夷隅 波情報
※1日前の情報をサンプル表示
まずは早朝の風が弱い時間帯にサーフィンするのが良さそう
UPDATE 11/25 17:20
〈現状〉
前半の千葉北エリアは、弱い北寄り~西寄りの風で、サイズはコシ~ムネ前後が中心。オフショアとなっている場所が多く、全域で整ったコンディションとなっていた。また、片貝方面や一宮周辺では△評価の場所も複数あり、遊べるスタート。なお北部エリアは比較的小振りなサイズの場所が多くなっていた。
日中以降も弱い北西風の吹く場所が多く、全域で整ったコンディションとなっていた。また、片貝方面や一宮周辺はコシ~ムネサイズの△評価の場所も多くあり、楽しめる波が豊富にあった。
夕方も引き続き弱い北西風の吹く場所が多くなっている。北部エリアや片貝方面はややサイズダウンしモモ~ハラ前後となっているが、多くの場所で1アクションは可能となっている。また、一宮周辺はこの時間帯もハラ~ムネ前後をキープし、一宮~志田下では△のコンディションで遊べている!
〈気圧配置〉
明日の日本付近は、西~北日本は移動性高気圧に覆われる見込み。また、日本海の低気圧は次第に不明瞭化して、関東沖の前線を伴った低気圧は発達しながら日本の東へ進む模様。

〈風〉
終日北西で、日中以降は次第に強まる予報。
〈ウネリ〉
発達しながら日本の東へ進む低気圧からの南東~南寄りのウネリが続き、コシ~ムネ・最大カタ前後の場所が多くなる予想。
〈今後と狙い目〉
次第に風が強まる予報だが、風の合う場所も多く、コンディション良く滑れる波が続きそうだ。ただし後半は北西風によってウネリが抑えられてしまい、サイズダウンすることも考えられるため、まずは風が弱くしっかりとしたサイズの残りそうな前半のサーフィンがオススメ。
(sho)
☆観測スタッフのコメント
・今日、異なるポイントでサーフィンした4名の感想です。
★6時(潮位117cm)過ぎ〜8時(潮位131cm)過ぎまで御宿漁港ポイントでサーフ→BCMスタッフ(Unity)
「コンパクトサイズ(たまのset腹)ながら地形は悪くなく、基本30▽〜No.1ライドはラウンドハウス〜カービング〜コースターが(△35)出来ました!昨日の午後は今朝よりも1サイズ大きめで、No.1ライドはオフザリップ〜オフザリップ〜コースターが(△40)出来ました!ミドルタイドくらいからの上げ込みが比較的、波質は良さそうな印象です。水温は今朝は19.6℃あり、なんと!昨日は20.4℃もありました!一般的には全然ノーブーツOK温度です!そして御宿は海水がキレイで気持ちいい!」
★11時(潮位110cm)頃までサンライズポイントでサーフ→BCMスタッフ(Lore)
「中央付近に入ってきました!マスタープロの方が入っていらっしゃり、凄い2〜3アクションを決めてました!自分は少し左寄りのピークで1アクションでしたが、面が良い上にテイクオフのしやすい波でした!上手いサーフィンも見れたし、入って良かったです!水温は15.9℃でした。着替える時は震えましたが、セミドライとブーツを着用したので動いてれば暖かくなりました!」
★10時(潮位119cm)頃〜13時(潮位103cm)過ぎまで東浪見ポイントでサーフ→東京都港区在住のヨンライズと東浪見が大好きサーファー
「左〜北側階段正面は最初はライトけっこう良かったけど多分潮が引きに向かったからだと思う、波質ダウン傾向になったから最後はダッシュでパドルして右に行ったらライト2発行けた!でも上手い人(プロかな?)がレフト2発決めてるのを見たよ!俺は寒がりの方じゃないけど前回、足が冷えたから今回はブーツ履いたよ!」
★14時(潮位109cm)前まで白子ポイントでサーフ→BCMスタッフ(sho)
「13:45剃金16.1℃。下げいっぱいの時間帯で△35の波は少し減っていましたが、引き続き遊べます。ライト中心ですが、意外と堤防に向かうレフトも悪くないです。なお、河口付近からは緩いカレントが発生しており、ポジションキープは少し気を遣う感じでした。暑がりの私、装備は3mmラバーで問題なしです。」
・まだ少し早いかもしれませんが、最近は「ブーツ必要」という声もありますので本日より千葉北のウエット表記を「セミドライ〜ブーツ」に変更させて頂きました。
千葉エリアにはアクション可能なバンクが豊富にあります!
寒さに負けず、明日もお好みのポイントに是非エントリーを!!
(Unity)
ビギナーアドバイス
明日も北部エリアや片貝方面は落ち着いたコンディションで練習出来そうです。
タイド
太東
今後の風と波(気象)
・一宮
更新予定時刻
07:00 / 11:00 / 18:45
プロサーファー週間地形レポートへ
週間波予想
11/25(火) 10:55
(sho)
期間中はしっかりとしたサイズが続き、27(木)、28(金)は北東~東寄りのウネリが強まり中~上級者向けのコンディションとなる場所も多くなりそうだ
ウネリの期待度(千葉北)

