大原・海水浴場 波情報
※1日前の情報をサンプル表示
明日も強めの北寄り~北東風が続く予報なので北部エリアや片貝・新堤などをチェックしたい
UPDATE 10/29 17:20
〈現状〉
前半の千葉北エリアは、北寄りの風が吹く場所が多く、サイズはムネ~頭前後が中心。飯岡方面はウネリを軽減してヒザ~モモ前後となっていた。一宮周辺はすでに風の影響を受け始めていたが、北部エリアや片貝方面は比較的整ったコンディション。なお、全域でアクション入る波はあり、片貝・新堤では△35で遊べていた。
日中以降は片貝方面や一宮周辺では徐々に北寄りの風が強まってきており、一宮周辺は風の影響が大きくなってきていた。引き続き全域で滑れる波はあり、片貝・新堤では△35の波をキープし、それ以外の場所でもエリア内のいくつかの場所で1アクション出来ていた。
夕方は全域で北東風が強まり、作田や一宮周辺は風の影響を受けたコンディションとなっている。北部エリアの匝瑳・吉崎や片貝・新堤または一宮やサンライズの堤防北側のピークでは1アクション出来る波もあるが、全体的にはコンディション・波質ともにダウンした場所が目立っている。
〈気圧配置〉
明日の日本付近は、前線を伴った低気圧が大陸からオホーツク海へ進み、寒冷前線が北海道付近を通過する見込み。また、前線は小笠原近海にのびて、高気圧は日本の東へ移動する模様。

〈風〉
終日北寄り~北東が強めに吹く予報。
〈ウネリ〉
高気圧から前線に向かって吹き込む北東~東寄りの風波によって、ハラ~カタ・最大頭前後の場所が多くなる予想。
〈今後と狙い目〉
北部エリアや片貝・新堤などは終日風も合うため、比較的落ち着いて遊べるコンディションとなりそう。作田や一宮周辺は強めに吹く北寄り~北東風の影響を受ける場所が多くなりそうなので、各堤防の南側のピークをチェックしたい。なお、明日も午後は潮があまり動かないため、まずは前半の潮が上げに向かう時間帯に1ラウンド入っておくのが良さそうだ。
(sho)
☆観測スタッフのコメント
・今日の10時(潮位119cm)頃までココ数日は一宮ポイント内では人気No.1のピークでサーフィンした3名の感想です。
★BCMスタッフ(S50)
「水温21.7℃。個人的にはライト結構出来ると思います。たまーにくるホレた速いのが良い感じでした!でも、潮少ない方が割れてた。潮少ない方がライト良かったって感想の方を聞きました。」
★一宮町在住のベテラン女性コンペティターの方
「アッチよりコッチの方が出来ますよ!さっきまで人多かったけど、今は凄い人減りました。パワーもあって右寄りからのコンパクトなライトが2発入っていい感じだけど、大きく1発ならsetのレフトがいいと思います!」
★一宮の波を知り尽くした地元ベテランサーファーの方
「風もかわせて出来ますよ!入んないんですか?仕事ですか(笑)!何人かプロの人達入ってて今、松野兄弟も来ましたね!」
※いつも通り、ローカルまたは近隣サーフチームへのリスペクト(配慮)を宜しくお願い致します。
・私スタッフ(Unity)は朝イチ、ホームの御宿漁港ポイントでサーフィンしました。
「モモ〜ハラ」と地形に対してはベストサイズでしたが潮位がまだ足りない印象、基本ホレたダンパーだらけで選びに選んでライトに速攻の1発(コースターかロールイン)がなんとか出来る程度でした。
潮位が100cmくらいあっても、地形に対しては上げ足りないです。140cm以上とか欲しい感じです。
★水温は22.0℃(昨日は23.5℃)。極度の寒がりの私、今朝はセミドライで丁度でした。
★ミドルサイズを越えると潮が上げても地形が対応出来ず、基本ダンパーだらけが続きますのでコンパクト〜スモールサイズの日がオススメです。
★時間帯によっては右沖への強烈なカレント(離岸流)が発生しますので、初級者の方は港から離れたホテル前〜メイン寄りのピークがオススメです。
※御宿ポイントにおいて、訪れるサーファーのマナーが問題になっています。今一度サーフィンのルールとマナーをご認識頂き、厳守して頂けますよう宜しくお願い致します。
(Unity)
ビギナーアドバイス
飯岡方面や片貝・漁港は練習出来る波がありそうです。
タイド
太東
今後の風と波(気象)
・一宮
更新予定時刻
07:00 / 11:00 / 18:45
プロサーファー週間地形レポートへ
週間波予想
10/29(水) 11:00
(sho)
10/31(金)~11/2(日)は低気圧の影響でハードやクローズアウトとなる場所も多くなりそうだが、3(月)、4(火)は落ち着く見込み
ウネリの期待度(千葉北)

31(金)

01(土)

02(日)

03(月)

