夷隅 波情報
※1日前の情報をサンプル表示
まずは、南西風が強まる前に。
UPDATE 12/16 17:00
〈現況〉
夕方も、最大でカタ。予報に反して北〜北東の風が吹いていましたが、影響は大きくなることはなく、1アクション程度出来るポイントは多く、オンショアながらもサンライズは楽しめるコンディションとなりました!
〈気圧配置〉
気圧の谷が日本付近を通過する。

〈風〉
前半は西よりの風が吹き、後半は南西風に変わりやや強まる。
〈ウネリ〉
アリューシャン付近の高気圧や、はるか東にある低気圧からの周期の長い北東〜東よりのウネリは続くも、コシ〜ムネサイズが中心で、北部・片貝漁港・太東・大原海水浴場はスモールサイズとなる。
〈今後と狙い目〉
まずは、風が強まる前に入っておくのが良いでしょう。
後半は北部〜片貝方面はオンショアの影響でチョッピー気味になってくるので、風をかわす
作田や一宮周辺へ向かうのがオススメです。
(S50)
☆観測スタッフのコメント
・今日、九十九里エリア異なるピークでサーフィンした4名の感想です。
★一宮ポイントの左側(坂の前)で6:30〜8:00(潮位95cm)頃までサーフ→BCMスタッフ(Unity)
「setはダンパー気味が目立ち、形の良すぎるのはクローズセクションが無かったりもしていたものの、程良くつながり気味の波ならライトに△35のライディングが出来ました!No.1ライドはカービング〜リッピング〜コースターでした!レフトは開き気味ながら、いつもよりかは少しマシな印象でしたが、バックサイドだからか?やっぱりココのレフトは苦手だな…と思ってしまいました。でも、グーフィーフッターの方は上手く乗れてました(しっかりとカービング2回〜コースターを確認)。水温は魔の12℃台でしたが、万全な防寒対策で挑んだので、極度の寒がりの私でも、さほど寒くはなかったです!」
※比較的、潮位に左右されない無難な地形と思います。中央堤防右みたいにクセも無いですし。
★白子ポイント(剃金)で11:00(潮位124cm)頃までサーフ→BCMスタッフ(kiyot)
「水温は13.0℃。コントロールしやすい波で、レフト・ライトに2〜3発入ります。混雑もなくよい練習になりました。」
※今日も、穴場的ポイントでしたね。
★サンライズポイントの左側で10:50〜12:00(潮位132cm)過ぎまでサーフ→BCMスタッフ(Lore)
「自分は1〜2発でしたが、形が良く気持ち良かったです!ライト中心ですが、たまにレフトもあり、上手い方はどちらも3発入っていました!潮が上げて間隔は長くなっていますが、波質はキープしています!水温は12.5℃、寒がりの方はグローブ着用かもしくはフル装備がオススメです。」
※明日も、他者への十分な配慮を宜しくお願い致します。
★一宮ポイントの中央堤防左で13:00(潮位134cm)前までサーフ→BCMスタッフ(S50)
「◯ビ左、水温13.2℃。速めの波ですが、良いのは3発(カービング〜フローター〜コースター)。ライトの方が良いですが、潮多くなるにつれて波質ダウンして1発程度になりました。入る前に見た時はプロの方はリップ4発!入った直後に別の方はリップ4発+コースター!楽しめる時間帯ありそうです!」
※夕方、「◯ビ右よりも◯ビ左の方がエアーの練習が出来そう!」という判断で、トップアマの方がエントリーしていました。
(Unity)
ビギナーアドバイス
大きめの波やホレた波、堤防付近などのカレントには十分に注意しましょう。
タイド
太東
今後の風と波(気象)
・一宮
更新予定時刻
07:00 / 11:00 / 18:45
プロサーファー週間地形レポートへ
週間波予想
12/16(火) 10:25
(S50)
ムネ〜カタサイズで遊べそうですが、22(月)は大半のポイントがクローズアウトする恐れがあります。
ウネリの期待度(千葉北)

18(木)

19(金)

20(土)

21(日)

