夷隅 波情報
※1日前の情報をサンプル表示
全域にわたってクローズアウトしてしまう恐れがあります。
UPDATE 07/14 17:30
今朝は、まだ台風ウネリは反応しておらず、昨日と同様の北部はコシ〜ハラ・片貝〜一宮周辺はハラ〜カタサイズ。北東風がやや強まり始めてきており、風の合う北部や軽減する一部のポイントでなんとかアクション出来る程度の今ひとつな状況でした。
お昼頃までは、北〜北東風が強めに吹いており、やや波数が増えたポイントもありますが、台風らしいウネリの反応は見られず、場所を選んでアクションが出来ていました。
お昼過ぎに台風ウネリが入り出し、カタ〜ダブルに一気にサイズアップしてしまい、大半のポイントはクローズアウトに。
夕方は西〜南西風に変わり、オフショアの片貝漁港・志田下・太東と、オンショアの飯岡でも出来ていましたが、更にハード化する恐れがあるので十分に注意が必要な状況です。
明日は、太平洋高気圧を回る湿った空気が本州付近に流れ込みやすい状態が続く。一方、台風第5号は北海道地方を通ってオホーツク海へ進み低気圧に変わる見込み。
台風の影響により更に強い南〜南東ウネリが入ってくる上に、強い南風が吹く予報なので、全域にわたってクローズアウトとなってしまう恐れがあります。無理な行動は控えましょう。
(S50)
☆観測スタッフのコメント
・台風のウネリがなかなか入ってこないと思っていたところ、お昼過ぎに一気に入ってきて、ウネリを軽減出来る片貝漁港と太東以外はほぼクローズとなりました。
・夕方になり、風が合い再びまとまりが出て来ました。
・一時クローズだった志田下も、多少まとまりが出てきて、サイズを求める上級者が続々と集まっています。
(kiyot)
ビギナーアドバイス
危険なので海に入らないでください。
タイド
太東
今後の風と波(気象)
・一宮
更新予定時刻
07:00 / 11:00 / 18:45
プロサーファー週間地形レポートへ
週間波予想
07/14(月) 11:10
(S50)
ウネリの期待度(千葉北)

16(水)

17(木)

18(金)

19(土)

20(日)
SAMPLE
07/16(水)
予想天気図
(AM09時)

気象庁Waveシミュレーター
(AM09時)

Noaa Waveシミュレーター
(AM09時)

引き続き、太平洋⾼気圧を回る湿った空気が⽇本付近に流れ込みやすい状態が続く見込み。
台風の影響によるの強い南〜南東ウネリと強い南風で、大半のポイントはクローズアウトが続いている恐れはありますが、ウネリ・風を軽減する片貝漁港や太東であれば上級者の方を中心に出来てくる可能性があります。
07/17(木)
予想天気図(AM09時)

波浪予想(AM09時)

引き続き、太平洋⾼気圧を回る湿った空気が⽇本付近に流れ込みやすい状態が続く見込み。
台風の影響による南〜南東ウネリは、カタ〜頭オーバー程度のサイズに落ち着くでしょう。
朝から南風がやや強めに吹く予報なので、北部〜片貝方面はハードなコンディションとなってしまう恐れはありますが、風の影響を軽減する一宮周辺は出来そうです。
07/18(金)
予想天気図(AM09時)

波浪予想(AM09時)

引き続き、太平洋⾼気圧を回る湿った空気が⽇本付近に流れ込みやすい状態が続く見込み。
台風の影響によるウネリは弱まるも、北部は最大ムネ・片貝〜一宮周辺はカタ〜頭程度のサイズは残るでしょう。
朝から南〜南西風がやや強めに吹く予報なので、北部〜片貝方面の大半はコンディションが悪そうですが、一宮周辺の風の合うポイントでは十分にサーフィンを楽しめそうです。
07/19(土)
予想天気図(AM09時)

波浪予想(AM09時)