04(火)
SAMPLE
10/31(金)
予想天気図
(AM09時)
気象庁Waveシミュレーター
(AM09時)
Noaa Waveシミュレーター
(AM09時)
高気圧が日本のはるか東へ移動し、日本の南に低気圧が発生する模様。
高気圧からの吹き出しや日本の南岸を進む低気圧の影響で東寄り~南東ウネリが次第に強まり、前半はムネ~頭前後、後半は最大頭オーバー前後となる場所が多くなる予想。
風は前半は北寄り、後半は東寄りがやや強まる予報。
ウネリは前日よりも多少強まり、北部エリアや片貝・新堤などは前半を中心に風も合う予報なので、しっかりとしたサイズの波で遊べるコンディションが続く見込み。また、後半は東寄りの風の影響を受ける場所が多くなりそう。なお、後半は低気圧の影響でもう少しサイズアップしてくることも考えられるため、コンディションの変化には注意が必要。
11/01(土)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
低気圧が発達しながら北日本付近を北東へ進む模様。
北日本を進む低気圧の影響による東寄り~南東ウネリが強まり、頭~頭半前後の場所が多くなる予想。
風は、前半は南寄り~南西が強く吹く予報で、後半は次第に落ち着きつつ西寄り~北西へシフトする見込み。
南東ウネリと南寄りの風が強まることで、北部エリアや片貝方面は多くの場所でクローズアウトしてしまうだろう。なるべく風を軽減する、一宮周辺へ向かいたいところだが、前半はウネリが強くハードやクローズとなる場所も多そうなので、十分注意して欲しい。なお、風が西寄り~北西にシフトする後半は全域で上級者を中心に楽しめる波も期待出来る。
11/02(日)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
低気圧がさらに発達しながらカムチャッカ半島付近へ進み、大陸の高気圧が黄海に移動し、日本付近は西高東低の気圧配置になる模様。
発達しながら進む低気圧の影響による東寄り~南東ウネリが続き、ムネ~頭前後の場所が多くなる予想。
風は概ね南西~西寄りで、日中はやや強まる予報。
ウネリは前日よりも落ち着くが、全域でしっかりとしたサイズの波が続く見込み。一宮周辺は終日しっかりとしたサイズで面を乱されることなく遊べる波が期待出来る。北部エリアや片貝方面は日中はやや風の影響を受けそうだが、朝のうちや午後の遅い時間帯は比較的コンディション良く遊べる波がありそうだ。
11/03(月)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
高気圧が本州付近に移動する模様。
遠ざかった低気圧からの東~北東ウネリによって、ハラ~カタ前後サイズは残る予想。
風は終日北寄り~北東が強めに吹く予報。
前日よりも少しサイズダウンするものの、北部エリアや片貝・新堤は比較的コンディション良く遊べる波が続く見込み。なお、一宮周辺は終日風の影響を受けてしまいそうなので、なるべく風の小さい堤防南側のピークをチェックするのが良さそうだ。
11/04(火)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
高気圧が日本の東へ移動し、東シナ海付近に気圧の谷が進む模様。
遠ざかった低気圧や高気圧からの吹き出しによる東寄りのウネリが続き、ハラ~カタ前後の場所が多くなる予想。
風は前半は北寄り、後半は北東~東寄りが吹く予報。
北部エリアは前半を中心にコンディション良く滑れる波がありそう。片貝方面や一宮周辺は、片貝・新堤や各堤防の南側のピークをチェックするのが良さそうだ。なお、風はさほど強く吹かない見込みなので、終日全域でサーフィン出来るコンディションはキープするだろう。
★気象庁発表の予報に基づいて予想しておりますが、その予報が変わると週間波予想も変わってくるため、毎日更新される最新の気象情報や週間波予想のチェックをお勧めします。
更新予定時刻
12:00
8日目以降の天気図/波浪予想
11/05(水) AM09時
11/06(木) AM09時
11/07(金) AM09時
11/08(土) AM09時
12日以降の波浪予想
11/09 (AM09時)
11/10 (AM09時)
11/11 (AM09時)
11/12 (AM09時)
UPDATE 10/17
皆さん、お疲れ様です!波情報BCM「プロサーファー週間地形レポート」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。
今回のチェック時に関しても日曜日(10/12)のような台風後の北西コンディションがあり、比較するとオンショアの余韻が目立っていましたが、やはりサイズとカレントの落ち着きは限られた狙い目になっていた状況です。
それでは、地形レポートです!
一宮
10/15水曜日の13時頃。満タンの潮止まりです。南西コンディションとはいかなかったものの、日曜日(10/12)の北西の風はここにとってのオフショアでもあったので、午後にかけての風の弱さは他のポイントよりも整ったフェイスをキープできていて、悪影響の少ない肩〜頭ブレイクを探せていたと思います。

この日の様子からも堤防周辺のカレントがアウトの広がりを誘導し、インサイドではビーチを削りながら深いセクションを残してしまい、落ち着いてからのサイズの対応にバラつきが気になりそうでした。

