志田下 波情報
※1日前の情報をサンプル表示
風の穏やかそうな前半がオススメ!
UPDATE 10/17 17:25
〈現況〉
夕方も、北東風は強く吹き続けましたが、作田〜一宮周辺でも特にサイズに変化はなく、ハラ〜カタサイズが中心。オンショアの影響が強くハード気味なポイントが大半となりましたが、風をかわす片貝新堤は△35で人気となり遊べていました。
北部は最大ハラサイズ。オフショアは多少弱まり、探せばアクション可能な場所はあったようで、吉崎は▽30に評価点がアップしました。
〈気圧配置〉
大陸には高気圧があって本州付近に張り出し、低気圧は発達しながら日本のはるか東へ遠ざかる。また、前線を伴った低気圧が日本海から東北地方へ進み、湿った空気の影響を受ける見込みです。
〈風〉
朝のうちは北西〜西風が弱く、その後は進んでくる前線や低気圧周辺では気圧の傾きが大きくなり、お昼頃から南風が強まる。
〈ウネリ〉
遠ざかる低気圧からの北東〜東ウネリや風波は残り、作田〜一宮周辺はムネ〜頭サイズで波数は多め、北部は最大ハラ程度の小ぶり〜スモールサイズで波数は落ち着いているスタートとなる。
〈今後と狙い目〉
作田〜一宮周辺は、オンショアの名残で波数が多めでハード気味な可能性はありますが、オフショアで整い落ち着き傾向となり、アクション入れて遊べるコンディションに期待が出来ます。後半、南風の影響が気になるようでしたら堤防の北側をチェックしてみて下さい。
北部も前半は遊びやすいコンディションに期待は出来ますが、後半はコンディションが悪化してしまいそうです。早めにサーフィンしておきましょう。
(S50)
☆観測スタッフのコメント
・今日の午後、一宮ポイントのインサイドに水温計を投げ入れの計測21.9℃でした。
★明朝は気温が14℃台まで下がる予想です。外は寒そうです。
・昨日の満潮にかけては岩和田ポイント(水温24.3℃)、今朝の干潮にかけては御宿漁港ポイント(水温24.2℃)でサーフィンしました。
★岩和田ポイント
※コンパクトサイズでも基本、ホレた中〜上級者向けの波質です。潮が上げた方(特に上げ込み)が比較的良いです。
※ウラナカにも地形があります。川がカット(チョット)バックしてウラナカに向くと、砂が付き出す時が多いです。
★御宿漁港ポイント
※基本ダンパーチックな地形ですが、潮が上げた方(特に上げ込み)が波質は良いです(切れ目が増える)。なお、サイズが上がるほどダンパーが増える傾向です(地形が対応できない)ので、ミドル〜コンパクトサイズの日がオススメです。
※ホテル前にかけて、ピークはいくつも(ライト・レフト)あります。
※訪れるサーファーのマナーが問題になっています。今一度サーフィンのルールとマナーをご認識頂き、厳守して頂けますようご協力を宜しくお願い致します。
(Unity)
ビギナーアドバイス
まずは北部で練習するのが良さそうです。
タイド
太東
今後の風と波(気象)
・一宮
更新予定時刻
07:00 / 11:00 / 18:45
プロサーファー週間地形レポートへ
週間波予想
10/17(金) 11:15
(S50)
週の前半が比較的出来そうですが、強まる北東風がネックな週となります。
ウネリの期待度(千葉北)

19(日)

20(月)

21(火)

22(水)

23(木)
SAMPLE
10/19(日)
予想天気図
(AM09時)

気象庁Waveシミュレーター
(AM09時)

Noaa Waveシミュレーター
(AM09時)

高気圧が日本のはるか東へ移動し、低気圧がオホーツク海へ進み、前線が⽇本付近を通過する見込み。
高気圧の吹き出しによる東〜南東ウネリがメインとなり、北部は最大ハラ程度・作田〜一宮周辺は最大でカタ程度にダウンしそうです。
前線の影響で気圧の傾きが大きな状態が続き、早朝は南〜南西風が吹き、次第に北東風に変わるため、作田〜一宮周辺は出来るだけ早めに。北部は整ってくる日中あたりからが良いでしょう。
10/20(月)
予想天気図(AM09時)

波浪予想(AM09時)

