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    太東・堤防横 波情報

    ※1日前の情報をサンプル表示

    明日は再び北東風が強まる予報なので北部エリアや片貝・新堤などをチェックしたい

    UPDATE 10/28 17:15

    〈現状〉
    前半の千葉北エリアは、弱い北寄り~北西風で、サイズはムネ~頭・最大頭オーバー前後となっていた。片貝方面や一宮周辺はハードな場所もあったが、北部エリアを含め全域でアクション可能な波はあり、片貝・新堤では△35の波で遊べるコンディション。
    日中以降は北寄り~北西風が強まってきていたが、エリア内全域の多くの場所でアクション可能な波があり、片貝方面や一宮周辺はハードな場所が多くなっているものの片貝・新堤や志田下では△評価の波で遊べていた。
    夕方は風が北寄り~北東にシフトし、落ち着いてきている場所が多くなっている。また、ウネリも徐々に落ち着いたことで、片貝方面や一宮周辺もハードではなくなり、比較的遊びやすいコンディションとなってきている。なお、引き続きエリア内の多くの場所でアクション入る波はあり、片貝・新堤はこの時間帯も△35の波をキープして遊べている!また、サンライズも潮の上げ込みで波質が上向き△35のコンディション!

    〈気圧配置〉
    明日の日本付近は、低気圧がカムチャッカの東へ進み、黄海付近の高気圧は日本海に移動する見込み。また、前線は日本のはるか東~小笠原諸島付近~沖縄の南にほとんど停滞する模様。




    〈風〉
    終日北寄り~北東が強めに吹く予報。

    〈ウネリ〉
    カムチャッカの東へ進む低気圧の影響や、前線に向かって吹き込む北東~東寄りの風波によってハラ~カタ・最大頭前後の場所が多くなる予想。

    〈今後と狙い目〉
    北部エリアは終日風が合うため、比較的整ったコンディションで遊べそう。片貝方面や一宮周辺は強めに吹く北寄り~北東風の影響を受ける場所が多くなりそうなので、片貝・新堤や各堤防の南側のピークをチェックしたい。
    (sho)

    ☆観測スタッフのコメント
    ・今日の11時(潮位115cm)前まで太東ポイントでサーフィンした水温情報協力者(女性ショートボーダー)から、
    「風を喰らっていますが、ローラーコースター1発は決めれて、オンショアトレーニング出来ました!でも、ビギナーの方にはゲットハードな印象です。水温は22.2℃でしたが、風が強いので私はセミドライで丁度でした。」と報告を受けました!
    ★地形が安定しています。
    ★明朝も、寒がりの方はセミドライが安心と思われます。
    ・今日の15時(潮位117cm)前まで一宮ポイントでサーフィンしたスタッフ(S50)から、
    「◯ァ◯◯前、最初入った時ライトもレフトも良かったですが、14時過ぎから全然割れなくなりました。午前中に入りたかったな。水温は22.9℃でした。」と報告を受けました!
    ★ここ最近は比較的、人気のピークです。
    ★いつも通り、ローカルまたは近隣サーフチームへのリスペクトを宜しくお願い致します。
    ・私スタッフ(Unity)は昨日の夕方と今朝、ホームの御宿漁港ポイントでサーフィンしました。
    昨日の夕方は胸〜肩サイズがバンバンに入りダンパーだらけの▽15(ほぼ出来ない)でしたが、今朝はサイズダウンしたおかげで潮が上げ足りないにもかかわらず、腰〜腹サイズのライトの中には▽30もありました(でも胸サイズのsetはほぼダンパー)。
    ★水温は23.5℃(昨日の夕方は24.5℃)。私、極度の寒がりですが今朝はジャーフルで丁度でした(昨日の夕方は暑かった)。
    ★潮が上げるほど波質はベターです。引くほどダンパー増えます。
    ★ミドルサイズを越えると地形が対応出来なくなりダンパーだらけになりますので、コンパクトサイズの日がオススメです。
    ★時間帯によっては「川の上流?」というくらいの右沖への強烈なカレント(離岸流)が発生しますので、初級者の方は港から離れたメイン寄りのピークがオススメです。
    ★御宿ポイントにおいて、訪れるサーファーのマナーが問題になっています。今一度サーフィンのルールとマナーをご認識頂き、厳守して頂けますよう宜しくお願い致します。
    (Unity)

    ビギナーアドバイス
    飯岡方面は風も合いウネリを軽減するため練習出来るサイズに落ち着いてきそうです。


    タイド
    太東

    今後の風と波(気象)

