太東・堤防横 波情報
※1日前の情報をサンプル表示
まずは風の弱い朝のうちのサーフィンがオススメ
UPDATE 12/07 17:15
〈現状〉
前半の千葉北エリアは、弱い北西~西寄りの風で、整ったコンディションの場所が多くなっていた。サイズはハラ~カタ前後が中心で、飯岡方面や片貝・漁港た、太東などはしっかりとウネリを軽減出来ていた。なお、片貝方面や一宮周辺では作田やサンライズ、東浪見で△評価のスタートとなっていた。
日中以降も、引き続き弱い北西~西寄りの風で、全域に概ね面の整ったコンディション。北部エリアはモモ~ハラ前後の場所が多くなっていたが、椎名内などでは1アクション出来る波があった。また、片貝方面や一宮周辺はハラ~カタサイズをキープし本須賀や作田、一宮~東浪見で△評価の波で楽しめるコンディションとなっていた。
夕方は東寄りの風が吹く場所が多くなっているが、さほど強まることはなく引き続き多くの場所でアクション入るコンディション!片貝方面は本須賀や作田、片貝・新堤、一宮周辺は一宮やサンライズ、東浪見で△評価で遊べる波がある!
〈気圧配置〉
明日の日本付近は、日本海の低気圧が発達しながら千島近海に進み、寒冷前線が北~西日本を通過する見込み。また、日本の南の高気圧は次第に不明瞭になり、フィリピンの東~南鳥島近海の前線はほとんど停滞する模様。

〈風〉
終日南西~西寄りで、後半は次第に強まる予報。
〈ウネリ〉
アリューシャン方面の低気圧からの北東~東寄りのウネリが落ち着きつつも続き、後半は北日本を進む低気圧の影響で南寄りのウネリも反応して、コシ~ムネ・最大カタ前後の場所が多くなる予想。
〈今後と狙い目〉
前半は風が弱く、全域でコンディション良く滑れる波がありそう。ただし、後半は北部エリアや片貝方面は風の影響を受けてしまそうなので、まずは早めの1ラウンドが良いだろう。なお一宮周辺は終日大きく面を乱されることなく遊べそうだ。
(sho)
☆観測スタッフのコメント
・今日も人気となった一宮ポイントの中央堤防右ライト狙いで15時(潮位146cm)過ぎまでサーフィンした2名の感想です。
★毎日のように一宮ポイントでサーフィンしているベテランサーファーの方
「混んでるしメンツも濃くて中々乗れないけど、波は今が1番いいよ!昨日みたいにボヨつきも強くないから今日は乗りやすい!」
★毎日のように一宮ポイントでサーフィンしている自称「萬年中級者」の方
「14〜15時が今が1番いいです!良すぎて海から中々上がれない感じでした(笑)!元プロサーファー(大ベテラン)の方は、1stターンで縦〜カービング〜再び張ってくるミドルセクションでまた縦行けてました!」
※ライトの波を求める方は、明日も狙い目のピークとなりそうです。
※明日も、他者への十分な配慮を宜しくお願い致します。
・今日の夕方に一宮ポイントのヘッドランド際に水温計を投げ入れの計測14.3℃でした。
※数値的にも、サーファーズイヤーが気になる方はヘッドキャップの着用をオススメします。
(Unity)
ビギナーアドバイス
北部エリアや片貝方面であれば前半の飯岡方面や片貝・漁港、一宮周辺であれば太東などが練習しやすいコンディションとなりそうです。
タイド
太東
今後の風と波(気象)
・一宮
更新予定時刻
07:00 / 11:00 / 18:45
プロサーファー週間地形レポートへ
週間波予想
12/07(日) 10:50
(sho)
10(水)、11(木)は比較的風も弱く遊びやすいコンディションとなりそう。12(金)はサイズアップするものの、北寄りの風の影響も受けてしまいそうだ
ウネリの期待度(千葉北)

09(火)

10(水)

11(木)

12(金)

