太東・堤防横 波情報
※1日前の情報をサンプル表示
まずはオフショアが吹き、潮も上げ込む朝が狙い目となるでしょう。
UPDATE 11/11 17:30
〈現況〉
夕方も最大ムネサイズでしたが、見た目よりもしっかりとしたウネリが入ってきています。
広い範囲でオフショアが吹き続け、ファンなコンディションで数発アクション出来ており、△評価となるポイントが増えました!
北部は、オンショアが吹いてしまったものの影響はほとんどなく、スモールサイズながらも
場所選べば、なんとか1アクションは出来ていたようです。
〈気圧配置〉
高気圧に覆われ、前線が台湾付近から日本の南にほとんど停滞する。一方、台風26号は南シナ海を北東へゆっくり進む見込みです。

〈風〉
朝のうちは北よりの風が吹き、次第に北東風がやや強まり、夕方は東よりの風に変わり弱まる。
〈ウネリ〉
台風26号からの周期の長い南よりのウネリに加えて、高気圧の吹き出しによる東〜南東ウネリの反応も良くなり最大カタ程度にアップしそうですが、飯岡・太東・大原海水浴場はスモールサイズが続きそうです。
〈今後と狙い目〉
広い範囲でオフショアが吹き遊びやすいスタートとなりそうなので、まずは潮も上げ込む朝が狙い目となるでしょう。
日中の一宮周辺はハード気味になってしまいそうなので、落ち着いたコンディションでサーフィンしたい方は、北部や片貝の堤防付近へ。夕方は広い範囲でオンショアとなってしまいそうですが、影響はさほど気にならない程度で出来そうです。
(S50)
☆観測スタッフのコメント
・今日の11時(潮位122cm)頃まで一宮エリアでサーフィンした元BCMスタッフが、
「最初サンライズの右(ライト狙い)で入ったけど風が入ってきたからアッチに移動したら、左側〜中央にかけてのライトは出来たよ!でもサンライズの左もいいっしょ!」と言っていました!
★一宮エリア、波情報にないポイントにも可能なバンクがいくつもあります!これからの冬、なんとか大丈夫そうですね!
・今日の13時(潮位113cm)過ぎまで一宮ポイントで水温を計りながらサーフィンしたスタッフ(S50)から、
「水温18.4℃。チ◯(中央堤防)左、レフトいい波来ます!ライトはやや開き気味だけど、カットバック2発出来ました。しっかりしてパワーのあるset入ります。2〜3コンスタントで、個人的には△45以上でした!カットバック〜カービング〜リップ×2が最高4発!今年乗ったバックサイドの波で1番良かったです!ちなみに、昨日の夕方のファントム(左側)めちゃくちゃ良かったようです。チューブもあったとの事です!」と報告を受けました!
★ヘッドランド間、今年の夏は地形が重症(✕気味)でしたが冬を前にして目まぐるしく変化!ほんと良かったです!
・私スタッフ(Unity)は、朝イチ〜8時(潮位122cm)過ぎまでホームの御宿漁港ポイントで水温を計りながらサーフィンしました。
地形に対してはベストサイズの腰〜腹たまに胸近く。もう少し潮位が欲しい印象(タルい)ながら、ライト中心に十分▽30のライディングが可能でした。水温は19.3℃ありましたが(昨日の夕方は20.4℃)、極度の寒がりの私オール5mmのセミドライでも朝イチは海の中でも寒かったです。
★メイン寄りにかけてもバンクはいくつかありますが、肩サイズ以上になると潮が上げても地形が対応できなくなり、ダンパーだらけになる傾向です。
★御宿ポイントにおいて、訪れるサーファーのマナーが問題になっています。今一度サーフィンのルールとマナーをご認識頂き、厳守して頂けますよう宜しくお願い致します。
(Unity)
ビギナーアドバイス
太東や大原海水浴場は潮が多くなる前に。また、飯岡や片貝漁港などサイズが小ぶりでもホレてくるピークや時間帯もあるので、比較的厚い波の場所を探しましょう。引き続きとなりますが、念の為サイズの変化にも注意しておきましょう。
タイド
太東
今後の風と波(気象)
・一宮
更新予定時刻
07:00 / 11:00 / 18:45
プロサーファー週間地形レポートへ
週間波予想
11/11(火) 11:00
(S50)
13日は南よりの風、14日〜16日後半までは北〜北東風、17日は寒気の影響でサイズアップして、一宮周辺は楽しめそうです!
ウネリの期待度(千葉北)

