太東・堤防横 波情報
※1日前の情報をサンプル表示
全域で風は弱く遊べる波が豊富にありそうだ
UPDATE 11/23 17:20
〈現状〉
前半の千葉北エリアは、弱い北西風の吹く場所が多く、サイズはモモ~ハラ前後が中心。北部エリアはスモールサイズの場所も目立ち今一つだが、片貝方面や一宮周辺では△評価はないもののいくつかの場所でアクション可能な波があり、比較的落ち着いたコンディションで遊べるスタートとなっていた。
日中以降は北部エリアでは北東風、片貝方面や一宮周辺では北西風が吹いており、大きく面を乱されることなく全域でアクション可能な波があった。なお、一宮周辺ではムネ前後までサイズアップしてきており、一宮やサンライズでは△35の波で遊べていた。
夕方は、北寄り~北西または北東風で、引き続き全域でアクション可能な波がある!北部エリアは△評価はないが、モモ~ハラ前後の比較的落ち着いたコンディションで1アクション出来ており、片貝方面や一宮周辺では本須賀や作田、一宮~志田下でコシ~ムネ最大カタサイズの△評価の波があり、広い範囲で楽しめている!
〈気圧配置〉
明日の日本付近は、伊豆諸島付近の低気圧が日本の東へ進み、寒気を伴う気圧の谷が北日本を通過する模様。

〈風〉
前半は西寄り~北西、後半は東寄り~南東が吹く予報。
〈ウネリ〉
高気圧からの吹き出しや日本の東を進む低気圧の影響で南東ウネリが続き、ハラ~カタ前後の場所が多くなる予想。
〈今後と狙い目〉
終日風は弱く、全域で大きく面を乱されることなく遊べる波が続くだろう。なお、ウネリは後半にかけて徐々に弱まる見込みなので、サイズを求める方は早朝~前半のうちにサーフィンしておくのが良さそうだ。
(sho)
☆観測スタッフのコメント
・今日、一宮エリアでサーフィンした3名の感想です。
★6:00(潮位136cm)〜8:00(潮位127cm)頃まで一宮ポイントの中央堤防右でサーフ→BCMスタッフ(Unity)
「相変わらず引っ掛かりづらいものの昨日よりもサイズアップ!ライトは十分△のライディングが可能でした!そして早朝から大人気(混雑)!私のNo.1ライドはラウンドハウス〜レイバック〜コースター(グッドスコア)でしたが、女性プロサーファーの方はオフザリップ〜オフザリップ〜コースター(エクセレントスコア)でした!当たりハズレはありますが、出来る地形は健在です!やはり、潮がある程度以上は乗った方が波質は良いと思います!水温は15.7℃でしたが、極度の寒がりの私オール5mmのセミドライ+ブーツで問題ありませんでした。」
※今年の夏のヘッドランド間の地形はホント✕酷かったですが、回復してくれてホントに良かったです!
★11:00(潮位97cm)頃まで志田下ポイントの鳥居の前でサーフ→BCMスタッフ(Lore)
「久々の志田下でミスったのが多かったですが、ライト中心に1〜2アクション入る波は結構ありました!潮が引いても、さほど悪くなってる印象は無いです!水温は15.8℃、ジャーフルとインナーで1時間程入水してた友人はかなり寒かったそうです。」
※今日の志田下は、潮が上げた日没前には△40ブレイクとなりました!
★14:00(潮位119cm)頃まで一宮ポイントの左側〜ブランコ前でサーフ→BCMスタッフ(sho)
「入ったタイミング(12:00頃)は潮が下げいっぱいで、波数は少な目でしたが、13:00過ぎからはムネサイズのsetが入りやすくなり、アクション入る波も増えています!ライト・レフトどちらもあります。ジャーフル&インナーで入りましたが暑がりの私でも、はじめはちょっと肌寒かったです。」
※一宮ポイントを愛するベテランサーファーの方が日中に南側の駐車場で「◯ビ堤(中央堤防)に向かうレフト、ちょっと出来そうだよ!?」と、お話ししてくれました!私(Unity)も、昨日は縦2発を目撃しました!
(Unity)
ビギナーアドバイス
明日も北部エリアを中心に練習しやすい波がありそうです。
タイド
太東
今後の風と波(気象)
・一宮
更新予定時刻
07:00 / 11:00 / 18:45
プロサーファー週間地形レポートへ
週間波予想
11/23(日) 11:10
(sho)
期間中は概ね遊べるサイズが続く見込みだが、28(金)はハードになることも考えられるので注意したい
ウネリの期待度(千葉北)

25(火)

26(水)

27(木)

28(金)

