太東・堤防横 波情報
※1日前の情報をサンプル表示
比較的風が弱い予報の前半のうちに一宮周辺でサーフィンしておくのが良さそうだ
UPDATE 06/02 17:25
前半の千葉北エリアは、ほぼ無風か弱い北寄りの風で、一宮周辺はムネ~頭前後、北部エリアはモモ~ハラ前後。
北部エリアや一宮周辺では多くの場所でアクション入る波があり、一宮や東浪見では△の波で遊べていた。
日中以降は、南東~東寄りの風の場所が増えていたが、全域でアクション可能な波はあり、一宮周辺では引き続き△の波で遊べていた。
夕方は全域で南東風が吹いているものの、引き続き全域で1アクションは出来る波があり、一宮周辺の東浪見では△の波でサーフィン出来ている。
明日は、前線を伴った低気圧が西~東日本太平洋側の沿岸を東北東に進み、日本海中部に低気圧が発生する模様。
北上した低気圧からのウネリは一旦落ち着くが、前半は高気圧からの吹き出しによる東ウネリが続き、ハラ~カタ前後、後半~夕方にかけては前線上を東へ進む低気圧の影響で南東ウネリが強まり、遅い時間帯は再び最大で頭前後までサイズアップする予想。
風は前半は弱い南西~南寄り、後半は南東~東寄りの風が次第に強まる予報。
後半はサイズアップはするものの面に影響を受けてしまいそうなので、全域で風の弱い朝のうちにサーフィンしておくのが良さそうだ。
(sho)
☆観測スタッフのコメント
一宮メインとサンライズの地形が回復傾向で、夕方も1アクションは可能でした!
(Lore)
ビギナーアドバイス
午前中のうちは北部エリアを中心に練習しやすいサイズの波がありそうですが、後半はウネリ・風ともに強まる予報なので、十分注意してください。
タイド
太東
今後の風と波(気象)
・一宮
更新予定時刻
07:00 / 11:00 / 18:45
プロサーファー週間地形レポートへ
週間波予想
06/02(月) 11:40
(sho)
ウネリの期待度(千葉北)

04(水)

05(木)

06(金)

07(土)

08(日)
SAMPLE
06/04(水)
予想天気図
(AM09時)

気象庁Waveシミュレーター
(AM09時)

Noaa Waveシミュレーター
(AM09時)

低気圧が発達しながら北日本付近へ進み、低気圧から前線が日本の南~沖縄付近へのびる見込み。また高気圧が東シナ海へ移動する模様。
北日本付近へ進む低気圧の影響で南~南東ウネリが強まりハードなスタートとなる場所もありそうだ。
風は前半は弱い西寄り、後半は南東~南または東寄りが吹く予報。
前半の風が弱い時間帯は、エリア全域で中~上級者であれば遊べる波がありそうだ。
後半は、風の影響を軽減する一宮周辺の堤防北側をチェックしたい。
06/05(木)
予想天気図(AM09時)

波浪予想(AM09時)

低気圧が北海道付近からオホーツク海へ進み、前線が日本の南から沖縄付近にのびる見込み。また、本州付近は高気圧に覆われる模様。
通過した低気圧からの南~南東ウネリは落ち着きつつも続き、早朝はハラ~カタサイズとなる予想。
風は早朝は弱い北寄り、日中以降は南西~南寄りが次第にやや強まる予報。
早朝は低気圧からのウネリが残り、風も弱い予報のため、多くの場所でさほど面を乱されずに遊べるコンディションが期待出来る。
日中以降は南寄りの風を軽減する一宮周辺の堤防北側をチェックしたい。
06/06(金)
予想天気図(AM09時)

波浪予想(AM09時)

低気圧はさらに北上し、前線が日本の南から沖縄付近にのびる見込み。また、引き続き本州付近は高気圧に覆われる模様。
低気圧からのウネリはさらに弱まるが、はるか東にある高気圧からの吹き出しによる東ウネリが続く見込み。
前日よりもややサイズダウンし、コシ~ムネ前後の場所が多くなりそうだ。
風は終日南西~南寄りが吹き、日中以降は次第に強まる予報。
早朝は比較的風が弱い予報なので、全域で大きく面を乱されることなくサーフィン出来そう。
後半以降は、風の影響が小さそうな一宮周辺の堤防北側のピークをチェックしたい。
06/07(土)
予想天気図(AM09時)