太平洋⾼気圧の張り出しが強まり、本州付近を広く覆う見込み。また、日本の南にある熱帯じょう乱(熱帯低気圧や台風に発達する可能性がある)が徐々に北上してくることが予想されています。
高気圧からの吹き出しによる南東ウネリがメインとなり北部は最大ハラ・片貝〜一宮周辺はムネ〜カタサイズにダウンするでしょう。
終日南風が吹き、日中以降はやや強まる予報なので、一宮周辺はサーフィンのしやすいコンディションを維持出来るポイントはありそうですが、北部〜片貝方面は風の弱そうな早めに入っておくのが良さそうです。
07/20(日)
予想天気図(AM09時)

波浪予想(AM09時)

引き続き、太平洋⾼気圧の張り出しが強まり、本州付近を広く覆う見込み。また、日本の南にある熱帯じょう乱(熱帯低気圧や台風に発達する可能性がある)が徐々に北上してくることが予想されています。
高気圧からの吹き出しによる南東ウネリで前日同様のサイズはあるでしょう。
風も前日同様で、終日南風が吹き、日中以降はやや強まる予報なので、北部〜片貝方面でサーフィンしたい方は風の弱そうな早めに入っておくのが良さそうです。
★気象庁発表の予報に基づいて予想しておりますが、その予報が変わると週間波予想も変わってくるため、毎日更新される最新の気象情報や週間波予想のチェックをお勧めします。
更新予定時刻
12:00
8日目以降の天気図/波浪予想
07/21(月) AM09時


07/22(火) AM09時


07/23(水) AM09時


07/24(木) AM09時


12日以降の波浪予想
07/25 (AM09時)

07/26 (AM09時)

07/27 (AM09時)

07/28 (AM09時)

UPDATE 07/03
皆さん、お疲れ様です!波情報BCM「プロサーファー週間地形レポート」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。
前回のチェック時に反応していた熱低からのウネリがお手軽なブレイクを届けてくれたものの、南東コンディションと重なった風波のような波質は複雑な形や乗り心地が目立ってしまい、力の弱さからもその後のオフショアによって落ち着きも早まり、更新頃には既にウネリをリセットされていた印象です。
それでは、地形レポートです!
一宮
7/2水曜日の9時半頃。潮の動きは小さいですが満タンから引き始める時間帯です。チェック時に反応していたウネリを失ってしまい、前回の更新頃には既にフラットを覚悟するような景色になっていたものの、前線が遠ざかりながら高気圧のから東風コンディションによってサイズのきっかけをキープできていたようなので、土曜日(6/28)の時点で腰〜腹サイズの波数が増え始め、日曜日(6/29)には予想以上にまとまったウネリの雰囲気を取り戻しながら胸〜肩近いセットのしっかりした乗り心地を狙えたと思います。


今のところ潮が増え始めてからのボヨつきにもウネリの力の弱さを感じているので、どちらかと言うと引きに向かう変化が基準の狙い目だったと思います。
サンライズ
7/2水曜日の10時半頃。潮は引き始めです。前回の更新直後のウネリの落ち着きで対応できる地形や狙える波が激減していたので、一時的にかなり具合いの悪い状況もありましたが、サイズのきっかけを取り戻した土曜日(6/28)の時点で、浮力の強いボードに頼ればその頃の干潮の大きさによってミドルエリアに距離を遊べるブレイクが見つかり、日曜日(6/29)からのウネリの雰囲気はハッキリしないブレイクや力の弱さはありつつ、予想以上の反応に意外や滑走できるセクションを狙えていたと思います。


やはり上げに向かう変化にボヨつきが気になりますが、ここ数日のサイズで滑れるセクションをキープしながら引きの変化と違う雰囲気を遊べていました。
東浪見
7/2水曜日の11時半頃。潮は引きに向かうハーフタイドの時間帯です。前線の復活を含めて前回の更新頃は期待できない状況でしたが、ここにとっても沖の高気圧のポジションが東風コンディションを届けてくれたので、土曜日から取り戻した腹サイズのセットにウネリの乗り心地を感じれていて、力は弱いものの東からの反応は日曜日の時点で胸〜肩近いブレイクが見つかり、前回と変わらず正面〜右側を基準にした地形の対応にボリュームアップしたフェイスを遊べていた印象です。


志田
7/2水曜日の12時半頃。潮はハーフタイドをすぎて干潮に近い時間帯です。オフショアコンディションに面ツルをキープしていたものの、一宮〜東浪見方面よりも控えめな反応はサイズアップが遅れて落着きが早まっていて、比較的狙える波数も少ない印象になっていました。


