夷隅 波情報
※1日前の情報をサンプル表示
大半のポイントはクローズアウトしたスタートになる恐れがあります。
UPDATE 10/31 17:15
〈現況〉
夕方もムネ〜頭サイズの場所が中心。沿岸部では北〜北西風となり、強く吹くこともなく、片貝新堤の△35を筆頭に周辺には、しっかりアクション可能なセクションが豊富にありました。一宮の周辺はややハードになってきている模様。
北部は、ファンなサイズを維持して遊びやすいコンディションを維持していました。
〈気圧配置〉
夜にかけて、急速に発達しながら本州の太平洋側沿岸付近を通り千島近海へ進み、前線は日本の東へ進みます。次第に西高東低の気圧配置となる見込みです。

〈風〉
強めの西〜南西風が吹く。
〈ウネリ〉
低気圧の影響により強まる南〜南東ウネリが反応して、頭以上のサイズとなり、波数も多くなる。
〈今後と狙い目〉
大半のポイントはクローズアウトしたスタートになる恐れがありますが、未明から強い南西風が吹くので、一宮周辺はハードながらも整ったコンディションとなりそうです。
中〜上級者の方は、ウネリを軽減する片貝漁港・太東・大原海水浴場で出来る可能性があるので、チェックを続けておきましょう。
(S50)
☆観測スタッフのコメント
・今日の14時に一宮ポイントのインサイドに水温計を投げ入れの計測20.4℃でした。
★明日からは11月ですが、まだ20℃以上をキープです。
※水温計測は不定期ですが、365日抜けゼロを目指し、可能な限り計測していきますので今後ともBCMを宜しくお願い致します。
・今日の昼前に東浪見ポイントの北側階段をビーチから登ってきた(海から上がり歩いてきた)東浪見近隣サーフショップ勤務のベテランサーファーの方(caring person)が、
「いつもは隣だけど正面に行って見たら、なんかワイドだったからサンライズの右側に何年か振りに入ってきたよ。タルいけど、ライトは距離が乗れて出来るよ。でも、東浪見と違ってショアブレイクが浅くて危険だから首やらないよう十分に気をつけないとね。」と、お話ししてくれました。
★私Unityの仲間3名も過去にショアブレイクを攻め過ぎ海底に頭をぶつけ、首の骨を折っています。
そして私Unity自身も数日前に岩和田ポイント(浅浅のホレホレ地形)で攻め過ぎ海底に頭をぶつけた瞬間、首〜肩にかけてに「ビビビーン!」と強烈なシビれが走り、折れたかと思いかなり焦りました(上がって安静にしてたら運良く治った)。
ちょっとした過信(大丈夫だろうという思考)が命取りにもなりかねませんので、危機管理能力を高く持ち、サーフィンを行うことをオススメします。
※冬でも、十分な水分補給をなされてからの入力をオススメします。
(Unity)
ビギナーアドバイス
明日はサーフィンするには厳しい状態となりそうです。ウネリが落ち着くのを待ちましょう。
タイド
太東
今後の風と波(気象)
・一宮
更新予定時刻
07:00 / 11:00 / 18:45
プロサーファー週間地形レポートへ
週間波予想
10/31(金) 11:30
(S50)
11/6(木)は低気圧の影響でクローズアウトする恐れはあるが、期間を通して遊べる場所や時間帯はあるでしょう。
ウネリの期待度(千葉北)

02(日)

03(月)

04(火)

05(水)

