太東・堤防横 波情報
※1日前の情報をサンプル表示
強めの北より風をかわす場所が遊びやすそうです。
UPDATE 12/08 17:15
〈現況〉
夕方も、最大ムネ程度。日中も西〜南西風はさほど強まらず、コンディションは乱れることなく、終日1アクション程度は出来るポイントが多くありました。
〈気圧配置〉
低気圧はカムチャツカ半島へ進み、高気圧は東シナ海へ移動し、一時的に西高東低の気圧配置となる見込み。

〈風〉
北よりの風が強めに吹き続ける。
〈ウネリ〉
アリューシャン付近の低気圧からの北東ウネリの残りや、日本のはるか東の高気圧からの東〜南東ウネリで最大ムネ程度はあるが、北部・片貝漁港・太東・大原海水浴場はスモールサイズとなる。
〈今後と狙い目〉
オフショアとなる北部〜片貝方面は遊びやすいでしょう。風が強すぎるようであれば、かわす堤防付近へ向かいましょう。
一宮周辺はサイド〜オンショアの影響を受けたスタートとなります。ハードにはならなそうですが、風をかわすTバー付近が無難となるでしょう。
(S50)
☆観測スタッフのコメント
・一時南西風が強めに吹きましたが、影響は少なく整ったコンディションで出来ていたピークが多かったです。
・日中は外気温が20℃近くまで上昇し、水は冷たいですが快適にサーフィンできた1日だったのではないでしょうか。
・水温を測りながらサーフィンした、スタッフ2名の感想です↓。
①11:00頃→スタッフ(Lore)
『10:50~11:30(潮位115~104cm)頃、一宮ポイントの中央堤防右に入ってきました!波は良かったですが、set間隔が長かったので短時間では全然乗れず、ミドルサイズのライトに1アクションだけでした...。
でもミニボードに乗った上手い方は同じくミドルサイズのライトで4アクション決めてました!水温は13.9℃で、3回連続ドルフィンしたら頭がキーンと痛くなりました。』
②9:00頃→スタッフ(S50)
『中央堤防の左右どっちも良い!水温は13.8℃、俺もグローブ着けてみたら身体が温かかったよ!』
(kiyot)
ビギナーアドバイス
北部〜片貝方面が練習しやすそうですが、大きめの波やホレた波、堤防付近などのカレントには十分に注意しましょう。
タイド
太東
今後の風と波(気象)
・一宮
更新予定時刻
07:00 / 11:00 / 18:45
プロサーファー週間地形レポートへ
週間波予想
12/08(月) 11:15
(S50)
11(木)は北部〜片貝方面、12(金)は一宮周辺がチョッピーでハード気味に。14(日)は大半のポイントがクローズアウトする恐れがあります。
ウネリの期待度(千葉北)

10(水)

11(木)

12(金)

13(土)