太東
7/2水曜日の14時頃。潮は干潮寸前です。前回の更新頃には既にウネリを失ってしまい、波数の少なさからもほぼほぼフラットの景色に戻っていたものの、東風コンディションで届いた高気圧の微妙なウネリの雰囲気がここにも反応してくれたので、控えめなサイズは他のポイントと比べて乏しい印象がありましたが、変わりなくキープしているレギュラーの安定したまとまりを狙えるチャンスとなり、日曜日(6/29)やこの日のサイズ感はロングボードを使って素直なブレイクを遊べていたと思います。


夷隅
7/2水曜日の15時頃。 干潮の潮止まりです。日曜日(6/29)やこの日の朝に反応した東ウネリはほとんどのポイントで胸サイズのセットを狙えていたので、ここにとっても対応できるサイズを期待したものの、日中の南風が悪条件になりながら地形に対してもショアブレイクを狙えるエリアすらなく、週を重ねるごとに印象が悪化している状況です。



今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。
上記の通り、前線の存在と南西コンディションにサイズを期待できない雰囲気になっていたので、週末にかけて膝〜腰範囲の厳しい対応を覚悟していましたが、午前中に東風のコンディションが絡むようになった土曜日の引き始めに腹サイズのセットが増え始め、微妙ながら高気圧の東ウネリを感じるブレイクが復活していました。
日中の引きの変化とオフショアによってペラペラなフェイスに変わり、上げ始めからの時間帯に関してもボヨつきが目立っていながら、ピークのまとまりや乗りしろのある波を探せていて、夕方のボリュームアップしたセットは前線の解除を確信できる景色だったと思います。
日曜日は潮の多さに対しても胸サイズのセットで朝から狙える波が見つかり、午前中の風の弱さと引きに向かう変化で形のまとまりとスムーズさを遊べていて、安定の狙い目は前日以上の距離を滑れていました。
その後も日中の南西コンディションのヨレや干潮の変化が気になっていたものの、水曜日までの期間はオフショアもサイズをリセットするほどの強さにはならずに済み、潮の動きが控えめになって事で極端な波の変化もなくなり、ウネリの波質をキープした乗り心地で一宮方面の肩近いセットや志田周辺の素直な腹〜胸ブレイクを探せる期間だったと思います。
さて、この先の波は台風の存在に期待が高まり、沖を通るコースは風の影響が少なく沖のウネリのきっかけを残してくれそうですね。
控えめな勢力と距離感からはハードなサイズにもならず、オフショアの雰囲気を含めてお手軽なコンディションを狙えそうです。
しかし、ここ数年の傾向でバックスウェルの反応が悪いので、ポジション的には通過後の北東ウネリに賞味期限の延長も期待したいですが、想定より落ち着きが早まったり、ピーク時の反応も意外や弱いかもしれません。
狙い目としてはサイズによって調整が必要だと思いますが、前半の比較的控えめな潮汐はショアブレイク重視な潮位が確保され、夕方にズレる干潮にも極端な変化や悪影響はなさそうなので、引き始めからの時間帯に合わせるのが無難な対応に思えます。
来週からの潮の動きに干満時のデメリットが発動する雰囲気ながら、ウネリの波質をキープできれば干潮前後の広範囲なブレイクは東浪見やサンライズの右側のような地形にとって活躍する可能性があり、上げ始めのボヨつきに対しても形のまとまりや波のボリュームアップを狙えて、ショアブレイクのフェイスに乗りしろが広がるかもしれません。
地形のバラつきが気になる状況からは残念ながら広範囲な反応に対応できるエリアが少なく、変化の最中にスムーズなセクションが途切れたり中途半端なフェイスの乗り心地に距離を短くされる時間帯もありそうです。
最後に、水温ですが、ウネリを届けた東風コンディションがじわじわと温かさを復活させてくれたので、再びシーガルやスプリングで問題ないタイミングもありましたが、少なからず南西コンディションは影響していて、今週の17〜18℃はフルスーツの出番が戻ってしまい、木曜日(7/3)の時点でさらに低下する予想です。