非会員上部PR枠用
 

    太東・堤防横 波情報

    ※1日前の情報をサンプル表示

    明日もさほど風は強まらず、終日遊べる波が豊富にありそうだ

    UPDATE 11/24 17:20

    〈現状〉
    前半の千葉北エリアは、弱い北西風の吹く場所が多く、サイズはハラ~カタ前後が中心。全域で風は弱く、整ったコンディションとなっていた。また多くの場所でアクション可能な波があり、片貝方面や一宮周辺では△評価の場所もいくつかあり、しっかりとしたサイズで遊べるスタート。また、北部エリアは比較的落ち着いたコンディションで1アクション出来ていた。
    日中以降は一宮周辺ではやや北西風が強まっていたが、それ以外は概ね弱く吹く程度。引き続き、エリア内の多くの場所でアクション可能な波があり、片貝方面では本須賀や作田、片貝・新堤で△評価、一宮周辺はサンライズの△45をはじめ、一宮や東浪見、志田下でも△評価の波で楽しめていた。
    夕方は、北東~東寄りの風が吹く場所が多くなっているが、さほど強まることはなく引き続きエリア内の多くの場所でしっかりとしたサイズをキープし遊べるコンディションとなっている!また、片貝方面では作田や片貝・新堤で△評価、一宮周辺も一宮~志田下で△評価となっている!

    〈気圧配置〉
    明日の日本付近は、日本の東にある前線を伴った低気圧が発達しながら東北東へ進む見込み。また、朝鮮半島付近の低気圧が日本海を東へ進み、東海道沖に発生する見通しの低気圧が前線を伴って東北東へ進む模様。




    〈風〉
    概ね北西が吹く予報だが、後半は南西~南寄りが吹く時間帯もありそう。

    〈ウネリ〉
    日本の東を進む低気圧などの影響で東寄り~南東ウネリが続き、コシ~ムネ・最大カタ前後の場所が多くなる予想。

    〈今後と狙い目〉
    終日は風は比較的弱く、全域で大きく面を乱されることなく遊べる波がありそうだ。また、ウネリも一日を通じて同程度で続く見込みなので、広い範囲で遊びやすいコンディションとなることが期待出来る。なお、後半は本州南岸を進む低気圧の影響でもう少しウネリの反応が上向くことも考えられる。
    (sho)

    ☆観測スタッフのコメント
    ・後半チェックした一宮〜志田下では、良い波、良いサーフィンが沢山見れました!
    ・明日は天気が微妙そうですが、風向きは良く、アクション出来るピークを選べそうです!
    (Lore)

    ビギナーアドバイス
    明日も飯岡方面や太東は練習しやすい波がありそうです。


    タイド
    太東

    今後の風と波(気象)

    一宮


    更新予定時刻
    07:00 / 11:00 / 18:45


    プロサーファー週間地形レポートへ

    週間波予想


    11/24(月) 11:10

    (sho)

    27(木)、28(金)は次第に北東~東寄りのウネリが強まり中~上級者向けのコンディションとなる場所も増えそうだ


    ウネリの期待度(千葉北)


    26(水)

    27(木)

    28(金)

    29(土)

    30(日)

    SAMPLE

    ウネリの期待度について »



    11/26(水)

    <

    予想天気図
    (AM09時)

    気象庁Waveシミュレーター
    (AM09時)

    Noaa Waveシミュレーター
    (AM09時)

    >

    低気圧が発達しながら日本の東を東へ進み、大陸の高気圧が西日本へ張り出す模様。

    風は前半は西寄り、後半は北西がやや強く吹く予報。
    発達しながら日本の東へ進む低気圧からの南東~南寄りのウネリが続き、ハラ~カタ前後の場所が多くなる予想。
    終日風はやや強めに吹く予報だが、一宮周辺では風の合う場所も多く、コンディション良く滑れる波が続きそうだ。ただし後半はしっかりとした北西風でウネリが抑えられて多少サイズダウンすることも考えられるため、まずはサイズの残りそうな前半のサーフィンがオススメ。



    11/27(木)

    <

    予想天気図(AM09時)

    波浪予想(AM09時)