27(木)

28(金)

29(土)

30(日)

01(月)
SAMPLE
11/27(木)
予想天気図
(AM09時)
気象庁Waveシミュレーター
(AM09時)
Noaa Waveシミュレーター
(AM09時)
高気圧が日本付近を通過して日本の東へ移動し、低気圧が日本海へ進む模様。
風は前半は北寄り~北東、後半は東寄り~南寄りが次第に強まる予報。
日本の東へ遠ざかった低気圧などからの北東~東寄りのウネリがしっかりと反応し、ハラ~カタ前後の場所が多くなる予想。
北部エリアや片貝方面は前半を中心にコンディション良く遊べる波があるだろう。なお、後半は次第に南東風の影響を受けてしまいそうなので、なるべく風の影響が小さい一宮周辺に向かうのが良さそうだ。
11/28(金)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
低気圧が発達しながらサハリン付近へ進み、大陸の高気圧が朝鮮半島付近に移動し西日本に張り出す模様。
風は前半は南寄り~南西、後半は北西~北寄りにシフトし次第に弱まる予報。
日本の東へ遠ざかった低気圧などの北東~東寄りのウネリやサハリン付近へ進む低気圧の影響で南寄りの風波がしっかりと反応し、ムネ~頭前後の場所が多くなる予想。
前半は、北部エリアや片貝方面は南西風の影響でややまとまりに欠けたコンディションとなってしまいそうだが、一宮周辺は風も合い、しっかりとしたサイズの波で遊べるだろう。なお、後半は次第に風が弱まる予報なので、広い範囲でコンディションは整いそうだが、ハードさの残る場所もありそう。
11/29(土)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
高気圧が東日本付近へ移動し、大陸の低気圧が東へ進む模様。
風は前半は北寄り~北東、後半は東寄りが吹く予報。
高気圧の吹き出しやアリューシャン方面の発達した低気圧からの北東~東寄りのウネリが続き、ハラ~カタ前後の場所が多くなる予想。
北部エリアは前半を中心に比較的面の整ったコンディションが期待出来るが、片貝方面や一宮周辺は強めに吹く北東風の影響を受けてしまうだろう。なるべく風を軽減する、片貝・新堤や一宮周辺の堤防南側のピークをチェックしたい。
11/30(日)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
高気圧が日本のはるか東へ移動し、低気圧が発達しながらオホーツク海へ進む見込み。また、気圧の谷が日本海にのびる模様。
風は前半は北西、後半は西寄り~南西が吹く予報。
高気圧の吹き出しやアリューシャン方面へ遠ざかった発達した低気圧からの東寄り~北東ウネリが落ち着きつつも続き、前半はハラ~カタ前後、後半はコシ~ムネ前後の場所が多くなる予想。
ウネリは徐々に落ち着くものの、広い範囲で遊べるサイズは続く見込み。また、風は終日強まることはなさそうなので、一日を通して遊べるコンディションが期待出来る。
12/01(月)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
低気圧が日本海からオホーツク海へ進み、高気圧が大陸沿岸部に移動する模様。
風は終日南西がやや強めに吹く予報。
日本海を進む低気圧の影響で、次第に南寄りのウネリが強まりムネ~頭前後の場所が多くなる予想。