⼤陸の⾼気圧が⽇本海に張り出し、前線が⽇本の南から沖縄付近にのびて停滞する見込み。
日本のはるか東にある高気圧の吹き出しによる東ウネリで、北部は最大コシ程度のスモール・作田〜一宮周辺は最大ムネ程度にサイズダウンしそうです。
大陸から張り出す高気圧から前線へ吹き込む北〜北東風となるが、オンショアとなる作田〜一宮周辺もハードになることはなく、影響を割り切れば出来る場所は多いでしょう。影響が気になるようであれば、風をかわす片貝や一宮周辺の堤防付近をチェックしてみて下さい。
オフショアとなる北部は、ビギナーの方も練習しやすいコンディションとなるでしょう。
10/21(火)
予想天気図(AM09時)

波浪予想(AM09時)

引き続き、⼤陸の⾼気圧が⽇本海に張り出し、前線が⽇本の南から沖縄付近にのびて停滞する見込み。
前線の影響で気圧の傾きが大きくなり、北〜北東風が強まります。作田〜一宮周辺は、カタ程度アップして波数も多くなりハード気味な場所が多くなりますが、北部はオフショアに抑えられる形となり吉崎周辺なら最大ハラ程度は反応するも、飯岡〜椎名内はスモールサイズとなりそうです。
沿岸部でも強い北東風が吹き続けるので、煽られ気味となりますが、北部や風をかわす片貝の堤防付近でのサーフィンが無難です。
10/22(水)
予想天気図(AM09時)

波浪予想(AM09時)

引き続き、⼤陸の⾼気圧が⽇本海に張り出し、前線が⽇本の南から沖縄付近にのびて停滞する見込み。
前線の影響で気圧の傾きが大きく、強く吹き続けている北〜北東風によりウネリを伴い、作田〜一宮周辺はムネ〜頭サイズでハードになりそうですが、北部は抑えられる形となり、スモールサイズで波数も落ち着いているでしょう。
この日も、オフショアとなる北部や風をかわす片貝の堤防付近でのサーフィンが無難ですが、強い風に煽られながらのサーフィンとなりそうです。
10/23(木)
予想天気図(AM09時)

波浪予想(AM09時)

引き続き、⼤陸の⾼気圧が⽇本海に張り出し、前線が⽇本の南から沖縄付近にのびて停滞する見込み。
前線の影響で気圧の傾きが大きく、強く吹き続けている北〜北東風の影響で前日と同様のサイズ・コンディションが続きそうです。
★気象庁発表の予報に基づいて予想しておりますが、その予報が変わると週間波予想も変わってくるため、毎日更新される最新の気象情報や週間波予想のチェックをお勧めします。
更新予定時刻
12:00
8日目以降の天気図/波浪予想
10/24(金) AM09時


10/25(土) AM09時


10/26(日) AM09時


10/27(月) AM09時


12日以降の波浪予想
10/28 (AM09時)

10/29 (AM09時)

10/30 (AM09時)

10/31 (AM09時)

UPDATE 10/10
皆さん、お疲れ様です!波情報BCM「プロサーファー週間地形レポート」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。
今回のチェック時の落ち着きは対応を取り戻していましたが、基本的に台風が主役になった火曜日(10/7)からの北東コンディションは癖の悪い状態となり、木曜日(10/9)の風クローズの時点でも余計なサイズとカレントの強まりが地形にとって悪質な様子なので、この後のウネリの反応がかなり厄介な雰囲気になっています。
それでは、地形レポートです!
一宮
10/8水曜日の8時頃。潮は引きに向かうハーフタイドです。オンショアの余韻が残っていたり、完璧な面ツルは少なかったものの、前回の更新以降は月曜日の午前中にかけてキープした天気の穏やかさに助けられ、急激なサイズダウンや悪影響になるカレントもなく、胸・肩〜頭近いセットをお手軽に狙える期間があったと思います。以前のクローズが地形にとってはミドル〜アウトの対応を取り戻してくれていて、ポイント全体でピークや形を探せる波数も揃っていた印象です。


サンライズ
10/8水曜日の9時頃。潮は引きのハーフタイドを過ぎて干潮に近い時間帯です。前回の更新から月曜日(10/6)のコンディションの穏やかさは、それまでの荒れた雰囲気を解消してくれて、地形にとってもアウトを重視した狙い方をできるサイズや潮の動きをキープしながら、距離を遊べる波を探せていた印象です。