    一宮


    更新予定時刻
    07:00 / 11:00 / 18:45


    プロサーファー週間地形レポートへ

    週間波予想


    10/28(火) 11:00

    (sho)

    期間を通じてしっかりとしたウネリが続き、10/31(金)~11/1(土)は低気圧の影響でハードやクローズアウトとなる場所も多くなりそうだ


    ウネリの期待度(千葉北)


    30(木)

    31(金)

    01(土)

    02(日)

    03(月)

    SAMPLE

    ウネリの期待度について »



    10/30(木)

    <

    予想天気図
    (AM09時)

    気象庁Waveシミュレーター
    (AM09時)

    Noaa Waveシミュレーター
    (AM09時)

    >

    高気圧が日本の東へ移動し、気圧の谷が日本海北部に進む模様。

    高気圧から前線や気圧の谷に向かって吹き込む東寄りの風波によって、ムネ~頭前後の場所が多くなる予想。
    風は終日北東が吹く予報。
    北部エリアは終日風も合うため、幅広いレベルのサーファーが遊べるコンディションとなりそう。片貝方面や一宮周辺は強めに吹く北東風の影響を受ける場所が多くなりそうなので、片貝・新堤や各堤防の南側のピークをチェックしたい。



    10/31(金)

    <

    予想天気図(AM09時)

    波浪予想(AM09時)

    >

    高気圧が日本のはるか東へ移動し、日本の南に低気圧が発生する模様。

    高気圧からの吹き出しや日本の南岸を進む影響で東寄り~南東ウネリが次第に強まり、前半はムネ~頭前後、後半は最大頭オーバー前後となる場所が多くなる予想。
    風は前半は北寄り、後半は南東がやや強まる予報。
    ウネリは前日よりも多少強まり、北部エリアや片貝・新堤などは前半を中心に風も合う予報なので、しっかりとしたサイズの波で遊べるコンディションが続く見込み。また、後半は南東風の影響を受ける場所が多くなりそうなので、作田の堤防寄りや一宮周辺の堤防南側のピークをチェックしたい。なお、後半は低気圧の影響でもう少しサイズアップしてくることも考えられるため、コンディションの変化には注意が必要。



    11/01(土)

    <

    予想天気図(AM09時)

    波浪予想(AM09時)

    >

    低気圧が発達しながら北日本を北東へ進む模様。

    北日本を進む低気圧の影響による東寄り~南東ウネリが強まり、カタ~頭オーバー・最大頭半前後の場所が多くなる予想。
    風は、前半は南寄り~南西が強く吹く予報で、後半は次第に落ち着きつつ北寄りへシフトする見込み。
    南東ウネリと南寄りの風が強まることで、北部エリアや片貝方面はハードやクローズとなる場所も多くなりそう。なるべく風を軽減する、一宮周辺へ向かいたいところだが、前半はウネリが強く厳しい場所もありそうなので十分注意して欲しい。なお、風が北寄りにシフトする後半は北部エリアや片貝・新堤などでは中~上級者を中心に楽しめる波が期待出来る。



    11/02(日)

    <

    予想天気図(AM09時)

    波浪予想(AM09時)

    >

    低気圧がさらに発達しながらカムチャッカ半島付近へ進み、大陸の高気圧が黄海に移動し、日本付近は西高東低の気圧配置になる模様。

    発達しながら進む低気圧の影響による東寄り~南東ウネリが続き、ムネ~頭前後の場所が多くなる予想。
    風は概ね南西~西寄りで、後半遅くは次第に落ち着きつつ北寄りへシフトする予報。
    ウネリは前日よりも落ち着くが、全域でしっかりとしたサイズの波が続く見込み。一宮周辺は終日サイズのなる波で面を乱されることなく遊べる波が期待出来る。北部エリアや片貝方面は日中はやや風の影響を受けそうだが、朝のうちや午後の遅い時間帯は比較的コンディション良く遊べる波がありそうだ。



    11/03(月)

    <

    予想天気図(AM09時)

    波浪予想(AM09時)

    >

    高気圧が本州付近に移動する模様。

    遠ざかった低気圧からの東~北東ウネリによって、ハラ~カタ前後サイズは残る予想。
    風は終日北寄り~北東が強めに吹く予報。
    前日よりも少しサイズダウンするものの、北部エリアや片貝・新堤は比較的コンディション良く遊べる波が続く見込み。なお、一宮周辺は終日風の影響を受けてしまいそうなので、なるべく風の小さい堤防南側のピークをチェックするのが良さそうだ。