    >

    高気圧が日本付近を通過して日本の東へ移動し、低気圧が日本海へ進む模様。

    風は前半は北寄り~北東、後半は東寄り~南寄りが吹く予報。
    日本の東へ遠ざかった低気圧やアリューシャン方面の発達した低気圧からの北東~東寄りのウネリがしっかりと反応し、ハラ~カタ前後の場所が多くなる予想。
    北部エリアや片貝方面は前半を中心にコンディション良く遊べる波があるだろう。なお、後半も風はさほど強まらない予報なので、大きなコンディションダウンはなさそう。また、遅い時間帯はもう少しサイズアップしてくる場所もありそうだ。



    11/28(金)

    <

    予想天気図(AM09時)

    波浪予想(AM09時)

    >

    低気圧が発達しながらサハリン付近へ進み、そこからのびる前線が北日本付近を通って日本の東へ進む見込み。また、大陸の高気圧が東シナ海に移動する模様。

    風は前半は南、後半は西寄りが吹く予報。
    日本の東へ遠ざかった低気圧やアリューシャン方面の発達した低気圧からの北東~東寄りのウネリがしっかりと反応し、ムネ~頭前後の場所が多くなる予想。また、後半は北日本からサハリン付近へ進む低気圧の影響で南東の風波が反応することも考えられる。
    前半は、北部エリアや片貝方面は南西風の影響でややまとまりに欠けたコンディションとなってしまいそうだが、一宮周辺は風も合い、しっかりとしたサイズの波で遊べるだろう。なお、後半は次第に風が弱まる予報なので、広い範囲でコンディションは整いそうだが、ややハードになる場所もありそう。



    11/29(土)

    <

    予想天気図(AM09時)

    波浪予想(AM09時)

    >

    低気圧が日本海西部に進み、高気圧が本州付近を通って日本の東へ移動する模様。

    風は前半は北寄り~北東、後半は東寄りが吹く予報。
    高気圧の吹き出しやアリューシャン方面の発達した低気圧からの北東~東寄りのウネリが落ち着きつつも続き、ハラ~カタ前後の場所が多くなる予想。
    北部エリアは前半を中心に比較的面の整ったコンディションが期待出来るが、片貝方面や一宮周辺は強めに吹く北東風の影響を受けてしまうだろう。なるべく風を軽減する、片貝・新堤や一宮周辺の堤防南側のピークをチェックしたい。



    11/30(日)

    <

    予想天気図(AM09時)

    波浪予想(AM09時)

    >

    低気圧が発達しながらオホーツク海へ進み、そこからのびる前線が北日本付近を通って日本の東へ進む見込み。また、大陸の高気圧が西日本に張り出す模様。

    風は前半は北西、後半は南東~南寄りが吹く予報。
    高気圧の吹き出しやアリューシャン方面へ遠ざかった発達した低気圧からの東寄り~北東ウネリが続き、ハラ~カタ前後の場所が多くなる予想。
    ウネリはしっかりと続く見込みで、風は終日強まることはなさそうなので、広い範囲で遊べるコンディションが期待出来る。


    ★気象庁発表の予報に基づいて予想しておりますが、その予報が変わると週間波予想も変わってくるため、毎日更新される最新の気象情報や週間波予想のチェックをお勧めします。


    更新予定時刻

    12:00




    8日目以降の天気図/波浪予想

    12/01(月) AM09時

    <
    >

    12/02(火) AM09時

    <
    >

    12/03(水) AM09時

    <
    >

    12/04(木) AM09時

    <
    >

    12日以降の波浪予想

    <

    12/05 (AM09時)

    12/06 (AM09時)

    12/07 (AM09時)

    12/08 (AM09時)

    >

    プロサーファー週間地形レポート

    UPDATE 11/13

    皆さん、お疲れ様です!
    波情報BCM「プロサーファー週間地形レポート」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。


    時期的に西高東低の気圧配置が際立ち、週を重ねる度にサイズアップしたウネリも落ち着きが早くなっていたので、11/8土曜日の朝イチの無風状態に胸〜肩ブレイクを取り戻していて、朝2以降の北東コンディションに関してもウネリがリセットが進んでいました。11/9日曜日の北西コンディションと11/10月曜日の風の弱まりは一宮〜サンライズ区間の面ツルが復活し、太東方面にとってもヨレが少ない反応と胸前後のサイズをキープしていたので、波質的に風波の力の弱さや不規則なピークがハッキリしない形を増やしていながら、この頃に残されていた潮の動きにしっかりした乗り心地や形の変化を探れていました。ここ数日は朝の方が潮の変化を狙えていますが、日中の控えめな変動を踏まえると上げに向かう時間帯しか対応できず、各ポイントでボヨつきを回避した波を選べていたものの、アウトには浮力の強いボードが有利に思えるブレイクが目立っていました。

    それでは、地形レポートです!