06(木)
SAMPLE
11/02(日)
予想天気図
(AM09時)
気象庁Waveシミュレーター
(AM09時)
Noaa Waveシミュレーター
(AM09時)
低気圧が発達しながらカムチャツカ半島付近へ進み、新たに⽇本海に発⽣した低気圧が北⽇本に進む。⼤陸の⾼気圧が⻩海付近へ移動する見込み。
発達しながら進む低気圧の残した南〜南東ウネリで、頭前後のサイズはあり波数も多くハードな場所は多そうですが、沿岸部では西〜南西風が吹き、後半はやや強まるため、オフショアとなる作田や一宮周辺は対応出来る方を中心に楽しめる可能性があります。なお、片貝漁港・太東・大原海水浴場は落ち着いたサイズで出来そうです。
11/03(月)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
低気圧が北⽇本付近を通過し、⽇本の東に進む。⾼気圧が朝鮮半島付近へ移動する見込み。
はるか東にある高気圧の吹き出しによる東ウネリがメインとなりサイズダウンが進みます。
ハラ~カタサイズの場所が中心となり、飯岡〜椎名内や片貝漁港・太東・大原海水浴場は小ぶりになりそうです。
沿岸部では北〜北西風が次第に強まるため、北部も整い傾向となり、遊びやすくなるでしょう。
11/04(火)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
⾼気圧が東⽇本に移動し、⽇本付近を広く覆う見込み。
高気圧の吹き出しによる東ウネリで最大ムネ程度のサイズにダウンしそうです。
日中以降は東風が吹き、広い範囲でオンショアとなりそうなので、まずは北風で穏やかそうな早めの時間帯がオススメです。
11/05(水)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
⾼気圧が⽇本の東に移動し、⽇本の南の前線上に低気圧が発⽣する見込み。
高気圧の吹き出しによる東ウネリで、最大ムネ程度のサイズが続きそうです。
朝のうちは北よりの風が吹き、日中以降は北東風がやや強まるため、まずは早めの時間帯がオススメです。後半も北部や片貝の堤防付近は遊びやすいコンディションを維持できるでしょう。
なお、アリューシャン方面へ遠ざかった低気圧からの北東ウネリが反応する可能性もあります。反応した場合、頭前後にサイズアップします。
11/06(木)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
前線を伴った低気圧が本州南岸を東北東に進み、⾼気圧が朝鮮半島付近から北⽇本付近に移動する見込み。
低気圧の影響により強まる南〜南東ウネリや北東風で、頭以上のサイズの場所が中心となり、波数も多く大半のポイントはクローズアウトしたスタートになる恐れがありますが、オフショアとなり多少ウネリもかわす飯岡の一部のポイントでは、中〜上級者の方なら出来る可能性があります。
★気象庁発表の予報に基づいて予想しておりますが、その予報が変わると週間波予想も変わってくるため、毎日更新される最新の気象情報や週間波予想のチェックをお勧めします。
更新予定時刻
12:00
8日目以降の天気図/波浪予想
11/07(金) AM09時
11/08(土) AM09時
11/09(日) AM09時
11/10(月) AM09時
12日以降の波浪予想
11/11 (AM09時)
11/12 (AM09時)
11/13 (AM09時)
11/14 (AM09時)
UPDATE 10/24
皆さん、お疲れ様です!波情報BCM「プロサーファー週間地形レポート」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。
前回以降は通過した低気圧からのウネリが予想よりも遅れて反応してしまい、狙い目に思えた土曜日(10/18)の南西コンディションに必要以上のサイズを残していたので、このエリア全域をクローズな景色に戻され、志田周辺の上級者セッションに見応えがありつつ、人が集中した太東の面ツルはレギュラーの奪い合いがかなりハードだった印象です。
翌日(10/19)の朝イチに関しても、その後は沖の前線にウネリを奪われて早めに落ち着きを取り戻し、今週は月曜日(10/20)や水曜日(10/22)の北西コンディションにも整ったフェイスを探せたものの、北東コンディションの風波の雰囲気はお手頃な胸〜肩ブレイクを力の弱い乗り心地にしてしまい、ヨレてワイドになるピークや途切れるフェイスが目立ち、距離や滑り心地を楽しめる形を当てるのが難しくなっていました。
地形にとっても余計なカレントが残ってしまい、太東や志田のようなまとまりを残していた仕上がりに複雑なセクションが目立っていたり、まとまりを分断されていたポイントではこれまで以上に深いエリアが広がり、潮の動きにデメリットな変化も増やしていたので、オフショアやお手軽なサイズを狙えても対応を難しくされそうな状況です。
それでは、地形レポートです!
一宮
10/22水曜日の11時頃。干潮の潮止まりです。


サンライズ
10/22水曜日の12時頃。潮は上げ始めです。整った反応に期待していた土曜日(10/18)の南西コンディションを遅れて届いた低気圧のバックスウェルが台無しにしてしまい、落ち着きは早かったもののお手頃サイズを狙える頃には再びオンショアの影響が目立っていたので、前回以降も風のヨレやカレントとの重なりに形を妨害され、広がった地形を活かせるタイミングはほとんどなかった印象です。