29(土)
SAMPLE
11/25(火)
予想天気図
(AM09時)
気象庁Waveシミュレーター
(AM09時)
Noaa Waveシミュレーター
(AM09時)
朝鮮半島付近の低気圧が日本海へ進む模様。
風は終日北寄り~北西が吹く予報。
日本海へ進む低気圧や日本の東を進む別の低気圧の影響で南東ウネリが続き、コシ~ムネ前後の場所が多くなる予想。
終日は風が弱く、全域で大きく面を乱されることなく遊べる波がありそうだ。また、ウネリも一日を通じて同程度で続く見込みなので、広い範囲で遊びやすいコンディションとなることが期待出来る。
11/26(水)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
低気圧が発達しながら日本の東を東へ進み、大陸の高気圧が西日本へ張り出す模様。
風は前半は西寄り、後半は北西が吹く予報。
発達しながら日本の東へ進む低気圧の影響で南東~南寄りのウネリが続き、ハラ~カタ前後の場所が多くなる予想。
終日風はやや強めに吹く予報だが、一宮周辺では風の合う場所も多く、コンディション良く滑れる波が続きそうだ。ただし後半はしっかりとした北西風でウネリが抑えられてサイズダウンすることも考えられるため、まずはサイズの残りそうな前半のサーフィンがオススメ。
11/27(木)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
高気圧が日本付近を通過して日本の東へ移動し、低気圧が日本海へ進む模様。
風は前半は北西~北寄り、後半は南東~南寄りが吹く予報。
日本の東へ遠ざかった低気圧からの北東~東寄りのウネリが続き、ハラ~カタ前後場所が多くなる予想。
北部エリアや片貝方面は前半を中心にコンディション良く遊べる波があるだろう。後半は南東~南寄りの風の影響を多少受ける場所も増えそうなので、風の影響が小さい作田や一宮周辺の堤防北側のピークをチェックするのが良さそうだ。
11/28(金)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
低気圧が発達しながらサハリン付近へ進み、大陸の高気圧が西日本に張り出す模様。
風は終日南西が吹く予報。
日本のはるか東へ遠ざかった発達した低気圧からの東寄り~北東ウネリがしっかりと反応して、ムネ~頭前後の場所が多くなる予想。
北部エリアや片貝方面は南西風の影響でややまとまりに欠けたコンディションとなってしまいそうだが、一宮周辺は風も合い、しっかりとしたサイズの波で遊べるだろう。ただし、場所によってはややハードになりそうなので、十分注意したい。
11/29(土)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
低気圧が日本海西部からサハリン付近に進み、大陸の高気圧が引き続き西日本に張り出す模様。
風は終日北東~東寄りが吹く予報。
日本のはるか東へ遠ざかった発達した低気圧からの東寄り~北東ウネリが続き、ハラ~カタ前後場所が多くなる予想。
北部エリアは比較的面の整のったコンディションが期待出来るが、片貝方面や一宮周辺は強めに吹く北東風の影響を受けてしまうだろう。なるべく風を軽減する、片貝・新堤や一宮周辺の堤防南側のピークをチェックしたい。
★気象庁発表の予報に基づいて予想しておりますが、その予報が変わると週間波予想も変わってくるため、毎日更新される最新の気象情報や週間波予想のチェックをお勧めします。
更新予定時刻
12:00
8日目以降の天気図/波浪予想
11/30(日) AM09時
12/01(月) AM09時
12/02(火) AM09時
12/03(水) AM09時
12日以降の波浪予想
12/04 (AM09時)
12/05 (AM09時)
12/06 (AM09時)
12/07 (AM09時)
UPDATE 11/13
皆さん、お疲れ様です!波情報BCM「プロサーファー週間地形レポート」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。
時期的に西高東低の気圧配置が際立ち、週を重ねる度にサイズアップしたウネリも落ち着きが早くなっていたので、11/8土曜日の朝イチの無風状態に胸〜肩ブレイクを取り戻していて、朝2以降の北東コンディションに関してもウネリがリセットが進んでいました。11/9日曜日の北西コンディションと11/10月曜日の風の弱まりは一宮〜サンライズ区間の面ツルが復活し、太東方面にとってもヨレが少ない反応と胸前後のサイズをキープしていたので、波質的に風波の力の弱さや不規則なピークがハッキリしない形を増やしていながら、この頃に残されていた潮の動きにしっかりした乗り心地や形の変化を探れていました。ここ数日は朝の方が潮の変化を狙えていますが、日中の控えめな変動を踏まえると上げに向かう時間帯しか対応できず、各ポイントでボヨつきを回避した波を選べていたものの、アウトには浮力の強いボードが有利に思えるブレイクが目立っていました。
それでは、地形レポートです!
一宮
11/12水曜日の8時半頃。潮は上げに向かう満タンに近い時間帯です。11/7金曜日の北西から南西に変わるコンディションは予想以上に素直な反応を狙えつつ、前回の更新頃に通過した低気圧がこの時の狙い目に余計なウネリを残してしていたので、堤防よりもアウトからブレイクが増えてしまい、今回のオフショアも形を見つけたところでお手軽な対応ではなかった雰囲気です。



