一宮 波情報
※1日前の情報をサンプル表示
明日は南東ウネリの強まったハードなスタートとなる場所が多くなりそうだ
UPDATE 10/26 17:25
〈現状〉
前半の千葉北エリアは、比較的弱い北寄り~北東または北西風で、サイズはカタ~頭オーバー前後が中心。全域でアクション入る波はあり、△の場所はないが、広い範囲で十分、またはしっかりとしたサイズの波で遊べていた。ただし、一宮周辺は今朝もややハードなスタートとなっていた。
日中以降も北寄り~北西の風はさほど強まっておらず、片貝・新堤の△40やサンライズの△35をはじめ、エリア全域の多くの場所でアクション可能な波があった。
夕方も北寄り~北西風の吹く場所が多く、北部エリアではやや強まったが、引き続き全域の多くの場所でアクション可能となっている!また、片貝・新堤や志田下はハードながら△のコンディションで遊べており、太東でもsetは△の波がある!
〈気圧配置〉
明日の日本付近は、三陸沖の前線を伴った低気圧が急速に発達しながら北北東へ進み、日本の南にある前線上の低気圧は発達しながら北東へ進む見込み。また、日本海の低気圧が発達しながら間宮海峡付近へ進む模様。

〈風〉
前半は西寄り~北西、後半は東寄り~南東が吹く予報。
〈ウネリ〉
日本の東を発達しながら進む低気圧の影響で、強い南東~東寄りのウネリが続き、カタ~頭オーバー前後の場所が多くなる予想。
〈今後と狙い目〉
しっかりとした南東ウネリが続くことで、終日サイズの心配はなさそうだが、ハードなコンディションが続く場所もありそう。前半は北部エリアや片貝方面を中心に風が合う予報なので、中~上級者であれば遊べる波もあるだろう。なお、後半は風が南東にシフトしてくるため、一宮周辺の堤防北側のピークなどを中心にチェックするのが良さそうだ。
(sho)
☆観測スタッフのコメント
・今日のお昼頃に一宮ポイントの異なるピークで水温を計りながらサーフィンした2名のスタッフの感想です。
★スタッフ(Lore)
「11時(潮位100cm)頃の左側、面は良くなんとかやれるサイズ感でしたが、見た目より難しくて、まともに乗れませんでした。一宮がホームの上手いグランドマスタークラスの方はライトにしっかりと1アクション決めてましたが、自分は引っ掛からないダンパー気味やタルくなるブレイクばかりでテイクオフか少し滑れる程度でした。無難に太東へ行けば良かったな〜と思いました!水温は19.5℃で、自分はセミドライで丁度でした!」
★スタッフ(S50)
「12時(潮位97cm)、◯ァ◯◯前20.3℃。ヘッドランド寄りのレフトもありますが、少し離れたライトのファーストセクションがオススメです!最近ここで入るときはそこ狙ってます!」
※いつも通り、ローカルまたは近隣サーフチームへのリスペクトを宜しくお願い致します。
・今日の夕方前に一宮ポイントの北側駐車場に現れたベテランコンペティター菅原剛クンが、
「お昼前に左側でやったけど、1stブレイクがエグいからスリルのあるレイトテイクオフの練習が出来て俺は楽しかったよ。ほんとテイクオフにも技術が必要だよね。転がってる人を何人も見たよ。いいのはライトだね。レフトは全然ダメ。今度はまったりやりたい気分だから、エグくない(比較的ホレない)コッチに入ってくるよ。出来そうだよね。」
と言って北側方面(沖テトラとヘッドランドの間の狭いピーク)にエントリーしていきました!
※ここ北側方面の沖テトラとヘッドランドの間の狭いピーク(マグ間や根っこと呼ぶ人もいる)、地形が良くなり傾向です。
(Unity)
ビギナーアドバイス
明日は全域でサイズアップしたスタートが予想されます。早朝の情報をよく確認し、無理なエントリーは控えるようにしてください。
タイド
太東
今後の風と波(気象)
・一宮
更新予定時刻
07:00 / 11:00 / 18:45
プロサーファー週間地形レポートへ
週間波予想
10/26(日) 11:15
(sho)
期間前半は徐々にウネリが落ち着くが、後半は気圧の谷や低気圧のの影響で再びサイズアップ傾向となりそうだ
ウネリの期待度(千葉北)

28(火)

29(水)

30(木)

31(金)