    ★気象庁発表の予報に基づいて予想しておりますが、その予報が変わると週間波予想も変わってくるため、毎日更新される最新の気象情報や週間波予想のチェックをお勧めします。


    更新予定時刻

    12:00




    8日目以降の天気図/波浪予想

    11/04(火) AM09時

    <
    >

    11/05(水) AM09時

    <
    >

    11/06(木) AM09時

    <
    >

    11/07(金) AM09時

    <
    >

    12日以降の波浪予想

    <

    11/08 (AM09時)

    11/09 (AM09時)

    11/10 (AM09時)

    11/11 (AM09時)

    >

    プロサーファー週間地形レポート

    UPDATE 10/17

    皆さん、お疲れ様です!
    波情報BCM「プロサーファー週間地形レポート」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。


    今回のチェック時に関しても日曜日(10/12)のような台風後の北西コンディションがあり、比較するとオンショアの余韻が目立っていましたが、やはりサイズとカレントの落ち着きは限られた狙い目になっていた状況です。

    それでは、地形レポートです!

    一宮

    10/15水曜日の13時頃。満タンの潮止まりです。南西コンディションとはいかなかったものの、日曜日(10/12)の北西の風はここにとってのオフショアでもあったので、午後にかけての風の弱さは他のポイントよりも整ったフェイスをキープできていて、悪影響の少ない肩〜頭ブレイクを探せていたと思います。
    一宮1
    残念ながらここ数週間のオンショアコンディションが余計なサイズやカレントの働きを長引かせてしまい、ミドル〜アウト重視な仕上がりにハッキリしたブレイクと距離を期待できそうな雰囲気はありつつ、中間〜手前のセクションは深さやカレントとの重なりにスムーズさを妨害され、形のきっかけにもなりつつフェイスの短い波を増やしていたり、地形の複雑さに伴って不安定な反応も気になっていた印象です。
    一宮2
    北東コンディションに対しては比較的風を防げるポイントですが、オンショアのサイズ感とアウト重視な地形が沖の形を保てないブレイクを増やしてしまい、堤防の内側ではカレントの強まりがブレイクやポジションを厄介にしていたので、他のポイントと特に対応は変わらず、基本的に悪影響が目立っていた状況です。
    この日の様子からも堤防周辺のカレントがアウトの広がりを誘導し、インサイドではビーチを削りながら深いセクションを残してしまい、落ち着いてからのサイズの対応にバラつきが気になりそうでした。
    一宮3
    ファミマ側を含めてお手軽なサイズにとっても堤防周辺の対応を取り戻し、ミドル〜アウトをメインにした広範囲な反応にスムーズさを狙えそうでしたが、正面左側のカレントは手前の深さやボヨつくセクションを広げている状況で、チビ堤防周辺のビーチの浸食にかけてショアブレイクのクオリティを期待できない状態でもあり、今のところ地形の広がりを素直に遊べるエリアが少ない印象です。

    サンライズ

    10/15水曜日の14時半頃。潮の動きは小さいですが引き始めです。ここに関しても、落ち着いては復活するオンショアの風波やそれに伴って強まるカレントによってまとまりの悪い波が目立っていて、地形にとっても広範囲な対応を取り戻しつつ、アウト重視な仕上がりが形をキープできない沖での余計なブレイクを増やしてしまい、北東の悪影響が少ないポイントながら必要以上の反応の広がりは左側の手前のエリアでもヨレや重なりを防げず、前回以降も基本的には厄介な対応が続いていた状況です。
    サンライズ1
    北西コンディションを狙えた日曜日(10/12)をメインに、月曜日の朝イチにかけての風の弱まりは整った波とお手軽なサイズ感を探せていたので、カレントの落ち着きを含めてこのタイミングの素直な反応は右側のレギュラーの形を見つけやすく、左側の堤防周辺や正面エリアにかけても朝の上げ始めにハッキリしたピークやフェイスの乗り心地があったと思います。
    サンライズ2
    残念な事にその後の北東コンディションが再び余計なサイズやカレントを誘発しているので、ビーチの浸食具合いからも地形の変化は激しく、カレントに分断されたまとまりの悪い雰囲気が強まっていました。
    サンライズ3
    ポイント全域で目立っているインサイドのカレントや正面から沖に出るカレントが深いセクションを残してしまい、アウトから距離を期待でき形を途中で途切れさせている状況ですが、普段のオンショア後と比べると地形のまとまりをキープしているエリアもあり、落ち着いてからのサイズに対してもミドル〜インサイドで使える地形が残っていた印象です。
    各セクションが斑に繋がっていて、スムーズさを邪魔されるセクションが目立っているものの、サイズと潮時次第ではボードの浮力で距離を遊べる波や中間のコンパクトな形を残してくれそうです。

