太東・堤防横 波情報
※1日前の情報をサンプル表示
広い範囲でオフショアのスタートとなりそうです。
UPDATE 12/04 17:00
〈現況〉
夕方は多少ウネリの反応が良くなりムネ〜頭サイズが中心。オフショアは弱まり、コンディションアップして遊びやすく、1アクション程度は出来る波も豊富にあり、一宮はなんとか楽しめる△40評価を維持していました!
〈気圧配置〉
低気圧が北陸地方~東北南部を通過。大陸の高気圧が東シナ海に中心を移し、日本付近の冬型の気圧配置は次第に緩む見込み。

〈風〉
西よりの風が吹き、日中はやや強まる。
〈ウネリ〉
アリューシャン付近にある低気圧からの周期の長い北東〜東ウネリは勢力を弱め、ハラ〜カタサイズが中心となり、北部や片貝漁港・太東・大原海水浴場は最大ハラ程度となる。
〈今後と狙い目〉
広い範囲でオフショアとなりそうです。早朝や日中は強く吹いてしまう可能性もありますが、多少面がザワつく程度で長くは続かなそうなので、しっかりしたウネリで楽しめるポイントはあるでしょう。
北部はサイド〜オンショアが吹きそうな場所もあるので、状況に応じて風をかわす吉崎周辺の堤防付近をチェックしてみるのが良いでしょう。
★本日の一宮の水温は14.7℃(計測者:S50)まで低下しました。早朝はフル装備をオススメします。
(S50)
☆観測スタッフのコメント
・今日は風向き&強さが不安定で、「やや強〜強」で吹く時間帯もありましたが、それほど大きくは崩れずに、△継続するピークが沢山ありました。
・中でも一宮ヘッドランド間には、コンスタントに△の波があり、終日人気でした。
・明日はサイズは下がりそうですが、幅広いレベルの方が練習出来る波がありそうです。
(kiyot)
ビギナーアドバイス
落ち着いたサイズのポイントへ向かうのがオススメです。ただし、ホレた波や堤防付近などのカレントには十分に注意しましょう。
タイド
太東
今後の風と波(気象)
・一宮
更新予定時刻
07:00 / 11:00 / 18:45
プロサーファー週間地形レポートへ
週間波予想
12/04(木) 10:45
(S50)
期間を通して最大ムネ程度。12/9のみ北〜北東風が強めに吹きそうですが、他は概ね穏やかそうです。
ウネリの期待度(千葉北)

06(土)

07(日)

08(月)

09(火)

