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    志田下 波情報

    ※1日前の情報をサンプル表示

    朝のうちは広い範囲でコンディション良く滑れる波があるだろう

    UPDATE 11/13 17:15

    〈現状〉
    前半の千葉北エリアは、弱い西寄りの風で、サイズはコシ~ムネ前後。ただし、飯岡方面や太東などはウネリが弱まりスネ~モモ前後のスモールコンディションとなっていた。なお、全域で滑れる波はあり、片貝方面や一宮周辺では作田や一宮、サンライズで△評価となっており、比較的整ったコンディションで遊びやすいスタート。
    日中以降は北寄り~北西風が弱く吹く場所が多く、引き続き全域で比較的整ったコンディションで、各エリアいずれもアクション可能な波が探せていた。なお、北部エリアは△評価の場所はないが、片貝方面や一宮周辺は作田や一宮、サンライズでこの時間帯も△の波で遊べていた。
    夕方は全域で北寄り~北西風が弱く吹く程度で、引き続き大きく面を乱されることはなかったが、ウネリが徐々に弱まったことで北部エリアはやや物足りないコンディションが目立つ。片貝方面や一宮周辺はアクション可能な波がほどほどにあり、志田下では△評価の波で遊べている!

    〈気圧配置〉
    明日の日本付近は、台風から変わった温帯低気圧が沖縄の南を東南東へ進み、前線は南西諸島をゆっくり南下する見込み。また、サハリン付近の低気圧は発達しながらオホーツク海を東北東へ進み、北日本は西高東低の気圧配置とな模様。




    〈風〉
    前半は北西、後半は北東~東寄りがやや強まる予報。

    〈ウネリ〉
    高気圧からの吹き出しによる南東ウネリや前線などに向かって吹き込む北東~東寄りの風波によってコシ~ムネ前後の場所が多くなる予想。

    〈今後と狙い目〉
    早朝は全域で風が弱く、小振りなサイズの場所も多くなりそうだが面の整ったコンディションで遊べそうだ。日中以降は次第に北東風の影響を受ける場所も目立ってきそうなので、北部エリアや片貝・新堤、一宮やサンライズの堤防南側のピークをチェックするのが良いだろう。
    (sho)

    ☆観測スタッフのコメント
    ・今日はサイズダウンしたのでハイタイド(12:15)頃にかけて全体的に割れづらくなる傾向でした。夕方の潮の引きに期待してましたが、一宮ポイントはタルい感じが拭えなかった印象です。
    ・明日は次第に北東風が吹く予想ですが、朝イチは北西風をキープしていそうなので、風をかわすピーク以外も選択肢がありそうです!
    (Lore)

    ビギナーアドバイス
    全域で小振りなサイズが中心となりそうですが、一宮周辺はやや大きめの波が入ることも考えられるので、十分注意して練習してください。


    タイド
    太東

    今後の風と波(気象)

    一宮


    更新予定時刻
    07:00 / 11:00 / 18:45


    プロサーファー週間地形レポートへ

    週間波予想


    11/13(木) 11:00

    (sho)

    期間を通して比較的落ち着いたサイズが続きそうだが、17(月)は南東ウネリが強まり多少サイズアップしてきそうだ


    ウネリの期待度(千葉北)


    15(土)

    16(日)

    17(月)

    18(火)

    19(水)

    SAMPLE

    ウネリの期待度について »



    11/15(土)

    <

    予想天気図
    (AM09時)

    気象庁Waveシミュレーター
    (AM09時)

    Noaa Waveシミュレーター
    (AM09時)

    >

    高気圧が日本付近へ移動し、東シナ海の前線は南下して沖縄付近に停滞する模様。

    風は終日北東が吹く模様。
    日本の東へ進む低気圧の影響による東ウネリや高気圧から前線など向かって吹き込む北東~東寄りの風波が続き、コシ~ムネ前後の場所が多くなる予想。
    北部エリアは終日面を乱されることなく滑れる波が続く見込み。片貝方面や一宮周辺は風の影響を受ける場所もありそうだが、片貝・新堤や一宮、またはサンライズの堤防南側のピークを中心に遊べる波が続くだろう。



    11/16(日)

    <

    予想天気図(AM09時)

    波浪予想(AM09時)