    東浪見

    10/15水曜日の16時頃。潮は引きに向かっていますが、ほとんど動きのない時間帯です。前回以降は日曜日(10/12)のカレントとサイズの落ち着きに素直な反応を取り戻したので、北西の風向きの変化や弱さに朝からの面ツルを狙え、午後にかけてキープした悪影響の少ない波は、北東コンディションに影響されて複雑さが残る地形の中にも乗り心地を遊べるセクションを探せていました。
    東浪見1
    一宮やサンライズと同じく朝の干潮からの変化をメインにボヨつきの少ない潮時があったので、ピークのまとまりやブレイクがハッキリするタイミングを楽しめ、引きの変化はウネリのバラつきやまとまりの悪さが気になる時間帯でしたが、易しいブレイクはお手軽に遊べる乗り心地をキープし、控えめな潮の動きが複雑な変化を防げていた印象です。
    東浪見2
    サンライズと似たアウトに片寄った仕上がりは左側の形を不安定にし、正面〜右側のレギュラー重視なまとまりをミドルエリアで分断するブレイクが目立っていましたが、手前のセクションに繋がるエリアも残っているので、癖の強い反応にもミドル〜インサイドに形のきっかけが見つかりそうです。
    東浪見3
    台風のウネリはあっさり退いたものの、北東コンディションの強まりは風波のクローズや余計なカレントを残してしまい、この日の荒れ具合からもミドル〜インサイドのまとまりの悪さが際立っていて、深いセクションやそこに残るカレントに影響されたブレイクは胸以下の反応にボヨつきを増やしそうな雰囲気でした。
    アウトの広がりを使えるサイズや潮の動きに可能性があるものの、ポイント全域に条件が揃うコンディションはかなり限られると思います。

    志田

    10/16木曜日の12時頃。潮は上げに向かう満タンに近い時間帯です。前回以降の北東コンディションが必要以上のサイズを復活させたり余計なカレントをキープしていたので、上級者向けのオーバーヘッドの反応やお手軽な胸〜肩ブレイクにヨレや重なりを強めてしまい、せっかくのサイズをオンショアに台無しにさせていました。
    志田下1
    日曜日(10/12)の北西コンディションは一宮〜サンライズと比べて面ツルに微妙なヨレを残した状態からスタートしましたが、午前中の無風状態と満タンの潮位が重なったタイミングは一時的にカレントの悪影響も気にならず、ピークから形をキープした素直な乗り心地に滑走感を楽しめていたので、引きの変化や午後のサイズダウンにまとまりの悪さが目立っていたものの、広がった地形にボヨつきが少なく、程よい胸〜肩ブレイクを探せていたと思います。
    志田下2
    前回と似たコースで接近した台風の影響もあってその後の北東コンディションにも余計なサイズが反応し、以前からの仕上がりにカレントを強めて変化を激しくしていたようです。蓄えがあったビーチは削られていて、正面〜右側の地形の広がりにも深いセクションが絡んでしまい、これまでのピークや形のきっかけを残しつつミドル〜インサイドで不規則なフェイスが増えた印象です。
    志田下3
    日曜日と似たこの日のコンディションはヨレやカレントが解消傾向になっていて、サイズとしても胸〜肩範囲のお手軽さに乗りしろを探せていましたが、右側半分は以前よりもバラけた地形の雰囲気にハズレのピークが増え、不安定なポジションやワイドな反応に距離を狙い難くなったかもしれません。
    しかし、この時の潮位にボヨつきはなく、ミドル〜アウトをメインにした対応や左側にかけてきっかけになる形が確保されていました。

    太東

    10/16木曜日の13時頃。潮は満タン寸前です。
    太東1
    予想していたオフショアコンディションはなくなっていたものの、ここにとっても日曜日の北西コンディションや風の弱まりが整ったフェイスを取り戻してくれたので、余計なカレントやサイズが解消された腹〜胸ブレイクはレギュラーのまとまりと距離を楽しめる波が復活していました。
    太東2
    しかし、ここ数週間のカレントの強まりはビーチの浸食を含めて影響が大きくなり、削られたエリアに供給が間に合わず深いセクションを残していたので、前回以降は以前の素直な広がりにバラつきや複雑な反応が目立っていた印象です。
    太東3
    この日の北西コンディションにも風の弱まりがあったので、オンショアの余韻も残しつつ地形には比較的素直に反応する波を狙えていましたが、ガスト寄りから沖に出るカレントが志田の正面のようにボヨつくエリアを広げているので、確保された堤防周辺のピークから形のまとまりをキープしているものの、カレントセクションで重なるフェイスは胸以上のサイズや潮の少なさでワイドになってしまい、ウネリやサイズをキープできても潮時によって形や距離感が変化しやすくなったと思います。

