東浪見 波情報
※1日前の情報をサンプル表示
一部ではクローズアウトとなる恐れもあるが、楽しめる場所はありそうです。
UPDATE 11/06 17:25
〈現況〉
夕方は、若干ウネリの反応が良くなり、作田〜一宮周辺はハラ〜カタサイズが中心。志田下のみ頭サイズが観測されました。
やや強い〜強い北よりの風が吹き続けて、一宮周辺にはハードな場所もありましたが、オフショアとなる場所も多く、風をかわす片貝漁港・新堤・一宮ポイントの左側などでは△評価の波がブレイクしており、楽しめる場所がありました!
北部もオフショアに抑えられがちながらも、ハラサイズまでアップして、飯岡では▽30となりアクション入れて遊べるまでに波質アップしていました!
〈気圧配置〉
大陸の高気圧に覆われ、低気圧は急速に発達しながら日本の東を北上。一方、台風26号はフィリピンの東を西北西へ進む見込み。

〈風〉
やや強い〜強い北西風が吹き続ける。
〈ウネリ〉
低気圧からの東ウネリが強まり、更にサイズアップしたスタートとなる。作田〜一宮周辺はカタ〜頭オーバーの場所が中心で片貝漁港・太東・大原海水浴場は最大カタ程度。特に一宮周辺には波数の多い場所がある。北部は最大ムネ程度で波数は落ち着いている。
〈今後と狙い目〉
作田〜一宮周辺にはハードな場所があり、一部ではクローズアウトしたスタートとなる恐れもありますが、沿岸部ではオフショアとなる場所も多く、沖合でも同様の向きで風が吹いているため、今日△評価だった場所を中心に楽しめる可能性があります。また北部もファンサイズ&コンディションとなる可能性があるので、十分に対応出来るサイズ・コンディションのポイントへ向かいましょう。
※ただし、予想している以上のサイズ・波数となり、大半のポイントがハードやクローズアウトとなる可能性もあるので、最新の情報を確認して行動して下さい。
☆観測スタッフのコメント
・後半も風をかわすピークがベターでしたが、一宮左側は13時頃(129cm前後)、サンライズ左側は15時頃(163cm)の波質が良かった印象です!
東浪見(左側〜北側階段正面周辺)や志田下(正面周辺〜右寄り)は風の影響がネックでしたが、上級者の方であれば十分アクション可能なブレイクはありました!
・明日は朝を中心にバックスウェルの反応が良くなる予想です。比較的風をかわす一宮左側は△評価かもしれませんが、ファンサイズを求める方はウネリをかわす場所の方が楽しめそうな気がします。
(Lore)
ビギナーアドバイス
飯岡では練習できる場所がありそうです。しっかりとウネリを軽減して、ホレてこない、波質の緩やかな場所を探してみましょう。
タイド
太東
今後の風と波(気象)
・一宮
更新予定時刻
07:00 / 11:00 / 18:45
プロサーファー週間地形レポートへ
週間波予想
11/06(木) 11:10
(S50)
8日(土)は北東風、9(日)は南〜南西風の合う場所へ。11日(火)・12日(水)は台風26号のウネリの反応があるかも!?
ウネリの期待度(千葉北)

08(土)

09(日)

10(月)

11(火)

12(水)
SAMPLE
11/08(土)
予想天気図
(AM09時)
気象庁Waveシミュレーター
(AM09時)
Noaa Waveシミュレーター
(AM09時)
⾼気圧が⽇本の東へ移動し、華中から⻩海付近に前線がのびる。一方、台風26号はフィリピンの東を西北西へ進む見込み。
低気圧の残した南東〜東ウネリはサイズダウンします。ムネ〜頭サイズの場所が中心で、飯岡・片貝漁港・太東・大原海水浴場は最大ムネ程度となりそうです。
沿岸部では北東風が強めに吹き続け、作田〜一宮周辺はチョッピーでハードな場所が多いため、北部や片貝の堤防付近が無難となるでしょう。
11/09(日)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
サハリン付近に低気圧が進み、前線が⻄⽇本から東⽇本付近にのびる。一方、台風26号はフィリピンの東を西北西へ進む見込み。
高気圧の吹き出しによる東ウネリがメインとなります。作田〜一宮周辺は最大カタ・北部はハラ以下のスタートとなるが、後半は南〜南西風でワンサイズ程度アップして波数も多くなります。
まずは風穏やかそうな早めがオススメです。次第に北部〜片貝方面はチョッピーでハード気味になる場所もあるため、オフショアとなる作田や一宮周辺が無難となります。
11/10(月)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
低気圧は発達しながら千島近海を進み、⽇本付近は⻄⾼東低の気圧配置となる見込み。
沖合では寒気の影響による西〜南西風が強まり、高気圧の吹き出しによる東ウネリは抑えられがちとなります。サイズは最大ムネ程度となりそうですが、南〜南西風の波を拾いやすい北部や片貝方面は波数が多いスタートになるでしょう。
沿岸部では、次第に北風が強めに吹くため、オフショアとなる北部や片貝〜豊海もまとまってきて遊びやすくなりますが、早めの時間帯にサーフィンする方は作田や一宮周辺がまとまった波で遊びやすいでしょう。
11/11(火)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
⼤陸から⾼気圧が⽇本付近に移動する。一方、台風26号はルソン島付近を西北西へ進む見込み。
西〜南西の波は落ち着きつつ、フィリピンの東で非常に強い勢力に発達し、西北西に進む台風26号からの南〜南西ウネリが反応すれば、頭前後のサイズはありそうですが、反応しなければ、最大はハラ程度でしょう。
沿岸部では前半は北よりの風・後半は東よりの風となっているため、まずは早めがオススメとなります。
11/12(水)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
⾼気圧が⽇本の東に移動し、低気圧が沿海州付近に進む見込み。また、熱帯じょう乱が沖縄の南を北上する可能性がある。
フィリピンの東で非常に強い勢力に発達し、西北西に進む台風26号からの南〜南西ウネリが反応すれば、頭前後のサイズはありそうですが、反応しなければ、高気圧の吹き出しによる東ウネリや北東風による波で最大はムネ程度でしょう。
沿岸部でも北東風が強く吹くため、北部や片貝方面が無難となります。
★気象庁発表の予報に基づいて予想しておりますが、その予報が変わると週間波予想も変わってくるため、毎日更新される最新の気象情報や週間波予想のチェックをお勧めします。
更新予定時刻
12:00
8日目以降の天気図/波浪予想
11/13(木) AM09時
11/14(金) AM09時
11/15(土) AM09時
11/16(日) AM09時
12日以降の波浪予想
11/17 (AM09時)
11/18 (AM09時)
11/19 (AM09時)
11/20 (AM09時)
UPDATE 10/30
皆さん、お疲れ様です!波情報BCM「プロサーファー週間地形レポート」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。
ここ数日の控えめな潮の変化は満タン時のボヨつきは回避できていたものの、バラけたオンショアの反応がまとまるタイミングもなく、力の弱い乗り心地や地形以上に複雑なブレイクが厄介な対応を延長している状態です。
それでは、地形レポートです!
一宮
10/29(水曜日)の10時頃。潮の動きは小さいですが満タンの潮止まりです。