    >

    高気圧が日本のはるか東へ移動し、低気圧が日本海北部に進む模様。

    風は前半は北寄り~北東、後半は南東が吹く予報。
    高気圧からのの吹き出しなどによる東ウネリが落ち着きつつも続く見込みで、モモ~ハラ前後の場所が多くなる予想。
    全域で風が弱く、比較的整ったコンディションの場所が多くなりそう。小振りなサイズが中心で、終日大きなサイズ変化はなさそうだが、潮回りを考慮すれば多くの場所で幅広いレベルのサーファーが遊べそうだ。



    11/17(月)

    <

    予想天気図(AM09時)

    波浪予想(AM09時)

    >

    低気圧が発達しながらオホーツク海へ進み、大陸の高気圧が日本付近に張り出して西高東低の気圧配置となる模様。

    風は終日南西が強めに吹く予報。
    オホーツク海へ進む低気圧の影響で南東ウネリが次第に強まりムネ~頭前後の場所が多くなる予想。
    北部エリアや片貝方面は南西風の影響が大きくなってしまいそうなので、作田の堤防寄りなどをチェックしたい。一宮周辺であれば、やや煽られ気味になってしまうタイミングもありそうだが、終日遊べる波が探せそうだ。



    11/18(火)

    <

    予想天気図(AM09時)

    波浪予想(AM09時)

    >

    低気圧が発達しながらカムチャッカの南へ進み、大陸の高気圧が日本付近に張り出して西高東低の気圧配置が続く模様。

    風は終日北寄りで、後半は徐々に落ち着く予報。
    発達しながらカムチャッカ方面へ遠ざかった低気圧からの北東~東寄りのウネリによってハラ~カタ前後となる場所が多くなる予想。
    ウネリは徐々に落ち着く見込みだが、終日北寄りの風が吹くことで北部エリアは楽しめるコンディションとなることも期待出来る。また、片貝方面や一宮周辺であれば片貝・新堤や一宮やサンライズの堤防南側のピークを中心にチェックするのが良いだろう。なお、後半はややサイズダウンしそうだが、風が弱まり広い範囲で遊べるコンディションが期待出来る。



    11/19(水)

    <

    予想天気図(AM09時)

    波浪予想(AM09時)

    >

    大陸の高気圧が移動性となって日本付近に進む模様。

    風は前半は北寄り、後半は北東~東寄りにシフトしつつ次第に弱まる予報。
    遠ざかった低気圧からのウネリは弱まるが、高気圧の吹き出しによる南東~東ウネリが続き、前半はコシ~ムネ、後半はモモ~ハラ前後の場所が多くなる予想。
    次第にウネリが弱まり、小振りなサイズが中心となりそうなので、まずは前半のうちに1ラウンド入っておくのが良いだろう。なお、大潮2日目となるため、上手く潮回りを利用すれば遊べる波が探せそうだ。


    ★気象庁発表の予報に基づいて予想しておりますが、その予報が変わると週間波予想も変わってくるため、毎日更新される最新の気象情報や週間波予想のチェックをお勧めします。


    更新予定時刻

    12:00




    8日目以降の天気図/波浪予想

    11/20(木) AM09時

    <
    >

    11/21(金) AM09時

    <
    >

    11/22(土) AM09時

    <
    >

    11/23(日) AM09時

    <
    >

    12日以降の波浪予想

    <

    11/24 (AM09時)

    11/25 (AM09時)

    11/26 (AM09時)

    11/27 (AM09時)

    >

    プロサーファー週間地形レポート

    UPDATE 11/06

    皆さん、お疲れ様です!
    波情報BCM「プロサーファー週間地形レポート」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。


    先週末もオフショアとウネリが重なり、連休初日のハードなサイズに対応できるポイントは限られていたものの、沖を通過していた前回までの低気圧と比べて控えめな反応は落ち着きが早く、昼頃の太東〜志田のセッションに見応えもありました。
    午後からは東浪見やサンライズの右側に関しても密かに対応できる波を探せていて、日曜日(11/2)の頭前後は各ポイントで形やピークのまとまりを取り戻していたので、週に一度の整ったウネリを楽しめる狙い目をキープしていました。

    それでは、地形レポートです!