    夷隅

    10/16木曜日の14時頃。満タンの潮止まりです。
    急な台風の接近を含め、10月に入ってからもオンショアが主体となったコンディションに気圧配置の入れ替わりやサイズの変化が激しく、他のポイントではアウト重視な広がりにミドル〜インサイドのまとまりの悪さやバラつきが目立ち始めている状況。
    いすみ1
    ここにとっては蓄えられたビーチが解放され、削られた分のインサイドの広がりやカレントによるミドルエリアの拡大がハッキリしてきたようなので、オフショアを狙えた日曜日(10/12)やこの日の北西コンディションの落ち着きにピークや形のきっかけが復活し、普段よりもボヨつきや重なりの少ないブレイクは力のある乗り心地と癖の少ないセクションを探せていました。
    いすみ2
    この時の様子からも朝より落ち着いた胸〜肩サイズが潮位に負けないブレイクを残していて、比較するとボヨつきは増していたものの、ミドル〜インサイドにフェイスの乗りしろやスムーズさをキープしていたので、時期的に難しい条件ですが、大潮クラスの引きの変化にオフショアと胸サイズが重なれば遊べる波が見つかりそうです。
    いすみ3
    車からではビーチ際のショアブレイクに思える波も、インサイドの広がりによって普段より距離を滑れる仕上がりです。

    今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。

    上記の通り、前回の更新頃の台風のウネリは予想より早めに落ち着いたものの、ほとんどの日がオンショアのヨレやカレントの重なりによって形のまとまりを邪魔されてしまい、控えめな勢力でしたが似たコースで接近した台風コンディションの連続に後半の期間もクローズな景色を増やされていて、ここ数週間でアウト重視に広がった各地形に対して狙う必要のない沖のブレイクが厄介な反応だった印象です。
    残念な事に予想していた南西コンディションがなくなって信用できる狙い目を失っていましたが、日曜日の北西コンディションと風の弱まりにサイズとカレントの落ち着きがあり、ミドル〜アウトの対応をキープした面ツルの胸〜肩ブレイクでお手軽な形や乗り心地を楽しめたと思います。
    日・木曜日ともにサイズダウンの傾向がお手軽な雰囲気を取り戻しつつ、引きのタイミングのまとまりの悪さになったり、ハッキリしないピークやブレイクを目立たせていましたが、バラけた地形にも形のきっかけを残していたので、長距離を狙える波は少なくても滑りのいいフェイスや乗り心地を楽しめるセクションを探せていた様子です。
    さて、この先の波は波にとっては木曜日(10/16)の低気圧の通過から高気圧が沖に抜けることでオフショアを取り戻し、土曜日(10/18)にかけての風の弱まりとキープを期待できる東ウネリを狙える予報なので、今回もオンショアから始まる状況ながら、今のところこのタイミングのカレントの落ち着きやフェイスの整い具合いが狙い目になると思います。
    日曜日(10/19)には早くも北東コンディションに戻る雰囲気があり、風によるウネリのリセットは対応できるサイズ感を保てるかもしれませんが、オンショアの強さからは余計なカレントを復活させながら風波のまとまりの悪さにヨレや重なりが際立つと思うので、アウトに偏った地形にとっても相性が悪く、広範囲な反応をキープしても距離を狙えない波が増える予想です。
    全体的な地形の広がりはアウトのピークをキープしてくれそうですが、手前に残る深いセクションがミドル〜インサイドを分断したり、地形をバラけた仕上がりにしている状況でもあるので、現状で確保されている形や軽快に滑れるセクションにカレントが影響すると、いよいよ悪影響だけが残ってしまい、オフショアの順番が来てもカレントが解消された胸以下のサイズに対して厚いフェイスやハッキリしない反応が増えそうです。

    最後に、水温ですが、水温も長くキープしていた24℃の温かさも外気の低下に伴ってゆとりがなくなっていて、余裕の20℃以上を維持しつつロンスプやシーガルが基準な状況で、フルスーツの対応が心強い雰囲気に変わってきました。