13(木)

14(金)

15(土)

16(日)

17(月)
SAMPLE
11/13(木)
予想天気図
(AM09時)
気象庁Waveシミュレーター
(AM09時)
Noaa Waveシミュレーター
(AM09時)
低気圧がオホーツク海に進み、低気圧からのびる前線が北日本を通過する見込み。また、東シナ海から奄美地方付近には別の前線が停滞する。台風26号は与那国島付近を北東へ進む見込み。
台風26号からの南よりのウネリや高気圧の吹き出しによる東〜南東ウネリで、ハラ〜カタサイズの場所が中心。北部・片貝漁港・太東・大原海水浴場などはスモールサイズとなりそうです。
沿岸部では南よりの風が吹きやすく、日中はやや強まりそうなので、作田や一宮周辺は終日遊びやすそうですが、他は風の穏やかそうな早めが良いでしょう。
11/14(金)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
低気圧がカムチャツカの東へ進み、⼤陸の⾼気圧が⽇本海へ張り出す。前線が⽇本の南から東シナ海へのびる。台風26号は沖縄の南で温帯低気圧へと変わり東へ進む見込み。
台風26号からの南よりのウネリは弱まるも、低気圧や前線の影響で強まる東〜南東ウネリや未明から強まる北〜北東風による波で、ムネ〜頭サイズの場所が多くなりますが、北部は最大でもムネ程度となりそうです。
一宮周辺は次第にハードな場所が増えるも、サイドオンショアをかわすTバー付近は比較的出来るコンディションとなるでしょう。
落ち着いたコンディションでサーフィンしたい方は、オフショアとなる飯岡〜椎名内・サイドショアをかわす吉崎周辺や片貝の堤防付近がオススメです。
11/15(土)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
⾼気圧が⽇本付近へ移動する。東シナ海の前線は南下して沖縄付近に停滞する見込み。
高気圧の吹き出しによる東〜南東ウネリや北東風の波で、ハラ〜カタサイズの場所が中心となり、北部は最大ハラ程度。一宮周辺は波数も多めとなりそうです。
沿岸部でも北東風が強まるため、北部や風をかわす堤防付近でのサーフィンが無難です。
11/16(日)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
⾼気圧が⽇本の東へ移動し、低気圧が⽇本海北部へ進む見込み。
高気圧の吹き出しによる東〜南東ウネリがメインとなり、最大ムネ程度となりそうです。
前半は北よりの風が吹き、後半は南よりの風がやや強まるため、まずは前半のうちに遊んでおくのがいいでしょう。
11/17(月)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
低気圧が発達しながらオホーツク海へ進み、⽇本付近は⻄⾼東低の気圧配置となる見込み。
寒気の影響で強まる南〜南西風による波や南〜南東ウネリで、次第にカタ〜頭オーバーサイズにアップしそうです。北部〜片貝方面はチョッピーでハードなスタートになりそうですが、オフショアとなる、作田や一宮周辺は楽しめそうです。落ち着いたサイズを求める方は太東や大原海水浴場へ向かうのが良いでしょう。
★気象庁発表の予報に基づいて予想しておりますが、その予報が変わると週間波予想も変わってくるため、毎日更新される最新の気象情報や週間波予想のチェックをお勧めします。
更新予定時刻
12:00
8日目以降の天気図/波浪予想
11/18(火) AM09時
11/19(水) AM09時
11/20(木) AM09時
11/21(金) AM09時
12日以降の波浪予想
11/22 (AM09時)
11/23 (AM09時)
11/24 (AM09時)
11/25 (AM09時)
UPDATE 10/30
皆さん、お疲れ様です!波情報BCM「プロサーファー週間地形レポート」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。
ここ数日の控えめな潮の変化は満タン時のボヨつきは回避できていたものの、バラけたオンショアの反応がまとまるタイミングもなく、力の弱い乗り心地や地形以上に複雑なブレイクが厄介な対応を延長している状態です。
それでは、地形レポートです!
一宮
10/29(水曜日)の10時頃。潮の動きは小さいですが満タンの潮止まりです。


