大原・海水浴場 波情報
※1日前の情報をサンプル表示
前半は風が弱く全域で面の整ったコンディションが期待出来る
UPDATE 08/12 17:30
〈現状〉
前半の千葉北エリアは、強い南西~南寄りの風が吹いており、サイズはハラ~カタ前後。
北部エリアは風の影響が大きくなっており、まとまり無いコンディションとなっていたが、片貝方面~一宮周辺では風の影響を軽減するピークを中心にいくつかの場所で1アクション可能な波があった。
日中以降も全域で強い南西~南寄りの風が吹いており、北部エリアは風の影響大きく、飯岡方面は風クローズとなっていたが、片貝方面や一宮周辺は引き続き風の影響を軽減する場所を中心に1アクション出来ていた。
夕方は場所によっては少し風が落ち着いたものの、北部エリアは引き続き風の影響が残り今一つ。
片貝方面や一宮周辺では、引き続き作田や片貝・漁港、一宮~志田下で1アクション出来るコンディションとなっている。
〈気圧配置〉
明日の日本付近は、高気圧に覆われ、日本の東の前線上に低気圧が発生し東へ進む見込み。
また、別の低気圧が黄海付近の前線上に発生し東北東へ進み、台風(11号)が台湾付近を西北西へ進む模様。
〈風〉
前半は北寄り~北東、後半は東寄りで、時間帯によってはやや強く吹く予報。
〈ウネリ〉
高気圧の吹き出しや前線上を進む低気圧に向かって吹き込む風波による南寄りのウネリが落ち着きつつも続き、コシ~ハラ、最大ムネ前後の場所が多くなる予想。
〈今後と狙い目〉
前半は風が弱い予報なので、全域で比較的面の整ったコンディションが期待出来る。
日中以降は東寄りの風を受ける場所が多くなりそう。また、次第にサイズダウンも進んでしまいそうなので、まずは前半のうちにサーフィンしておくのが良さそうだ。
(sho)
☆観測スタッフのコメント
・今日の13時半頃に志田下ポイントをチェックしに来た大ベテランサーファー(元JPSA公認プロ)の方が、
「最近、上げてくるとアソコ(中央周辺)のレフトがいいんだよね。今も全然出来そうだけど、まだ早いかな?あと1時間くらいかな?それでも早いか(笑)!」と、お話ししてくれました!
★今日の潮位
14時→59cm
15時→89cm
16時→118cm
・今日の14時頃まで一宮ポイントのメイン(アウトピーク)でサーフィンしたJPSA公認プロサーファーの長谷川颯汰くんが、
「出来る出来る!アウトに出過ぎると引っ掛かりづらいけど、張ってくるのもある!上げ過ぎるとダメだから、引きから上げに向かうタイミングがいいと思う!水温はメチャクチャ冷たい!」と、お話ししてくれました!
★今日の潮位
13時→36cm
14時→59cm
・水温は暗くなる前に一宮ポイントに入水し、計測する予定です。遅くても19:15くらいまでには九十九里エリア各ポイントの水温スタッフ計測欄(気象庁解析の上部→現在は空白)に数値を記入いたします。
★今朝の勝浦海中公園様の計測は、なんと19℃!
南エリアも、ジャーフルがオススメです!
(Unity)
ビギナーアドバイス
明日はエリア全域で練習しやすい波がありそうです。
タイド
太東
今後の風と波(気象)
・一宮
更新予定時刻
07:00 / 11:00 / 18:45
プロサーファー週間地形レポートへ
週間波予想
08/12(火) 11:20
(sho)
ウネリの期待度(千葉北)

14(木)

15(金)

16(土)

17(日)

18(月)
SAMPLE
08/14(木)
予想天気図
(AM09時)

気象庁Waveシミュレーター
(AM09時)

Noaa Waveシミュレーター
(AM09時)

高気圧が千島近海を東へ移動し、前線が日本の東から伊豆諸島の南付近にのびる見込み。また、別の高気圧が東シナ海へ移動し、台風(11号)は大陸に上陸し熱帯低気圧に変わる模様。
高気圧からの吹き出しによる南東~東寄りのウネリが続き、コシ~ムネ前後の場所が多くなる予想。
風は前半は北東、後半は東寄り~南東が吹く予報。
終日大きなサイズアップはなさそうだが、北部エリアや片貝方面は前半を中心に比較的面の良いコンディションが期待出来る。
また、全域で風はさほど強まらなさそうなので、後半も多少面に影響は受けそうだが、サーフィン出来るコンディションは続く見込み。
08/15(金)
予想天気図(AM09時)

波浪予想(AM09時)