    一宮

    11/5水曜日の8時半頃。干潮に近い時間帯です。前回の更新からも以前と比べて北東コンディションの悪影響が少なくなり、他のポイントより北〜北西の風を防げたことで今週に入ってからもここは無難な対応を維持できている様子です。サイズとしても更新頃に通過した低気圧がウネリを残していたので、土曜日(11/1)のオフショアの初日にややハードなウネリが届いていましたが、辿ったコースを含めて以前より控えめな反応は早めに落ち着きを取り戻し、夕方の時点で頭前後のブレイクを狙えていた状況です。
    一宮1
    月曜日(11/3)の北西コンディションの強まりに急激なサイズダウンがあったものの、日曜日(11/2)までのウネリの波質と素直な反応は十分な狙い目を確保できていて、前日の北東コンディションで復活した胸前後の反応も、風波の雰囲気が形にヨレを強めていましたが、この日にかけてお手頃なブレイクと比較的整ったフェイスをキープしていました。
    一宮2
    しかし、地形に関してはとてもいい状態とは言えず、北風を防いだエリアに多少のまとまりを狙えていましたが、各堤防の右面は荒れ果て、ミドル〜インサイドで常駐するカレントがポイント全域に複雑な仕上がりを残してしまい、アウトの広がりをメインに使えていても安定した距離を滑れず、スムーズなセクションが途切れている印象です。
    一宮3
    大潮に助けられてここ数日の易しい波質やお手軽なサイズに対しても午前中の潮位がアウトの対応を維持し、上げ始めからはまとまり具合いを調整できていますが、カレントの落ち着きはピークや形のきっかけにならなくなっていて、地形を分断しているセクションのボヨつきや反応のバラつきを目立たせていると思います。
    今のところ満タン前後にまとまるショアブレイクにも安定した乗りしろを探せていないので、お手軽なサイズ感に癖の悪いブレイクやサイズ不足な反応が増えそうな様子です。

    サンライズ

    11/5水曜日の10時頃。干潮の潮止まりです。前回の更新頃やここ数日の様子からは北風に影響されたコンディションがヨレやバラつきの多いブレイクを増やしていた印象ですが、朝の風の弱まりや北西コンディションのサイドオフを狙えるタイミングもあり、以前よりも整った波を探せていたと思います。
    サンライズ1
    今回も週末のオフショアに期待が高まるコンディションが確保されていたので、土曜日(11/1)に反応した低気圧のウネリはハードな雰囲気だったものの、以前よりも控えめなウネリはその日の夕方に落ち着きと形を取り戻し、日曜日(11/2)の頭前後のブレイクにかけて素直なウネリの乗り心地と距離感を楽しめていた状況です。
    サンライズ2
    木枯らし一号が観測された月曜日(11/3)は北西コンディションの強まりが急激なサイズダウンを誘発していながら、北東コンディションが沖に残るサイズのきっかけを届けていて、火曜日(11/4)の時点で胸前後のブレイクが復活し、この時までの北西コンディションの弱まりに悪影響の少ないお手頃な反応を遊べていたようです。
    サンライズ3
    残念なことに先月までの北東コンディションが余計なカレントを働かせてしまい、地形的にアウトの広がりは十分ですが、まとまりの悪さが対応するエリアをバラつかせていたり、分断したカレントセクションに形を区切られ、頭サイズで狙えた距離やスムーズさが胸〜肩ブレイクに反映されていない印象です。
    復活した最近のサイズにも力の弱い波質が気になり、左右の堤防周辺ではインサイドにかけて乗りつなげるエリアや形のきっかけが残っていましたが、正面エリアは手前を横断するカレントに距離を阻まれたり、縦断するカレントに横移動を制限され、アウトに片寄った仕上がりが癖を強めていました。
    大潮の干潮に対応を助けられているものの、変化がなくなるほどボヨつきやサイズ不足な反応が増えてしまい、狙える波が少なくなりそうです。