    一宮

    11/12水曜日の8時半頃。潮は上げに向かう満タンに近い時間帯です。
    11/7金曜日の北西から南西に変わるコンディションは予想以上に素直な反応を狙えつつ、前回の更新頃に通過した低気圧がこの時の狙い目に余計なウネリを残してしていたので、堤防よりもアウトからブレイクが増えてしまい、今回のオフショアも形を見つけたところでお手軽な対応ではなかった雰囲気です。
    一宮1
    余計なサイズは早めに落ち着いていながら、11/8土曜日の北東コンディションによってお手頃サイズを台無しにされ、狙い目が定まらない状態からスタートしていましたが、 その後は以前よりも北西コンディションの出番が多く、それにともなって風の弱まりを狙えるタイミングも増えていたので、波質としては風波の力の弱さや不安定な形が目立つ期間だったものの、この日にかけて他より悪影響の少ない波を探せていて、取り戻したほどよいピークのまとまりから距離を滑れる波があったと思います。
    一宮3
    地形の荒れた状態はなかなか改善されず、全体的に堤防周辺やミドルエリアの深さが潮の多い時間帯のボヨつきを強め、アウトとインサイドを分断したり形を区切られる仕上がりが気になっていましたが、先月の低気圧のウネリや北東のコンディションのサイズのキープと比べると穏やかなコンディションが多くなり、これまでよりカレントも落ち着いていたので、控えめなサイズに対応できる地形がまとまり始めていて、ここ数日の高気圧の東ウネリの雰囲気は距離を繋げるエリアが定まってきた様子です。
    一宮2
    ファミマ側に関してはショアブレイク重視な対応になっていましたが、正面エリアでは浮力の強いボードで遊べるミドル〜アウトの反応を確保できている印象です。

    サンライズ

    11/12水曜日の10時頃。潮は満タン寸前です。
    11/7金曜日のオフショアに余計なウネリが届いてしまったり、お手軽なサイズでオンショアになっていたり、前回以降もコンディションと波の反応が噛み合わずに狙い目を少なくされ、ウネリの波質を残しつつ11/8土曜日以降の風波の影響が複雑な形や力の弱い乗り心地を増やしてしまい、基本的に距離を遊べるブレイクが定まっていなかった様子です。
    サンライズ1
    しかし、北西コンディションが増えた事でここに関しても他より悪影響が少ない波を探せていたので、朝の風の弱まりと左側の対応をメインにすると整ったフェイスを滑れるタイミングがあり、北東で復活したこの日の反応を含め、ほどよいピークのまとまりやメロウな形が残っていました。
    サンライズ2
    全体的に微妙な風のヨレがスムーズな乗り心地を妨害し、潮の多さがボヨつきを強めていたので、正面〜右側の地形では力不足なブレイクがその日の波質によって不安定になっていましたが、胸〜肩サイズあればミドル〜アウトに波数や乗りしろをキープできていて、浮力の強いボードで滑れるエリアを確保している雰囲気でした。
    サンライズ3
    カレントを含めたサイズの落ち着きは以前より地形を改善傾向している状況ながら、まとまりを分断した深いエリアが際立ってしまい、日中の潮の多さでボヨつきが強まるとショートボードにとっては滑り難いセクションが目立っていた様子です。インサイドに絡むカレントセクションがショアブレイクのまとまりに癖を強めているので、手前の対応がメインになる腹〜胸以下のコンディションはピークを残していても形に対してスムーズに進入するアプローチができなくなりそうでした。最近のサイズは右側のレギュラーの範囲が狭くなっている傾向なので、形や距離感を残しつつ横移動を制限されたブレイクが目立っています。