エリア全域でサイズアップし、北部エリアや片貝方面はまとまりに欠けたややハードなコンディションとなりそうだが、一宮周辺であれば、サイズに対応出来る中~上級者を中心にしっかりとしたサイズで楽しめる波もありそうだ。
★気象庁発表の予報に基づいて予想しておりますが、その予報が変わると週間波予想も変わってくるため、毎日更新される最新の気象情報や週間波予想のチェックをお勧めします。
更新予定時刻
12:00
8日目以降の天気図/波浪予想
12/02(火) AM09時
12/03(水) AM09時
12/04(木) AM09時
12/05(金) AM09時
12日以降の波浪予想
12/06 (AM09時)
12/07 (AM09時)
12/08 (AM09時)
12/09 (AM09時)
UPDATE 11/13
皆さん、お疲れ様です!波情報BCM「プロサーファー週間地形レポート」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。
時期的に西高東低の気圧配置が際立ち、週を重ねる度にサイズアップしたウネリも落ち着きが早くなっていたので、11/8土曜日の朝イチの無風状態に胸〜肩ブレイクを取り戻していて、朝2以降の北東コンディションに関してもウネリがリセットが進んでいました。11/9日曜日の北西コンディションと11/10月曜日の風の弱まりは一宮〜サンライズ区間の面ツルが復活し、太東方面にとってもヨレが少ない反応と胸前後のサイズをキープしていたので、波質的に風波の力の弱さや不規則なピークがハッキリしない形を増やしていながら、この頃に残されていた潮の動きにしっかりした乗り心地や形の変化を探れていました。ここ数日は朝の方が潮の変化を狙えていますが、日中の控えめな変動を踏まえると上げに向かう時間帯しか対応できず、各ポイントでボヨつきを回避した波を選べていたものの、アウトには浮力の強いボードが有利に思えるブレイクが目立っていました。
それでは、地形レポートです!
一宮
11/12水曜日の8時半頃。潮は上げに向かう満タンに近い時間帯です。11/7金曜日の北西から南西に変わるコンディションは予想以上に素直な反応を狙えつつ、前回の更新頃に通過した低気圧がこの時の狙い目に余計なウネリを残してしていたので、堤防よりもアウトからブレイクが増えてしまい、今回のオフショアも形を見つけたところでお手軽な対応ではなかった雰囲気です。



サンライズ
11/12水曜日の10時頃。潮は満タン寸前です。11/7金曜日のオフショアに余計なウネリが届いてしまったり、お手軽なサイズでオンショアになっていたり、前回以降もコンディションと波の反応が噛み合わずに狙い目を少なくされ、ウネリの波質を残しつつ11/8土曜日以降の風波の影響が複雑な形や力の弱い乗り心地を増やしてしまい、基本的に距離を遊べるブレイクが定まっていなかった様子です。



東浪見
11/12水曜日の11時頃。満タンの潮止まりです。11/11火曜日を除くとサイズ不足は防げていたので、バラけた地形のまとまりにもミドル〜アウトの対応をキープしたものの、前回以降もオンショアの余韻が残る反応にハッキリしない形や乗り心地を増やされてしまい、11/7金曜日のオフショアに届いた余計なサイズが今回も素直な反応をハードな状態にしていました。