10(水)
SAMPLE
12/06(土)
予想天気図
(AM09時)
気象庁Waveシミュレーター
(AM09時)
Noaa Waveシミュレーター
(AM09時)
高気圧が日本付近へ移動するが、気圧の尾根が東日本から西日本付近へのびる見込み。
アリューシャン付近にある低気圧からの周期の長い北東〜東ウネリや日本のはるか東にある高気圧の吹き出しによる東〜南東ウネリでコシ〜ムネサイズが中心となり、北部や片貝漁港・太東・大原海水浴場はスモールサイズとなりそうです。
沿岸部では前半が北よりの風が吹き、後半は東よりの風に変わるも、終日穏やかな予報なので、大きくコンディションを乱すことなく出来そうです。
12/07(日)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
⼤陸の⾼気圧が⽇本の南に張り出す。低気圧がオホーツク海に進み、⽇本海が気圧の⾕になる見込み。
アリューシャン付近にある低気圧からの周期の長い北東〜東ウネリや日本のはるか東にある高気圧の吹き出しによる東〜南東ウネリでコシ〜ムネサイズが中心となり、北部や片貝漁港・太東・大原海水浴場はスモールサイズとなりそうです。
沿岸部では前半が西〜北西の風が吹き、後半は東よりの風に変わるも、この日も終日穏やかな予報なので、大きくコンディションを乱すことなく出来そうです。
12/08(月)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
低気圧が発達しながらオホーツク海に進む見込み。
高気圧の吹き出しによる東〜南東ウネリがメインとなり最大ハラ程度となりそうです。
沿岸部では前半が西よりの風が吹き、後半は北よりの風に変わるも、この日も終日穏やかな予報なので、大きくコンディションを乱すことなく出来そうです。
12/09(火)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
⼤陸の⾼気圧が⽇本付近に張り出し、⽇本付近は冬型の気圧配置となる見込み。
高気圧の吹き出しによる東〜南東ウネリや北〜北東の風波も多少あり、一宮周辺はムネ程度にアップしそうです。
沿岸部でも強めの北〜北東の風が強めに吹き続ける予報なので、作田や一宮周辺はチョッピーとなりそうです。北部や片貝の堤防付近や一宮周辺のTバー付近が無難となるでしょう。
12/10(水)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
⾼気圧が⻄⽇本付近に移動し、気圧の⾕が北⽇本を通過する見込み。
高気圧の吹き出しによる東〜南東ウネリや北〜北東の風波も多少あり、一宮周辺でも最大ムネ程度となりそうです。
沿岸部では前半は北よりの風が吹き、後半は南よりの風に変わるも、終日穏やかな予報なので大きくコンディションを乱すことなく出来そうです。
★気象庁発表の予報に基づいて予想しておりますが、その予報が変わると週間波予想も変わってくるため、毎日更新される最新の気象情報や週間波予想のチェックをお勧めします。
更新予定時刻
12:00
8日目以降の天気図/波浪予想
12/11(木) AM09時
12/12(金) AM09時
12/13(土) AM09時
12/14(日) AM09時
12日以降の波浪予想
12/15 (AM09時)
12/16 (AM09時)
12/17 (AM09時)
12/18 (AM09時)
UPDATE 11/20
皆さん、お疲れ様です!波情報BCM「プロサーファー週間地形レポート」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。
前回(11/13)の更新以降も以前のような厄介なサイズアップはなく、週一の南西コンディションが確保され、北西コンディションや朝凪の風の弱まりに合わせてヨレや重なりの少ない反応を探せていました。ただ、アウト重視に広がった地形に反応がなくなってしまい、穏やかなコンディションはカレントとの重なりが形のきっかけになっていた地形のブレイクを手伝ってくれないので、ピークも激減し、ワイドなショアブレイクしか狙えないポイントも増えていました。潮の動きにも地形を活かせる変化はほとんどなく、干潮時のバラつきや上げ際のフェイスのボヨつきに負けたブレイクは物足りなさが際立っていました。
それでは、地形レポートです!
一宮
11/19の8時頃。潮は引きに向かう干潮に近い時間帯です。


サンライズ
11/19の9時頃。潮は干潮寸前です。


東浪見
11/19の10時頃。干潮の潮止まりです。
気圧配置にきっかけがなくては北東コンディションで届くウネリも期待できず、この日の反応も浮力の強いボードなら滑れるかもしれませんが、横移動や距離を狙えない乏しいブレイクばかりです。


志田
11/19の13時頃。潮は上げに向かうハーフタイドをすぎた時間帯です。


太東
11/19の14時頃。潮は満タンに近い時間帯です。


夷隅
11/19の15時頃。満タンの潮止まりです。


今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。
上記の通り、腰〜腹サイズのキープは浮力のあるボードで気軽に楽しみ易い雰囲気やビギナーにとってもお手頃なブレイクを狙えていましたが、更新頃にリセットされたウネリはその後も復活を期待できず、オンショアの波質が見た目以上に力不足な反応だったので、分断やまとまりの悪さが気になる地形に対してはフェイスの狭い波が増えてしまい、ハッキリしない形と力の弱い乗り心地が対応できる地形を限定していた印象です。
さて、この先の波についてですが、気圧配置の入れかわりが頻繁な予報ながら、この先もコンディションの変化の中にオフショアや風が弱まるタイミングを狙えそうです。低気圧や高気圧の通過もあって、若干のサイズやウネリの雰囲気を取り戻せる可能性はありますが、勢力とコースからはハッキリしたきっかけはなく、北西や南西の風を受けて落ち着きが早まると地形に対して物足りないブレイクが目立つかもしれません。
志田周辺や一宮の一部では潮位の高さに対応できるエリアも残されていますが、風波の力の弱さがブレイクを鈍くしているので、潮の動きが小さくなる期間に特別な変化を期待できず、ウネリが復活しても起伏の激しい地形が癖の悪いボヨつきやカレントセクションの重なりを誘発しそうです。アウトの地形に反応するサイズになればスムーズに滑れるフェイスや距離を遊べるブレイクを探せるものの、インサイド〜ミドルエリアの仕上がりはスモールコンディションの対応が不安定で、今のところショアブレイクのまとまりも定まっていません。
最後に、水温ですが今月に入ってからは水温の低下が進み、前回(17~18℃)よりもまた1℃下がっている16℃前後といった状況ですが、最近の一桁台の最低気温や日中の冷え込みには外気を重視した対応が無難な様子で、起毛のフルスーツやブーツの装備を意識させられています。


