東浪見 波情報
※1日前の情報をサンプル表示
広い範囲でアクション出来る波は探せるようになるでしょう。
UPDATE 12/12 17:00
〈現況〉
夕方は、一宮周辺はハラサイズが入るようになりましたが、強く吹き続ける北〜北西の風がネックな状態が続き、ほぼ全域ほぼ1日を通してプアーなコンディションとなってしまいました。
〈気圧配置〉
千島近海の低気圧はゆっくりオホーツク海に北上。日本海の高気圧は、日本の東に中心を
移し、冬型の気圧配置は緩む見込み。

〈風〉
前半は北西〜北の風、後半は北東〜東の風がやや強まる。
〈ウネリ〉
アリューシャン付近の低気圧からの北東〜東ウネリや、はるか東の高気圧からの東〜南東ウネリの反応が良くなり、モモ〜ハラサイズが中心。ウネリを拾いやすい一宮周辺にはムネサイズもありそうです。
〈今後と狙い目〉
未明まで強めの北よりの風が吹き続けてしまいそうですが、徐々に弱まり、広い範囲でアクション出来る波は探せるようになるでしょう。
まずは、オフショアとなる場所が多い前半のうちに入っておくのがオススメ。後半は全域でオンショアとなってしまう可能性もありますが、北部や北東風をかわすポイントは比較的整ったコンディションを維持出来そうです。
(S50)
☆観測スタッフのコメント
・昨日の潮が引きに向かう時間帯、「どこが1番マシか?」を実際に確かめたく、一宮ポイントの左側〜ヤシの木前〜中央堤防の左〜右まで、パドリングで移動しながら4時間近くサーフィンしてきました。
個人的には最近No.1人気の中央堤防右のライトのクセ波に1番苦戦。予想外に左側の坂の前のライトが1番クセ無くターンしやすかったです。なお、レフトなら中央堤防左が1番出来ました。
・今日、一宮ポイントのインサイドに水温計を投げ入れの計測12.6℃でした。いよいよ魔の12℃台に突入ですので、明朝は出来る限りの防寒対策をオススメします。
(Unity)
ビギナーアドバイス
大きめのサイズやホレた波、堤防付近のカレントには十分に注意して練習しましょう。
タイド
太東
今後の風と波(気象)
・一宮
更新予定時刻
07:00 / 11:00 / 18:45
プロサーファー週間地形レポートへ
週間波予想
12/12(金) 11:00
(S50)
14(日)は低気圧の影響でクローズする恐れがありますが、16日(火)にかけて落ち着きしっかりしたサイズで楽しめそうです。
ウネリの期待度(千葉北)

14(日)

15(月)

16(火)

17(水)