22(月)
SAMPLE
12/18(木)
予想天気図
(AM09時)
気象庁Waveシミュレーター
(AM09時)
Noaa Waveシミュレーター
(AM09時)
⾼気圧が⽇本海へ移動する見込み。
アリューシャン付近の高気圧やはるか東にある低気圧からの周期の長い北東〜東よりのウネリや、日本の東に進む低気圧からの東よりのウネリや強まる北東風による波で次第にハラ〜カタサイズにアップしそうです。
北東風が強めに吹き続ける予報なので、北部や風をかわす堤防付近へ向かうのがオススメです。少しでも大きなサイズを求める方は一宮周辺へ向かいましょう。
12/19(金)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
⾼気圧が⽇本の東へ移動して、低気圧が⽇本海北部へ進む見込み。
アリューシャン付近の高気圧やはるか東にある低気圧からの周期の長い北東〜東よりのウネリがメインとなり、最大ムネ程度にダウンしそうです。
前半は北よりの風が弱く、後半は南よりの風に変わるも、終日弱めの予報なので、オンショアとなるポイントでも影響はさほど気にせずに遊べそうです。この日も少しでも大きなサイズを求める方は一宮周辺へ向かいましょう。
12/20(土)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
低気圧がオホーツク海へ進み、前線が北⽇本付近へのびる見込み。
アリューシャン付近の高気圧やはるか東にある低気圧からの周期の長い東よりのウネリや、高気圧からの東〜南東ウネリでスタートは最大ムネ程度のスタートとなりそうです。
後半はサハリンへ進む低気圧や気圧の谷の影響で南よりの風が強まり、北部〜片貝方面を中心に1〜2サイズアップしそうですが、チョッピーとなってしまいそうなので、風をかわす堤防付近へ向かうのが無難です。
12/21(日)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
低気圧がオホーツク海を北上して前線が北⽇本付近を通過する。気圧の⾕が本州南岸を東進する見込み。
気圧の谷の影響で南〜南東のウネリが強まり、ハラ〜カタサイズにアップしたスタートになり、夕方には頭サイズも入ってきそうです。
南よりの風が強く吹き続ける予報なので、北部〜片貝方面はジャンクやハードになりそうなので、作田や一宮周辺の風をかわす堤防付近が無難です。
12/22(月)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
気圧の⾕が⽇本の東へ進み、⾼気圧が沿海州付近へ移動する見込み。
気圧の谷の影響で南〜南東のウネリが更に強まり、大半のポイントがクローズアウトしたスタートとなる恐れがあります。
沿岸部では北東風が強く吹き続ける予報なので、飯岡方面では出来る可能性はありますが、気圧の谷の動向次第では予想が大幅に変わるので、最新の情報を待って予定を立てるのが無難です。
★気象庁発表の予報に基づいて予想しておりますが、その予報が変わると週間波予想も変わってくるため、毎日更新される最新の気象情報や週間波予想のチェックをお勧めします。
更新予定時刻
12:00
8日目以降の天気図/波浪予想
12/23(火) AM09時
12/24(水) AM09時
12/25(木) AM09時
12/26(金) AM09時
12日以降の波浪予想
12/27 (AM09時)
12/28 (AM09時)
12/29 (AM09時)
12/30 (AM09時)
UPDATE 11/27
皆さん、お疲れ様です!波情報BCM「プロサーファー週間地形レポート」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。
前回(11/20)以降、前半の北東コンディションがこのエリア全域にフェイスのヨレや重なりを強めてしまい、オンショアのサイズアップに期待しながらも気圧配置にウネリのきっけはなく、風にリセットされた波質は力の弱い腰〜腹ブレイクからスタートし、後半の期間は荒れた地形に対してもミドルエリアにかけて対応できるセクションが広がり、カレントの落ち着きも素直なフェイスや距離を繋げる波を維持してくれた印象です。
それでは、地形レポートです!
一宮
11/26の9時頃。満タンの潮止まりです。


サンライズ
11/26の10時頃。潮は引き始めです。


東浪見
11/26の11時頃。潮は引きに向かうハーフタイドです。


志田
11/26の14時頃。干潮の潮止まりです。


太東
11/26の15時頃。潮は上げ始めです。


夷隅
11/26の16時頃。上げに向かうハーフタイドです。


今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。
上記の通り、前半の一宮方面で比較的整った波を探せていたものの地形に対する反応はハッキリせず、バラけたピークやフェイスが不安定な形を増やしながら乗りしろを狭くしていて、風が弱まるタイミングに合わせても土曜日(11/22)にかけての物足りない乗り心地が連休の対応に不安を残していた様子です。
しかし、沖の高気圧や小さな低気圧をきっかけに北東〜東ウネリの雰囲気を取り戻していて、西風に変化した日曜日(11/23)の午後からは胸〜肩近いセットが復活し、お手軽なブレイクとオフショアを楽しめるコンディションが揃っていた印象です。
その後も穏やかな北西コンディションが悪影響を抑えながら一宮〜東浪見区間に面ツルをキープしていたり、日中のオンショアに関しても気になる強まりがなかったです。
さて、この先の波についてですが、次回にかけても気圧配置の入れかわりによってコンディションの変化が頻繁になりそうですが、週明けにも南西を狙えるタイミングがあり、今のところ前回(11/20)のような西風や風が弱まるタイミングの素直な反応を探せると思います。
しかし、ウネリに期待できない状況でもあるので、力の弱い波質が対応できていた地形に対してもハッキリしないブレイクを増やしたりサイズ不足を誘発し、前半の期間は朝の潮汐に変化が残されているものの、基本的には控えめな日中の動きや潮位の高さにもエリアを制限される雰囲気です。
ショアブレイクにとっても力不足な波質ではまとまりに欠けて形を形成できず、地形の状態を含めて浮力の強いボードに頼っても対応に苦労するポイントがほとんどかもしれません。土.日曜日(11/29.30)の沖の東風コンディションにウネリの質が復活する可能性があるものの、微妙な勢力や移動の早さが微妙な反応に留めてしまいそうです。
最後に、水温ですが今月に入って下がり傾向だった水温は今のところ15℃くらいで落ち着いていますが、北西コンディションの強まりに低下を誘導されそうです。木曜日(11/27)の南西コンディションに緩みがありつつ、セミドライやブーツの準備があっていいと思います。
今回は以上となりますが、12/1週の更新はお休みを頂き、次回は12/8週に更新とさせて頂きます。
ご不便をおかけしますが、予めご承知おきください。よろしくお願い致します。