サンライズ
11/12水曜日の10時頃。潮は満タン寸前です。11/7金曜日のオフショアに余計なウネリが届いてしまったり、お手軽なサイズでオンショアになっていたり、前回以降もコンディションと波の反応が噛み合わずに狙い目を少なくされ、ウネリの波質を残しつつ11/8土曜日以降の風波の影響が複雑な形や力の弱い乗り心地を増やしてしまい、基本的に距離を遊べるブレイクが定まっていなかった様子です。



東浪見
11/12水曜日の11時頃。満タンの潮止まりです。11/11火曜日を除くとサイズ不足は防げていたので、バラけた地形のまとまりにもミドル〜アウトの対応をキープしたものの、前回以降もオンショアの余韻が残る反応にハッキリしない形や乗り心地を増やされてしまい、11/7金曜日のオフショアに届いた余計なサイズが今回も素直な反応をハードな状態にしていました。



志田
11/12水曜日の14時頃。日中の動きはほとんどありませんが、潮は引きに向かうハーフタイドの時間帯です。オンショアの余韻が残る状態が残念な雰囲気ではありましたが、南西に変化した11/7金曜日のコンディションはここにとって限られたオフショアのチャンスとなり、更新頃の低気圧が残したウネリによってハードなオーバーヘッドのブレイクが復活していたものの、風のヨレが解消されたこの日の反応は上級者にとって腕試し的な波でもあったので、前回以降も週一のオフショアセッションに見応えがあったと思います。



太東
11/12水曜日の15時頃。変化はないものの潮は干潮に近い時間帯です。遅れて届いた必要以上のウネリに対してここの遠浅な地形と控えめな反応は避難所として混雑が激しくなっていましたが、南西コンディションに変化した11/7金曜日は唯一のオフショアを狙えていたので、整い具合いと反応の素直さは他にはない形のまとまりと距離を復活させ、前回以降も週一の出番でパーフェクトに近いコンディションを狙えたと思います。



夷隅
11/12水曜日の16時頃。潮は干潮の潮止まりです。北西コンディションに面ツルや整った反応を狙えていたので、前回以降も半分以上はオフショアのチャンスが残り、広がったインサイドの地形とお手軽なサイズでコンパクトなショアブレイクに期待できる雰囲気ではありましたが、ウネリよりも風波のサイズ感が力不足な印象を強めていて、セットに関しては乗りしろを探せていたものの、日中の潮の動きが足りず、波数の少なさやエリアの狭さにボヨきを強調され、No.1の地形の広がりに対してもハッキリしない対応が続いていました。



今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。
前回(11/6)の更新頃に通過した低気圧からのウネリが届き、形を保てていないアウトからのブレイクが増えてしまい、11/7金曜日のクローズ気味たサイズはとても楽しめる雰囲気ではありませんでした。
ただ、午前中は無風のような状態を確保しながら午後の南西コンディションにかけて反応を整えてくれたので、オンショアの余韻でヨレが残る状態から始まったものの、志田周辺のポイントにとって限られたオフショアを狙えるチャンスとなり、この時も週1の南西コンディションとウネリの反応が上級者のヤル気を焚き付けるチューブを形成し、太東の控えめなサイズと形のまとまりはビジター向けな対応で賑わっていたと思います。
さて、この先の波についてですが、高気圧からの東ウネリの雰囲気と南西コンディションで久しぶりにお手軽サイズのオフショアを楽しめていて、 荒れた地形にとっても胸〜肩の反応があればミドル〜アウトでスムーズに滑れるセクションをキープし、カレントの弱まりも以前と比べると控えめなサイズの反応をまとめているように思えます。
地形を分断したセクションのボヨつきは解消されず、形を区切られたり腹〜胸以下のハッキリしないブレイクが気になり、ショアブレイクを遊べるインサイドの仕上がりも安定していない状況です。
大陸からの高気圧が沖に抜けると日〜月曜日(11/16~17)に再びオフショアを期待できる予報ではありますが、接近中の北東コンディションに十分なウネリを期待できない状況でもあり、風波の勢力が強まるとお手軽ブレイクからサイズ不足に急変するかもしれません。
その後の北西コンディションには一宮方面で整った波を探せる様子ながら、今回の西高東低にウネリのきっかけを期待できないので、今のところ次回にかけてサイズの落ち着きが乏しい反応を増やす予想です。
ここ数日の満タン時にもアウト寄りに狙えるブレイクを残しているので、午前中の潮の動きに狙い目を維持できているものの、来週(11/17週)からの満タンは前回よりもボヨつきを強める潮位でもあり、ウネリが落ち着いてしまうと午後の対応がショアブレイクに限定されそうな雰囲気です。
最後に、水温ですが、南からの澄んだ潮が温かさを残していますが北西コンディションで届く潮に関しては低下傾向なので、17〜18℃がメインの水温と外気の冷え込みにジャーフルの対応が厳しくなってきました。