正面の沖に出すカレントエリアはアウトの偏りが激しく、頭以下の反応が控えめになる傾向に思えますが、左右の地形の広がりはお手軽なサイズの対応にバリエーションが増える可能性があるので、カレントを含めたコンディションの落ち着きに期待したいです。
東浪見
10/8水曜日の10時頃。潮は干潮寸前です。前回以降にキープしたコンディションの穏やかさとサイズ感は、チェック時に残っていたオンショアの余計なカレントを解消傾向にしてくれていて、大潮の動きも変化の早さが不安定な反応ではあったものの、引きの時間帯に関しては、正面〜右側で広がった地形に対してアウトからのブレイクを助けながらスムーズさを確保していたので、アウトのレギュラーのまとまりで距離を遊べたり、左側の力のあるブレイクは限られたセクションに滑りのいい乗り心地を楽しめていたと思います。


アウトに偏った仕上がりは手前の癖の悪さを残しますが、この先のウネリの働きが右側半分のまとまりを誘導してくれるといいですね。
志田
10/8水曜日の15時頃。潮は上げに向かう満タンに近い時間帯です。オンショアのヨレや重なりが残る日もありつつ、前回のチェック時から月曜日の朝までの期間は、ここにとってもオフショアや整った波を探せるコンディションだったので、この期間のカレントの弱まりは素直なブレイクが復活し、サイズとしてもお手軽な反応を狙えていたと思います。


潮の多いタイミングでしたが、この時はオンショアながら癖の悪い変化はなく、前回以降の干潮前後に関しても、アウト寄りにできるピークから形のきっかけを残していました。
太東
10/8水曜日の16時頃。潮は満タン寸前です。


夷隅
10/8水曜日の17時頃。潮は引き始めです。


今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。
前回のチェック時はオンショアの悪影響にせっかくの胸〜肩ブレイクを台無しにされていましたが、木曜日に入れ替わったオフショアが面ツルを取り戻しながら余計なカレントを解消してくれていて、ウネリの雰囲気をキープした肩前後のサイズ感を整ったフェイスや素直な反応で楽しめていました。
土曜日のオンショアにヨレやボヨつきが目立っていたものの、ウネリの波質を含めて風の弱さが遊べるブレイクをキープしていたので、オフショアと肩〜頭ブレイクが復活した日曜日や月曜日の午前中に関しても鏡のような面ツルや整った反応があり、前半は久しぶりにこのエリア全域でお手軽なサイズを堪能できる期間が確保されたと思います。
夏場と比べて変化は控えめながら、ここ数週間で広がった各ポイントの地形に対しては日中の潮の動きが十分に影響していたので、まとまりが不安定だったりブレイクや形がハッキリしない時間帯もありましたが、この期間のサイズにとってはフェイスを維持したりスムーズな乗り心地を助ける働きにもなっていて、当たりの時間帯は景色と乗り心地を両立した波で距離を楽しめていた印象です。
さて、この先の波は、台風の移動の早さや日曜日(10/12)のオフショアに落ち着きを取り戻す可能性がありますが、最接近している現状からは勢力を含めるとバックスウェルが長続きする雰囲気もあり、必要以上のサイズが余計なエリアのブレイクを増やすかもしれません。
地形にとっても今年最大クラスのウネリやカレントがこれまで以上に変化を激しくすると思うので、アウトの仕上がりに形やまとまりがハッキリすればその後の対応に期待できるものの、インサイドやミドルエリアを分断するカレントが深いエリアを拡大し、フェイスを厚くしたりブレイクが途切れるセクションを増やしてしまうと、堤防の内側では距離を滑れるまとまりを維持できず、落ち着いてからのサイズにも悪影響しか残さなくなりそうです。
特に一宮やサンライズのようなビーチの蓄えがないポイントではショアブレイクの対応も期待できず、アウトに片寄った極端な仕上がりを残しそうです。
比較すると控えめな勢力ですが、次の台風が似たコースを辿って接近する予報なので、週明けから次回のチェック頃にかけて今のサイクルが繰り返され、狙い目が定まらないコンディションが地形に追い打ちをかける予想です。
最後に、水温ですが、前回以降も水温は24℃くらいをキープしているので、前半のオフショア期間は長袖タッパーで十分対応できていて、最近のオンショアの外気にもロンスプで少し暑く感じていました。