下がり傾向な時期になりましたが、連休の東ウネリと一緒に届いた南房のような透き通った潮がその後の温かさをキープしたいたので、ここ数日の北東コンディションが元の状態に戻している様子ながら、外気に対して今のところジャーフルで問題ない状況です。


