東浪見 波情報
※1日前の情報をサンプル表示
風は次第に弱まり、広い範囲で遊べるコンディションとなりそうだ
UPDATE 12/05 17:10
〈現状〉
前半の千葉北エリアは、北部エリアは弱い北寄り、片貝方面や一宮周辺は西寄りの風で、ハラ~カタ・最大頭前後の場所が多くなっていた。一部、ヨレの目立つ場所はあったものの、全域でアクション入る波はあり、片貝方面では作田、一宮周辺では一宮で△評価の遊べるスタート。
日中以降は全域でやや風が強まったが、引き続き多くの場所でアクション可能な波があった。また、片貝方面や一宮周辺では作田の△40をはじめ、いくつかの場所で△評価の波で遊べていた。
夕方も全域で北西風が吹いており、北部エリアや片貝方面はややサイズダウンしたものの、引き続き多くの場所でアクション可能な波がある!また、片貝・新堤や一宮、サンライズではこの時間帯も△35の波で遊べるコンディションとなっている!
〈気圧配置〉
明日の日本付近は、大陸の高気圧が東シナ海へ、関東の東で新たに発生する見通しの高気圧が日本の東へ移動する見込み。また、日本の東にある前線を伴った低気圧が急速に発達しながら日本のはるか東へ遠ざかる模様。

〈風〉
早朝は北寄りから北西がやや強めに吹くが、日中以降は次第に弱まり、後半は東寄り~南寄りが吹く予報。
〈ウネリ〉
アリューシャン方面の低気圧からの北東~東寄りのウネリが徐々に落ち着きつつも続き、コシ~ムネ・最大カタ前後の場所が多くなる予想。
〈今後と狙い目〉
早朝を除き風は弱く吹く程度で、前半は比較的多くの場所で風が合いそうなので、広い範囲で整ったコンディションで遊べるだろう。なお、北部エリアは小振りなサイズが中心となりそうだが、片貝方面や一宮周辺はハラ~最大カタサイズで幅広いレベルのサーファーが楽しめそうだ。
(sho)
☆観測スタッフのコメント
・夕方に向けてサイズダウン傾向ですが、各ポイントでアクションを入れた練習が出来ていました。
・週末も練習しやすい波がありそうです。
・本日も人気だった一宮ポイントでサーフィンしたBCMスタッフ2名のコメントです。
スタッフS50 11:15 中央堤防右 水温→14.1℃
『待ちが長いです。体冷えるので防寒対策を!』
スタッフsho 13:00 一宮 北側(マグナム&スネーク)水温→14.8℃
『最初マグナムで入りましたが、潮が多くなり、ちょっと物足りない感じになったのでスネークに移動。サイズはコシ~ハラsetムネサイズでライト中心に遊べてます。setはワイドでダンパー気味やつながり気味が多めですが、コシ~ハラサイズはショルダー続く波もあります。』
(kiyot)
ビギナーアドバイス
明日も飯岡方面や太東などは終日落ち着いたサイズで練習出来そうです。
タイド
太東
今後の風と波(気象)
・一宮
更新予定時刻
07:00 / 11:00 / 18:45
プロサーファー週間地形レポートへ
週間波予想
12/05(金) 10:40
(sho)
概ね落ち着いたサイズで遊べる波が続きそうだが、9(火)は北寄り、11(木)は南西の風を軽減する場所に向かうのが良いだろう。
ウネリの期待度(千葉北)

07(日)

08(月)

09(火)

10(水)