13(土)
SAMPLE
12/09(火)
予想天気図
(AM09時)
気象庁Waveシミュレーター
(AM09時)
Noaa Waveシミュレーター
(AM09時)
低気圧が発達しながらオホーツク海を北上し、高気圧が朝鮮半島付近へ移動して、冬型の気圧配置は西から緩む模様。
風は終日北寄り~北東が強めに吹く予報。
北東~北寄りの風波や、日本のはるか東にある低気圧からの東ウネリが反応して、片貝方面や一宮周辺はハラ~カタ前後の場所が多くなる予想。
片貝方面や一宮周辺は北寄り~北東風の影響を受けてしまいそうなので、片貝・新堤や一宮やサンライズの堤防南側のピークをチェックしたい。北部エリアはやや小振りなサイズが中心となりそうだが面良く滑れる波が続く見込み。
12/10(水)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
低気圧がオホーツク海をゆっくりと北上し、日本海は気圧の谷となる見込み。また、高気圧が日本の東と西日本付近に移動する模様。
風は終日概ね弱い北寄り~北西が吹く予報。
高気圧からの吹き出しによる南東~東ウネリが続き、コシ~ムネ前後の場所が多くなる予想。
終日風は弱く、全域で面を乱されることなく滑れる波が続きそうだ。ただし、後半にかけてウネリは次第に弱まる見込みなので、サイズを求める方は早朝~前半のうちに一宮周辺の堤防南側でサーフィンしておくのが良いだろう。
12/11(木)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
気圧の谷が北日本付近を通過して日本の東へ進み、大陸の高気圧が張り出して日本付近は冬型の気圧配置となる模様。
風は前半は弱い北西で、後半は西寄り~南西がやや強まる予報。
高気圧からの吹き出しによる南東~東ウネリが続き、コシ~ムネ・最大カタ前後の場所が多くなる予想。
前半は弱いオフショアとなる場所が多くなりそうなので、コンディション良く遊べる波が期待出来る。また、一宮周辺であれば、後半も面を乱されることなく遊べる波が続きそうだ。
12/12(金)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
北日本付近は冬型の気圧配置が続き、大陸からの高気圧が朝鮮半島北部へ移動する模様。
風は終日強めの北寄りが吹く予報。
通過した気圧の谷や千島近海へ進む低気圧などの影響で前半は南寄りのウネリが続き、後半は北寄りの風波が反応して、ハラ~カタ・最大頭前後の場所が多くなる予想。
北部エリアは終日面良く滑れる波がありそう。片貝方面や一宮周辺は北寄りの影響を受けてしまいそうだが、まとまりに欠けつつもサイズアップしてきそうなので、対応出来る方は片貝・新堤や一宮周辺の堤防南側のピークを中心にチェックしたい。
12/13(土)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
高気圧が日本の東へ移動し、低気圧が日本海西部へ進む模様。
風は前半は北寄り~北東で、後半は次第に弱まる予報。
北寄りの風波は次第に落ち着くが、高気圧からの吹き出しなどによる東ウネリが続き、コシ~ムネ・最大カタ前後の場所が多くなる予想。
風は次第に弱まる予報なので、広い範囲で遊びやすいコンディションとなってきそうだ。ただしウネリも徐々に弱まりそうなので、サイズを求める方は早めの時間帯に一宮周辺の堤防南側のでサーフィンするのが良いだろう。なお、北部エリアは落ち着いたコンデイションとなりそう。
★気象庁発表の予報に基づいて予想しておりますが、その予報が変わると週間波予想も変わってくるため、毎日更新される最新の気象情報や週間波予想のチェックをお勧めします。
更新予定時刻
12:00
8日目以降の天気図/波浪予想
12/14(日) AM09時
12/15(月) AM09時
12/16(火) AM09時
12/17(水) AM09時
12日以降の波浪予想
12/18 (AM09時)
12/19 (AM09時)
12/20 (AM09時)
12/21 (AM09時)
UPDATE 11/20
皆さん、お疲れ様です!波情報BCM「プロサーファー週間地形レポート」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。
前回(11/13)の更新以降も以前のような厄介なサイズアップはなく、週一の南西コンディションが確保され、北西コンディションや朝凪の風の弱まりに合わせてヨレや重なりの少ない反応を探せていました。ただ、アウト重視に広がった地形に反応がなくなってしまい、穏やかなコンディションはカレントとの重なりが形のきっかけになっていた地形のブレイクを手伝ってくれないので、ピークも激減し、ワイドなショアブレイクしか狙えないポイントも増えていました。潮の動きにも地形を活かせる変化はほとんどなく、干潮時のバラつきや上げ際のフェイスのボヨつきに負けたブレイクは物足りなさが際立っていました。
それでは、地形レポートです!
一宮
11/19の8時頃。潮は引きに向かう干潮に近い時間帯です。


サンライズ
11/19の9時頃。潮は干潮寸前です。


東浪見
11/19の10時頃。干潮の潮止まりです。
気圧配置にきっかけがなくては北東コンディションで届くウネリも期待できず、この日の反応も浮力の強いボードなら滑れるかもしれませんが、横移動や距離を狙えない乏しいブレイクばかりです。


志田
11/19の13時頃。潮は上げに向かうハーフタイドをすぎた時間帯です。


太東
11/19の14時頃。潮は満タンに近い時間帯です。


夷隅
11/19の15時頃。満タンの潮止まりです。


今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。
上記の通り、腰〜腹サイズのキープは浮力のあるボードで気軽に楽しみ易い雰囲気やビギナーにとってもお手頃なブレイクを狙えていましたが、更新頃にリセットされたウネリはその後も復活を期待できず、オンショアの波質が見た目以上に力不足な反応だったので、分断やまとまりの悪さが気になる地形に対してはフェイスの狭い波が増えてしまい、ハッキリしない形と力の弱い乗り心地が対応できる地形を限定していた印象です。
さて、この先の波についてですが、気圧配置の入れかわりが頻繁な予報ながら、この先もコンディションの変化の中にオフショアや風が弱まるタイミングを狙えそうです。低気圧や高気圧の通過もあって、若干のサイズやウネリの雰囲気を取り戻せる可能性はありますが、勢力とコースからはハッキリしたきっかけはなく、北西や南西の風を受けて落ち着きが早まると地形に対して物足りないブレイクが目立つかもしれません。
志田周辺や一宮の一部では潮位の高さに対応できるエリアも残されていますが、風波の力の弱さがブレイクを鈍くしているので、潮の動きが小さくなる期間に特別な変化を期待できず、ウネリが復活しても起伏の激しい地形が癖の悪いボヨつきやカレントセクションの重なりを誘発しそうです。アウトの地形に反応するサイズになればスムーズに滑れるフェイスや距離を遊べるブレイクを探せるものの、インサイド〜ミドルエリアの仕上がりはスモールコンディションの対応が不安定で、今のところショアブレイクのまとまりも定まっていません。
最後に、水温ですが今月に入ってからは水温の低下が進み、前回(17~18℃)よりもまた1℃下がっている16℃前後といった状況ですが、最近の一桁台の最低気温や日中の冷え込みには外気を重視した対応が無難な様子で、起毛のフルスーツやブーツの装備を意識させられています。