志田
11/12水曜日の14時頃。日中の動きはほとんどありませんが、潮は引きに向かうハーフタイドの時間帯です。オンショアの余韻が残る状態が残念な雰囲気ではありましたが、南西に変化した11/7金曜日のコンディションはここにとって限られたオフショアのチャンスとなり、更新頃の低気圧が残したウネリによってハードなオーバーヘッドのブレイクが復活していたものの、風のヨレが解消されたこの日の反応は上級者にとって腕試し的な波でもあったので、前回以降も週一のオフショアセッションに見応えがあったと思います。



太東
11/12水曜日の15時頃。変化はないものの潮は干潮に近い時間帯です。遅れて届いた必要以上のウネリに対してここの遠浅な地形と控えめな反応は避難所として混雑が激しくなっていましたが、南西コンディションに変化した11/7金曜日は唯一のオフショアを狙えていたので、整い具合いと反応の素直さは他にはない形のまとまりと距離を復活させ、前回以降も週一の出番でパーフェクトに近いコンディションを狙えたと思います。



夷隅
11/12水曜日の16時頃。潮は干潮の潮止まりです。北西コンディションに面ツルや整った反応を狙えていたので、前回以降も半分以上はオフショアのチャンスが残り、広がったインサイドの地形とお手軽なサイズでコンパクトなショアブレイクに期待できる雰囲気ではありましたが、ウネリよりも風波のサイズ感が力不足な印象を強めていて、セットに関しては乗りしろを探せていたものの、日中の潮の動きが足りず、波数の少なさやエリアの狭さにボヨきを強調され、No.1の地形の広がりに対してもハッキリしない対応が続いていました。



今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。
前回(11/6)の更新頃に通過した低気圧からのウネリが届き、形を保てていないアウトからのブレイクが増えてしまい、11/7金曜日のクローズ気味たサイズはとても楽しめる雰囲気ではありませんでした。
ただ、午前中は無風のような状態を確保しながら午後の南西コンディションにかけて反応を整えてくれたので、オンショアの余韻でヨレが残る状態から始まったものの、志田周辺のポイントにとって限られたオフショアを狙えるチャンスとなり、この時も週1の南西コンディションとウネリの反応が上級者のヤル気を焚き付けるチューブを形成し、太東の控えめなサイズと形のまとまりはビジター向けな対応で賑わっていたと思います。
さて、この先の波についてですが、高気圧からの東ウネリの雰囲気と南西コンディションで久しぶりにお手軽サイズのオフショアを楽しめていて、 荒れた地形にとっても胸〜肩の反応があればミドル〜アウトでスムーズに滑れるセクションをキープし、カレントの弱まりも以前と比べると控えめなサイズの反応をまとめているように思えます。
地形を分断したセクションのボヨつきは解消されず、形を区切られたり腹〜胸以下のハッキリしないブレイクが気になり、ショアブレイクを遊べるインサイドの仕上がりも安定していない状況です。
大陸からの高気圧が沖に抜けると日〜月曜日(11/16~17)に再びオフショアを期待できる予報ではありますが、接近中の北東コンディションに十分なウネリを期待できない状況でもあり、風波の勢力が強まるとお手軽ブレイクからサイズ不足に急変するかもしれません。
その後の北西コンディションには一宮方面で整った波を探せる様子ながら、今回の西高東低にウネリのきっかけを期待できないので、今のところ次回にかけてサイズの落ち着きが乏しい反応を増やす予想です。
ここ数日の満タン時にもアウト寄りに狙えるブレイクを残しているので、午前中の潮の動きに狙い目を維持できているものの、来週(11/17週)からの満タンは前回よりもボヨつきを強める潮位でもあり、ウネリが落ち着いてしまうと午後の対応がショアブレイクに限定されそうな雰囲気です。
最後に、水温ですが、南からの澄んだ潮が温かさを残していますが北西コンディションで届く潮に関しては低下傾向なので、17〜18℃がメインの水温と外気の冷え込みにジャーフルの対応が厳しくなってきました。