11(木)
SAMPLE
12/07(日)
予想天気図
(AM09時)
気象庁Waveシミュレーター
(AM09時)
Noaa Waveシミュレーター
(AM09時)
大陸の高気圧が日本の南へ張り出し、低気圧がオホーツク海へ進む見込み。また、日本海が気圧の谷になる模様。
風は終日概ね弱く、前半は北西、後半は北東が吹く予報。
アリューシャン方面の低気圧からの北東~東寄りのウネリが徐々に落ち着きつつも続き、ハラ~カタ前後の場所が多くなる予想。
前半は風の合う場所も多く、広い範囲で整ったコンディションとなりそう。また、後半は北東風予報だが、強く吹くことはなさそうなので、大きく面を乱されることなく遊べる波が続く見込み。
12/08(月)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
低気圧が発達しながらオホーツク海へ進み、大陸の高気圧が日本付近へ張り出して、冬型の気圧配置となる模様。
風は終日概ね弱西寄りが吹く予報。
アリューシャン方面の低気圧からの北東~東寄りのウネリがさらに落ち着きつつも続き、コシ~ムネ前後の場所が多くなる予想。なお、後半遅くはオホーツク海へ進む低気圧の影響で南寄りのウネリが反応してくることも考えられる。
終日風の合う場所が多く、弱く吹く程度となり広い範囲で落ち着いて遊べるコンディションとなりそう。ただし、北部エリアは小振りなサイズが中心となり、物足りないコンディションとなる場所も多くなってしまいそう。サイズを求める方は一宮周辺へ向かうのが良いだろう。
12/09(火)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
低気圧が発達しながらオホーツク海を北上し、大陸の高気圧が日本付近へ張り出して、冬型の気圧配置が続く模様。
風は終日北寄り~北東が強めに吹く予報。
前半は北東~北寄りの風波が反応し、後半は日本のはるか東にある低気圧からの東ウネリが反応して、片貝方面や一宮周辺はハラ~カタ前後の場所が多くなる予想。一方、北部エリアはウネリの向きが合わず小振りなサイズが中心となりそうだが、面を乱されることはなさそうだ。片貝方面や一宮周辺は北寄り~北東風の影響を受けてしまいそうなので、片貝・新堤や一宮やサンライズの堤防南側のピークをチェックしたい。
12/10(水)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
低気圧がオホーツク海に留まり、気圧の谷が日本海にのびる見込み。また、高気圧が日本の東に移動する模様。
風は早朝はやや強めの北寄りが吹く予報だが、日中以降は概ね弱い北寄りで、後半は南東~南寄りが吹く予報。
日本のはるか東を発達しながら遠ざかる低気圧からの東ウネリが落ち着きつつも続き、前半はハラ~カタ、後半はコシ~ムネ前後の場所が多くなる予想。
終日風は弱く、全域で面を乱されることなく滑れる波が続きそうだが、ウネリは次第に弱まる見込みなので、サイズを求める方は早朝~前半のうちに一宮周辺の堤防南側でサーフィンしておくのが良いだろう。
12/11(木)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
引き続き、低気圧がオホーツク海に留まり、気圧の谷が日本の東に進む模様。
風は前半は南西~西寄り、後半は北西が吹く予報。
遠ざかった低気圧や高気圧からの吹き出しによる東寄りのウネリが続きコシ~ムネ前後の場所が多くなる予想。
前半は北部エリアや片貝方面は南西風の影響が残る場所もありそうだが、北西風が吹く後半は次第にコンディションが回復する見込み。なお、一宮周辺は終日滑れる波が続きそうだ。
★気象庁発表の予報に基づいて予想しておりますが、その予報が変わると週間波予想も変わってくるため、毎日更新される最新の気象情報や週間波予想のチェックをお勧めします。
更新予定時刻
12:00
8日目以降の天気図/波浪予想
12/12(金) AM09時
12/13(土) AM09時
12/14(日) AM09時
12/15(月) AM09時
12日以降の波浪予想
12/16 (AM09時)
12/17 (AM09時)
12/18 (AM09時)
12/19 (AM09時)
UPDATE 11/20
皆さん、お疲れ様です!波情報BCM「プロサーファー週間地形レポート」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。
前回(11/13)の更新以降も以前のような厄介なサイズアップはなく、週一の南西コンディションが確保され、北西コンディションや朝凪の風の弱まりに合わせてヨレや重なりの少ない反応を探せていました。ただ、アウト重視に広がった地形に反応がなくなってしまい、穏やかなコンディションはカレントとの重なりが形のきっかけになっていた地形のブレイクを手伝ってくれないので、ピークも激減し、ワイドなショアブレイクしか狙えないポイントも増えていました。潮の動きにも地形を活かせる変化はほとんどなく、干潮時のバラつきや上げ際のフェイスのボヨつきに負けたブレイクは物足りなさが際立っていました。
それでは、地形レポートです!
一宮
11/19の8時頃。潮は引きに向かう干潮に近い時間帯です。


サンライズ
11/19の9時頃。潮は干潮寸前です。


東浪見
11/19の10時頃。干潮の潮止まりです。
気圧配置にきっかけがなくては北東コンディションで届くウネリも期待できず、この日の反応も浮力の強いボードなら滑れるかもしれませんが、横移動や距離を狙えない乏しいブレイクばかりです。


志田
11/19の13時頃。潮は上げに向かうハーフタイドをすぎた時間帯です。


太東
11/19の14時頃。潮は満タンに近い時間帯です。


夷隅
11/19の15時頃。満タンの潮止まりです。


今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。
上記の通り、腰〜腹サイズのキープは浮力のあるボードで気軽に楽しみ易い雰囲気やビギナーにとってもお手頃なブレイクを狙えていましたが、更新頃にリセットされたウネリはその後も復活を期待できず、オンショアの波質が見た目以上に力不足な反応だったので、分断やまとまりの悪さが気になる地形に対してはフェイスの狭い波が増えてしまい、ハッキリしない形と力の弱い乗り心地が対応できる地形を限定していた印象です。
さて、この先の波についてですが、気圧配置の入れかわりが頻繁な予報ながら、この先もコンディションの変化の中にオフショアや風が弱まるタイミングを狙えそうです。低気圧や高気圧の通過もあって、若干のサイズやウネリの雰囲気を取り戻せる可能性はありますが、勢力とコースからはハッキリしたきっかけはなく、北西や南西の風を受けて落ち着きが早まると地形に対して物足りないブレイクが目立つかもしれません。
志田周辺や一宮の一部では潮位の高さに対応できるエリアも残されていますが、風波の力の弱さがブレイクを鈍くしているので、潮の動きが小さくなる期間に特別な変化を期待できず、ウネリが復活しても起伏の激しい地形が癖の悪いボヨつきやカレントセクションの重なりを誘発しそうです。アウトの地形に反応するサイズになればスムーズに滑れるフェイスや距離を遊べるブレイクを探せるものの、インサイド〜ミドルエリアの仕上がりはスモールコンディションの対応が不安定で、今のところショアブレイクのまとまりも定まっていません。
最後に、水温ですが今月に入ってからは水温の低下が進み、前回(17~18℃)よりもまた1℃下がっている16℃前後といった状況ですが、最近の一桁台の最低気温や日中の冷え込みには外気を重視した対応が無難な様子で、起毛のフルスーツやブーツの装備を意識させられています。