サンライズ
10/15水曜日の14時半頃。潮の動きは小さいですが引き始めです。ここに関しても、落ち着いては復活するオンショアの風波やそれに伴って強まるカレントによってまとまりの悪い波が目立っていて、地形にとっても広範囲な対応を取り戻しつつ、アウト重視な仕上がりが形をキープできない沖での余計なブレイクを増やしてしまい、北東の悪影響が少ないポイントながら必要以上の反応の広がりは左側の手前のエリアでもヨレや重なりを防げず、前回以降も基本的には厄介な対応が続いていた状況です。


各セクションが斑に繋がっていて、スムーズさを邪魔されるセクションが目立っているものの、サイズと潮時次第ではボードの浮力で距離を遊べる波や中間のコンパクトな形を残してくれそうです。
東浪見
10/15水曜日の16時頃。潮は引きに向かっていますが、ほとんど動きのない時間帯です。前回以降は日曜日(10/12)のカレントとサイズの落ち着きに素直な反応を取り戻したので、北西の風向きの変化や弱さに朝からの面ツルを狙え、午後にかけてキープした悪影響の少ない波は、北東コンディションに影響されて複雑さが残る地形の中にも乗り心地を遊べるセクションを探せていました。


アウトの広がりを使えるサイズや潮の動きに可能性があるものの、ポイント全域に条件が揃うコンディションはかなり限られると思います。
志田
10/16木曜日の12時頃。潮は上げに向かう満タンに近い時間帯です。前回以降の北東コンディションが必要以上のサイズを復活させたり余計なカレントをキープしていたので、上級者向けのオーバーヘッドの反応やお手軽な胸〜肩ブレイクにヨレや重なりを強めてしまい、せっかくのサイズをオンショアに台無しにさせていました。


しかし、この時の潮位にボヨつきはなく、ミドル〜アウトをメインにした対応や左側にかけてきっかけになる形が確保されていました。
太東
10/16木曜日の13時頃。潮は満タン寸前です。


夷隅
10/16木曜日の14時頃。満タンの潮止まりです。急な台風の接近を含め、10月に入ってからもオンショアが主体となったコンディションに気圧配置の入れ替わりやサイズの変化が激しく、他のポイントではアウト重視な広がりにミドル〜インサイドのまとまりの悪さやバラつきが目立ち始めている状況。



今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。
上記の通り、前回の更新頃の台風のウネリは予想より早めに落ち着いたものの、ほとんどの日がオンショアのヨレやカレントの重なりによって形のまとまりを邪魔されてしまい、控えめな勢力でしたが似たコースで接近した台風コンディションの連続に後半の期間もクローズな景色を増やされていて、ここ数週間でアウト重視に広がった各地形に対して狙う必要のない沖のブレイクが厄介な反応だった印象です。
残念な事に予想していた南西コンディションがなくなって信用できる狙い目を失っていましたが、日曜日の北西コンディションと風の弱まりにサイズとカレントの落ち着きがあり、ミドル〜アウトの対応をキープした面ツルの胸〜肩ブレイクでお手軽な形や乗り心地を楽しめたと思います。
日・木曜日ともにサイズダウンの傾向がお手軽な雰囲気を取り戻しつつ、引きのタイミングのまとまりの悪さになったり、ハッキリしないピークやブレイクを目立たせていましたが、バラけた地形にも形のきっかけを残していたので、長距離を狙える波は少なくても滑りのいいフェイスや乗り心地を楽しめるセクションを探せていた様子です。
さて、この先の波は波にとっては木曜日(10/16)の低気圧の通過から高気圧が沖に抜けることでオフショアを取り戻し、土曜日(10/18)にかけての風の弱まりとキープを期待できる東ウネリを狙える予報なので、今回もオンショアから始まる状況ながら、今のところこのタイミングのカレントの落ち着きやフェイスの整い具合いが狙い目になると思います。
日曜日(10/19)には早くも北東コンディションに戻る雰囲気があり、風によるウネリのリセットは対応できるサイズ感を保てるかもしれませんが、オンショアの強さからは余計なカレントを復活させながら風波のまとまりの悪さにヨレや重なりが際立つと思うので、アウトに偏った地形にとっても相性が悪く、広範囲な反応をキープしても距離を狙えない波が増える予想です。
全体的な地形の広がりはアウトのピークをキープしてくれそうですが、手前に残る深いセクションがミドル〜インサイドを分断したり、地形をバラけた仕上がりにしている状況でもあるので、現状で確保されている形や軽快に滑れるセクションにカレントが影響すると、いよいよ悪影響だけが残ってしまい、オフショアの順番が来てもカレントが解消された胸以下のサイズに対して厚いフェイスやハッキリしない反応が増えそうです。
最後に、水温ですが、水温も長くキープしていた24℃の温かさも外気の低下に伴ってゆとりがなくなっていて、余裕の20℃以上を維持しつつロンスプやシーガルが基準な状況で、フルスーツの対応が心強い雰囲気に変わってきました。