サンライズ
10/29(水曜日)の11時頃。潮は引き始めです。


東浪見
10/29(水曜日)の12時頃。引きに向かう最中ながら小潮回りでほとんど変化がない状態です。


志田
10/29(水曜日)の14時頃。引きの動きに変化がなく、潮止まりのような状態です。北西コンディションや朝の風の弱まりに合わせてこれまでよりも悪影響の少ない波を探せていましたが、波質としては北東コンディションの影響を受けた反応は変わらず、十分なサイズをキープしていてもハッキリしないセクションや不規則な形が目立っていたので、微妙な整い具合いがヨレや重なりをボヨつきに変えてしまい、一宮方面よりもスムーズさに欠けた波が多かった印象です。


太東
10/29(水曜日)の15時頃。干潮ではあるものの満タン時の潮位からほとんど変動はありません。


夷隅
10/29(水曜日)の16時頃。上げ始めているタイミングですがほとんど潮止まりな潮位です。


今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。
上記の通り、前回の更新(10/22水曜日)からも各ポイントで広がったミドル〜アウトの地形を狙えるブレイクをキープできていましたが、北東コンディションに助けられ、サイズ感はオンショアの余韻が残る反応が目立っていました。
一宮方面では前半の北西コンディションに整ったフェイスを探せていたものの、ウネリのヨレやフェイスの重なりが気になる形が多く、スムーズに滑れるセクションが区切られていたり、距離を楽しめる波を当てるのが難しかったと思います。
低気圧の通過が残したウネリが10/27(月曜日)のオフショアコンディションのタイミングに届いたので、北東の雰囲気が解消された素直な反応はこのエリアにとって外せない狙い目でもありましたが、クローズを防げていながらも頻繁に来るオーバーヘッドサイズは形を保てる波が少なく、地形に残るカレントセクションが復活して滑り抜けるのが難しいブレイクも気になっていました。ウネリが残っていた10/27(月曜日)までは夷隅が反応する波や地形の複雑さをサイズでごまかせるフェイスを探せていながら、10/28(火曜日)以降の風波には不安定な反応が目立ってしまい、形のまとまりや滑りのいいセクションが見つからなくなっています。
さて、この先の波も、気圧配置の入れ替わりが激しくなり、今回も荒れたコンディションから始まりそうな雰囲気ですが、原因となる2つの低気圧がこのエリアの北側を通過する予報なので、11/3(月曜日)にかけてオフショアや風が弱まるタイミングを狙い易く、2つ目の低気圧のコースにはウネリを期待できないものの、1つ目の低気圧が接待するタイミングの南東コンディションはオンショアの余韻をリセットしながらウネリを取り戻せる可能性があると思います。
南西コンディションのサイズダウンが早まると地形に対して乏しい反応も想定されますが、必要以上のサイズが届いても今回は調整できる期間が残されていて、オフショアの落ち着きがカレントを解消してくれれば地形に対して素直なブレイクを期待できるので、10/27(月曜日)のように軽快に滑れるセクションを探せるかもしれません。
潮汐としても控えめながら日中の変化が復活するので、午前中の干潮前後と午後の満タン前後を狙い分けて地形や都合の悪いサイズに対するデメリットを回避できるのでは?残念な事に、これまでのオンショアのカレントが各ポイントの右側にまとまるレギュラーの形を複雑にしていたり、比較的安定傾向な左側や正面エリアに関しても地形の分裂が目立っているので、お手軽な胸前後のサイズにハッキリしないセクションが絡んだり、対応できる地形が途切れてアウトからのブレイクに距離を狙えない波が目立ち、ショアブレイクのまとまりに可能性がありつつ、頭前後のサイズがないと狙える地形やピークが限られてしまい、潮の影響を受けた波数の減少が不安な雰囲気です。
北東コンディションに変化する過程にも風が弱まる期間が残されますが、ウネリを失ってからのオンショアほど癖の悪い反応はないので、南西コンディションの期間の対応は外せないと思います。
最後に、水温ですが、外気に合わせるとフルスーツが無難な状況ですが、水温は変わらず20℃くらいをキープしていて、東風コンディションで届いた10/27(月曜日)の夕方の透き通った潮は異様な温かさでもありました。