波浪予想(AM09時)

北日本を気圧の谷が通過し、前線が日本の南をゆっくり北上する模様。
はるか東にある高気圧からの吹き出しによる東ウネリが続く見込みで、コシ~ムネ前後サイズの場所が多くなる予想。
風は終日南西~南寄りが吹く予報のため、北部エリア~片貝方面は面に影響を受けてしまいそうだが、一宮周辺の堤防北側であれば遊べる波は続きそうだ。
06/08(日)
予想天気図(AM09時)

波浪予想(AM09時)

引き続き、北日本を気圧の谷が通過し、前線が日本の南をゆっくり北上する模様。
はるか東にある高気圧からの吹き出しによる東ウネリが続く見込みで、コシ~ムネ前後サイズの場所が多くなる予想。
風は終日南西~南寄りで、日中以降は次第にやや強まる予報。
比較的風の弱そうな早朝は多少影響を受けつつも広い範囲でサーフィン可能となりそう。
なお、日中以降は風の影響を軽減する一宮周辺の堤防北側のピークをチェックしたい。
★気象庁発表の予報に基づいて予想しておりますが、その予報が変わると週間波予想も変わってくるため、毎日更新される最新の気象情報や週間波予想のチェックをお勧めします。
更新予定時刻
12:00
8日目以降の天気図/波浪予想
06/09(月) AM09時


06/10(火) AM09時


06/11(水) AM09時


06/12(木) AM09時


12日以降の波浪予想
06/13 (AM09時)

06/14 (AM09時)

06/15 (AM09時)

06/16 (AM09時)

UPDATE 05/23
皆さん、お疲れ様です!波情報BCM「プロサーファー週間地形レポート」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。
落ち着きが早い風波は日曜日(5/18)のサイズダウンからその後にウネリを残さず、今週に入ってからの北東コンディションもサイズに繋がらなかったので、基本的にオフショアコンディションにウネリを抑えられていて、波数の少なさと地形にとってサイズ不足な状況が続いていました。
比較すると控えめな反応ではありましたが、インサイドに乗りしろのあるセクションをキープしている東浪見〜太東区間を基準にすると手前に集まる波の対応が良く、サイズなりにスムーズに滑れるフェイスやまとまりのいいセクションが見つかったと思います。
それでは、地形レポートです!
一宮
5/22(木)9時半頃の様子から地形をレポートします。動きの幅は小さいですが、上げに向かうハーフタイドの時間です。以前までの南東コンディションにサイズの復活を望めていたものの、前回以降の南西コンディションではウネリの雰囲気を感じられず、風波のみの反応がシフトするフェイスや力の弱いブレイクとなっていたので、形やピークを見つけても滑りの悪い波が多く、日曜日(5/18)の落ち着きを早めてから乏しい状況が続いています。


胸〜肩サイズを取り戻せれば潮の動きに対応しながらインサイドやミドルエリアの形のまとまりを探せると思いますが、堤防よりアウトからの反応が頻繁になってもクオリティのあるブレイクを求められない仕上がりだと思います。
サンライズ
5/22(木)10時半頃の様子から地形を判断します。潮は満タンに近い時間帯です。南西コンディションの強まりはあったもののウネリのまとまりは届かず、風波のサイズでは見た目以上に地形に影響されたブレイクが増え、力の弱いフェイスに乗り心地や距離を狙えるセクションはなかったように思います。

一宮のようにショアブレイクの可能性があるインサイドの広がりもないので、潮が増えるタイミングに波のボリュームアップがあってもその変化を活かせず、分断されたミドルエリアでサイズ感やブレイクする範囲は確保されていながら、カレントのヨブがインサイドまでフェイスを繋げてくれず、対応が離れ小島になっている様子がギリギリ遊べるサイズを台無しにしている印象です。


東浪見
5/22(木)11時半頃の地形チェックレポートとなります。潮は満タン寸前〜潮止まりの時間です。一宮〜サンライズ区間よりも風のヨレが少ない波を探せていて、他のポイントと比較してもインサイドの対応に乗りしろを残していましたが、やはり風波のサイズアップは形を見つけられてもブレイクに力がなく、見た目以上の滑りの悪さが予想よりも残念な乗り心地だった印象です。