    東浪見

    11/5水曜日の11時半頃。上げ始めの時間帯です。一宮やサンライズのように風を防げる堤防はないものの、ここにとっても北西や北風のようなサイドオフショアが弱まるタイミングでヨレの少ないブレイクがあり、更新頃やここ数日のように狙いから外れたコンディションにも、これまでより練習できる波を探せていた状況です。
    東浪見1
    土曜日(11/1)に届いたオーバーサイズなウネリに対してはカレントの強まりとアウトからの不安定な形が厄介な波を増やしていたので、ゲットの成功率を含めて右側の対応がやっとな様子ではありましたが、日曜日(11/2)はポイント全域を使えるサイズに落ち着き、お手軽とは言えなくても頭前後のサイズ感にアウト重視なスムーズさや距離を狙え、ボヨつきがあっても潮が多い時間帯の対応も維持してくれていました。
    東浪見2
    直後の急激なサイズダウンがウネリを失い、力の弱い反応は形やブレイクがハッキリしなかったものの、風波が絡みつつ早めに復活した最近の胸〜肩サイズに関しても、大潮の干潮が対応のいい潮位をキープしていたので、アウト〜ミドルの地形にスムーズさや距離感を残した波が見つかり、前回よりもお手軽なサイズとほどよい形のまとまりを狙えていたと思います。
    東浪見3
    地形としても分断されたアウト重視な仕上がりや、正面エリアをメインにしたミドル〜インサイドの複雑さが目立ち、各所に残るカレントセクションが変わらず波のまとまりを邪魔していますが、同じ胸〜肩サイズにレギュラーのフェイスやファーストセクションの乗りしろが増していて、前回よりも距離を狙える波が復活していた印象です。
    しかし、この先の荒れ具合からはまだまだ安定は望めず、小さくなる潮の動きがお手軽なコンディションにサイズ不足な波を増やしそうです。

    志田

    11/5水曜日の14時頃。満タンに近い時間帯です。一宮方面で狙えた北西コンディションの面ツルもここにとってはフェイスのヨレが大きくなってしまい、この時のような極端な風の弱まりで整った雰囲気を取り戻していましたが、ウネリよりも風波のサイズ感が気になる反応は力不足なブレイクが増えてまとまりが悪く、形のバラつきや素直さに欠けた乗り心地が見た目以上に滑りにくいフェイスにしていたので、これまでよりもオンショアの悪質な影響は解消傾向だったものの、前回以降もお手軽なブレイクを狙えつつ面ツルは限られていた状況です。
    志田1
    狙い目となったオフショアに関しては今回もウネリの反応が重なり、土曜日(11/1)のサイズ感はカレントに負けずダブルアップした正面エリアや左右の浅い地形でハードな印象があったものの、そこに集まるプロサーファーやトップアマチュアにとってはありがたいチューブセッションを楽しめていたと思います。
    志田2
    これまでよりも控えめなウネリは夕方の時点で落ち着き始めていて、日曜日(11/2)の頭前後のコンディションにもワイドなブレイクが気になっていましたが、潮の変化を含めてオフショアの素直さと滑走感を味わえる波を探せていた様子です。
    志田3
    毎週のサイズアップがここの地形にも悪影響を広げてしまい、形のきっかけを残したカレントゾーンも風波の胸〜肩サイズではボヨつくセクションになり、浅さをキープしながらもバラついた地形が距離を阻むブレイクを増やしているので、週を重ねるたびにお手軽サイズやスモールコンディションの対応が悪くなっている状態です。
    潮の動きに対してもオンショア気味な反応に引きの変化が悪影響になったり、満タンの潮位がボヨつきを目立たせていて、オフショアに対しても多少ハードなサイズが必要な仕上がりが気になる様子です。

    太東

    11/5水曜日の15時頃。満タン寸前です。前回以降もありがたいことに南西コンディションのチャンスを狙え、このタイミングに届いた東ウネリが他のポイントでハードな景色を増やしていたものの、ウネリの直撃を防いだここの反応は以前より控えめな胸〜肩範囲のお手軽さをキープしていたので、混雑も避けられない状態ながら、ピーク時のサイズで軽快なセクションを滑れていたり、潮の上げ始めから形のまとまりを重視した波を楽しめていて、土日(11/1~2)の面ツルに素直なブレイクが揃っていたと思います。
    太東1
    一宮方面や夷隅で面ツルを狙えた北西コンディションに対しては志田よりフェイスのヨレが大きくなってしまい、風の弱まりがあってもオンショアの余韻が残り、前回からもここにとって悪条件が増えていたものの、月曜日(11/3)のサイズ不足を除くと風波ながらに腰以上のブレイクをキープできていて、干潮の大きさが堤防周辺をメインに使えるタイミングも確保し、何気にピークのまとまりや安定したレギュラーは維持できていた印象です。
    太東2
    この時は潮の多さがボヨつきを強めて波数を少なくしていましたが、残されていた干潮の動きに比較的スムーズな形やエリアの広がりを狙え、堤防の内側にまとまるレギュラーはロングボード用のコンディションをキープしていました。
    太東3
    しかし、地形にとっては毎週のカレントの働きが変化を続けていたので、まとまりを維持した仕上がりにもカレントが絡んでエリアを狭くされ、スモールコンディションの対応に不具合が気になる状態です。