太平洋高気圧が日本の南に張り出し、低気圧がオホーツク海を北東へ進む見込み。また、台風(11号)は熱帯低気圧に変わる模様。
高気圧からの吹き出しによる南東ウネリが落ち着きつつも続き、モモ~ハラ前後の場所が多くなる予想。
風は前半は北寄り~北東、後半は南東~南寄りが吹く予報。
前半のうちは風はさほど強く吹かなさそうなので、全域で面良くサーフィン出来るコンディションとなるだろう。
ただし、ウネリは弱まる傾向なので、上手く潮回りを利用してサーフィンするのが良さそうだ。
08/16(土)
予想天気図(AM09時)

波浪予想(AM09時)

引き続き、太平洋高気圧が日本の南に張り出し、低気圧がオホーツク海を北東へ進む模様。
高気圧からの吹き出しによる東ウネリが落ち着きつつも続き、モモ~ハラ前後の場所が多くなる予想。
風は終日南西~南寄りが吹く予報。
北部エリアや片貝方面は中途半端な南西~南寄りの風で面に影響を受けてしまいそうなので、風の影響が小さい一宮周辺へ向かうのが良さそうだ。
08/17(日)
予想天気図(AM09時)

波浪予想(AM09時)

引き続き、太平洋高気圧が日本の南に張り出し、気圧の谷が日本海を東へ進む見込み。また、日本海北部に低気圧が発生する模様。
高気圧からの吹き出しによる南東りのウネリが前日と同程度で続き、モモ~ハラ前後の場所が多くなる予想。
風は終日南西~西寄りが吹く予報。
前日同様に、北部エリアや片貝方面は中途半端な南西~南寄りの風で面に影響を受けてしまいそうなので、風の影響が小さい一宮周辺へ向かうのが良さそうだ。
ただし、終日潮が緩やかに潮が上げるので、前半のうちのサーフィンがオススメ。
08/18(月)
予想天気図(AM09時)

波浪予想(AM09時)

引き続き、太平洋高気圧が日本の南に張り出し、気圧の谷が日本海を東へ進む見込み。また、日本海北部の低気圧が北海道付近へ進む模様。
高気圧からの吹き出しによる南東~東寄りのウネリが弱く続く程度で、モモ~コシ前後の小振りなサイズの場所が多くなる予想。
風は終日南西~南寄りで、後半は次第に強まる見込み。
北部エリアや片貝方面は終日面に影響を受けてしまいそうなので、一宮周辺に向かうのが無難と言えるだろう。
なお、ウネリの弱い状況となりそうなので、早朝~朝のうちの潮が少ない時間帯にサーフィンするのが良さそうだ。
★気象庁発表の予報に基づいて予想しておりますが、その予報が変わると週間波予想も変わってくるため、毎日更新される最新の気象情報や週間波予想のチェックをお勧めします。
更新予定時刻
12:00
8日目以降の天気図/波浪予想
08/19(火) AM09時


08/20(水) AM09時


08/21(木) AM09時


08/22(金) AM09時


12日以降の波浪予想
08/23 (AM09時)

08/24 (AM09時)

08/25 (AM09時)

08/26 (AM09時)

UPDATE 07/24
※今週の地形レポートは本日(7/31)更新予定でありましたが、一宮エリアは津波注意報が発令されているためお休みとさせていただきます。ご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願いします。
以下は7/24更新情報です
皆さん、お疲れ様です!
波情報BCM「プロサーファー週間地形レポート」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。
ワンサイズ落ち着いた今週(7/21W)の様子からは各ポイントで狙える波の減少や地形の複雑さが気になるようになっていて、大潮に向けた潮の動きに可能性のある変化が残されていますが、干潮前後の波のバラつきや上げ始めてからのフェイスのボヨつきなどデメリットが目立ち、志田周辺のサイズ不足な雰囲気を含めて距離やスムーズさを狙える地形も限られてきました。
それでは、地形レポートです!
一宮
7/23水曜日の9時頃.干潮の潮止まりです。前回以降のオフショアによって落ち着き傾向なサイズ感や波数の減少が気になる状況ではあったものの、沖の南東コンディションが水温を含めてウネリのきっかけをキープしてくれていたので、この日の時点でも限られた胸サイズのセットで距離を狙える波が残っていた様子です。

干上がっているインサイドの地形に形のきっかけがなく、前回以降の午後からの南東コンディションがヨレを強めていた状況を含めるとショアブレイクの難易度が上がっていたので、朝イチ〜干潮までの時間帯が無難な狙い目だった様子です。

サンライズ
7/23水曜日の10時頃.上げ始める時間帯です。前回以降は日中から吹く南風が余計なピークのシフトやフェイスのヨレを強めていましたが、波質としては力の弱いウネリながら継続していた沖の南東コンディションが高気圧からの反応をキープしてくれたので、ここにとっても安定した胸サイズのセットで連日の対応が確保されていました。