サンライズ
10/29(水曜日)の11時頃。潮は引き始めです。


東浪見
10/29(水曜日)の12時頃。引きに向かう最中ながら小潮回りでほとんど変化がない状態です。


志田
10/29(水曜日)の14時頃。引きの動きに変化がなく、潮止まりのような状態です。北西コンディションや朝の風の弱まりに合わせてこれまでよりも悪影響の少ない波を探せていましたが、波質としては北東コンディションの影響を受けた反応は変わらず、十分なサイズをキープしていてもハッキリしないセクションや不規則な形が目立っていたので、微妙な整い具合いがヨレや重なりをボヨつきに変えてしまい、一宮方面よりもスムーズさに欠けた波が多かった印象です。


太東
10/29(水曜日)の15時頃。干潮ではあるものの満タン時の潮位からほとんど変動はありません。


夷隅
10/29(水曜日)の16時頃。上げ始めているタイミングですがほとんど潮止まりな潮位です。


今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。
上記の通り、前回の更新(10/22水曜日)からも各ポイントで広がったミドル〜アウトの地形を狙えるブレイクをキープできていましたが、北東コンディションに助けられ、サイズ感はオンショアの余韻が残る反応が目立っていました。
一宮方面では前半の北西コンディションに整ったフェイスを探せていたものの、ウネリのヨレやフェイスの重なりが気になる形が多く、スムーズに滑れるセクションが区切られていたり、距離を楽しめる波を当てるのが難しかったと思います。
低気圧の通過が残したウネリが10/27(月曜日)のオフショアコンディションのタイミングに届いたので、北東の雰囲気が解消された素直な反応はこのエリアにとって外せない狙い目でもありましたが、クローズを防げていながらも頻繁に来るオーバーヘッドサイズは形を保てる波が少なく、地形に残るカレントセクションが復活して滑り抜けるのが難しいブレイクも気になっていました。ウネリが残っていた10/27(月曜日)までは夷隅が反応する波や地形の複雑さをサイズでごまかせるフェイスを探せていながら、10/28(火曜日)以降の風波には不安定な反応が目立ってしまい、形のまとまりや滑りのいいセクションが見つからなくなっています。
さて、この先の波も、気圧配置の入れ替わりが激しくなり、今回も荒れたコンディションから始まりそうな雰囲気ですが、原因となる2つの低気圧がこのエリアの北側を通過する予報なので、11/3(月曜日)にかけてオフショアや風が弱まるタイミングを狙い易く、2つ目の低気圧のコースにはウネリを期待できないものの、1つ目の低気圧が接待するタイミングの南東コンディションはオンショアの余韻をリセットしながらウネリを取り戻せる可能性があると思います。
南西コンディションのサイズダウンが早まると地形に対して乏しい反応も想定されますが、必要以上のサイズが届いても今回は調整できる期間が残されていて、オフショアの落ち着きがカレントを解消してくれれば地形に対して素直なブレイクを期待できるので、10/27(月曜日)のように軽快に滑れるセクションを探せるかもしれません。
潮汐としても控えめながら日中の変化が復活するので、午前中の干潮前後と午後の満タン前後を狙い分けて地形や都合の悪いサイズに対するデメリットを回避できるのでは?残念な事に、これまでのオンショアのカレントが各ポイントの右側にまとまるレギュラーの形を複雑にしていたり、比較的安定傾向な左側や正面エリアに関しても地形の分裂が目立っているので、お手軽な胸前後のサイズにハッキリしないセクションが絡んだり、対応できる地形が途切れてアウトからのブレイクに距離を狙えない波が目立ち、ショアブレイクのまとまりに可能性がありつつ、頭前後のサイズがないと狙える地形やピークが限られてしまい、潮の影響を受けた波数の減少が不安な雰囲気です。
北東コンディションに変化する過程にも風が弱まる期間が残されますが、ウネリを失ってからのオンショアほど癖の悪い反応はないので、南西コンディションの期間の対応は外せないと思います。
最後に、水温ですが、外気に合わせるとフルスーツが無難な状況ですが、水温は変わらず20℃くらいをキープしていて、東風コンディションで届いた10/27(月曜日)の夕方の透き通った潮は異様な温かさでもありました。