    東浪見

    11/12水曜日の11時頃。満タンの潮止まりです。
    11/11火曜日を除くとサイズ不足は防げていたので、バラけた地形のまとまりにもミドル〜アウトの対応をキープしたものの、前回以降もオンショアの余韻が残る反応にハッキリしない形や乗り心地を増やされてしまい、11/7金曜日のオフショアに届いた余計なサイズが今回も素直な反応をハードな状態にしていました。
    東浪見1
    一宮やサンライズ方面のような面ツルはないものの北西コンディションに助けられてヨレや重なりが少ない波が残り、朝を基準にすると風も弱まるタイミングを探れていたので、落ち着いてからのサイズに予想以上のチャンスを狙えていましたが、お手頃な胸〜肩ブレイクは力不足な印象が強まり、先月からの荒れた地形の影響を受けて距離や形が定まらないコンディションになっていました。しかし、前回の期間からはカレントの悪質な働きが解消され、地形の複雑さの中で反応は改善傾向なので、深いセクションのボヨつきは気になりつつ、アウトに散らばったブレイクがカレントの弱まりとともに手前にまとまり始め、途切れながらも正面エリアで乗りつなげるエリアはレギュラーの雰囲気を取り戻して形が定まっていました。
    東浪見2
    地形にバラつきが目立ち、範囲は狭い状態ですが、比較的浅さをキープした仕上がりは同じ胸〜肩でピークを選べていて、ミドル〜インサイドを基準にするとこの日はサンライズよりショートボードで滑れるセクションが確保されていたかもしれません。
    東浪見3
    北東コンディションが右側の地形の被害を大きくしていますが、ミドル〜アウトに片寄った仕上がりは堤防周辺のピークのまとまりを維持していたので、浮力の強いボードで乗り繋ぐレギュラーにも潮の動きが加わればファーストセクションのスムーズさが復活しそうです。

    志田

    11/12水曜日の14時頃。日中の動きはほとんどありませんが、潮は引きに向かうハーフタイドの時間帯です。
    オンショアの余韻が残る状態が残念な雰囲気ではありましたが、南西に変化した11/7金曜日のコンディションはここにとって限られたオフショアのチャンスとなり、更新頃の低気圧が残したウネリによってハードなオーバーヘッドのブレイクが復活していたものの、風のヨレが解消されたこの日の反応は上級者にとって腕試し的な波でもあったので、前回以降も週一のオフショアセッションに見応えがあったと思います。
    志田1
    その後も北西コンディションのタイミングに合わせて朝の風が弱まるタイミングが残されていて、11/10月曜日にかけてウネリの波質を残した胸〜肩ブレイクを狙えていたので、ヨレや重なりがボヨついた反応を増やしていながら、浅さをキープしたここの地形は他よりも力のあるフェイスを滑れていた印象です。
    志田2
    11/11火曜日の落ち着きは物足りなさを感じつつ、北東コンディションが手伝ってキープしているサイズ感に助けられてここ数日もポイントを広く使えていて、先月の荒れ具合いと比べるとオンショアでも風が弱まれば練習になる波を探せていた様子です。
    志田3
    今月からはお手軽なサイズや力の弱い風波の反応が多く、ここもカレントの余計な働きは抑えされているようですが、これまでの荒れ具合いで左側の形がボケてしまい、正面エリアのカレントセクションの反応がハッキリしなくなっているので、右側のレギュラーにまとまりを取り戻しつつも不安定な形やワイドなピークが目立ち、胸・肩〜スモールサイズの対応が難しくなっている傾向です。潮が多くても正面〜右側のスムーズさは確保していたようですが、活躍していた地形の反応が乏しくなり、ピークを見つけても前回より距離を狙い難い状態です。

    太東

    11/12水曜日の15時頃。変化はないものの潮は干潮に近い時間帯です。
    遅れて届いた必要以上のウネリに対してここの遠浅な地形と控えめな反応は避難所として混雑が激しくなっていましたが、南西コンディションに変化した11/7金曜日は唯一のオフショアを狙えていたので、整い具合いと反応の素直さは他にはない形のまとまりと距離を復活させ、前回以降も週一の出番でパーフェクトに近いコンディションを狙えたと思います。
    太東1
    風を防いだポイントを含めても胸〜肩サイズの対応に物足りなさを感じる地形が目立ち、風の弱まりに合わせても志田や東浪見のようにオンショアの余韻が解消されず、基本的に不安定なブレイクが増えていた期間でしたが、オンショアの重なりやヨレは目立っていたものの、地形が形成するレギュラーと距離感は腰〜腹・胸サイズで他よりも信頼できる形が安定していたので、悪影響の中に遊べる波を残していて、この日に関してもセットの胸ブレイクはショートボードで滑れるフェイスをキープしていました。
    太東2
    これまでの地形の荒れ具合いは堤防よりアウトからの反応をワイドにしている傾向でしたが、ここにとっても余計なカレントが解消された事でまとまりを取り戻すきっかけが増えていたので、腰前後のサイズに対応する手前のコンパクトなセクションも確保している様子です。
    太東3
    日中の潮の動きがスモールコンディションの対応を制限しているものの、ロングボードで遊べる波を十分維持していると思います。