14(日)
SAMPLE
12/10(水)
予想天気図
(AM09時)
気象庁Waveシミュレーター
(AM09時)
Noaa Waveシミュレーター
(AM09時)
低気圧がオホーツク海をゆっくりと北上し、日本海は気圧の谷となる。また、高気圧が日本の東と西日本付近に移動する見込み。
はるか東の高気圧からの東〜南東ウネリで最大ムネ程度はあり、北西よりの風が弱い予報なので、レベル問わず遊びやすい1日となりそうです。
12/11(木)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
⽇本海に発⽣する低気圧が北⽇本を通過して千島近海へ進み、⼤陸の⾼気圧が張り出して⽇本付近は冬型の気圧配置となる見込み。
はるか東の高気圧からの東〜南東ウネリで最大ムネ程度のスタートですが、後半は低気圧の影響で強まる南西の風波でハラ〜カタサイズの場所が多くなりそうです。
沿岸部では前半は北西よりの風が弱く、後半は南西風が強まる予報なので、北部〜片貝方面は次第にオンショアとなり、チョッピーでハード気味な場所も多くなりそうです。早めか、風をかわす堤防付近へ向かいましょう。一宮周辺は終日オフショアとなりますが、こちらもまずは風が強まる前に入っておくのが良いでしょう。
12/12(金)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
⼤陸の⾼気圧が⽇本海へ移動する見込み。
南西の風波は弱まり、サイズダウン傾向の場所は多いですが、寒気の影響で強まる北より風波が強まり一宮周辺はハラ〜カタサイズを維持しそうです。
沿岸部でも強い北よりの風が吹き続ける予報なので、一宮周辺はチョッピーでハード気味な場所もありそうです。風をかわすTバー付近が無難です。
北部〜片貝方面はオフショアとなる場所は多いですが、強い風がネックとなりそうなので、こちらも風をかわす堤防付近などが良さそうです。
12/13(土)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
⾼気圧が⽇本の東へ移動し、低気圧が⽇本海⻄部と⻄⽇本の南へそれぞれ進む見込み。
寒気の影響による北よりの風波は残るも、アリューシャン方面へ遠かった低気圧やはるか東にあった高気圧の影響による東よりのウネリがメインとなり一宮周辺でも最大ムネ程度にダウンしそうです。
沿岸部では、やや強めの北よりの風は後半以降は弱まる予報なので、一宮周辺のコンディションは徐々に回復傾向となるでしょう。
12/14(日)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
⽇本海の低気圧は北⽇本付近へ進む。本州南岸の低気圧が三陸沖へ進む見込み。
接近する低気圧の影響で強まる南よりの風波やウネリでムネ〜頭サイズにアップしたスタートになり、次第に大半のポイントがクローズアウトする恐れがありますが、片貝漁港・太東・大原海水浴場は出来る可能性はあります。
★気象庁発表の予報に基づいて予想しておりますが、その予報が変わると週間波予想も変わってくるため、毎日更新される最新の気象情報や週間波予想のチェックをお勧めします。
更新予定時刻
12:00
8日目以降の天気図/波浪予想
12/15(月) AM09時
12/16(火) AM09時
12/17(水) AM09時
12/18(木) AM09時
12日以降の波浪予想
12/19 (AM09時)
12/20 (AM09時)
12/21 (AM09時)
12/22 (AM09時)
UPDATE 11/20
皆さん、お疲れ様です!波情報BCM「プロサーファー週間地形レポート」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。
前回(11/13)の更新以降も以前のような厄介なサイズアップはなく、週一の南西コンディションが確保され、北西コンディションや朝凪の風の弱まりに合わせてヨレや重なりの少ない反応を探せていました。ただ、アウト重視に広がった地形に反応がなくなってしまい、穏やかなコンディションはカレントとの重なりが形のきっかけになっていた地形のブレイクを手伝ってくれないので、ピークも激減し、ワイドなショアブレイクしか狙えないポイントも増えていました。潮の動きにも地形を活かせる変化はほとんどなく、干潮時のバラつきや上げ際のフェイスのボヨつきに負けたブレイクは物足りなさが際立っていました。
それでは、地形レポートです!
一宮
11/19の8時頃。潮は引きに向かう干潮に近い時間帯です。


サンライズ
11/19の9時頃。潮は干潮寸前です。


東浪見
11/19の10時頃。干潮の潮止まりです。
気圧配置にきっかけがなくては北東コンディションで届くウネリも期待できず、この日の反応も浮力の強いボードなら滑れるかもしれませんが、横移動や距離を狙えない乏しいブレイクばかりです。


志田
11/19の13時頃。潮は上げに向かうハーフタイドをすぎた時間帯です。


太東
11/19の14時頃。潮は満タンに近い時間帯です。


夷隅
11/19の15時頃。満タンの潮止まりです。


今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。
上記の通り、腰〜腹サイズのキープは浮力のあるボードで気軽に楽しみ易い雰囲気やビギナーにとってもお手頃なブレイクを狙えていましたが、更新頃にリセットされたウネリはその後も復活を期待できず、オンショアの波質が見た目以上に力不足な反応だったので、分断やまとまりの悪さが気になる地形に対してはフェイスの狭い波が増えてしまい、ハッキリしない形と力の弱い乗り心地が対応できる地形を限定していた印象です。
さて、この先の波についてですが、気圧配置の入れかわりが頻繁な予報ながら、この先もコンディションの変化の中にオフショアや風が弱まるタイミングを狙えそうです。低気圧や高気圧の通過もあって、若干のサイズやウネリの雰囲気を取り戻せる可能性はありますが、勢力とコースからはハッキリしたきっかけはなく、北西や南西の風を受けて落ち着きが早まると地形に対して物足りないブレイクが目立つかもしれません。
志田周辺や一宮の一部では潮位の高さに対応できるエリアも残されていますが、風波の力の弱さがブレイクを鈍くしているので、潮の動きが小さくなる期間に特別な変化を期待できず、ウネリが復活しても起伏の激しい地形が癖の悪いボヨつきやカレントセクションの重なりを誘発しそうです。アウトの地形に反応するサイズになればスムーズに滑れるフェイスや距離を遊べるブレイクを探せるものの、インサイド〜ミドルエリアの仕上がりはスモールコンディションの対応が不安定で、今のところショアブレイクのまとまりも定まっていません。
最後に、水温ですが今月に入ってからは水温の低下が進み、前回(17~18℃)よりもまた1℃下がっている16℃前後といった状況ですが、最近の一桁台の最低気温や日中の冷え込みには外気を重視した対応が無難な様子で、起毛のフルスーツやブーツの装備を意識させられています。