18(木)
SAMPLE
12/14(日)
予想天気図
(AM09時)
気象庁Waveシミュレーター
(AM09時)
Noaa Waveシミュレーター
(AM09時)
低気圧が発達しながら日本海と太平洋沿岸から北海道の南へ進む見込み。
接近する低気圧の影響により南〜南東ウネリが強まりカタ〜頭オーバーサイズにアップたスタートとなり、次第に頭半サイズがブレイクする場所もありそうです。
沿岸部では未明から南〜南東の風が強く吹き、後半は西よりの風に変わり弱まる予報なので、大半のポイントがハードで、次第にクローズアウトするポイントも出てきそうですが、風をかわす太東や大原海水浴場などは上級者の方を中心に遊べるコンディションは維持出来るでしょう。
12/15(月)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
発達する低気圧が千島近海へ進み、⾼気圧が⻄⽇本付近へ移動する見込み。
低気圧の影響による南〜南東ウネリは落ち着く傾向ですが、カタ〜頭オーバー、場所によっては頭半サイズの残ったスタートになりそうです。
沿岸部では北西よりの風が強めの予報なので、楽しめる場所はありそうですが、ハードやクローズアウトしているポイントもありそうなので、情報を確認して十分に対応出来るサイズのポイントへ向かいましょう。ビギナーの方は飯岡の一部では出来るスタートとなる可能性もありますが、しっかり落ち着いてからの行動が無難そうです。
12/16(火)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
⾼気圧が⽇本の南へ移動する見込み。
低気圧の影響による南〜南東ウネリは弱まるもハラ〜カタサイズは残ってそうです。
沿岸部では前半が北東よりの風、後半は東よりの風が終日弱い予報なので、オンショアとなる場所は多いですが、影響はさほど気にせずに楽しめるポイントはありそうです。
12/17(水)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
気圧の⾕が⽇本付近を通過する見込み。
気圧の谷の影響で強まる南西〜南より風波や、はるか東で高気圧が吹き出していた東〜南東ウネリが反応するも、モモ〜ハラサイズが中心となりそうです。
沿岸部では前半は西よりの風が弱く、後半は南西風が強まる予報なので、まずは南西風が強まる前に入っておくのが良いでしょうです。
後半はオンショアとなる北部〜片貝方面はチョッピーとなる場所がありそうなので、オフショアとなる作田や一宮周辺がオススメです。
12/18(木)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
低気圧が⽇本の東へ進み、⾼気圧が⽇本海へ移動する見込み。
南西〜南より風波は弱まるも、低気圧などの影響による東よりのウネリはでモモ〜ハラサイズは維持して、北〜北東の風波を拾いやすい一宮周辺はムネサイズにアップしそうです。
沿岸部では朝のうちは北よりが風は弱く、次第に北東風に変わりつつ強まる予報なので、まずはオフショアとなる場所が多く風の弱い早めに入っておくのがオススメです。
★気象庁発表の予報に基づいて予想しておりますが、その予報が変わると週間波予想も変わってくるため、毎日更新される最新の気象情報や週間波予想のチェックをお勧めします。
更新予定時刻
12:00
8日目以降の天気図/波浪予想
12/19(金) AM09時
12/20(土) AM09時
12/21(日) AM09時
12/22(月) AM09時
12日以降の波浪予想
12/23 (AM09時)
12/24 (AM09時)
12/25 (AM09時)
12/26 (AM09時)
UPDATE 11/27
皆さん、お疲れ様です!波情報BCM「プロサーファー週間地形レポート」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。
前回(11/20)以降、前半の北東コンディションがこのエリア全域にフェイスのヨレや重なりを強めてしまい、オンショアのサイズアップに期待しながらも気圧配置にウネリのきっけはなく、風にリセットされた波質は力の弱い腰〜腹ブレイクからスタートし、後半の期間は荒れた地形に対してもミドルエリアにかけて対応できるセクションが広がり、カレントの落ち着きも素直なフェイスや距離を繋げる波を維持してくれた印象です。
それでは、地形レポートです!
一宮
11/26の9時頃。満タンの潮止まりです。


サンライズ
11/26の10時頃。潮は引き始めです。


東浪見
11/26の11時頃。潮は引きに向かうハーフタイドです。


志田
11/26の14時頃。干潮の潮止まりです。


太東
11/26の15時頃。潮は上げ始めです。


夷隅
11/26の16時頃。上げに向かうハーフタイドです。


今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。
上記の通り、前半の一宮方面で比較的整った波を探せていたものの地形に対する反応はハッキリせず、バラけたピークやフェイスが不安定な形を増やしながら乗りしろを狭くしていて、風が弱まるタイミングに合わせても土曜日(11/22)にかけての物足りない乗り心地が連休の対応に不安を残していた様子です。
しかし、沖の高気圧や小さな低気圧をきっかけに北東〜東ウネリの雰囲気を取り戻していて、西風に変化した日曜日(11/23)の午後からは胸〜肩近いセットが復活し、お手軽なブレイクとオフショアを楽しめるコンディションが揃っていた印象です。
その後も穏やかな北西コンディションが悪影響を抑えながら一宮〜東浪見区間に面ツルをキープしていたり、日中のオンショアに関しても気になる強まりがなかったです。
さて、この先の波についてですが、次回にかけても気圧配置の入れかわりによってコンディションの変化が頻繁になりそうですが、週明けにも南西を狙えるタイミングがあり、今のところ前回(11/20)のような西風や風が弱まるタイミングの素直な反応を探せると思います。
しかし、ウネリに期待できない状況でもあるので、力の弱い波質が対応できていた地形に対してもハッキリしないブレイクを増やしたりサイズ不足を誘発し、前半の期間は朝の潮汐に変化が残されているものの、基本的には控えめな日中の動きや潮位の高さにもエリアを制限される雰囲気です。
ショアブレイクにとっても力不足な波質ではまとまりに欠けて形を形成できず、地形の状態を含めて浮力の強いボードに頼っても対応に苦労するポイントがほとんどかもしれません。土.日曜日(11/29.30)の沖の東風コンディションにウネリの質が復活する可能性があるものの、微妙な勢力や移動の早さが微妙な反応に留めてしまいそうです。
最後に、水温ですが今月に入って下がり傾向だった水温は今のところ15℃くらいで落ち着いていますが、北西コンディションの強まりに低下を誘導されそうです。木曜日(11/27)の南西コンディションに緩みがありつつ、セミドライやブーツの準備があっていいと思います。
今回は以上となりますが、12/1週の更新はお休みを頂き、次回は12/8週に更新とさせて頂きます。
ご不便をおかけしますが、予めご承知おきください。よろしくお願い致します。