01(土)
SAMPLE
10/28(火)
予想天気図
(AM09時)
気象庁Waveシミュレーター
(AM09時)
Noaa Waveシミュレーター
(AM09時)
発達した低気圧がオホーツク海をゆっくり東へ進み、高気圧が朝鮮半島付近に移動する模様。
オホーツク海を進む低気圧からの南東~東ウネリが続き、ムネ~頭前後の場所が多くなる予想。
風は終日北寄り~北西または北東が吹く予報。
ウネリは徐々に落ち着く見込みだが、前半を中心に北部エリアや片貝・新堤などはしっかりとしたサイズの波でコンディション良く遊べそう。また、一宮周辺も北寄りの風が次第に落ち着く予報の後半はコンディションが回復し、遊びやすくなる場所が増えてくる見込み。
10/29(水)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
高気圧が本州付近へ移動し、前線が日本の南にのびる模様。
発達しながら遠ざかった低気圧からのウネリは徐々に落ち着くが、前線に向かって吹き込む北東~東寄りの風波も反応してハラ~カタ前後の場所が多くなる予想。
風は終日北寄り~北東が強めに吹く予報。
北部エリアは終日風も合うため、幅広いレベルのサーファーが遊べるコンディションとなりそう。片貝方面や一宮周辺は強めに吹く北東風の影響を受ける場所が多くなりそうなので、片貝・新堤や各堤防の南側のピークをチェックしたい。
10/30(木)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
高気圧が日本の東へ移動し、引き続き前線が日本の南にのびる模様。
高気圧から前線に向かって吹き込む東寄りの風波によって、ハラ~カタ前後の場所が多くなる予想。
風は終日北東が吹く予報。
前日同様に北部エリアや片貝・新堤などは大きく面を乱されることなく遊べる波が続く見込み。一宮周辺は、引き続き北東風の影響を受けてしまいそうなので、各堤防の南側のピークをチェックしたい。
10/31(金)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
高気圧が日本のはるか東へ移動し、日本付近は気圧の谷となる模様。
高気圧から前線や気圧の谷へ向かって吹き込む東寄りの風波によって、ムネ~頭前後の場所が多くなる予想。
風は前半は北寄り~北東、後半は南東~東寄りが吹く予報。
ウネリは前日よりも多少強まり、北部エリアや片貝・新堤などは前半を中心に風も合う予報なので、遊びやすいコンディションが続く見込み。なお、後半は南東~東寄りの風の影響を受ける場所が多くなりそうなので、作田の堤防寄りや一宮周辺の堤防南側のピークをチェックしたい。
11/01(土)
予想天気図(AM09時)
波浪予想(AM09時)
低気圧が日本の東を北東に進む模様。
日本の東を北上する低気圧の影響による東寄り~南東ウネリが強まり、ムネ~頭前後の場所が多くなる予想。
風は終日北寄り~西寄りが吹く予報。
終日風はさほど強まることがなさそうなので、エリア全域で比較的コンディション良く遊べる波がありそう。ただし、南東ウネリの強まり方次第ではハードになる場所も出てきそうなので、十分注意して欲しい。
★気象庁発表の予報に基づいて予想しておりますが、その予報が変わると週間波予想も変わってくるため、毎日更新される最新の気象情報や週間波予想のチェックをお勧めします。
更新予定時刻
12:00
8日目以降の天気図/波浪予想
11/02(日) AM09時
11/03(月) AM09時
11/04(火) AM09時
11/05(水) AM09時
12日以降の波浪予想
11/06 (AM09時)
11/07 (AM09時)
11/08 (AM09時)
11/09 (AM09時)
UPDATE 10/17
皆さん、お疲れ様です!波情報BCM「プロサーファー週間地形レポート」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。
今回のチェック時に関しても日曜日(10/12)のような台風後の北西コンディションがあり、比較するとオンショアの余韻が目立っていましたが、やはりサイズとカレントの落ち着きは限られた狙い目になっていた状況です。
それでは、地形レポートです!
一宮
10/15水曜日の13時頃。満タンの潮止まりです。南西コンディションとはいかなかったものの、日曜日(10/12)の北西の風はここにとってのオフショアでもあったので、午後にかけての風の弱さは他のポイントよりも整ったフェイスをキープできていて、悪影響の少ない肩〜頭ブレイクを探せていたと思います。

この日の様子からも堤防周辺のカレントがアウトの広がりを誘導し、インサイドではビーチを削りながら深いセクションを残してしまい、落ち着いてからのサイズの対応にバラつきが気になりそうでした。

サンライズ
10/15水曜日の14時半頃。潮の動きは小さいですが引き始めです。ここに関しても、落ち着いては復活するオンショアの風波やそれに伴って強まるカレントによってまとまりの悪い波が目立っていて、地形にとっても広範囲な対応を取り戻しつつ、アウト重視な仕上がりが形をキープできない沖での余計なブレイクを増やしてしまい、北東の悪影響が少ないポイントながら必要以上の反応の広がりは左側の手前のエリアでもヨレや重なりを防げず、前回以降も基本的には厄介な対応が続いていた状況です。