    夷隅

    11/5水曜日の16時頃。満タンの潮止まりです。ここにとっては南西コンディションがウネリのシフトを強めて形を崩してしまい、土日(11/1~2)に関しても午前中の風の弱さに助けられて整った景色を楽しめるタイミングが残されていましたが、土曜日(11/1)の必要以上のサイズにカレントの影響を含めて雑な形や乗り心地を増やされ、引きに向かう潮の変化に合わせて日曜日(11/2)の落ち着きに可能性を狙えていたものの、普段と比べて形のまとまり方に都合の悪い反応が気になっていた雰囲気です。
    いすみ1
    前後の北〜北西コンディションは波質的にウネリが足りず、サイズのわりに風波の力の弱さが気になっていましたが、先月で広がった地形と大潮の干潮が対応できる時間帯をキープしてくれたので、距離や素直さを期待できるわけではありませんでしたが、ショアブレイクの乗り心地が好きな人にとっては穴場な波を探せていたと思います。
    いすみ2
    この日のサイズ感もギリギリな反応で、この時の満タンの潮位はボヨつきを強めて波数をかなり減少させていましたが、No.1をメインにした地形の広がりに対応できるブレイクが残っていました。形や乗りしろを確保した波は少ない反応ながら、干潮の変化に可能性を期待できる地形がありそうです。
    いすみ3
    この先の北東コンディションにもサイズ次第ではここの出番を狙え、カレントを含めた落ち着き傾向に楽しめる可能性があるかもしれませんが、その頃の控えめな潮汐は狙い目になる変化がハッキリしない予想です。

    今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。

    上記の通り、前回以降もオンショア期間中の北西や北風のコンディションが一宮〜東浪見区間のサイドオフショアになっていたので、風が弱まる朝イチのタイミングに合わせて面ツルのような景色を狙えていながら、この時の波質はウネリよりもオンショアが残した風波のような雰囲気が強まっていました。
    サイズ的に胸前後のお手軽なブレイクを狙えて余計なカレントも解消傾向でしたが、力不足な反応ではこれまでの北東コンディションで崩れた地形の複雑さを受けてフェイスを狭くされ、乗り心地の弱さも加わって思い通りに滑れない波が多かった印象です。
    さて、この先の波は前日の北西で整ったコンディションも、すでにオンショアの強まりが台無しにしてしまい、木曜日(11/6)の時点では風波のサイズ感が続いていますが、波にとっては沖を通過中の低気圧から再びウネリが届くかもしれません。
    今回は整ったウネリと南西の絡みを狙えない状況ですが、通過後の西高東低にほどよい北西コンディションがあるので、一宮〜サンライズ方面は朝の風の弱まりに悪影響が少ないブレイクを探せそうです。これまでのようなハードな反応があったり、北西コンディションの急激な落ち着きにサイズを不安定にされ、風向きとサイズの条件が噛み合わなくなるかもしれませんが、その後も沖に移動してからの高気圧のポジションに可能性があり、易しい東ウネリの波質や南西コンディションに向けた変化にチャンスが残っている雰囲気です。
    しかし、気圧配置の入れ替わりが頻繁なのでコンディションの変化も激しく、ウネリのまとまりの悪さが際立つとお手軽なサイズが力不足な反応になってしまい、現状の地形に対して狭いフェイスや途切れるセクションが目立ちそうです。狙い目になるコンディションは残されつつ、この先の控えめな潮の動きが胸〜肩以下のサイズにとってボヨつくセクションを広げそうです。

    最後に、水温ですが、水温は少しずつ下がり傾向な時期になりましたが、連休の東ウネリと一緒に届いた南房のような透き通った潮がその後の温かさをキープしたいたので、ここ数日の北東コンディションが元の状態に戻している様子ながら、外気に対して今のところジャーフルで問題ない状況です。