    夷隅

    11/12水曜日の16時頃。潮は干潮の潮止まりです。
    北西コンディションに面ツルや整った反応を狙えていたので、前回以降も半分以上はオフショアのチャンスが残り、広がったインサイドの地形とお手軽なサイズでコンパクトなショアブレイクに期待できる雰囲気ではありましたが、ウネリよりも風波のサイズ感が力不足な印象を強めていて、セットに関しては乗りしろを探せていたものの、日中の潮の動きが足りず、波数の少なさやエリアの狭さにボヨきを強調され、No.1の地形の広がりに対してもハッキリしない対応が続いていました。
    夷隅1
    11/7金曜日のサイズアップに可能性がありつつ、やはり動きのないに潮汐に好条件を期待できなかったので、ボヨつきが解消されないままカレントにまかせたブレイクが多くなり、反応を狙えても特別な乗り心地やセクションはなかったと思います。
    夷隅2
    この日の様子からも距離は狙えずの状況ながら、確保されたショアブレイクセクションにシフトする形のまとまりはピークのきっかけになっていて、サイズ不足と言うよりも潮の動きに妨害されていた印象です。
    夷隅3
    ここ数日は朝の潮位の方が無難な対応を探せていますが、引きに向かう変化は狙えていないのでボヨつき傾向は変わらず、サイズやカレントの落ち着きは地形に働きかける要因もなくなり、サイズや風向き加えて不都合なコンディションが増える時期になったようです。

    今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。

    前回(11/6)の更新頃に通過した低気圧からのウネリが届き、形を保てていないアウトからのブレイクが増えてしまい、11/7金曜日のクローズ気味たサイズはとても楽しめる雰囲気ではありませんでした。
    ただ、午前中は無風のような状態を確保しながら午後の南西コンディションにかけて反応を整えてくれたので、オンショアの余韻でヨレが残る状態から始まったものの、志田周辺のポイントにとって限られたオフショアを狙えるチャンスとなり、この時も週1の南西コンディションとウネリの反応が上級者のヤル気を焚き付けるチューブを形成し、太東の控えめなサイズと形のまとまりはビジター向けな対応で賑わっていたと思います。
    さて、この先の波についてですが、高気圧からの東ウネリの雰囲気と南西コンディションで久しぶりにお手軽サイズのオフショアを楽しめていて、 荒れた地形にとっても胸〜肩の反応があればミドル〜アウトでスムーズに滑れるセクションをキープし、カレントの弱まりも以前と比べると控えめなサイズの反応をまとめているように思えます。
    地形を分断したセクションのボヨつきは解消されず、形を区切られたり腹〜胸以下のハッキリしないブレイクが気になり、ショアブレイクを遊べるインサイドの仕上がりも安定していない状況です。
    大陸からの高気圧が沖に抜けると日〜月曜日(11/16~17)に再びオフショアを期待できる予報ではありますが、接近中の北東コンディションに十分なウネリを期待できない状況でもあり、風波の勢力が強まるとお手軽ブレイクからサイズ不足に急変するかもしれません。
    その後の北西コンディションには一宮方面で整った波を探せる様子ながら、今回の西高東低にウネリのきっかけを期待できないので、今のところ次回にかけてサイズの落ち着きが乏しい反応を増やす予想です。
    ここ数日の満タン時にもアウト寄りに狙えるブレイクを残しているので、午前中の潮の動きに狙い目を維持できているものの、来週(11/17週)からの満タンは前回よりもボヨつきを強める潮位でもあり、ウネリが落ち着いてしまうと午後の対応がショアブレイクに限定されそうな雰囲気です。

    最後に、水温ですが、南からの澄んだ潮が温かさを残していますが北西コンディションで届く潮に関しては低下傾向なので、17〜18℃がメインの水温と外気の冷え込みにジャーフルの対応が厳しくなってきました。