各セクションが斑に繋がっていて、スムーズさを邪魔されるセクションが目立っているものの、サイズと潮時次第ではボードの浮力で距離を遊べる波や中間のコンパクトな形を残してくれそうです。
東浪見
10/15水曜日の16時頃。潮は引きに向かっていますが、ほとんど動きのない時間帯です。前回以降は日曜日(10/12)のカレントとサイズの落ち着きに素直な反応を取り戻したので、北西の風向きの変化や弱さに朝からの面ツルを狙え、午後にかけてキープした悪影響の少ない波は、北東コンディションに影響されて複雑さが残る地形の中にも乗り心地を遊べるセクションを探せていました。


アウトの広がりを使えるサイズや潮の動きに可能性があるものの、ポイント全域に条件が揃うコンディションはかなり限られると思います。
志田
10/16木曜日の12時頃。潮は上げに向かう満タンに近い時間帯です。前回以降の北東コンディションが必要以上のサイズを復活させたり余計なカレントをキープしていたので、上級者向けのオーバーヘッドの反応やお手軽な胸〜肩ブレイクにヨレや重なりを強めてしまい、せっかくのサイズをオンショアに台無しにさせていました。


しかし、この時の潮位にボヨつきはなく、ミドル〜アウトをメインにした対応や左側にかけてきっかけになる形が確保されていました。
太東
10/16木曜日の13時頃。潮は満タン寸前です。


夷隅
10/16木曜日の14時頃。満タンの潮止まりです。急な台風の接近を含め、10月に入ってからもオンショアが主体となったコンディションに気圧配置の入れ替わりやサイズの変化が激しく、他のポイントではアウト重視な広がりにミドル〜インサイドのまとまりの悪さやバラつきが目立ち始めている状況。



今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。
上記の通り、前回の更新頃の台風のウネリは予想より早めに落ち着いたものの、ほとんどの日がオンショアのヨレやカレントの重なりによって形のまとまりを邪魔されてしまい、控えめな勢力でしたが似たコースで接近した台風コンディションの連続に後半の期間もクローズな景色を増やされていて、ここ数週間でアウト重視に広がった各地形に対して狙う必要のない沖のブレイクが厄介な反応だった印象です。
残念な事に予想していた南西コンディションがなくなって信用できる狙い目を失っていましたが、日曜日の北西コンディションと風の弱まりにサイズとカレントの落ち着きがあり、ミドル〜アウトの対応をキープした面ツルの胸〜肩ブレイクでお手軽な形や乗り心地を楽しめたと思います。
日・木曜日ともにサイズダウンの傾向がお手軽な雰囲気を取り戻しつつ、引きのタイミングのまとまりの悪さになったり、ハッキリしないピークやブレイクを目立たせていましたが、バラけた地形にも形のきっかけを残していたので、長距離を狙える波は少なくても滑りのいいフェイスや乗り心地を楽しめるセクションを探せていた様子です。
さて、この先の波は波にとっては木曜日(10/16)の低気圧の通過から高気圧が沖に抜けることでオフショアを取り戻し、土曜日(10/18)にかけての風の弱まりとキープを期待できる東ウネリを狙える予報なので、今回もオンショアから始まる状況ながら、今のところこのタイミングのカレントの落ち着きやフェイスの整い具合いが狙い目になると思います。
日曜日(10/19)には早くも北東コンディションに戻る雰囲気があり、風によるウネリのリセットは対応できるサイズ感を保てるかもしれませんが、オンショアの強さからは余計なカレントを復活させながら風波のまとまりの悪さにヨレや重なりが際立つと思うので、アウトに偏った地形にとっても相性が悪く、広範囲な反応をキープしても距離を狙えない波が増える予想です。
全体的な地形の広がりはアウトのピークをキープしてくれそうですが、手前に残る深いセクションがミドル〜インサイドを分断したり、地形をバラけた仕上がりにしている状況でもあるので、現状で確保されている形や軽快に滑れるセクションにカレントが影響すると、いよいよ悪影響だけが残ってしまい、オフショアの順番が来てもカレントが解消された胸以下のサイズに対して厚いフェイスやハッキリしない反応が増えそうです。
最後に、水温ですが、水温も長くキープしていた24℃の温かさも外気の低下に伴ってゆとりがなくなっていて、余裕の20℃以上を維持しつつロンスプやシーガルが基準な状況で、フルスーツの対応が心強い雰囲気に変わってきました。