東浪見
10/22水曜日の13時頃。潮は上げに向かうハーフタイドの時間帯です。金曜日(10/17)の落ち着き具合いに物足りなさを感じつつ、狙い目としては土曜日(10/20)の南西コンディションに期待していましたが、遅れて届いたバックスウェルがクローズなサイズを反応させてしまい、整ったフェイスや素直なブレイクを取り戻したものの必要以上のウネリに対応を妨害され、地形にとっても厄介なカレントを残していた様子です。



志田
10/23木曜日の9時頃。潮は干潮寸前の時間帯です。ここにとっては土曜日(10/18)の南西コンディションが貴重な狙い目になっていましたが、このタイミングで届いた低気圧のバックスウェルによって必要以上のサイズが反応してしまい、午前中のクローズな景色にオフショアの整ったブレイクを妨害されていました。
昼頃の落ち着きと上げに向かう潮位でアウトの余計なブレイクが減少し、午後からは少しずつ形を取り戻した波を探せるようになったので、上級者〜プロクラスにとってはチューブセッションを焚き付けられるコンディションだったものの、一般向けとは言い難い波でもあったと思います。

月曜日(10/20)や水曜日(10/22)の午前中にも弱い北西コンディションを狙えていましたが一宮方面ほどの面ツルを狙えず、北東の余韻が残る風波のようなサイズ感は見た目よりも力が弱く、クローズ後の荒れた地形や残っているカレントの影響を受けた形は乗り心地を楽しめるセクションを少なくしていた印象です。


太東
10/23木曜日の10時半頃。干潮の潮止まりです。
干潮の変化と重なった午前中のまとまりのないブレイクは単なるハードなコンディションでしたが、昼頃からのサイズの落ち着きと上げに向かう潮の動きによって堤防周辺のまとまりが復活したので、混雑は防げなかったものの夕方にかけての胸〜肩ブレイクは質と形のいいレギュラーを狙えていたと思います。


しかし、土曜日(10/18)のウネリがこれまで以上に地形を動かしていて、以前よりカレントを分散しながら余計な深さも多少解消した印象があり、複雑なセクションも残しつつ、堤防周辺にピークがハッキリする地形をまとめ、レギュラーの形をキープできていた様子です。
スムーズさに欠けた波になっていましたが、オフショアや落ち着いてからの反応にも対応できる広がりや形のまとまりを狙えそうです。
夷隅
10/23木曜日の12時頃。潮は上げ始めです。


No.1の広がりにワイドなピークが目立っていたり、その他のエリアもコンパクトな形を狙えつつ、不規則なピークのポジションが思い通りの滑りをさせてくれない印象でもありました。
今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。
さて、この先の波は、今週の北東コンディションで肩〜頭サイズをキープしていますが、オンショアのスタートから今回も低気圧の通過があるので、週末の天気を崩されつつ、風が弱まるタイミングやオフショアを狙えるかもしれません。
風波からウネリの波質を取り戻せる雰囲気ながら、サイズとしてはここ数日のオンショアの余韻と重なり、大陸側の低気圧の影響で今回の接近時は南東や東風のコンディションですが、サイズのきっかけとしては十分なので、前回のように必要以上の反応にアウトからの余計なブレイクを増やされそうです。
南東であれば太東〜志田周辺でヨレの少ない波を探せると思いますが、オフショアの狙い目は短く、再びオンショアに戻ってしまったり前線にウネリを奪われる予報としては、狙い目のコンディションとサイズ感がズレると残念な週になると思います。
形を保てるサイズの場合もこのエリア全域でレギュラー重視な反応を狙えつつ、バラけた地形の仕上がりに乗り心地のいいセクションを区切られてしまい、距離を乗れてもスムーズさを楽しめる波や潮時が限定されると思います。
残ったカレントは胸〜肩以上のサイズに対してピークやブレイクをハッキリさせる働きに期待できますが、落ち着いてからの反応にボヨつきを目立たせる雰囲気です。
最後に、水温ですが、外気とともに水温も冷たく感じていて、20℃くらいをキープしていますが以前のヌルさはなく、オンショア対策を含めてフルスーツが無難になっています。