最近のサイズには引き始めからの変化が無難ではありますが、この時の様子からは上げ際のボリュームがサイズ感を復活させ、手前に集まる形をまとめていたように思います。
志田
5/22(木)12時半頃の地形レポートです。潮は満タン〜引き始めです。南や南西の風を防げる状態が更新直後のコンディションにとって対応がよくなり、力の弱い風波ながら一宮方面のヨレたフェイスよりも素直なブレイクを狙え、控えめサイズではあったもののレギュラー重視な形に乗りしろを探せていました。


カレントの落ち着きが正面右側の癖を解消し、正面〜左側では形のきっかけになっているので、控えめなサイズでも東浪見よりピークを選べる仕上がりです。
ワイドなピークは目立ちつつ、同じサイズがあれば一宮やサンライズの不安定なショアブレイクよりも乗りしろを探せる様子です。
太東
5/22木曜日15時頃の地形レポートです。潮は引きに向かうハーフタイドの時間帯です。風波とは言えサイズのきっかけになった南西コンディションがこことってもロングボード用ながらブレイクを取り戻してくれたので、コンディションの荒れ具合はピークだったものの、オフショアを防ぎながら悪影響のない波でもあり、土曜日(5/17)の夕方〜翌朝にかけての反応は比較的距離も狙えていた印象です。


夷隅
5/22(木)16時頃の地形チェックです。潮の動きは小さいものの、ハーフタイドをすぎて干潮に近い時間帯です。太東〜一宮方面で対応できた反応はここにとって比較的ダイレクトに届くコンディションとなり、レギュラー重視な波向にショアブレイクの可能性を秘めていながら、No.2〜3.4にかけてのミドルエリアの深さやインサイドの狭さではサイズ不足な風波に乗りしろを狙える地形がなく、No.1にキープしたレフトの仕上がりに対しても更新時のような形を狙えず、サイドオンショアな状態にリスクを負ってまでチャレンジするブレイクはなかったと思います。


今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。
上記の通り、前回の更新直後に強まった南西コンディションはサイズアップを期待できる雰囲気はありましたが、以前反応が良かった南東コンディションと比べて風まかせな状態でもあったので、波質としてもウネリが絡まず風波のみになってしまい、荒れ具合のわりに胸〜肩範囲のサイズで留まっていたように思います。
オフショアコンディションは余計なカレントを解消しながらブレイクを素直にしてくれたものの、一宮〜サンライズ方面ではミドルエリアに目立つ深いセクションが胸以下のサイズに不向きな仕上がりなので、対応する地形が分断されてブレイクが途切れたりピークの反応もハッキリせず、地形の影響を受けた力の弱いブレイクが風のヨレと重なって癖の強い形が多かった様子です。
さて、この先の波は日曜日(5/25)に予想されている南西コンディションの強まりが通過中の低気圧の反応をリセットしそうなので、オフショアを狙えるチャンスながら、先週と同じく風波の力の弱さやサイズダウンが気になり、週明けの北東コンディションもオンショアのフェイスにカレントが重なるとヨレやボヨつきが目立ってしまい、滑走できるセクションを見つけるのが難しくなると思います。
しかし、移動する高気圧の影響でもあるので、その後の沖のポジションにお手頃なウネリの雰囲気が届く可能性はあって、追いかけて来る低気圧の通過に関してもサイズのきっかけになりそうですね。
このエリアにとってはオンショアが増える予報ですが、地形に変化が必要なポイントやサイズのきっかけが欲しいコンディションでもあったので、一宮方面や夷隅の対応に風の被害が少なければ遊べる波が見つかるかもしれません。
水温の復活を含めてオンショアにも期待できる要素や対応できる潮回りが残されていて、ハーフタイド以上の潮位を基準にすると形やショアブレイのまとまりを探しやすくなるのでは?
最後に、水温ですが、南西コンディションの強まりは水温も下げていたので、直前の20℃近い状態はシーガルやスプリングの雰囲気になったものの、今週(5/19W)からはフルスーツに戻っています。