東浪見
7/23水曜日の11時頃。潮は上げ始めです。ウネリのきっかけをキープしつつ、高気圧からの力の弱い波質と東からの波向のはここ数日で比較すると一宮〜サンライズよりサイズや波数が控えめになっている傾向ですが、前半の期間に残っていたボリュームのある反応でポイントを広く使える頭近いサイズを遊べていて、潮の動きは小さかったものの満タン時の潮位の低さは右側のレギュラーの対応を基準に狙えていたり、サイズを調整できた後半のコンディションのキープにかけてお手軽な波を探せていたと思います。


志田
7/23水曜日の13時頃。潮は上げに向かうハーフタイドをすぎた時間帯です。沖の南東コンディションに助けられ、前半の期間をメインにここで遊べるウネリを予想以上にキープできていたものの、きっかけとなった高気圧の衰え具合いが少なからず届けるサイズを落ち着かせる傾向にしていたので、力の弱い波質と控えめな反応の波向は一宮〜東浪見と比べワンサイズ小さい状況が続き、スモールコンディションに対応できる地形はありつつ、今週に入ってからの腰〜腹ブレイクは既にサイズ不足な雰囲気が強まっている印象です。


堤防よりアウトにはハッキリした形やピークがなく、干潮時のデメリットな変化も目立っているので、最近は風向きや地形に拘らずサイズ重視なポイント選びで良かったと思います。
太東
7/23水曜日の14時頃。潮は上げに向かい、満タンに近い時間帯です。


夷隅
7/23水曜日の15時頃。潮は満タン寸前です。


基本的には地形が手前に集まるコンディションに戻ってしまい、No.1を除くと地形やカレントなどピークのきっかけもなく、テトラの内側に風でシフトする膝〜腰レギュラーのショアブレイクがあるものの、他のポイントと比較すると狙う波ではない状況です。
今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。
上記の通り、前の週に反応した台風の余韻を残しながらその後に停滞した沖の高気圧の勢力が東ウネリをキープしてくれたので、南東コンディションがフェイスのヨレを強めていたものの急激なサイズダウンを防げていて、一宮〜東浪見区間の頭近いセットでフェイスの広さを楽しめたり、志田周辺にかけての胸〜肩ブレイクは滑走系のハッキリした乗り心地を狙え、前半の期間を基準にすると距離が確保された各ポイントの反応にセクションを選べる状態を継続していたと思います。
朝イチをメインにした午前中の風の弱さは潮時よりも重視できる狙い目になり、変化が小さかった潮回りが満タン時も控えめな潮位だったので、南風に弱いポイントに関しても整ったサイズを遊べるタイミングがあり、土曜日までの波数はセットに限らず対応のいい波を探せていた印象です。
さて、この先の波は今のところハッキリしない波質とオフショアによってサイズダウンな傾向になっていますが、西日本に影響している台風7・8号コンビと、以前から停滞している高気圧のポジションからは、これまでの沖の南東コンディションを含めてサイズのキープを助けてくれるかもしれません。
台風の発達次第で南ウネリの反応にも期待できる雰囲気があるので、余波が届いた場合は土〜日から胸〜肩ブレイクが復活する可能性もあり、ショアブレイクセクションを含めた形がない地形に対してもピークのまとまりを探せそうです。
このエリアにとっては次の熱低の影響が大きく、台風確定な勢力やコースによっては災害級な天候もあり得る状況ですが、長く停滞している高気圧がぼちぼち衰えてほしいところで、個人的には台風を遠ざけながらウネリだけを届けるコンディションを期待したいです。
潮の動きが大きい期間でもあるので、余計なサイズが反応すると干潮時の形を保てずに波数がハードになったり、満タン重視な狙い目ではフェイスのボヨつきを考慮しておかないと見た目通りの乗り心地を楽しめなくなり、狙い目やポイントの選びにも縛りが増える様子です。
地形にとってもサイズの働きはビーチの砂を広げつつ、カレントが深いセクションを残して仕上がりを分散させると、落ち着いてからのサイズの対応に癖が強まるので、クローズしない範囲で留まってくれた方が、その後のサイズを調整できるコンディションと潮の変化を楽しめると思います。
ほどほどの間隔をキープしたコースに通過後のウネリにも素直さを狙え、胸〜肩範囲のお手軽な反応を延長してくれる雰囲気です。
最後に、水温ですが、オンショア気味た南東コンディションは水温にとっても急激な低下を防いでくれたので、前回からも20℃くらいをキープできていて、体質に合わせると短時間のトランクスやスプリング・シーガルまでの対応がバラけている状態です。